股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

体重について考えてみた ⑦

2006-06-30 17:11:47 | 体重のこと
いや~、じらしすぎですか~?
じらしていたのではなく、本日学校の6月生の入学式があり、その前後でバタバタしていました。
4月生の解剖生理学の授業がひと段落したと思ったら、もうすぐ6月生の授業が始まります。
筋肉を押すマイオセラピーも冬頃から教え始めます。
そうやって、10月生、1月生・・・・。
25日ののぞみ会にも出席できませんでしたよ。
相変わらず妹の方も忙しいし・・・。
施術予約も増えているし・・・。
そんな言い訳・・・3・連・発! あん・ぽん・たん!


股関節痛があっても、無理なく減量をする→消費カロリーを増やす→基礎代謝を上げる→体温を上げるという私の考えを書いてきました。
信じるか信じ無いかは皆さんの判断にお任せしましょう。
私は、減量の専門家でもなく、あまり知識もありませんでしたが、多くの情報を集め、簡単な減量法を突き詰めようとしてきました。

消費カロリーの増やし方として、皆さんが考えるべき事は・・・

①基礎代謝を上げる
②普通に3食食事をする。
③身体の正常な部分を使って活動量を上げる。

でしたよね。
①の基礎代謝を上げるには、体温を上げることが効果が高いように感じましたので、今回は体温の上げ方です。
体温を1度上げて基礎代謝を12%上げましょう!
病気になりにくい身体も獲得できます。
がん細胞は、体温が下がると活動しやすくなるのも一例です。体温が下がると、免疫力も下がります。1℃下がると免疫力は30%ダウンするようですよ。→病気になりやすい!・・・筋肉の痛みも出にくくなるんですよ! 



体温の上げ方

簡単にできる方法を厳選してみました。

①食物の選択。
②入浴方法。
③ふくらはぎ温暖化。
④足裏トントン。
⑤五感快適化。

①食物の選択。
A、身体を温める飲食物:紅茶・卵黄・ごぼう・ニンジン・黒砂糖・黒豆・黒ビール・黒パン・赤身肉・山芋・レンコン・海藻・小豆・納豆・食塩・ねぎ・玉ねぎ・かぼちゃ・ショウガ・
          ハチミツ・そば・紅茶・赤ワイン・日本酒・紹興酒・山芋など

B、身体を冷やす飲食物:コーヒー・卵白・白身魚・生野菜・白砂糖・バナナ・みかん・レモン・パイナップル・トマト・カレー・白米・白パン・うどん・緑茶・牛乳・白ワイン・ビールなど

身体を温かくする食べ物は、黒・赤系のものが多いようですね。寒い地方で取れるものが多いようですね。
逆に身体を冷やす食べ物は青、白、緑系が多いですね。暖かい地方で取れるものが多いようですね。
温めるものだけを食べるというのではなく、白米には納豆を、コーヒーには黒砂糖をという具合に冷やす食べ物をとるときに、温かい食べ物を加えると良いみたいです。
これを見ていると、最強の飲み物としては、ショウガ紅茶のハチミツ入りなんかいいのではないでしょうか?常に飲めますしね。ぽかぽかしそうですよね。

②入浴方法。
ややぬる目のお湯に長い時間入るのが基本です。20分くらいが目安のようです。
長時間全身をつけるのが困難でしたら、足湯→腰湯→全身浴としましょう。
今流行の“死海の塩”なんか入れても良いのではないでしょうか。
入浴法は重要ですね。

③ふくらはぎ温暖化。
ふくらはぎの循環が良くなると、全身の循環が良くなることは以前にも説明しました。
一昔前はやったレッグウォーマーなんかもいいでしょうね、温かい線維でできたものはお勧めですね。
温める機器をふくらはぎの下に当てて寝るのもいいかもしれません。

④足裏トントン。
結構足の裏を刺激するローラーなんか持っている人が多いのではないでしょうか?
足の裏を20分以上刺激していると、肩まで温まることは有名です。
テレビを見ながら足裏トントン、ごろごろしながら足裏トントン。

⑤五感快適化。
五感とは、聞く・見る・嗅ぐ・味わう・触るです。
気持ちの良い肌さわりの寝具に寝転び、好きな音楽を聴きながら好きな臭いのアロマでもにおわせたり、好きな映画を見ながら最強のハチミツ入りショウガ紅茶をいただく・・・至福の時。ショウガ紅茶が好きだったらの話ですが。
五感に快適な刺激が加わると・・・血管広がるんですよぉ。ストレス取れリン。

どうでしたか?もったいぶった割りにはたいしたことなかったですか?
まだまだ身体を温める方法はいっぱいありそうですね。
皆さんも研究してくださいね。
これなら、股関節痛があってもできそうですね。
自分に合う方法を試してポックン!




