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木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1665 散歩の道すがら

2017-09-11 08:00:00 | 野原の花

  体調不良と夏の暑さで、ビールを美味しくするための散歩を“さぼって”いたが、先日の「白馬五竜高山植物園」での無様な姿に、やはり日頃から歩いて、体を動かし続けないと、「使わない器官は退化する」を実感したので、散歩の重要性を再認識していた。 2017.09.04(月)ようやく涼しくなり、体調も悪くないので、久々にコンデジカメラを持っての散歩としゃれ込んだ!。 

 私の散歩コースは、我が家の裏手の「三滝川」沿いの堤防を歩くのであるが、その川の北側を今建設中の「新名神」が通るので、その進捗状況をカメラに納めたいし、また、先日来「北アルプスの恵み満喫の旅」において、友から借りたコンデジのある場面での優位性を感じたので、その実用テストとして、私の持つバカチョンカメラを試すことおも考え合わせ実行したのである。 

 試用カメラは購入してから、少なくとも10年は経過しているという、骨董品級のIXY-Digital(Canon)であるから、今市場にある物と比べれば、これこそバカチョンカメラ、オモチャみたいなレベルであるから、参考になるとは限らないが、先ずはその実力を確認したかったのである。今回の当ブログは全てこのカメラで散歩中に撮影したもの。

 

1. 新名神の工事状況

① 「B&G海洋センター」から西方に見える部分

右のピークは「御在所岳(1212m)」、中央やや左奥は「鎌ヶ岳(1161m)」。 

 

 ② 我が団地から北西に見える部分

 

 ③ 団地の北側に見える部分。 あと1~2年で開通のはずだが・・・・・?。 手前の道路は国道新477号で四日市方面への取付道路。 奥が新名神道。

  

 ズームアップには物足りない感じがするし、ピントも甘いが、ピンボケは出来難い、正に“バカチョン”丸出しであり、良くも悪くも無い平板な写真である。 無理をすれば、使えない事は無いが、今市場にあるカメラの実力がどんな状況なのかを知りたくなる。

 

2. 道端に咲く花の近接撮影

 次に、私の撮影に於いて、最も撮影数が多い、花のクローズアップがどうかを試して見る。 撮影に失敗しても、経費の掛からない手段として、被写体は散歩道、三滝川堤防付近に自生する、雑草や木々を撮る。 

 

「ク   ズ (葛)」

 花にピントを合わせたつもりであるが、全体にピントがあっているが、甘いのは上の遠景写真と同じく、このカメラの問題だろうか?。 なお、根本的な問題であるが、この際は立体感のない写真「図鑑的写真」となる事は、気にしないことにする。

 このように二つの主役がある場合は、通常のカメラの場合は二つの花がレンズから均等の距離になるように微調整をしなければ成らず、移動しつつ何枚かを撮る癖がついているが、コンデジの場合は焦点深度が深いから、一発で決まり極めて効率的ではあるが・・・?。

 

「ウ ル シ(漆)」

 被写体の色合いが違えばある程度引き立つ(上の「クズ」の写真)が、下の写真のように、同系統の色合いになると、主題が何だかさっぱり解らなくなり、ここは背景をボカすべきと考える。 その代わりに、ここに通常使用のレンズを使えば葉の部分にもボケがかかるので、ピンボケ写真と見られるかも?、痛し痒しである。

 

  結論としては、こんな場面では、ピンボケ写真と指摘されても、葉や花の一部がボケても、明らかに通常のレンズを使うべきと考える。

 

「ヘクソカズラ(屁糞葛)」 or 「サオトメバナ」

 バカチョンでは、このような小さな花にピントをシャープに合わすのは難しい。殆ど不可能。合ったとしても、それは偶然の産物でしかない。 但し、通常のカメラでは、一つの花にピントを合わせた場合、少し離れた花は必ずボケることを覚悟しなければならない。

  

「マルバルコウ(丸葉縷紅)」

 主題が小さいと、うるさい背景に埋没してしまい、何が何だかさっぱり分からない写真になる。 写真として重要な「花心」の部分がボケているのは、致命的欠陥と私は思っていたが、世間一般はどうなのか?。全体にピントが合う方がよいのだろうか?。

 

「ヤ ブ ラ ン(藪蘭)」

 こんな場面では、多少甘いのは目をつぶれば、全体にピントが合い、問題の少ない写真となるが。

 

「ク    リ (栗)」

 同上。 「図鑑的写真」の典型例。 極めて雑然とした写真。 こんなのがよいとする人がいる以上、この写真をを捨てる訳にも行かず・・・・???。

 

