裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

ゆくすえ

2009年12月04日 11時50分25秒 | Weblog
稚拙すぎる・・・
ここまで頭が悪いとは誰も気付かなかったわけですが、本当に大丈夫なんでしょうか?
なにより、覚悟が据わってない。
激しくがっかりさせられつづけてます。
「一大事をまかされている」という肝を据えた態度がほしいです。
国民は今回のチョイスで、「交代を望んだ」というよりは「次回の選択のために、一度試させてみよう」というスタンスで彼らを舞台に上げたわけです。
旧来のものよりはマシだろう、という淡い期待もありました。
かく言うぼくもほんの少し期待してたわけですが、交代直後にこのブログで予言した「大掛かりな失敗」の兆しがこう早々と顕在化してこようとは思ってませんでした。
新大統領を頂いたアメリカなどを見てると、露見した大失敗や古い悪癖というものを一気に片付けて、早くも新しい時代に向かおうというダイナミズムが構築されつつあるわけですが、我が国にはそれがありません。
思想がなさすぎます。
ディテールがあるだけで。
国民ウケする細かいところをちょこちょことテクニカルにいじってるだけで、大きな戦略というものがまったくない。
旧来の、まったくひどいシステムの「認識」と「処方箋づくり」にいまだ手間取ってる、というハンディキャップを加味しても、この能力のなさには驚くばかりです。
国民も、もっと露骨な物言いで叱咤してやらないと、彼らにとっての次回のチャンスは致命的に失われかねないのでは?と心配になります。
ぼくは「情報公開」というただ一点で彼らをチョイスしました。
二大傑物には、等質等量の武器(情報)を持たせなければ、フェアに競い合うことなどできない、と常々思ってたからです。
そののちに、真の選択は行われるべきなのです。
今回は、失敗してもいいから実験と割り切って、やり方を見せてもらってるだけ。
そこの本質の部分を本人たちが理解してくれてないのが、いちばん悔しいところです。
ただ、もう旧来のひとたちにまかせようなどというチョイスはありえないので、しばらくは様子を見るしかありません。
新しいひとたちに早いとこ成熟してもらわないと、本当にこの国の没落は超加速的らせん軌道に乗ってますよ(やがて、ではなく、すでに、乗っている)。
頭を使う以前に、頭を冷やせ、と言いたいです。
つか、このままいけば、分解→再集結という流れ以外にありえないんで、むしろとっとと逝きつくとこまで逝ってほしい。
バカをさらしきって、あきれ果てられてほしい。
で、ガラガラポンして、「リベラル」と「保守」という大きな二種類の色を結晶化させて、「民主主義」という、いまだかつてこの国に存在したことのなかった思想を体感してみたい。
これは、見果てぬ夢でしょうか?

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント
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