股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

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クラウドファンディングについて

2020-06-06 16:55:13 | 股関節の基礎

クラウドファンディング。

 

私達の新しい試みです。

 

銀座店院長田山陽平のYoutube登録者数10000人突破を記念して、クラウドファンディングを利用してのYoutubeDVDを新しく作製することになりました。

 

本来は4月からクラウドファンディング開始予定でしたが、コロナウイルス蔓延の影響で6月1日から開始しています。

 

みなさんからのご支援をよろしくお願い致します。

是非、ご検討下さい。

 

 
詳細につきましてはこちらをご覧ください☟

松本深圧院・クラウドファンディング第一弾
https://www.shin-atsu.com/news/4770/
※この企画にご支援いただくには、企画を公開する予定のクラウドファンディングのサイトへユーザー登録をしていただく必要があります。
 
『ちょっと意味が分からない。』と感じた方は遠慮なくこちらまでご意見ください!

ご検討よろしくお願い致します。

 

お願いばかりですみません!

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変形性股関節症は治る病気です!

2020-05-14 01:01:25 | 股関節の基礎

🍓皆さんにお願いがあります。

 

 

変形性股関節症を『不治の病』とか『進行性の病気』だと信じている方々がいます。
その考え方を大きく変えるのだ!

 

 

そのような考えで『変形性股関節症は治る病気です!』という本を夜も寝ないで、昼寝しながら書き上げました。


 

 
目次はこんな感じです。
目次
はじめに
第1章 股関節痛の原因  
1、関節包に起こる炎症による痛み
2、筋肉に起こる筋・筋膜痛症候群による痛み
第2章 股関節痛は治ります
1、原因を明確にする
2、経過を知る
第3章 変形は治ります
1、自然治癒力の活躍
2、自然治癒力を信じて下さい
第4章 変形性股関節症の治り方の特殊性
1、治り方の特殊性
2、治り方の分類
第5章 手術に対する考え方
1、手術を決断するタイミング
2、手術後の経過が悪い方へ
   A、自骨手術後の股関節痛について
   B、人工股関節手術後の股関節痛について
第6章 変形性股関節症の正しい治し方
1、炎症の治し方
2、筋筋膜症候群の治し方
   A、筋肉のストレッチ
   B、深圧
3、機能障害の治し方
   A、筋力低下の治し方
   B,屈曲拘縮の治し方
   C、脚長差への対策
   D、歩行時の横揺れの治し方
4、変形性股関節症の治し方の手順
おわりに
 
 今回は主に整形外科医が行った研究への考察を多く取り入れました。


 
現在、当院のスタッフにお願いして読んでもらっているところです。
言っておきますが、出版社にはまだなんも連絡していません!


皆さんにお願いがあります。
 
皆さんがこの本の中に書いて欲しいことがありましたら、是非教えて下さい。
 
できる限り書き入れたいと思います。
 
そして、今月末には完成させて、6月に入ったら出版社に企画書と共に出版の検討をお願いする予定です。
 
是非是非、書いて欲しいことがありましたら教えて下さい。
 

 
よろしくお願い致します。
 
                         令和2年5月14日  松本正彦

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筋筋膜症候群の治し方 2

2020-05-09 03:50:28 | 股関節の基礎

B、深圧 


肩がこったら肩周囲の筋肉をほぐす、腰痛の時は腰周囲の筋肉をほぐす。
肩こりや腰痛を経験した方の多くは、筋肉をほぐすということを試みていると思います。
では、股関節周りの筋肉はこることが無いのでしょうか?

 


肩こり、腰痛という言葉と同様な症状が股関節周りに起こると不思議なことに急に『股関節痛』、膝周りに起こると『膝関節痛』と呼ばれるようになります。
そして、『尻こり』とか『ももこり』という言葉は一般的には存在しません。
その大きな理由は、筋肉に病気があるという認識がほとんど無いからです。
なぜ、筋肉に病気があると考えられないかというと、それは筋肉のこり自体がレントゲン写真に写らないし、血液検査上も異常が出ないからです。
筋肉にも病気があるという考えが理解でき、筋肉のこりを見つけるための問診と触診ができて、初めて皆さんの股関節痛の一部を解決できるようになるのです。

 