「センニンソウ(仙人草)」

 今市場にあるカメラなら、もっと近寄れるが、このカメラではこれが限界のようだ。 このカメラに欲をいってもどうにもならないが、 解像度がいまいちなこともちょっと気に掛かる。  

 

「ウ   ド (独活)」

 花の詳細がぼやけているので、「花写真鑑」に追加登録したいが、これではねー!。 ズームアップの場面でレンズの性能が問題かも?。今売られている機種なら、もっとシャープにピントが合うのだろうか?。

 

3. 結論 

  上記の如く、奥行きの無い写真、主題がかすむ写真ながらも、コンデジにも長短があり、その都度の場面によっては、使えることがあるとはっきりした。 ポケットに入るので、あまり邪魔にはならないが、だからと言って明日から持参とは行かない。 やはり格段に進歩した今のカメラで試さないと、本当のことは解らないかも知れないから。  余計な事だが、新コンデジが良すぎて、今のカメラを使わなくなる恐れは無い?。

  先に、超マクロ撮影に於いて、コンバージョンレンズを使い高倍率望遠のコンデジに装着して撮影すると、更なる「最大撮影倍率」が得られるとあって、その用途にも合い、且つ、予備カメラとして必要な機能をもつコンデジを捜した経緯もあるが、この欲の深い欲求に合うカメラが市場には無く、頓挫している。 そこに新たにこの要求が出てきたので、用途を分割するなど、改めてコンデジを考えたいと思っている。

                    ひとまず 以上

 

                                                                                                  

 


1629 ささゆりの里 亀山市

2017-06-08 08:00:00 | 野原の花

  2017.06.06(火)、ご近所の奥さんから、ささゆりが見頃とのTV報道があったと、家内が聞いてきた。場所は何処かと聞いたが、口では言いにくいので、車で連れて行くという。 隣の奥さんと二人っきりかと思ったが、現実はそう甘くはなかった。 

  場所は亀山市楠平尾と言うところであり、旧国道一号線を下り、JR亀山駅前を過ぎた少し先で左折し、野村橋を渡って道なりに進み、鈴鹿変電所を過ぎた辺りにササユリの里はあった。 目印になるものは何もない山中であるが、ささゆりの季節には、地元の保存会の皆さんが、旗や看板を立てているのですぐに分かった。 (入場料 ¥200) 

  

「サ サ ユ リ(笹百合)」    “新種”登録 第1536号

 名前は昔から知っていたが、今まで出会うことがなく、今回初めて実物とのご対面と相成った次第。 何と美しいことかと、今更ながらの感動を覚えた。

   ピンクがかってはいるが白い花もあるので、日当たりや場所により違うのかと思ったが、 正しくはどうなのか分からないが、咲いて時間が経つと白くなるようだ。

 

 

 “あるく姿は百合の花”というが、 これぞ和服美人の姿とほれぼれした一瞬。 

 

 

 

  

 “新種”発見!!!。

 「ネ ジ キ(捩木)」   “新種”登録 第1521号

「ドウダンツツジ(満天星躑躅)」 や「ア セ ビ(馬酔木)」に似るが別の種である。

  本件、登録番号が少し前の番号になっているが、これは先に、同じ花を誤って重複登録したので、欠番としていたが、ここで補充をしたことによる。

 

 「ナ ツ ハ ギ(夏萩)」   “新種”登録 第1537号

  普通に咲く「ハ  ギ(萩)」 と見比べても、外見上は違いが見つからない。 決定的に違うのは「萩」は秋の七草であり、初秋に咲くが、この花はその名の通り今咲くのであった。

  

 

 「コ ア ジ サ イ(小紫陽花)」  

  “新種“ではないが、美しく咲いていたので、撮ったのであった。 

 

                       以上

 

 


1599 御池沼沢植物群落

2017-04-27 08:00:00 | 野原の花

  植物好きであり、花の写真を集め「花写真鑑」を作成している私のためにと、友が見付けて連絡をくれていた。 一ヶ月ほど前に場所の確認を兼ねて訪れたが、まだ時期尚早であった。 2017.04.16(日)四日市に用があり出た帰り道、カメラを持参していたので、訪れてみた。

  

 御池沼沢植物群落{国指定天然記念物}

   四日市市西坂部町2844-18 

文化遺産オンラインによれば・・・・

湿原と溜池及び湿林とより成る。タテヤマリンドウ、コタヌキモ、ヌマイヌツゲ、ヌマスケ、ミカワタヌキモ等の湿地性植物多く、特に高山寒地性のヤチヤナギは自生の南限の一つにあたるものと認められる。その他、食虫植物と沼沢植物の種類に富み植物学上貴重な群落である。

