野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

湯のみ茶わん

2019-12-23 06:33:27 | その他
もう15年近く、この湯飲み茶わんを愛用している。
150㏄程の、この小さな茶わんに、朝は牛乳一杯を入れ飲み干すと、次は珈琲を注ぎ、昼間は水を飲み、夜は一杯の焼酎のお湯割りに使う。一泊してぼたん鍋を喰いに「月花楼」に行った際、土産にこの茶わんを貰った。月花楼は西脇の上、多可町加美区にある老舗旅館で明治20年創業だと説明があった。その当時の仕事仲間と一緒に、丁度季節に入ったぼたん鍋を喰おうと、車に便乗して出かけた。有名な杉原紙が取れる杉原川沿いにある旅館だが、山奥のこんなところに老舗旅館があるんだと、それ迄は明石や神戸しか知らなかったので新鮮に映った。仕事仲間が鹿児島の「森伊蔵」の一升瓶を持ってきたので楽しく飲んだ。
   「多可町・月花楼の湯飲み茶わん、150㏄」
   
毎日、多用途にこの茶わんを使い、中を洗うこともほとんどせずただ濯ぐだけで、朝の牛乳を飲ん後、一日4杯ぐらいのコーヒーをこの茶わんで飲み、夜はお湯割り焼酎を注ぐので、茶わんの内側はコーヒー色の茶色に染まっているが、それも気にせず、一日の飲む量をそれぞれ決めている。朝食と一緒にとる牛乳は灘生協の牛乳と決め、毎週宅配で生協が届けてくる理由は生協の牛乳を他の銘柄に替えると味が異なるから。コーヒーも色んな銘柄、例えば現役時から東南アジア出張時はその土地の銘柄のコーヒー豆を買ったり、超高価なジャコウネコのコーヒーなるものを飲んでみたが、家のコーヒーメイカーで作ると、そのうまさ加減を顕著に見分けることも出来ない鈍感な舌しか持っていないので、今も普段は特価品を買っている。夜の焼酎はこの月花楼の茶わんに目分量を注ぎ水を加えてレンジでチーンするだけの簡易に作るが、焼酎の量加減は自分のその時の体調に合わせて微妙に変えるので、焼酎の量加減だけを気にしている。焼酎独特の持つ旨さを特に感じるのは、自分なりに決めたのは水と焼酎の比率8:2前後だから、焼酎を毎日飲むを言っても非常に少ない量だ。森の伊蔵や魔王などの超高級焼酎や異なる銘柄の焼酎も良く飲んだが、最初の口当たりの良さの差は確かに感じるも、それ以上の量になると焼酎の違いを、その良さ加減の差を感じることも出来ない舌なので、今も近くで手に入る銘柄の焼酎をちびりちびり飲んでいる。こうして一日の量とさじ加減を、この月花楼の茶わんに決めて、能天気に毎日を過ごすが、今の所は病気もせず上機嫌に過ごすことができているので、居心地はそんなに悪くない。
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