『ドラえもん』8月8日放送分の第116回(通算138回)は、「誕生日は計画的に」と「人生やりなおし機」」が放送された。
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
今回も前回と同じく、「ひみつ道具クイズ」から。OPが復活、EDはあっという間に廃止。盆踊りって、お盆にやるものじゃないの?
・「誕生日は計画的に」
8月7日は、のび太の誕生日。今日は8日だが、まあいいか(笑)。パパがくれるプレゼントは、毎年期待はずれ。今年こそは…と思うものの、心配でしょうがない。パパが戻って来るのは夕方と言うことで、それまでの時間が長いったらありゃしない。
そんなわけで、ドラえもんが出したのは【タイムワープリール】。その時間まで待てない…という時の道具は、【時間貯金箱】があるが、【貯金箱】はその時間までの時間を“貯め”て、貯めた時間をあとで引き出せるのに対し、【ワープリール】は、その時間に自分だけ飛ばされて、実際には経過している時間を感じないだけ…と、かなりの違いがある。
気を紛らわすために、外へ。空き地でジャイアンとスネ夫が遊んでいる。ジャイアンはのび太が誕生日だと言うことで、迷惑な歌のプレゼント。スネ夫はラジコンで遊んでいたので、電池(笑)。ジャイアンの歌の正直な感想を言ってしまったので、当然追い掛けられる。リールを使っても、ワープしたのは殴られた後の時間。
しずかちゃんの家へ。外出中なので上がって待つが、リールを巻いているうちに帰って来ていた。「突然」に見えるが、それはのび太だけ。また巻いてみると、ちょうど帰るところ。全然遊んでいないように見えるが、それは勝手にワープしたのび太だけ…という具合に、使えば使うほど損をする道具に見える。
今年のプレゼントは偉人伝。つまらないので、リールを巻いて来年へ。また欲しくないプレゼントなので、どんどん巻いていく。そして、ロボットの犬が登場。これは欲しい…と思うものの、もうのび太は大人になっていた。中学・高校…と、まったく経験しないまま、ノビスケという小学生の子どもがいる大人に。もちろん、リールを逆に巻くことは出来ない。タイムワープは未来にしか進めない。
さようなら、ドラえもん…ということにはならず、偶然偉人伝が落ちてリールが壊れ、ジャイアンに殴られた後の時間に戻る。
今年のプレゼントは、とっても嬉しい偉人伝でした、とさ。
・「人生やりなおし機」
ママの友人が、子どもと一緒にやって来た。子どもは4歳だが、ひらがなも書けるし、簡単な計算も出来る。それを見て、のび太は名前を漢字で書けるというし、二桁の足し算・引き算に加え、九九も出来ると自慢。何て子どもなんだろう(笑)。
原作では、「小学四年生」(1977年4月号掲載)の作品なので、のび太の設定は4年生。なので「四歳と四年じゃたった一字の違いじゃないか!」という名言(迷言?)があったが、新ドラは2年目から5年生に進級(?)したので、カット。どうせなら、子どもを5歳にして欲しかった…が、5歳にしては幼い気もする。
というわけで、現在の知力・体力のまま、4歳の頃に戻るのび太。名前を漢字で書けたり、簡単な算数が出来たり。ママやおばあちゃんも知らない天才振りを、偶然通り掛かった「天才教育研究会」の人が認め、「小学2年生程度」の知力・体力と言うお墨付きを得る。「天才教育研究会」とは胡散臭いが、ママたちは当然ながら喜ぶ。
ここで疑問なのは、昨日までまったくそんな素振りを見せなかったのに、なぜ急に出来が良くなったのか、を不審がらないのだろうか。また、まったく勉強をしないので、進級するごとにメッキが剥げていくわけだが、天才の兆しがあるのなら、なぜ英才教育を施そうとしないのか。何もしないで天才(?)になったので、何もしなくても勝手に勉強が出来ると思っていたのだろうか。ドラえもんの【タイムテレビ】で、未来のパパやママが「育て方を間違ったのか…」と泣いていたが、実にその通りである。のび太の慢心とも言えるが、もともと「小学2年生程度」の知力なのだから、それは大人が導かなければ。
「末は博士か大臣か…」なんて言っているだけじゃなくて、それなりの教育を受けさせなければ。「義務教育」なんだし。
で、現在に戻ったのび太は、良く分からない勉強をし始めた。まあ、しないよりはマシ?