湿原・沼及び湿生林の3区画に分けられている。標高わずか35メートルの低地にありながら、寒地性のヤチヤナギ群落、暖地性のミクリガヤ群落等の自生地として昭和27年に指定、51年に追加指定されているが、昭和53年11月、さらに湿地の隣接地1,312平方メートルを追加指定

 

  東部と西部に分かれているが、以上が東部であり、下の写真の林の部分が西部になるが、西部は鍵がかかっており、駐車場に入れないので今回は訪れなかった。

 

 

 全般に春はまだ浅く、地を這うような、小さな花のみが咲いていた。

 「ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)」

 

  

 「カラスノエンドウ(烏豌豆)

 

  

 「ハコベ(繁縷)

 

  

 「ス  (菫)

 

 

  

 「ス  酸い葉)

 

  

 「タネツケバナ(種漬花)

 

  

 ヘビイチゴ(蛇苺)

  

   「シロバナタンポポ(白花蒲公英)

   

 「ヂシバリ(地縛り)」

 

 

  いつもの野原の花ばかりではあり、文章が殆ど無いが、これで春の始まりの紹介になればと思う。 もう少し暖かくなれば、私の「花写真鑑」にまだ登録の無い花に出会うと思うので、再度訪れたいと考えて居るが、ここは直に雑草が生い茂り、底なし沼とは書いてないが、かなり深いところがあり、細長い動物もいるようなので、噛みつかれないように、心して入らねばと思っている。

                            以上

 

 

 


1501 道々の花(28-02)

2016-05-27 08:00:00 | 野原の花

  湯の山温泉の近くに江野という地名の小高い丘があり、ここが我が家の「ワラビ」を取らせて頂いてる所なのである。今日はその運転手で、通常は近くの喫茶でコーヒーを頂くのであるが、天気も良く久々に野の花を撮ってみようとしたのであった。 春爛漫の季節、野には多くの花が見られた。2016.05.19 撮影)

  

「ウツギ(空木)」

  「ウツギ」とは、茎の中に穴があることから付いた名前らしい。 “卯の花の匂う垣根に~”と歌にあるのはこの花のことだそうな。

 

  

「キキョウソウ(桔梗草)」

 「キキョウ」とは縁もゆかりもない花である。 花の色と形が似るのみで、花は小さく気品もないので、「キキョウ」にとっては迷惑千万なこととお察しする。

 

  

「ニワゼキショウ(庭石菖)」

  この花は紫の花が必ず近くに咲くことになっているらしい。 白のみ、または紫単独で咲いているのは見たことがない。

 

 

「キツンレアザミ(狐薊)」

 「アザミ」の中でも、棘の全くないので、「キツネ」がついたらしい。

  

「イヌガラシ(犬辛子)」

 「イヌ」が付くからには、辛くないのかもしれない。

  

 「ノバラ(野薔薇)」

  

「イボタヒョウタンボク(水蠟瓢箪木)」

 一本の木に白と黄色の花が咲く。

  

 「ハハコグサ(母子草)」

  

「ハルジオン(春紫苑)」

 睡眠導入剤ではない。

  

 「コンペイトウグサ(狐の牡丹)」

 緑の「金平糖(実)」が出来ている。

  

「タケニグサ(竹似草)」

 花はまだ先であるが、「花写真館」に葉が載せてないので、撮ったもの。

  

「コマツヨイグサ(小待宵草)」

 「ヒメマツヨイグサ」と違って、繁殖力が極めて強く、荒地を好んではびこる、北アメリカからお出でになった、午後から咲く、帰化植物である。

 

 

                              以上 

 

 

 

 


1464 男山の植物

2016-04-04 08:00:00 | 野原の花

  京都の神社仏閣でまだ訪れたことのないところ、そして少し早いが桜を求めて回っている。 その途上で「石清水八幡宮」に参ったところ、その本殿への参道に目新しい植物を見かけたので、集めてみた。  この参道は緩やかではあるが、足の弱った私には厳しく、格好の足安めとなるので片っ端から撮りまくった。

 その中には、私の「花写真館」にまだ登録のない花(以下“新種”という)を見つけたので、心して見て歩いた結果、大きな収穫があったので特記する。 我が家の周辺では、野原を詳細に見ても、“新種“に出会うことは、極めて稀であるが、ここは”新種“の宝庫にも見えてきて、足腰の痛み忘れる瞬間もあり狂喜したしだい。