皆さんには、『尻こり』や『ももこり』という認識を一度持ってみて頂きたいと思います。
筋肉は股関節の関節包内に起こった炎症の影響を受けやすく、怪我の後遺症や重度の疲労によっても病気になるということがもっと世間に広まってほしいと思います。
この考え方を理解できないと、治療法は手術しかなく、保存療法は筋トレが中心になってしまうのです。

 


最近では『筋膜リリース』という言葉がテレビや雑誌で取り上げられるようになり、痛みが筋肉を包む筋膜から出ることも少しずつ認識されてきた様に感じています。
『筋膜リリース』のリリースの意味は、『離す』と理解するとわかりやすいと思います。
筋膜と筋膜がくっついた状態で、立ち上がったり歩いたりして筋肉が収縮を起こすと、筋膜が引っ張られて痛みを出すので、くっついてしまった筋膜を離しましょうというのが『筋膜リリース』になります。

 


痛みを感じる神経が豊富に存在する筋膜は筋肉の表面にありますが、筋肉の内部にも多く存在します。
従って、筋肉と筋肉の表面にある筋膜をリリースするだけでは痛みは取れません。
筋肉の表面を覆っている筋膜だけでなく、筋肉の内部にある筋膜もリリースする必要があり、その筋肉は人体の表層だけでなく深層にも存在するのです。

 


 当院が行っている深圧は、人体の奥深くに存在する股関節により近い深層筋の筋膜まで離そうとする治療法になります。
ここで、お尻の横にある大殿筋、中殿筋、小殿筋と股関節の位置関係について説明します。

 

お尻の横にある筋肉群(表層から深層まで:右側が表層)
  
この図は、皆さんのお尻(股関節)を左側方から見た図になります。
皆さんのお尻の皮膚の下には大きな大殿筋があります(一番右)
その大殿筋の奥には中殿筋があり、さらにその奥には小殿筋があります。
そして、小殿筋の奥に股関節があるわけです。

 


一番深部にある股関節に炎症が起きている、もしくは、かつて炎症があった場合、真っ先に炎症の影響を受けるのはどの筋肉だと思いますか?
もちろん、股関節に一番近くに存在する小殿筋です。
したがって、私達は深圧という方法を用いてより深部の筋肉をほぐすことを目標としているのです。
小殿筋の痛みは股関節自体が痛むように感じます。

 


また、小殿筋の痛みはももの外側からすねの外側にかけての関連痛を起こすこともあります。
患者さんの痛みの部位を詳細に聞き取ること、その部位の痛みと関連痛との関係を考えること、その上で筋肉の硬さを触診することで患者さんの股関節痛の原因となっている原因筋を探し求めほぐすことが私の仕事になります。

 


深圧の根本的な考え方は欧米から始まった西洋医学になりますので、東洋医学的な要素は全くありません。

深圧の特徴と目的は、主に肘を使って筋肉を深く押し深層筋まで直接ストレッチすることによって筋肉をほぐし、筋肉内の血流を改善されることです。血流は自然治癒力の源です。

 


深圧の強さは患者さんによって異なりますが、だいたい30kg~50kgの力で筋肉を圧します。
とにかく、股関節の近くの深部筋までをほぐそうとします。
「筋肉を強く押すと筋肉が傷む」という根拠のない説明をする先生がいますが、もしも、そのような先生がいましたら「先生は強く押したことがあるのですか?」と問い返してみて下さい。

 


私が深圧を始めたのは、まだ埼玉医科大学病院に勤務していた1996年4月からですので、現時点で24年になりますが、この24年間の経験が筋肉を強く押しても傷まない根拠になります。
もちろん、暴力的な方法では筋肉が傷むこともあるでしょうが、筋肉が傷まない方法で行っていますので筋肉を傷めることは無いのです。
皆さんは信じられないかもしれませが、私の深圧のモットーは『優しく強く押す』です。
一見矛盾する言葉のようですが、それは可能です。

 


私は帝京大学病院で膝関節の勉強をして、埼玉医科大学病院で股関節の勉強をしていたので、当初は「膝関節が専門です。」と患者さんには話していましたが、ある患者さんの股関節痛が急激に改善した噂が広がり急激に股関節患者さんが増えました。

 

当時は整骨院で雇われ院長をしていました。

その整骨院に通って下さっていた患者さん達の中に変形性股関節症患者さん達が各地で作っている患者会の中心となって活動している方々がいらっしゃいました。

その方々から股関節専門になってほしいという要望が何度もあったものですから、多くの患者さん達に担がれるような形で股関節専門になり20年以上の年月が経過しました。
今思うと、当時私を担いでくださった患者さん達には感謝の言葉しかありません。

