黒部平 黒部ダム(黒四ダム) トロリーバス
2012.08.06(月)、「立山黒部アルペンルート通り抜け」 の旅もエンディングが近づいて来た。今回はその本命と目される「黒部ダム」である。たかが人造湖、電力会社の仕事の一部ながら、その困難な工事を偲び、裕次郎の映画などでの知名度は高く一度は尋ねたいところではある。
変わり易い山の天気もどうにか雨の心配はなくなり絶景が見られることを祈りつつ下りて行った。
「黒部平」
どのくらいの広ささがるのかさえ、感じる時間も無くケーブルカーの乗り場へと急がされた。
ケーブルカーを降りるとそこは、「黒部川第四水力発電所用アーチ式ダム」・・・関西電力
堰堤高さ:186m(国内一位)、長さ:492m、総貯水量:約2億トン
期間、時間限定の「観光放水」。放水量10~15ton/sec
真上から見た観光放水
ダム下流域
雄大な放水を間近で見る。
絞り開放、シャッタースピード1/2000としたが・・・・・
ダム((標高1470m)から扇沢(1433m)まで下りるための全線トンネルのトロリーバス乗り場への入口。
「扇沢」に到着したトロリーバス。関西電力の所有する構内を走るためか、車両番号札が付いてない”脱法トロリー"だ!。
以上でこの旅のハイライトは完了であるが、「アルペンルート」の全貌を、ここでもう一度乗り物等ををまとめてみよう。
① 立山駅 (標高475m) → ケーブルカー(1.3Km7分) →
② 美女平 (977m) → 高原バス(23Km50分) →
③ 室堂 (2450m) → トロリーバス(3.7km10分) →
④ 大観峰 (2316m) → ロープウエー(1.7km7分) →
⑤ 黒部平 1828m) → ケーブルカー(0.8km5分) →
⑥ 黒部湖 (1455m) → 徒歩(ダム堰堤上を0.6km) →
⑦ 黒部ダム (1470m) → トロリーバス(6.1km16分) → 扇沢(1433m)
・・・・と多彩な乗り物には乗れたし、絶景は天候の加減で半分ほどしか見られなかったが、まずまずであった。ただ、それぞれのポイントでの滞在時間としては、室堂での2時間弱を除き殆ど無く、極めて忙しい旅であったと思う。添乗員としては、秋の超大混雑の経験があってか、早く乗せてしまうことが、必要との判断も解るが、私にはもう二度と来る事はないであろう事から、ゆっくりシャッタを切る時間がもう少し欲しかったのである。
旅の記述としてはこれにて完結とするが、20種に及ぶ花については、花図鑑への追加と共に追ってブログに投稿したいと思っている。
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