 ここ「石清水八幡宮」は「男山(別名:鳩ヶ峰)」という、標高143mの山上にあり、ケーブルカーもあるが、山の周りを半周するように、表参道があり、その道すがら野草を撮りながら、足を休めたのである。 ここの自然保護には地元でも取り組みがあるようだし、独特の自然環境があるやも知れない。

 それでは“新種”から紹介しよう。

 

「キケマン (黄華鬘)」    「花写真館」“新種”登録 第1264号

 「ケマンソウ」or「タイツリソウ」の仲間であり、何度かお目にかかっているが、花が萎れていたりして、私の「花写真館」には未登録であったが、こんなにきれいにきちんと咲いてるのは初めて目にし感動したものだ。 

 

  

 「マメヅタ (豆蔦)」    「花写真館」“新種”登録 第1267号

シダの仲間であるが、石や木に寄生して生える。丸いのが葉であり、細長いのは「胞子葉」であり、茶色いのは「胞子」であり、これを飛ばして子孫繁栄を図るのだそうな。 であるから、ここでは花扱いだ!。

 

  

 「ヤマネコノメ (山猫目草)」    「花写真館」“新種”登録 第1266号

 まだ咲はじめではあるが、これでも立派な花である。

 

 少々見難いが薄い黄色のが「シベ」であり、包まれた中に見える黒いのが「実」であり、これが猫の目に似るというが・・・・・・?。

 

 

 「セントウソウ (仙洞草)」    花写真館」“新種”登録 第1265号

  花も葉も「セリ」に似るが別らしい。 

  

 以上4種を“新種”として登録した。 ちなみにここまでの登録種類は 1267種となった。

 

「姓名不詳」 2種

   花の咲き方、葉の様子は「ヒトリシズカ」または「フタリシズカ」とよく似るが、「ヒトリシズカ」はその名の通り“ヒトリ”に限定されるから異なるし、また、「フタリシズカ」は“フタリ”どころか“ヨニン”も“ゴニン”もあるので少し近いが、「フタリシズカ」は花びらがくるりと巻くので、これも違う。 よって今の所は姓名不詳である。

 

   これは葉も花も「ウルシ」とそっくりさんではあるが、「ウルシ」は花がもっと多く、花が下向く点が違うように思う。 もう少し日が経つと花が増えて、下向くやも知れないが、今の時点では同種とは言いきれないので不詳とした。

 

ここからは登録済の花を紹介する。

 「スミレ (菫)」

  

 「ウラシマソウ (浦島草)」   

  

 「アセビ (馬酔木)」

もう少し日が経つと新芽の赤が濃くなってより美しくなるのだが・・・・

  

 「クサノオウ (瘡の王)」

昔は“おでき”に効く薬草だったらしい。

 

  

   何故かわからないが、ここは固有の自然環境があるようだ。  例えば伊吹山のような固有種は見られないが、ほかで見られない植物が自生しているので、 出来れば日を改めて何度か訪れたいと思う。 さすれば必ずや“新種”と巡り合えると確信を持った。 

                                                                                  i以上

 

 

 

 

 

 


1396 野原の花(27-2)

2015-10-14 08:00:00 | 野原の花

   高校時代の友が、「野原に「花写真館」に記載してない花(以下”新種”という)が結構あるよ」と、メールで教えてくれたので、2015.10.10出かけたところ、 30種類ほどの花に出会えましたが、その内に実に9種が、待望の”新種”でありました。

 もう撮り尽くしたと思っていた面があり、また、花たちには失礼ながら、無視してきた花も多々あります。 それが、”新種”が欲しいばかりに、垣根を取り払い、すべての植物としたことにより、対象範囲が広くなったこともあり、今回、多くの”新種”に出会えたものだと思います。

 

「セイタカアワダチソウ」    ”新種”登録第1196号

「ススキ」の天敵であり、また、昔は花粉症の元凶と嫌っていたことがあります。 それが今は害はないとなっても、 手の裏返したように仲間に入れるわけには行かなかったが、友がそろそろ許してあげたら?といってくれたので、ならばと撮りに出かけたのでありました。

 よく見れば、「アキノキリンソウ」と個々の花はそっくりで、結構きれいなことを発見し、見直したものであります。

 

 「アキノノゲシ」    ”新種”登録第1190号

「ノゲシ」は春に咲きますが、濃い黄色ですが、こちらは澄んだ美しい色合いです。。 

 

 「イヌホオズキ」     ”新種”登録第1192号   

「ナス」や「トウガラシ」に似た花で、小さいが確かに「ホオズキ」に似た実をつけますが、偽者だそうです。

 

