野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、4月中旬ごろに変わった花が咲く。5月の連休もすぎたので、どうなっているのか見に行くと、あった。小さい実がなっている。その大きさは約10㎜程の小ささなので、注意してないと見つけるのは困難だが、じっと目を凝らし探すと見つけた。今の時期、見つけた実は1個だけだったが、もう少し立つと数は増えるかもしれない。
「2024年、野々池周辺のアケビの実」
アケビの実を食べてことは2回ほどある。「アケビの実をもらったのでお裾分けにきました」と知合いがアケビの果実を持ってきてくれたことがある。何れも良く熟しているものばかしだ。その時生まれて初めて食べたが、何とも言えない不思議な食感だったことを覚えている。中の乳白色半透明のゼリー状の果実の中にある、種をプーッと口から飛ばしながら柔らかいゼリーを食べるのだが、このゼリー、色んな味がしたような気がする。さてさて、野々池周辺のアケビはどんな味になるのか楽しみに秋を待つことにしよう。