股関節を動かす筋肉
①股関節 屈曲(屈筋群) →腸腰筋〔大腰筋+腸骨筋〕
②股関節 伸展(伸筋群) →大殿筋、ハムストリングス
③股関節 外転(外転筋群)→中殿筋(大腿筋膜張筋)
④股関節 内転(内転筋群)→大内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋、薄筋
⑤股関節 外旋(外旋筋群)→内・外閉鎖筋、上・下双子筋、大腿方形筋、梨状筋、大殿筋
⑥股関節 内旋(内旋筋群)→小殿筋、大腿筋膜張筋
今回は、皆さんの内またにある内転筋群の話です。
④内転筋群
股関節内転筋群は、その数も多く大きな筋群であることから、人間の股関節にとっては重要な働きがあるように思います。
『脚を開くトレーニングをしなさい。』よりも『脚を閉じるトレーニングをしなさい』の方が重要な気がします。
最近では股の間にボールを挟んで、締め付けている人の話を良く聞きます。
これは良い傾向のように思います。
内転筋群のトレーニング法
皆さん、脚を閉じて立ってください。
そして、膝を伸ばしたまま、左右の膝が強くくっつく様に内またを締め付けてください。一緒にお尻も締め付けましょうか。
5~7秒ほど締め付けて力を抜いて、また5~7秒ほど締め付けて力を抜く・・・・・5~10回位繰り返せますか?
これは内転筋群の等尺性収縮です。
結構きついかもしれませんが、股関節は動きませんので痛みは少なくできると思います。
ボールが無くてもできます。気がついた時にどこでもできます。
私は電車に乗っている時に、つり革につかまりながら良くやっています。
以前にも書きましたが、私の目的はO脚(オオキャク)予防の為です。
皆さんの内転筋群はお元気ですか?
変形性股関節症を怖がらないでね