 「オオアレチノギク」     ”新種”登録第1197号

なんとも地味な花ですが、今はそんなことを構っている訳には行かないので、「花写真館」の一員として、加えたのです。

 

 「オオヨモギ」    ”新種”登録第1195号 

餅などに入れる「ヨモギ」と違って、葉が細く裂けていて、茎は高く伸びてます。

 

 「オオオナモミ」     ”新種”登録第1193号

秋が深まると、木の実が熟し、枯れたようになって、衣類にしっかりと巻きついて、他の地えつれて行けとしつこく付きまとうようになります。 丸いのが雌花だそうです。 雄花は見当たりませんでした。

 

 「イタドリ」     ”新種”登録第1191号

春は新芽の茎を食べますが、秋にはこんな花がつきます。 風に乗って遠くに旅するよう、羽が付いています。

これも「イタドリ」です。 この方がよく見かけます。 それとも雄花かも?。

 

 「オオニシキソウ」      ”新種”登録第1194号

見慣れた植物ですが、 今の今まで、こんな花(実は種)が咲くとは知りませんでした。

 

いずれも昔からよく見る花ばかりですが、採用レベルが大きく下がったことで、めでたく本採用となったのでした。 これを春もやれば、登録件数は大幅アップも確実です。 これも、良き友のお蔭です。

パソコンが不調で、ファイル操作が出来なくなっていますので、複雑な”新種”登録は後回しにして、先に投稿としました。

 今回は以上です。

 

 


1395 野原の花(27-1)

2015-10-12 08:00:00 | 野原の花

 友が新しく畑を開墾している際に、私の「花写真鑑」に無い花(以下”新種”という)をちょくちょく見ると、メールをくれたので、体調と都合に問題のない日(2015.10.10)に近くの野原を回ってみた。

 久々に自転車に、自作のカメラ用機材箱をくくり付けて、タイヤの空気も入れて出かけたら、圧力が高すぎたのか、古くなったからか、タイヤがバーストしてしまった。 早くも”新種”を見つけたので、一旦家に戻り、車に乗り換えて再出発とした。

 過去は春が中心で秋は多く出てないこともあり、 2時間くらいで30種近く撮り、その内9種類が”新種”であった。 友の見立ては当たっていた!。 なお、現在の「花写真鑑」はかなり複雑なので、”新種”は登録に時間を要するので、追って公開とします。

「マチヨイグサ」

撮影したのは、午前10時ころであるが、こんな時間から夜が来るのを待ってるそうだ、きっと今夜はいいことがあるに違いない。

 

「ツクイワシャジン」

属名の「ツリガネニンジン」と呼ぶこともある山野草だ。 大切に育てているお宅もあり。

 

「イヌタデ」

花の開いているのを、漸く撮ることができたので、「花写真鑑」に写真を追加する。

 

「ヒメジョオン」

 

「キツネノマゴ」

花は5~6mmと小さいし、花は常に1~2個しか咲かない。 これを”キツネにシッポ”に見立てたとは、命名した人はきっと想像力豊な人だろうなあ!。

 

「コモノギク」

菰野に咲いてたから「コモノギク」としたが、特徴など再確認しなければ・・・と思いつつ・・・。

 

「ゲンノショウコ」

もう絶滅したのかと思ったが、野原で咲いてるのを見るのは、子供の時以来のように昔のことだ。 色もこんなに鮮やかだったとの記憶はない。

 

「ゲンノショウコ」の種

見ていてもなんだか楽しくなってくる種だ!。

 

 

「ツユクサ」

花の隣は”実”(それとも雌花?)と思われるが、不思議な形をしていることを発見。 早速「花写真鑑」に写真を追加します。

 

「ヒヨドリグサ」

 

「ダンギク」

よく見る「ダンギク」とはかなり雰囲気が異なるので、もしかすると、名前が違うかもしれない。

 

下記の2種は、私の資料では花の名前が判別できないものです。 どなたか名前が分かれば、コメント蘭などで、是非教えてほしいのです。

 

「ホソアオゲイトウ」かな?とも思うが、かなり様子が異なるので不明とした

 

葉も花も「ヒルガオ」などに似ているが、花の直系が15mmほどと小さく、葉は形は似るが、かなり細いのが特徴。

 

この後、”新種”を「花写真鑑」に登録後、掲載します。

 

 