 


皆さんは、深圧で筋肉をほぐしてもすぐに元に戻ってしまうのではないかとお考えかも知れません。
確かに、すぐ戻る時期はあります。
それは、関節包に炎症が強い時期です。その炎症もピークを過ぎてくると、筋肉をほぐした効果は持続して、炎症の終息と共に筋肉が硬くなることは無くなります。
これは、筋肉が柔らかくなると筋肉内の血液循環が良くなり、一日の疲労がお風呂に入って寝ている間に取りきれる筋肉、つまり病的な筋肉がほぐれて正常な筋肉に戻るからなんです。
 

 

深圧を初めて受けられた方のその後の経過ですが、その日から2日間くらいはもみ返しが出る方が多いです。患者さんの体質によってもみ返しが全く出ない方や5日くらい押されたところのだるさや、触ると痛い感じが残る方もいます。
その、もみ返しが取れた後が楽になってくる方が多いです。
当院の通院回数は通常1ヶ月に1~2回ですので、2回目に来られた時に効果について問診しますが、この時点で少しでも改善の兆しがある方は、その後どんどん改善する可能性が高くなりますので、私は前回とほぼ同じプログラムで深圧を行います。


2回目に来られた時に、効果の実感がない場合は次の2つのことを考えます。
1、股関節痛の原因となる原因筋が、前回のプログラム以外に存在するのではないか?
2、股関節痛の原因が筋肉ではなく関節包内の炎症ではないか?
1、の場合と仮定すると深圧のプログラムを変えて前回あまり深圧しなかった筋肉の深圧にて原因筋を探し求めます。
また、2、の場合と仮定すると、今後股関節の関節可動域が悪化する可能性があるので、深圧で筋肉をストレッチ(直接ストレッチ)した後、関節可動域を広めるためのストレッチ(間接ストレッチ)を行います。
2回目に来られた時の効果の実感の程度に合わせて深圧のプログラムを考え、3回目の来院時には再び効果の実感を確認し、プログラムを再検討していくわけです。

 


そして、筋肉が病的な状態から正常に近づいた患者さんは、当院への通院期間を徐々に広げ、患者さん自身に自信がついて『もう通院しなくても良いかな』と感じたら終了としています。
この判断も患者さんの希望を優先しています。

 


現在、当院には股関節痛は無くなっているのに通院してくださっている方もいます。
皆さんの究極の目標は現在の股関節を長持ちさせることです。

 


そいう言う目的を強く感じている患者さんは、股関節痛が無くなってもメンテナンスの為に通院されています。
人は無意識な反射として、脚を地面に着いた瞬間脚全体の筋肉を収縮させて体重を支えようとします。
その瞬間的な筋肉の収縮力は、人体における最大の衝撃吸収力を持ったクッションになります。
筋肉を病的な状態から正常な状態に戻すと、筋力は強力に発揮できるようになりますので、股関節に加わる衝撃を強く吸収できるようなります。

 


従って、筋肉を正常に戻すことは股関節の長持ちにつながるのです。
深圧は当院のオリジナル法ですので、皆さんが近所で探すときは、『筋膜リリース』『マイオセラピー』『指圧』等の項目が掲げられている施術所を訪ねてみてはいかがでしょうか?
しかし、その前に、ぜひ自分で自分の痛みの場所を詳しく観察して、その部位や周辺をほぐすことをお勧めします

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筋筋膜症候群の治し方

2020-05-08 04:10:42 | 股関節の基礎

筋筋膜症候群の治し方

A、筋肉のストレッチ
『臨床医のための痛みのメカニズム』という本に書かれている筋筋膜症候群の治療法は次のとおりです。

 

A、トリガーポイントに局所麻酔薬を注射する(トリガーポイント注射)
B、筋肉の牽引(筋肉の間接ストレッチ)
C、トリガーポイントの指圧(筋肉の直接ストレッチ)

 

Aは病院の先生にしかできない治療法です。

 

当院が行っているのはBとCになりますが、主にはCになります。
おおまかにいうと、硬く縮んだ筋肉のストレッチです。
筋肉のストレッチには、一般的に行われている間接ストレッチ法と深圧や指圧の様な直接ストレッチ法があります。

 

