庭の芍薬、今年も綺麗にたくさんの花が咲いている。春先に赤茶色の芽が出てきて、あれよあれよと言うまに茎が伸びる。赤茶色の茎はそのままの色で伸び、葉も同じ赤茶け色だったのが、気付かぬうちに濃い緑に変化し、次第に丸い堅い蕾を付ける。ピンクの花の芍薬一種類と赤い花弁の八重の芍薬を数本を同じ場所に植えている。いつも先に咲くのがピンクの芍薬で、この芍薬が散り始めるころに八重が咲き始める。何れの芍薬も咲き初めの花弁は太陽がさすと開き、夕方になると花弁を丸く閉じるが、花持ちは良くない。面白いことに、先日の雨に打たれた芍薬の花全数、地面に着くばかりに曲がってしまったが、暖かい陽に照されると時間をかけて元通りに復帰しようと頑張っているが、とても一日ではまっすぐにはならなかった。
花の名前は知らないが、庭の畑との境に置いている石の傍の数か所に咲いている赤い花。