1338 わらび採り

2015-04-14 08:00:00 | 野原の花

  春が進んで野原に新しい芽が出始めると、”わらび採り”に出かけます。 何故か我が家では、毎年大量のわらびを収穫しますが、食卓に載ることは決してないのです。 従って私の役目は”わらび場”までの,しがない運転手に他ならないのです。

 私が採ると、採ることが目的の人の採る楽しみが減るから採ってはいけないのです。だから、昨日は寒かったので、喫茶店でママさんとのお喋りでしたが、今日は暖かいので、周りの草花を撮って居たのでありました。 2015.04.11(土)撮影

  その成果(?)を・・・。

 

今日の主役の「ワラビ(蕨)」です。

あっと言う間に袋いっぱいになる所よりも、捜し歩く方がよいのだそうな。

 

ここは四日市市水沢の茶畑のあるあたり。 ここらは八重桜が多いので、桜はまだ少し先が見ごろになります。

 

「ヤマザクラ(山桜)」

ヤエザクラ

 

「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)」

 

美しい「シダ」の仲間でしょうが、名前がわかりません。

 

 「ヤマエンゴサク(山延胡策)」

 

 「マムシグサ(蝮草)」

 

「スミレ(菫)」

 

「タチツボスミレ(立壺菫)」

 

「ヘビイチゴ(蛇苺)」

 

「キランソウ()」またの名を「地獄の釜の蓋」

 

「タネツケバナ(種付け花)」

 

「カキドウシ(垣通し)

 

「クサイチゴ(草苺)」

 

まだまだ「わらび採り」にこだわりたそうであったが、写真を撮るものがあまりないし、ここは喫茶もない所、帰還することにしました。

 


1082 野原の花 (26-01)

2014-05-06 08:00:00 | 野原の花

 久々に野原の花を撮ってみた。

「花写真館」に載せる、新しい花を求めることを優先していたために、撮り尽くした野原にはその対象がほとんどないからであった。 今日は”かみさん”がワラビ取りにと運転手を頼まれたので、ならば久々だから、カメラを同伴したのであった。

「花写真館」には本日現在1020種を収録しており、更に増やすことが難しくなってきたことから、同じ花でも多角的に撮ったり、できれば少しでも質をあげたいので、登録済の花も、改めて対象とし撮ることにした。

 

 「ヒメオドリコソウ」     「花写真館」へはここから

 荒地でも群生がみられる、実にありふれた花であるが、こうしてみると結構おしゃれな花と見えるから面白い。

 

 「オニタビラコ」     「花写真館」へはここから

「ニガナ」 「オオジシバリ」と似た花であるが、花が小さくてひと固まりになってるのが、この花の特徴だ。それぞれの花びらの数が異なるので、見分けるのは容易い。

 

 「ヤマエンゴサク」    「花写真館」へはここから

「ミチノクエンゴサク」とも似ているが、どちらなのか正確なことは解らない。

 

「ブタクサ」    「花写真館」へはここから

前出の「オニタビラコ」などと共通するところが多いが、 どちらかというと「タンポポ」によく似ている。花びらの数が圧倒的に多い。 なお、この花最近見つけたのではなく、見慣れているのに、何かの手違いで「花写真館」に未登録であることが解り、慌てて追加した。

 

 

「アケビ」    「花写真館」へはここから

面白い形をしている。雄花と雌花があるようだが、形からは雌花のように思えるが、この花がどちらかは解らない。

 

 「ワラビ」   

花は咲かないので、「花写真館」には登録してないが・・・。

 

 「タンポポ」    「花写真館」へはここから

出発準備整った、落下傘部隊だ!。

 

 「モトケノザ」    「花写真館」へはここから

 

 「クサノオウ」    「花写真館」へはここから

 

 「カラスノエンドウ」    「花写真館」へはここから

「スズメノエンドウ」もあるが、カラスの1/3にも満たないくらいに小さいし色も薄くこんなに美しくはない。

 

 「マツバフウラン」   「花写真館」へはここから 

名前の「マツバ」は花の茎が細くて長いことから付いた名前らしい。小さくて可愛いい花であり、密集して咲かないからあまり目立たないが、結構きれいである。

 

 「シロバナタンポポ」    「花写真館」へはここから

「タンポポ」とは、花の色だけが異なり、似ているが、別の種類とされている。

 

 この蝶、名前はしらないが、つがいだろうか?。

 今回、野原での花さがしは、”つぼみや新芽や実”に主眼をとしたが、結果はそうはゆかず、ありきたりのものになってしまった。

 近隣の野原では、このようにありふれた花ばかり、「花写真館」にない花に出合うことは不可能に近いが、新しい花を見つけるためには、気候など環境の異なる場所に行かねば見ることは出来ないようだ。