筋筋膜症候群では、筋肉の一部に筋肉のしこり(筋硬結:きんこうけつ)ができて筋肉の長さが縮むことが知られていますが、しこりが筋肉の一部に限局するため一般的なストレッチ(間接ストレッチ法)では筋肉の正常な部分だけが伸ばされ肝心の一部に限局したしこりがストレッチされない可能性があります。

 


一方、当院が行っている深圧のような直接ストレッチ法では、しこりを触診してしこりを直接ほぐせるので、筋肉を緩めるには効果的なストレッチ法(直接ストレッチ法)になります。

 


この図のように、筋肉の一部にしこりができると筋肉は硬くなって筋肉の両端の距離が縮みます。
股関節周囲の22本の筋肉の両端は股関節をまたいでくっついていますので、その筋肉が縮むということは22本のいずれかの筋肉が大腿骨を強烈に骨盤に向かって引き上げることになり、結果的として股関節の隙間を狭くしようとする作用が働きます。

 


この股関節の隙間を狭くしようとする作用は、股関節の軟骨に強い圧迫を加えるので、軟骨細胞が減ってしまう軟骨軟化症の原因となることが考えられます。
このように、股関節痛改善の為だけでなく股関節の軟骨の保護のためにも縮んでしまった筋肉はストレッチにて伸ばさなければならないのです。
筋肉が病気になって縮むことで股関節痛が出るのですから、股関節痛を改善するには筋肉をストレッチして伸ばして緩めればいいのです。

 


一方、筋トレとは筋肉を縮める動作の繰り返しによって筋力をつけようとする運動になります。
筋肉が筋筋膜症候群によって縮むことで股関節痛が出ている筋肉に対して、さらに筋肉を縮ませようとする筋トレを行う事は股関節痛を悪化させ、軟骨の細胞を減少させてしまう可能性が高まるのです。

 

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新しい本について

2020-01-14 10:25:43 | 股関節の基礎

今年1月10日、このブログへ訪問してくれた方がのべ200万人を超えました。

みなさん、いつもありがとうございます。

 

🍓新しい本を書く目的でこのブログに書いてきました。

 

あとは、深圧について書きたいのですが、正月休みの間に新しい本の構想がどんどん出てきて変化しています。

 

12月29日の年末年始休日の初日、地元のホテルに泊まりこんで本をまとめてきました。

 

このブログを書く経過の中で様々な文献に出会いました。

このブログを書いて本当に良かったと思います。

 

現在は、さらに多くの文献を読み漁っています。

 

自分の考えを裏付ける文献を読んで、その研究の結果をできる限り多く本の中に取り入れようとしています。

内容が難しくなるので、文献紹介の後には『この文献をわかりやすく説明すると・・・』と付け加えようとしています。

 

そんなわけで、今はそちらに時間を割いています。

 

今後、このブログでは深圧について書きますが、書くスピードは落ちそうです。

 

このブログと、実際に書き上げる本とは異なると思いますが、このブログは必ず最後まで書き上げますので時々覗いてみて下さい。

2020年、令和2年、本年も宜しくお願い致します。

 

 

令和2年1月14日

松本正彦

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手術後の経過が悪い時の対応法

2019-12-28 02:59:27 | 股関節の基礎

本年5月~書き始めたブログを本にしたいと考えて書いてきました。

まだ終わっていませんが、そろそろまとめたい気持ちが高まってきました。

本院の年内のご予約は12月27日で終了し、本日12月28日は院内勉強会です。

そして、業務が全て終了した明日12月29日に某ホテルに泊まりこみ本の大筋をまとめたいと考えています。

 

今までを読み返してみると、同じことを何回も書いていたり、読んでいてつまらない部分も多くありました。

いまは、内容を大幅に省略することを考えています。

そして、必ず来年には本にします。

私が本を書く目的は、レントゲン写真に写る骨と軟骨にあまりにも偏り過ぎた変形性股関節症の診療方法を変えることです。

そして、皆さんには新しい考え方を理解することで、変形性股関節症と上手に付き合う方法を身に着けて頂くことです。

 

皆さん、素晴らしく楽しい年末年始をお過ごしください。

来年、またね。

 

 

 

🍓手術を受けた方の数パーセントの方は術後の経過が遅れる場合があります。

 

手術前の一人ひとりの経過が違いますし、手術の内容も異なりますので周りの方との比較は無意味になります。

ところが、どうしても周りに順調な回復経過を示している方と比較しがちで落ち込む方が多いです。

 

