股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

らっこちゃん3号

2010-02-18 10:30:21 | 楽な生活
子供のころ、サンダーバード2号が好きでした。

        

サンダーバードをまねして、股関節を楽にするグッズを“らっこちゃん○号”と呼んでいます。

元祖らっこちゃん、らっこちゃん1号はお尻まわりを自分の体重でほぐすことのできるPP樹脂製でした。

らっこちゃん2号は、まだ試作中ですが、主に内転筋と腸腰筋を自分の体重でほぐせるように開発中です。

そして、らっこちゃん3号がいよいよ25日に届きます。
大阪の泉佐野市まで行って検討したグッズです。
まだ試作品ですが、股関節を楽な姿勢に保って眠れる膝下枕です。

別名を“イカリのらっこちゃん”と言います。
この名前は、実物を見てもらえると理解できると思います。

後日写真を載せますね。



皆さんが、自宅にいて股関節を楽に自己管理できること。


これができるといいですよね。





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変形性股関節症を怖がらないでね



20年以上も・・・

2010-02-15 21:39:42 | 股関節の基礎
高松では広島、香川、徳島、兵庫、愛媛、高知から多くの方が来ていただきました。
みなさん、ありがとうございました。
精一杯の施術を行いました。
その場では、全て解決できず、自宅でのケアー方法を指導した方も4人いました。
次回、変化した皆さんにお会いする日を楽しみにしちゅう。




その方は60歳代だった。

本日、初めてお目にかかった。

20年以上前に「屋根が浅い」と指摘され、自骨の手術を勧められたが、自分の現状からはまだ早いと判断して断った。

それから、ストレッチを行うと症状が軽減することがわかり、ストレッチに励んだ。

時には歩けなくなることもあり、20年以上も怖かったと言っていた。


現在、股関節の動きは正常で、走ることもできた。


もしかして・・・。


レントゲンを見せてもらった。


やっぱり・・・。



子供の頃から、大腿骨頭の形が変化して、すでに安定している骨だった。
骨は安定しているが、筋肉の疲労は強そうで、腰痛とお尻まわりの痛みを訴えていた。


「安心してください。骨はもう変化しませんよ。」
「筋肉の病気を治せば、ほとんど痛みは取れます。」


と説明し、触診を行った。


両側のお尻の横の筋肉をかなり痛がった。



「おそらくこの筋肉が全ての痛みの原因です。」


腰を触らずに脚だけほぐして歩いてもらった。


「腰も脚も軽いです。」


それから少し腰の筋肉を緩めて終わりとした。


おそらく、現状のレントゲンから考えると、20年以上骨に変化はなかっただろう。


20年以上前に診断を下した先生も、経過を見ているうちにそのことに気づき、数年前に「手術しないで済みそうだね。」と言ってくれたとのこと。



数回の施術で、ほとんど痛みはなくなるでしょう。

この方の股関節痛の原因は、骨ではなく筋肉の可能性がかなり高いからです。



20年以上も続いてた怖さが、完全に取れる日は・・・確実に近いよ~!








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変形性股関節症を怖がらないでね



『さわらんといて!』 2

2010-02-11 17:59:58 | 心のこと
大阪梅田に出店計画がありました。
残念な結果ですが、出店は中止になりました。
しばらくは、人材育成を頑張りなさいということなんでしょうね。

力およばず・・・申し訳ございません。
非常に残念でした。

出直しや!




患者さんは、なぜ『股関節周りを触らんといて!』と言うのでしょうか?


私達施術者にとっては、一番考えなくてはならない問題です。

前回の記事に対して茜さんより貴重な意見を頂きました。



“長年感じてきた痛みのある部位を触られることの怖さ”


施術者はこの不安を払拭する力を備えないといけませんね。

頑張ります。


皆さんが、最も触られてはいけないのは、“熱感のある痛み”です。
熱感は自分で確認できる“炎症症状”です。

筋肉の痛みは熱感を伴わない“阻血性:そけつせい”の痛みです。
つまり、循環が悪いための痛みです。


筋肉をほぐすことは、循環を良くします。
筋肉を強く押せば血管を広げる物質が神経の末端から出ることはわかっています。


しかし、その前に、しっかり患者さんの心をほぐさないといけないということですね。



触られることによって、痛みは軽減する可能性が高い。



施術によって、骨がダメージを受けるということが無いこと。
ちょっと動かすだけで痛い股関節は、筋肉をほぐしてから動かすと激痛無く動かせるようになること。


このような現実を、もっともっとこのブログで説明していこうと感じました。



患者さんが“銀サロに行ってみよう!”と判断するまでには、いくつもの“心のハードル”が存在します。


そのような心のハードルを少しでも少なく出来るような努力をしないといけないと感じています。


そんなブログにしていこうと思います!




ところで、いま高松にいます。
非常にきれいな街ですね。
瀬戸大橋を渡った時に“は~るばる来たぜ、は~こだて~”と、マジで歌ってました。
・・・函館じゃない!