 

 

 


922 道端の花 H25-1

2013-04-14 08:00:00 | 野原の花

春が来ると多くの人が浮き立つが、私は花の状態が一番気になってじっとして居れない状態に陥る。対し妻は「ワラビ」がとても気になるらしく、寒いからまだ早いのではないかと言う私を無理矢理連れ出すのである。一昨日機嫌よく京都に同行したのはこの魂胆があったからかも知れない。

近所でも「ワラビ採りの名人(?)」と言われる(?)程、確かに収量は多いのだが、ついぞ食べさせて貰った事はないのである。全てご近所の食卓に乗るのである。その間、私は車内で寝てばかりは居られないからカメラ持って出ることになる。

 今年も漸く道端や野原に花が見られるようになってきた。今回はその第一弾である。なお、近場を見て回ったので、「花図鑑」に入るような新入りは無く、毎年の常連さんばかりであった。道端ばかりでなく、目にする花の殆どが既に「花図鑑」に登録されていて、収録数は700を越えたもののその後の増加にはつながらない状況になっている。  撮影日 2013.04.10(水) 

「スミレ」

 

花が白いから、すわ!「エイザンスミレ」かと思ったが、よく見ると葉が全く異なる。

 

「オオジシバリ」

 

「ヒメオドリコソウ」

 

「ヒメウズ」

 

「カキドオシ」

 

「ホトケノザ」

 

「マムシグサ」

 

「ミチノクエンゴサク」

 

「ハコベ」

 

「ゼンマイ」

 

「キランソウ」、  またの名を「ジゴクノカマノフタ」

 

雑草にまみれて咲く「道端の花」は、つい見過ごしているが、こうして一つずつ丹念に取り上げて見ると、夫々が子孫繁栄のために、大変に美しく着飾っていることが解り、踏み付けて歩くのは気が引けると言うものだ。

    


815 秋を彩る道端の花(H24-7)

2012-09-27 12:00:00 | 野原の花

 長かった秋雨前線が遠ざかり、久々の青空が重くなった腰をどうにか上げさせる働きをしたようだ。

病院行きボランティア運転手の客待ち時間は、コーヒーショプと決めつけないで、めづらしくカメラ持って野原に出向いたのであった。今日は四日市市南部丘陵公園に来て、その周りの花に久々のご挨拶と相成ったしだい。(2012.09.25(火))

 

「ヒガンバナ」

今年は夏が暑かったせいなのか、例年より遅くなったし、 涼しさが現れた瞬間に顔を出したが、いつもの元気さはまるでない状態だ。田んぼの畦で我が世の秋(?)を歌う姿が見られないのは寂しいことである。

 

「タマスダレ」

この花をこのブログでも、「花図鑑」でも「ナツズイセン」として来たが、間違いであった。何故、何時から間違ったかは定かではないが、かなり昔から思いこんでいたが、今回やっと真実を知ったのである。ここに、お詫びして訂正したいと思う。

 

「ツユクサ」

何とも言えない、美しい”青さ!”である。何度撮っても飽きることのない花である。

 

「イトラッキョウ」

 

「タカサブロウ」(高三郎) キク科タカサブロウ属

もともと薬草であり、皮膚のただれに薬効があり、「タダレメソウ」と呼ばれていたが、高三郎と言う美形の武士がこれでタダレを直したことから、「タダレメソウ」より語感のよい「タカサブロウ」になったとのだと、「山と渓谷社」刊行の「野草の名前(夏編)」(¥2600)に書かれていた。

本ブログ初登場。勲章のような実が特徴。

 

「ランタナ」

庭に植えられていたものが、脱走して野原に活路を見出したようだ。余り蔓延ると雑草扱いされかねないことをご存知だろうか?。

 

以下は野原ではなく、道端の小さな花壇などに植えられたものになるが・・・・・

「アサガオ」

 

身元調査中(姓名不詳)

私の持てる全ての安物植物図鑑には、この花の姿を見つけることは出来なかったので、姓名不詳とした。それだけに、新しく生み出された花なのかも知れない。

どなたかご存知ならば、是非名前を教えて戴きたいのである。

 

「キバナコスモス」

 

「コスモス」

 

「シホウカ」

植物園でしか見た事の無い花が最近は家庭の庭でも見られるようになってきたが、この花もそう思う。こんな事から、植物園が目新しさを求めて、血眼になってる姿が容易に推測出来るというものだ。

 