次回8月15日は、「石器時代のホテル」の予定。原作は冒険短編だが、スネ夫が王様になる話らしい。
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今回も前回と同じく、「ひみつ道具クイズ」から。OPが復活、EDはあっという間に廃止。盆踊りって、お盆にやるものじゃないの?
・「誕生日は計画的に」
8月7日は、のび太の誕生日。今日は8日だが、まあいいか(笑)。パパがくれるプレゼントは、毎年期待はずれ。今年こそは…と思うものの、心配でしょうがない。パパが戻って来るのは夕方と言うことで、それまでの時間が長いったらありゃしない。
そんなわけで、ドラえもんが出したのは【タイムワープリール】。その時間まで待てない…という時の道具は、【時間貯金箱】があるが、【貯金箱】はその時間までの時間を“貯め”て、貯めた時間をあとで引き出せるのに対し、【ワープリール】は、その時間に自分だけ飛ばされて、実際には経過している時間を感じないだけ…と、かなりの違いがある。
気を紛らわすために、外へ。空き地でジャイアンとスネ夫が遊んでいる。ジャイアンはのび太が誕生日だと言うことで、迷惑な歌のプレゼント。スネ夫はラジコンで遊んでいたので、電池(笑)。ジャイアンの歌の正直な感想を言ってしまったので、当然追い掛けられる。リールを使っても、ワープしたのは殴られた後の時間。
しずかちゃんの家へ。外出中なので上がって待つが、リールを巻いているうちに帰って来ていた。「突然」に見えるが、それはのび太だけ。また巻いてみると、ちょうど帰るところ。全然遊んでいないように見えるが、それは勝手にワープしたのび太だけ…という具合に、使えば使うほど損をする道具に見える。
今年のプレゼントは偉人伝。つまらないので、リールを巻いて来年へ。また欲しくないプレゼントなので、どんどん巻いていく。そして、ロボットの犬が登場。これは欲しい…と思うものの、もうのび太は大人になっていた。中学・高校…と、まったく経験しないまま、ノビスケという小学生の子どもがいる大人に。もちろん、リールを逆に巻くことは出来ない。タイムワープは未来にしか進めない。
さようなら、ドラえもん…ということにはならず、偶然偉人伝が落ちてリールが壊れ、ジャイアンに殴られた後の時間に戻る。
今年のプレゼントは、とっても嬉しい偉人伝でした、とさ。
・「人生やりなおし機」
ママの友人が、子どもと一緒にやって来た。子どもは4歳だが、ひらがなも書けるし、簡単な計算も出来る。それを見て、のび太は名前を漢字で書けるというし、二桁の足し算・引き算に加え、九九も出来ると自慢。何て子どもなんだろう(笑)。
原作では、「小学四年生」(1977年4月号掲載)の作品なので、のび太の設定は4年生。なので「四歳と四年じゃたった一字の違いじゃないか!」という名言(迷言?)があったが、新ドラは2年目から5年生に進級(?)したので、カット。どうせなら、子どもを5歳にして欲しかった…が、5歳にしては幼い気もする。
というわけで、現在の知力・体力のまま、4歳の頃に戻るのび太。名前を漢字で書けたり、簡単な算数が出来たり。ママやおばあちゃんも知らない天才振りを、偶然通り掛かった「天才教育研究会」の人が認め、「小学2年生程度」の知力・体力と言うお墨付きを得る。「天才教育研究会」とは胡散臭いが、ママたちは当然ながら喜ぶ。
ここで疑問なのは、昨日までまったくそんな素振りを見せなかったのに、なぜ急に出来が良くなったのか、を不審がらないのだろうか。また、まったく勉強をしないので、進級するごとにメッキが剥げていくわけだが、天才の兆しがあるのなら、なぜ英才教育を施そうとしないのか。何もしないで天才(?)になったので、何もしなくても勝手に勉強が出来ると思っていたのだろうか。ドラえもんの【タイムテレビ】で、未来のパパやママが「育て方を間違ったのか…」と泣いていたが、実にその通りである。のび太の慢心とも言えるが、もともと「小学2年生程度」の知力なのだから、それは大人が導かなければ。
「末は博士か大臣か…」なんて言っているだけじゃなくて、それなりの教育を受けさせなければ。「義務教育」なんだし。
で、現在に戻ったのび太は、良く分からない勉強をし始めた。まあ、しないよりはマシ?
次回8月15日は、「石器時代のホテル」の予定。原作は冒険短編だが、スネ夫が王様になる話らしい。
