徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

オスカー監督

2006-08-14 19:41:41 | LB中洲通信2004~2010
家に帰り1時間ほど横になり、八王子に向かう。
帝京大学の近くにあるFUNフットサルクラブで行なわれたFUN7周年記念大会。この大会の招待クラブである、日本初のプロフットサルクラブ、大洋薬品/BANFFの監督、眞境名オスカー監督を取材。まずはマネージャーの富田さんに挨拶し、とにかく炎天下としかいいようのない中でのゲームを見る。そして午前中のゲームの合間を縫ってオスカー監督に、日本におけるフットサルの伝道者である自分、監督という仕事、プロクラブの展望などをお聞きする。
大会は午前中の予選リーグを経て、午後からは決勝トーナメント。予選は僅差の勝利もあった大洋薬品/BANFFもトーナメントに入ると爆発的な強さを発揮して勝ち上がっていく。これについてはオスカー監督も折り込み済。「プロチームだからといって(それほどプロとアマの差がない現状では)いつでも10-0で勝てるわけではない」。しかも“プロである”BANFFに対しては相手チームいつでもガチンコで勝ちに来る。だからこそ大事のは結果。「まずはディフェンスを強化して1-0でも勝つ」その言葉通り、無失点で決勝まで進んだのもさすがだ。
決勝の相手はこれまた招待クラブで、準決勝でBANFF NAGOYA(画像)をPK戦で下した“関西の古豪”MAG'S Futsal Club。さすがに圧された時間帯(と言っても10分ハーフだけれども)もあったけれども、難なく優勝。それにしても、大会得点王になった森岡さんの迫力もなかなかのものだったけれども、日本代表でもあるゴレイロ(ゴールキーパー)定永さんの声はすごいね。さすが代表って感じだ。
朝日新聞にも大きく取り上げられ、「する」スポーツの代表格であるフットサルだけれども、決勝トーナメントは「見て」も楽しめたゲームが多かった。さすがにどこを見回しても「プレーヤー」ばかりだから雰囲気は辛口だけれども、決して「する」だけのスポーツじゃないと思うな。さすがに熱狂的なファンがいるのはわかる。今年中に参加クラブが決定・編成され、来年9月には全国トップリーグがスタートするフットサル。期待したいと思う。

大会終了後にオスカー監督にピッチ中央に立っていただき、扉用のメインカットを撮影。いい写真が撮れたと思う。オスカー監督もスマイリーな感じの人なのだけれども、すごくいい顔をしている。ゲーム中のオスカー監督の顔もかっこいいよ。ああいう写真を見るとカメラマンの仕事が羨ましくなる。
ということでレポートは10月号掲載。

それにしても午前中は倒れそうだった。ずいぶん日にも焼けた。

桑名正博・ジョー山中・安岡力也『武勇伝 男は、誰のために、何を守るために戦うのか』(ごま書房)、久石譲『Ⅰ am 遥かなる音楽の道へ』(メディアファクトリー)『パラダイス・ロスト』(パロル社)『感動をつくれますか?』(角川書店)、『久石譲ザ・ベスト・コレクション』、『Kids Return』購入。

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