花の少ない冬期になり、庭玄関や庭の色合いがわるくなってきたので、久しぶりに花苗の大量仕入れをおこなったが、その一部を紹介したい。
この花も昔から見る姿は、縦長のすらりとしたものであったが、最近は“ずんぐりむっくり”のこんな姿が市場を賑わせている。 これも悪くはないし、切り花とはならないが、用途によってはふさわしいかも知れない。
「ハボタン(葉牡丹)」
今年も玄関先にいつもの「ハボタン」が見られる季節がやってきた。
「センコウハナビ(千紅花火)」 “新種“登録 第1360号
よく似た花に「センニチコスズ(千日小鈴)」と言う花があるが、これを更に改良した花のように見える。 それにしても、美しくなったし、しゃれていて、とてもよい名前を付けたと思う。 「・・・モドキ」とか、「イヌ・・・」などの安易な名前は花に失礼ではないかと思ってしまう。
「ユーフォルピア・ホワイトラブ」 “新種“登録 第1361号
「ユーフォリピア」名の付く花は多いが、この花は「ユーフォリピア・ヒベリキフォリア」を小さくした物であって、“新種”とするには要努力と最初は思ったが、購入した時点では上の「センコウハナビ」の裾を飾る姿がとてもいじらしく感じたので、いつもの独断と偏見で“新種”としたもの。 ・・・かなりの“えこひいき“と知りつつ・・・!。
「ビデンスハッピーシャイン」となっていたので購入したが、今までの「ビデンス」とは花や葉の茎の長さが極端に短い以外に変化はないようなので、”新種”にすることは止めにした物。 昇格にはもうちょっと努力しなさいと言われた”シャイン”(社員)はどんな顔をしているだろうか?。
「チェカーベリー」という、現代的名前で流通しているようだが、どちらにしても、私が初に耳にする場合は和名を基準名にしているので、ここは文字数が少なく、耳障りのよい「ヒメコウジ」を基準名とした。 花をよく見ると、10本くらいの苗で構成されており、白と赤のみは別の木になっている。
本日一番の美人で、目にした瞬間籠に入れていた。
植物園でしか見られないかと思っていた花ではあるが、今や我が家の庭の一員になるとは、“隔世の感“とはこのことだろうと、感慨深いものがある。
「ウインターコスモス」と「ビデンス」は同じものであるが、これは両者と少し様子が異なる。 あまりにも似た花が続出して、調べる気力が減退してしまう。
これらを使った、玄関先を飾る、寄せ植えの一例。
大量の花苗を買い込んだが、結局”新種”として登録したのは、4種でしかなく、登録合計は1362種となったに過ぎなかった。
以上
「新種の発見」は木燃さんの生き甲斐であり無趣味の僕には羨ましくもあります。
過去のブログから最近の「新種」は人間の手で簡単に作られていると聞いたのは僕が間違って理解しているのでしょうか?
花も生き物です。先日テレビで人を恐れるあの狼が遺伝子改良で犬のように人懐っこい狼に改造された映像を見ました。(日本ではなかったがロシア?)
商売用に作られた花に価値は在るのか疑問です。蘭の種類の多さには驚きです。綺麗で見事ですから問題ないのでしょうね。
その通り、”新種”発見が私の今の生甲斐になってます。この探索には骨身も金も惜しまないつもりです。 ですが、残念なことに最近見付ける”新種”は園芸品種、金儲けのために作られた花が一段と多くなり、それを嬉々として集め、それを分類して喜ぶ事は、かなり、次元の低い事のように思えてきたところです。 しかし、これが生甲斐として、1400種に手が届く所まで来てしまったので、今更引くに引けない状態なのです。 他人から見たら、なんと馬鹿げたことをやってると、言われましょうが、今、止める訳には行かないのです。 そう長くないこの老い先、やるしかないと思ったりもしています。 これに変わる生甲斐はもう見つからないでしょうからねー!。
大枚を叩いて”新種”らしきを買ってきても、 艶やかな花はその中にはほとんど無く成ってきて、質素な花ばかりになります。 このために、高い経費をかけたようでも、庭は明るく弾むような状態にはならないのです。