新幹線の中で函館の方とメールをしていたから???
マリンライナーの中で独り笑っとりました。



初、四国上陸です。




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『さわらんといて!』

2010-02-09 16:28:02 | 心のこと
昨日、ここから南海電車に乗って、ここへ行って来ました。

なかなか良い膝下枕ができそうです。
良い勉強になりました。






大阪の研修会に参加してくださった先生方が言っていた。

「股関節の患者さんは来るけど、『股関節は触らんといて。』という方が多いです。」だって。


股関節患者さんの中には、股関節の周りを触られることに怖さを感じる方が多い事はわかっているつもりです。

銀サロに来られる方は、ブログを読んでいる為か、怖がる人は比較的少ない。
しかし、ブログを読まないで来られる方もいるし、ブログを読んでいても怖さを抱えている方はいると思う。


先生方の話を聞いて、改めて思い知らされたように思う。
初めての方には、もっと気を配らないといけない。


私共は、直接股関節の骨を触って治療をしているわけではありません。
股関節周りの筋肉だけを施術します。


それは、膝の治療でも腰の治療でも、肩こりの治療でも一緒です。
骨を押しても、なんのメリットもありませんからね。


ですから、人工関節の方が来られても、股関節周りの筋肉はしっかり押しています。


人工関節が入っている大腿骨部に、異常な骨密度の低下がみられる方が2名だけいます。
この2名だけは、大腿骨を強めに押すことは避けています。




初めて股関節周りを押されることは、怖いことでしょうね。
その怖さを取り除けるように、しっかり説明をしなければいけませんね。


気をつけます。




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いろいろな思い

2010-02-05 22:23:44 | 楽な生活
●3月18日に銀座でサイン会を行います。
サイン会じゃなかった茶飲会でした。
詳細は銀サロ倶楽部のブログを見てね。
4月13日の銀サロゴルフ倶楽部の記事も見てね!


皆さんが楽になれるように、いろいろ考えています。

今大阪です。

6日、7日はなんばタワー1階『with』で研修会をしています。
遊びに来て下さい!
名古屋の早川先生や福岡の馬渡先生もいますよ。
明日は、謎の存在“社長”も東京から来ます。


8日は大阪の泉南市に本社のある高田ベッド製作所に行って、“無意識の管理”ができる“らっこちゃんのまくら”作成について打ち合わせをしてから東京に帰ります。

らっこちゃん2号の試作品と股関節用ピラティスのテスト撮影DVDが完成しています。




おじさん頑張っています!
応援してね!


・・・エヘッ!



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“こり”の変身 2

2010-02-04 00:07:18 | 股関節の基礎
以前から行ってみたい駅があったんです。
1月にやっと行けました。
テレビによく出ていた駅です。
鹿児島の肥薩線・嘉例川駅


なかなかいい感じでした。

中はこんな感じでした。

誰もいませんでした。
ホームにも入れるのでパチリしてきました。
鹿児島の帰り、霧島から空港に向かう時にいつも近くを通るんです。
今回は時間があったので、やっと寄れました。

今度、皆さんと鹿児島に行きたいですね。
結構詳しくなりましたよ。
運が良ければ、北の霧島から桜島の向こうに南の開聞岳が見えるんですよ。
“神話の里”の前から。(10年も通っていて、開聞岳が見えたのはたった1回です。)





筋肉の“こり”が関節の近くに起こったとたん、“こり”は“関節痛”と呼ばれるようになる。
“こり”の変身や!


皆さんのももにある大腿直筋。
こんな筋肉です。



大腿直筋の始点(起始:きし)を赤丸で、終点(停止:ていし)を青丸で示しています。

大腿直筋の中央部が縮むと、両端がひっぱられて、両端に痛みが出ます。
一般的には“腱炎:けんえん”と呼ばれる痛みです。


赤丸部が痛い時には股関節が痛いように感じます。
また、青丸部が痛い時には膝関節が痛いように感じます。

しかし、しっかり触診すると股関節や膝関節の痛みではないことがわかります。



赤丸部は股関節の少し上外側で、青丸部は膝関節の少し下の中央になります。



触診を行わず、レントゲン写真だけをみると、痛みの原因をレントゲンの中に求めるでしょう。



“筋肉のこり”と“関節痛”を鑑別できるのは、レントゲンではなく触診という“診察の基本”なので、ありんす。




シャンプー&りんす。





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“こり”の変身

2010-02-02 13:21:45 | 心のこと
銀座が白くなったことを見たことがありません。
雪の影響はほとんど無かったですね。
皆さん、転倒に気をつけて下さいね。


かつて、肩こりは肉体的な疲労が原因だと思っていた。

2003年頃、原宿に店を出していたが、経営がうまくいかない時期があった。
その頃は、異常に肩がこったのを覚えている。
当時は“お金”のことで悩む日々が続いていたからね。

スタッフ2人の行き先を決めてから、2人をリストラした。

苦肉の策だけど、店を継続することを選んだ。

すると、肩こりは全く無くなった。
肉体的には疲労が増えたにもかかわらず、全く無くなった。


いろんな本を読んでいると、筋肉のこりは精神的ストレスで起こりやすく、まず肩に起こりやすいと書いている。

確かに、自律神経が首の部分から背中、腰、腰の下まで存在しているからね。



それからは、背中から肩、首が異常に硬い人には『ストレスの原因はなんですか?』と聞くことがある。

だいたいの方が、精神的ストレスを抱えていて、いろんな話をしてくれる。

ある患者さんが、4年前から肩や腰の下の異常感を訴えて来られた。
症状の出方が珍しかったので、『4年前にいったい何があったんですか?』と聞いたら、いきなり泣き出していろんな話をしてくれた。

それからは、その方の施術は“話を聞くこと”になった。




筋肉は、ストレスの影響を受けやすいんだね。
本当は、血管に影響が出て、結果的に筋肉に出るように思う。



このような筋肉の痛みは、肩に出ると“肩こり”、腰に出ると“腰痛”と考え、整体院などにほぐしに行く人も多い。


ところが、このような筋肉のこりが股関節や膝関節の近くに起きたとたん、“こり”は“関節痛”に変身するんですね。


『股関節が痛いんです。』『膝関節が痛いんです。』となりますね。



あとはレントゲンを撮影して、レントゲンの中に異常を見つけることになります。





次回は大腿直筋を例にとって、関節痛について考えてみます。




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