相変わらずの、花だけのつまらない記事で申し訳ないと思いながらも、これ以上の進歩はあり得ないのであり、ご勘弁をと祈りつつ・・・・・・・・。

 

 


809 立山・室堂平の花

2012-08-18 08:00:00 | 野原の花

 2012.08.06(月)、バスツアーのメインの行程として、立山駅から立山、黒部ダムを経て、扇沢に至る「アルペンルートの通り抜け」を行ったが、唯一散策することが出来た「室堂平」に咲いていた高山植物などを撮った。ここでの滞在時間は実質一時間もなく、また時折雨がぱらついたりするので、広い室堂平に花畑の如く咲き乱れる、花達を大急ぎで撮らねばならなかった。

 

「タテヤマウツボグサ」

ブログ、花図鑑初登場。

「ヨツバヒヨドリ」

ブログ、花図鑑初登場。

姓名不詳。 タンポポに似ているが、花が大きく葉が全く異なる。

「イワツメクサ」

「イワカガミ」

姓名不詳

「ミヤマアキノキリンソウ」

「ヤマハハコ」

ブログ、花図鑑初登場。

「ヨツバシオガマ」

私のホームページ表紙を長年飾ってくれている花である。

「チングルマ」

「チングルマ」の実。

「イワオトギリ」

ブログ、花図鑑初登場。乗鞍岳で撮った「シナノオトギリソウ」との明確な違いは見つからないが、全体の雰囲気としてはかなり異なり、色つやが少ないように思う。

「ハナウド」

ブログ、花図鑑初登場。最初、バスの中から見た時は「シシウド」と思ったが、形は似るが集団をなす小さい花の形が全く異なるので、近寄らないとわからない。

「ウサギギク」

「ラショウモンカズラ」

「オンタデ」

 

咲いていた花は20種を超えるが、何分にも集合時間に追われての撮影ゆえに(実際は腕が悪いのだが)、乗せるとまたお叱りを受けそうなものが多くあり、かなり未練が残る旅であった。

ここをじっくり撮るには、室堂にあるホテルに泊まって、みくりが池の一周は勿論、バスで少し下がって「弥陀ヶ原」も撮ってみたいものだが、これは最早実現出来ない夢と成るかも知れない。

 

 


789 道端の花(H24-6)

2012-07-06 08:00:00 | 野原の花

散歩をかねて近くの野原を歩いている。今日は湯の山温泉の近く「江野」と言う小高い斜面になった所であり、戦前は軍の演習場であったが、その後開拓団が入り今は大きな住宅や、会社などの保養施設などもある地域だ。
ここらの一部には自然のままの所も残されており、野草を探すには良さそうではあるが、何処でも同じではあるが、来て見ると意外に花は少ないのである。


「ベニウツギ」 (紅空木)
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-665.html
子供の頃、きれいに思って取って帰って、”さんまい(墓場)の花”と言って取って来るものでないと、叱られた経験のある人は多いのではないだろうか?。

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「ヤマアジサイ」

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「オオキンケイギク」 大金鶏菊   北米出身
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-633.html
「コスモス」または「キバナコスモス(メキシコ出身)」かと勘違いしそうだが、これは春咲くし、葉が異なり花芯の形が違うからよく解る。この花は最近あちこちで大繁殖をし始めているが、環境省から「特定外来生物」に指定され、栽培、保管、運搬を禁止されている。庭に植えてる(生えてる?)お宅を見受けるが、注意したいものだが・・・・。(罰則あり)

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「ヤナギハナガサ」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-666.html
少し前までは、園芸店で売られ今も庭に植えているお宅もあるが、種が飛んで早くも自生を始めたようで、野原のあちこちで見受けられるようになった。

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「ワルナスビ」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-667.html
ナスビによく似るが、繁殖力が強く、今野原で威張っている。

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「イヌガラシ」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-317.html

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「イボタヒョウタンボク」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-654.html
必ず二つの花が仲良く一緒に咲くのでとても可愛い花だ。花が笑っているように見えるのは私だけだろうか?。

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「コモチマンネングサ」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-206.html

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「ウルシ」
花図鑑:http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-664.html
近寄るだけで"被れる"人もいるが、我が家では秋の紅葉に惚れて、寄せ植えなどに植えているが、水やりなどの時にうっかり触って手を真っ赤にする事があるが、もう十年以上庭をも赤く染めてくれている。

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そろそろ花の少ない時期に入ってきた。
ならば寺にでも行くべきであるが、天候も思わしくなく、何故か出掛ける意欲に欠けるのだ、困ったものだ。
・・・・と、この時は思ったのであった。