5月に入って気になっていた、サフランの球根を掘り起こした。
NHK「趣味の園芸」のサフランの項「球根の掘り上げと貯蔵」には、「5月ごろから茎葉が枯れ始める。梅雨前に黄変した葉をつけたまま球根を掘り上げ、雨の当たらない風通しのよい場所で乾かし、完全に茎葉が枯れたらそれらを取り除いて涼しい場所で保管する」とあった。で、茎葉が完全に枯れたので、掘り起こした。65%近い球根が分球しており、その分球根が増えている。10月ころまで保管する。
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昨年10月中旬に、貰い物のサフランの球根を、あまり雨が当たらない軒下近くに植え、水やりもあまりしないでほったらかしに近い状態にしていた。すると、なんと、季節が良かったのか、間も置かず芽が出て花が咲いた。一つの球根に鮮やかな青紫色の花が咲き、サフランの3分裂した赤褐色の糸状の雌しべがくっきりと出てきた。これが有名なサフランの雌しべ。これを抜きとり乾燥させたものをスパイスとして利用するが、強い特有の芳香がするとあるので嗅いでみるも雨後のせいか香りをあまり感じない。だがなんと言っても、写真でしか見たことがない花ので、貴重な花なんだろう。
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