おそらく、ほぼ100%の方の手術は成功しています。

レントゲン写真を見て、担当の先生からは「レントゲン上手術は成功しています。」と説明されるでしょう。

しかし、ここで考えなければならないことは、レントゲン写真に写っていない軟部組織の個人差です。

 

軟部組織、特に筋肉の硬さに個人差があることがほとんどです。

これが、手術後の経過が悪い原因です。

ここで、筋トレは厳禁ですが、おそらく多くの方は筋トレを指導されます。

「筋トレを行うと、さらに痛くなるのです。」という患者の話を多く聞きます。

 

手術後の経過が悪い時は、とにかく股関節周りの軟部組織を軟らかく改善させることに尽きます。

 

人工股関節手術後に経過の悪い方は、ももの裏のハムストリングスとももの内側の内転筋をほぐすことを試みて下さい。




また、自骨手術後に経過の悪い方は、腰骨のすぐ後ろにある大腿筋膜張筋をほぐすことを試みて下さい。




 

この方法で、全ての方が改善に向かうとは言い切れませんが、自分の痛みや違和感をよく観察して、痛みや違和感を感じる部位をほぐしてみて下さい。

 

手術後に経過が悪い方は、痛みや違和感の原因はレントゲン写真に写らない軟部組織の問題だと考えて、前向きに対応してみて下さい。

本来なら、手術をした病院が解決しなければならない事なのですが、大きな期待ができないと感じたら自分で対応してみましょう。

 

手術が成功しているのであれば、必ず問題は解決します。

 

 

 

 

 

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手術前後の過ごし方

2019-12-24 09:38:11 | 股関節の基礎

🍓『手術をしたい』と自分で決断した場合、手術前後の過ごし方を考えましょう。

手術前、手術後に必要なことは筋肉を軟らかくすることです。

決して筋トレではありません。

 

一昔前の『手術を受けた後歩けないといけないので、手術前に筋トレを行って筋力をつけておかなければなりません。』という考え方を今でも指導している先生は多いです。

手術前の股関節痛が強い状況で筋トレは股関節痛をさらに悪化させ、筋肉を硬くするだけで、筋力増強は望めないうえに手術後の経過を悪くする可能性が高まるでしょう。

人工股関節手術では、変形の為に短くなった手術側の脚を元の長さに戻すことが多いので、手術時に求められるのは脚が伸ばされることに対応できる筋肉の柔軟さです。

 

実際には、筋肉だけではなく、血管や神経などの軟部組織全体の柔軟性が必要になります。

 

私達は、深圧によって軟部組織の柔軟性を改善することによって股関節痛を改善し可能な限り手術を避けられるように努めていますが、軟部組織の柔軟性を改善しているということは皆さんが手術を決断した時にも役立つことになります。

 

手術後は、手術という軟部組織へのダメージと炎症により、軟部組織は予想外に硬くなりやすくなります。

手術後3ヶ月ほど経過し、軟部組織のダメージが落ち着いたころから、再び深圧を開始して軟部組織の柔軟性を改善し、動きやすい脚になるように努めています。

 

つまり、手術前後の過ごし方で重要なことは、筋肉を主とした軟部組織の柔軟性を維持・改善することなのです。

これは、自骨手術の場合も同様です。

 

手術後、軟部組織の痛みや違和感が無くなれば、筋トレも可能で効果的になります。

手術後の関節の動きの改善や筋力回復は、3ヶ月後からでも十分回復できます。

手術後の回復は、意外と自分の身体の治癒力が行ってくれます。

少々時間もかかりますので焦らないことが最も重要になります。

 

 

 

 

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手術療法  主な目的は痛みの改善

2019-12-21 13:38:06 | 股関節の基礎

🍓手術療法には大きく分けて自分の骨で行う自骨手術療法と人工の関節に入れ替える人工股関節手術療法があります。

それぞれ病院や医師によって考え方や手術方法が異なりますので、手術を考える場合は手術方法の確認は必要です。

手術方法についての詳細はネット上に溢れていますのでここでは詳細は省きます。

また、ここでは主に現在主流になっている人工股関節手術療法を想定して書きます。

 

人工股関節手術はもともと欧米で発達してきた歴史がありますので、洋式生活にむいた手術療法です。

しかし、最近の日本では日本の和式生活に合った手術方法が少しずつ増えてきました。

もともとあった方法を『後方侵入法』、日本人に合った方法を『前方侵入法』と考えてよいと思います。

後方侵入法では和式トイレ使用時の様に深くしゃがむ動作を禁止することが多いです。

後方侵入法は股関節の深い屈曲で脱臼を起こしやすいと言われています。

一方の前方侵入法では、深くしゃがんだり正座をしたり、床にしゃがんだり床から立つという動作ができることが多いです。

 

私は手術を希望する方には、手術後すぐから『何をしても良い』と言われている手術法を行っている玉川病院の松原先生やさいたま赤十字病院の石井先生を紹介させて頂いています。

 

手術療法の主な目的は股関節痛の改善です。

 

人工関節手術療法では、股関節の骨を人工関節に入れ替えますが、それと同時に非常に痛みを感じやすい関節包や靭帯を取り除いたり、綺麗に修復しますので股関節痛が改善するのです。

しかし、個人差もあり、股関節痛が無くても股関節の動き(関節可動域)を広めたり、脚長差を解消する(両足の長さを揃える)目的で手術療法を受ける方もいます。

 

 

 

 

 

 

 

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手術療法 手術の時期

2019-12-19 15:20:50 | 股関節の基礎

🍓今まで説明した股関節痛に対する対策として手術療法は含んでいませんでしたが、最後に手術療法にも触れておきます。

 

私は手術をすることには反対ではありません。

しかし、レントゲンだけの診断で軟部組織に対する治療がなされないまま手術に踏み切ることには大反対です。

軟部組織、特に筋肉への治療のみで手術を避けられた方々と多くお会いしてきたていますので、まずは筋肉を正常化してみることにトライするべきだと考えています。

それでも、満足がいかない時には手術を受ければいいと思います。

股関節痛の程度には個人差が大きく、自分の我慢の限界を超える股関節痛を感じる方もいます。

そのような方は、手術の適応と考えますが、自分の我慢の限界を迎える前に股関節痛が改善に向かう方も意外と多いのです。

 

 

『手術の時期は患者さん自身が決めるもの。』という考え方が一般的です。

しかし、そう言いながら整形外科の先生が手術を勧めることが多いように感じます。

 

私は手術療法の利点も理解していますので、実際に私の担当する患者さんの25%は何らかの手術療法を受けています。

しかし、私は『手術した方がいいですよ。』と話すことはありません。

 

皆さんの中で、手術療法を受けようかどうか悩んでいる方も多いと思います。

多くの方は、股関節痛が強く出ていると『手術療法を受けようかな』と考え、股関節痛が治まると『やっぱりやめた。』と考え心が揺れています。

 

私は、『手術を受ける時期を逃して手術が困難になる』ことはないと考えていますし、私が名医と思う先生もそのように患者に説明しています。

経験が豊富で腕に自信のある整形外科医は『手術を受ける時期を逃して手術が困難になる』という言葉は使わないと私は考えています。

 

手術を受ける時期は、皆さんが『手術をしたい』と思うときだけです。

 

「先生、私手術をしようと思います。」

私は担当患者からこう言われた瞬間から手術に向かう考え方を話し、患者の満足のいく手術が受けられるよう病院や先生を紹介し、手術前後の経過を良くするための深圧を行います。

 

 

 

 

 

 

 

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雑誌やテレビ等の情報を冷静に分析してみる

2019-12-12 22:58:00 | 股関節の基礎

🍓雑誌やテレビ等の『股関節に良い運動』といった情報が取り上げられると、その翌日などに股関節を痛くして通院される方が多いです。


私はテレビに出ることはありませんが、雑誌に寄稿するときはそのことに配慮して股関節に痛みが出るような運動は載せないことにしています。

運動をしないと不安という方には、実に物足りない記事になりますね。

かといって、雑誌やテレビ等の情報が嘘ばっかりなのかというと、そうでもありません。

その雑誌やテレビ等の情報が、誰を対象に情報を流しているのかということを冷静に分析してください。


特に、変形性股関節症という言葉が出ていなければ、股関節自体には問題のない方々を対象にしていると考えた方が安全です。

ただ、まだまだ変形性股関節症に筋トレを指導する専門の先生がいますので、私は注意が必要だと感じています。

私なりの雑誌やテレビ等からの情報の見分け方を書きましょう。

筋トレならやらない、ストレッチなら検討しても良い、道具を使ったほぐしの話なら行っても良い。

個人差が大きな患者さんに、筋トレを指導することは非常に難しいです。

個人差が大きな患者さんに、一般的な関節を動かしたストレッチも指導することは非常に難しいです。

とりあえずやってみて、だめなら止めればよいと考える方もいるかもしれませんが、状態が悪い時には筋肉がつって歩けなくなり、なかなか改善しないこともあるのです。


どうか、情報の選択に注意して、安全に過ごしてください。


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良肢位を意識してみる

2019-12-07 20:08:15 | 股関節の基礎

🍓全ての関節には楽な角度があります。

少し曲がった角度です。

膝関節や、股関節が悪い時、なている時にはこの少し曲がった角度を意識してみてはいかがでしょうか?

この意識だけで股関節痛が改善する方もいます。

少し曲がった角度を良肢位(りょうしい)と言います。

 

例えば、骨折などをしてギプス固定するときにも良肢位での固定を意識します。

そうすると、ギプスを外した後の治りが速いのです。

 

じゃぁ、実際どうするのか?

 

特に夜寝る時に膝の下に枕を入れて膝関節と股関節を軽く曲げてあげるのです。

そうすることで、朝起きた時の股関節の状態が楽になることがあります。

そして、股関節痛が徐々に楽になる方もいます。

 

専用の膝下に入れる半円まくらもありますが、股関節が軽く曲がるのであれば座布団を丸めるのも良いでしょう。

 半円まくら(特大)

 

良肢位、なかなか耳にしない言葉ですが、良肢位を意識してみるのも価値があると思います。

 

 

 

 

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温めてみる

2019-12-05 08:22:48 | 股関節の基礎

🍓股関節痛に対しては温めるのが良いのか?冷やすのが良いのか?

 

答えは単純で、温めてみることが重要です。

 

一般的に非常に強い炎症に対しては、冷やすこともありますが、股関節の様に非常に深い部部になる股関節に限局した炎症に対しては冷やすよりも温めた方が良いでしょう。

筋肉の病気に対しては温める方が効果的です。

 

温めることは、血流を良くして治癒力をあげることになります。

 

使い捨てカイロを使うと簡単に血流を改善することができます。

使い捨てカイロを使ってみるとわかりますが、カイロをあてた部位だけでなく全身的に温まる感じがあるものです。

 

まずは、痛みを感じる部位を温めてみましょう。

そして、反応を見ます。

股関節痛が悪化する感じがある時だけはやめても良いと思いますが、基本的に治癒力を向上させますので、温めることを続けても支障はないと考えます。

 

夏は、皮膚の状態を確認する必要が高くなるでしょうが、できれば冷房からの冷え予防のためにも夏でも温めて方が良いでしょう。


痛みが出ている場所を温めても、効果を感じないときは、股の内側に貼ったり、ももの裏側に貼ったり腰骨の裏側に貼ったりと場所を変えてみて、効果を感じる場所が無いか試してみるのが良いと思います。

これは、筋肉の病気、筋筋膜症候群の特徴である関連痛を考慮した方法になります。


私達が行っている深圧も、目的は血流改善です。


是非、治癒力改善の目的で温めてみて下さい。

もちろん、お風呂や温泉で温まることも良いことです。



 

 

 

 

 

 

 

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炎症を抑えてみる

2019-11-30 17:58:48 | 股関節の基礎

🍓股関節痛が出始めた頃の股関節痛は炎症が原因のことが考えられます。

股関節痛がピークに達するまでの期間です。

この時期には炎症を抑えることも試して良いと考えています。

 

2015年、私はステロイド薬の他に天然の食材で炎症を抑える方法が無いかと調べていて、アガロオリゴ糖の研究を知りました。

寒天を材料にしたアガロオリゴ糖には、炎症を抑える作用があることが分かったのです。

さっそく、研究元のタカラバイオ株式会社に連絡を取りスタッフにお会いして、アガロオリゴ糖に関する研究結果を学びました。

 

まずは、軟骨破壊のメカニズムを学びました。

軟骨は体重をかけた時の摩擦のみで擦り減るのではありません。

軟骨はⅡ型コラーゲンと水分を含むコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸という成分で構成されています。

股関節関節包内に炎症が起こり関節炎になると痛みの原因物質や炎症成分、軟骨成分分解酵素などが過剰に産生され、この物質によって軟骨細胞の数が減ってしまうことがわかりました。

 

 

アガロオリゴ糖には、この関節炎に対する抑制作用があることが分かったのです。

下の3つの図は、培養細胞を用いてアガロオリゴ糖の関節炎抑制作用の仕組み『痛み』『炎症』『軟骨破壊』について調べた結果です。

1、痛み

 PGE2は痛み成分

痛みの成分は約20%減少しました。

 

2、炎症

 KL-1βは炎症成分

炎症成分は約95%減少しました

 

3、軟骨破壊

MMP‐1は軟骨成分分解酵素

軟骨成分分解酵素が約80%減少しました。

 

 

更に、動物実験では関節炎の予防にも効果があることがわかりました。


 

 

また、関節炎モデルマウスにアガロオリゴ糖にグルコサミンを加えることで関節炎抑制効果が強められることがわかりました。





アガロオリゴ糖にグルコサミンが含まれるサプリメントには、関節炎を予防、改善する可能性がありますので、試してみる価値は有ると考えています。

 

 

※本には商品名は書きませんが、かつて私が紹介した商品はこちらです➡シオノギヘルスケア

 

 

 

 

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股関節痛に対する対策  

2019-11-26 13:04:36 | 股関節の基礎

🍓皆さんには個人差が大きいので、股関節痛に対する対策はひとり一人異なることを前提として、誰にも共通する安全な対策について考えてみます。


皆さんの股関節痛に対して行える、誰にも共通する安全な対策は以下になります。


対策1、変形性股関節症の新しい考え方の理解する。

対策2、自分の経過を知る

  私は今どの段階にいるのだろうか?

対策3、筋トレをやめてみる

対策4、筋肉をほぐして脚に体重をかける

対策5、炎症を抑えてみる

対策6、温めてみる

対策7、良肢位を意識してみる

対策8、雑誌やテレビ等の情報を冷静に分析してみる


以上のうち、対策1~4までは繰り返し説明してきましたので、次の記事からは対策5~対策8について説明します。


私達が行っている深圧は対策4に該当します。

歩き方も含めて深圧については後の章で説明します。


 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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重力とバランス反応

2019-11-19 09:54:53 | 股関節の基礎

🍓皆さんには地球上に重力があること、そして、その重力に対して無意識にバランスをとっているという真実を少しでもいいのでご理解いただきたいと思います。

 

皆さんが力を抜いたリラックスした状態で立っているのを想像してみて下さい。

この状態で、脚の筋力を完全に抜いたらどうなると思いますか?

おそらくへなへなと地面に倒れてしまうでしょう。

皆さんは筋力をほとんど使っていないと感じているかもしれませんが、重力のある地球上では普通に立っているだけでも無意識に全身の筋力を使って身体を支えているのです。

 

 

次に、マネキンが立っているのを想像してみて下さい。

マネキンは、ほんの少しの力を加えるだけで、身体が真っすぐのまま倒れてしまいます。

ところが、皆さんが立っていても、ちょっとした外力ではそう簡単に倒れるものではありません。

皆さんの身体は、もっと強い外力でもそう簡単に倒れないようにできているのです。

これは、皆さんの身体には無意識に脳脊髄が働いてバランスを保つというバランス反応が備わっているからです。

皆さんは普通の生活の中で筋力をほとんど使っていないと感じているかもしれませんが、どのような時でもバランス反応によって結構筋力を使ってバランスを保っているのです。

 

 

筋肉を使わないと筋力は低下します。

これは使わないことによる筋力低下で、一般的には廃用性筋力低下(はいようせいきんりょくていか)と呼ばれていますが、これは主に寝たきり状態のことを意味します。

トイレも寝たきり、食事も寝たきり、もちろん、他の時間も寝たきり。

この状態では、重力に対して抵抗していないので使わない筋力低下として筋力は低下します。

『何もしないから筋力が落ちる』とは、このような寝たきり状態を指す言葉です。

 

しかし、トイレまで移動できて、食事も椅子に座って食べることができて、少しでも外に出ることができる場合、どれだけ重力に抵抗して身体を支えどれだけバランス反応を発揮してバランスを保っていることでしょう。

この重力に抵抗して身体を支えバランスを保つことは、皆さんが共に無意識に行っていることですので『筋力を使っている』という意識はないと思いますが結構筋力は使われているのです。

 

意識的に運動することだけが筋力を使うことではありません。

毎日、重力に抵抗して筋肉を多く使って普通の生活をしていることにもっと自信を持ってください!

 

 

 

 

  

 

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