変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね






体重について考えてみた ⑥

2006-06-29 15:25:38 | 体重のこと
減量のために消費カロリーを増やしたい、でも活動量が少ないから無理!
・・・とあきらめる前に、実は基礎代謝と食事中の熱産生が消費カロリーの80%を占めるという事実に注目して、基礎代謝を上げる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

前回でてきた問題の10項目の改善方法を考えてみましょう。

①疲れやすい。朝起きるのがつらい。
②肩こり、腰痛がある。
③手足が冷える。
④体温が低い(35.9℃以下)
⑤月経不順。
⑥食事量を減らすだけのダイエット。
⑦少し食べただけで太る。
⑧汗をかかない。
⑨顔色が悪い。
⑩血圧が低い。

そんなわけで、昼休みに10項目をジィ~と眺めてみた。

①~⑤は筋肉をほぐすだけでも改善できる部分があるなと思います。
⑥は1日3食をとることで解決できそうだ。
3食を取ることの重要性は、栄養を取ると筋肉が痩せない、食事による熱産生が高まる、腹ペコ状態によるリバウンド太りを予防できることでしょうか。

しかし、全体を見ていると、体温を上げることの重要性が見えてくるように感じます。
その理由は後で説明しますが、私は病気の予防と言うことで体温を上げることの重要性を患者さんに話してきました。
私の体温は36.5℃です。皆さんは何℃ですか?
私の場合BMI=24.2、体温36.5℃
どうもこの2つの数字の間に関連があるように思えて仕方がありません。

このブログをお読みの方全ての方のBMI値と体温がわかったとしましょう。
全ての人の2つの数字がわかり、統計的に処理すると逆相関があるように思われるのです。
一見難しそうな話ですが、肥満度が高い人は体温が低いとか、体温が高い人は肥満度が低いとか・・・関連性があるということを統計学で証明すると言うことです。
ちょっと試したみたいですね。

体温を上げることは、確実に免疫力を上げますが、基礎代謝も上がります。
目標体温は36.5℃前後がいいようです。
平均体温は36.9℃との報告もあります。
仮に、体温を1℃上げる事に成功したら、基礎代謝は12%も上がります。
また、上記の10項目もかなり改善するように思います。

次回は体温の上げ方について考えて見ましょう。

これなら、股関節に痛みがあっても消費カロリーを増やすことが出来そうですね。


変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね





体重について考えてみた ⑤

2006-06-27 10:14:39 | 体重のこと
まだ体重について・・・が続くのぉ?
続くんです。
病院の先生が、あまりにも簡単に『体重を減らしなさい』と言うので、その言葉に対抗したいんです!
『体重を減らす?・・・その言葉に根拠あんの?』と意地で書いてます。
意地で続けます。


今回は基礎代謝の上げ方です。
基礎代謝が上がると、消費カロリーが上がるのです。
基礎代謝の上げ方を語るには、基礎代謝を下げる現象をあげて、その改善法を考えるとわかりやすいと思います。



こうなると基礎代謝は下がる!

①疲れやすい。朝起きるのがつらい。
②肩こり、腰痛がある。
③手足が冷える。
④体温が低い(35.9℃以下)
⑤普段身体を動かすことが少ない。
⑥月経不順。
⑦少し食べただけで太る。
⑧汗をかかない。
⑨顔色が悪い。
⑩血圧が低い。
⑪食事量を減らすだけのダイエット。

皆さんいくつ当てはまりましたか?
太りにくい人は、あまり当てはまらないと思います。
私は2つですね。②と⑩。
最近肩こりはひどくないですが、低血圧は年中です。
しゃがんでいて立ち上がると確実に立ちくらみがします。
“冬のリビエラ”に対抗して、“夏の膝折れ”ですね。
夏になると立ちくらみはピークを迎え、ひどいと膝折れがおきて膝まづいてしまいます。アーメン。

皆さんにとって⑤はある程度仕方が無いかもしれませんので、⑤にはこだわらないことにしましょう。
つまり、股関節痛で動く量が少なくても減量出来る方法を考えたいのです。

⑤を除く他の10項目を改善しましょうよ!
すると基礎代謝が上がり・・・むふふふふふふふ。

次回、この10項目の改善方法について考えてみましょう。


変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね








体重について考えてみた ④

2006-06-26 00:50:57 | 体重のこと
減量という時に必ず出てくる公式は・・・
“消費カロリーが摂取カロリー(食べた物の総カロリー)を上回ると減量できます”

その通りです。
摂取カロリーが多いと、いくら消費カロリーを増やそうと努力しても水の泡ですもんね。

皆さんは活動量(消費カロリー?)が少ないから、摂取カロリーも少なくて十分なんでしょうね。
でも、皆さんはどうして消費カロリーが少ないのでしょうか?
消費カロリーが少ないのは本当ですか?その証拠は何ですか?

悪いのは股関節だけではないのですか?
通常、体幹や上半身、ももから下は正常なんですよね。
身体全体で言うと90%くらいは正常ではないでしょうか?
股関節を動かさないでも、残りの90%の正常な部分を使ったり、工夫をすることによって消費カロリーを増やすことは意外と簡単かもしれません。

まず、消費カロリーの本質について考えてみましょう。

消費カロリーとは、運動による消費カロリーのことだとお思いですか?
答えは、ほとんどNOです。

人間が活動をしないで、じっとしている状態で消費するカロリーもあるのです。
これを基礎代謝といいます。
つまり生きているだけで消費されるカロリーです。
実は、皆さんの1日の消費カロリーのうち、基礎代謝は70%を占めるんです。
70%ですよ!
残りの30%の中には、食事をすることによる熱による消費カロリーが10%含まれています。
食事中に熱くなり汗が出ますよね、かなり汗をかきながら食事をしている人を見たがありますよね・・・あれです。
つまり、単純に考えると生きていて食事をしているだけで80%のカロリーを消費するんですね。

残りのわずか20%が生活の中での活動や運動による消費カロリーです。
この20%の中では、健常者との差はあるでしょうが、意外とたいした差ではないんですね。
ですから、皆さんは活動量が低いから太りやすいように思っているかもしれませんが、活動量なんてたいしたこと無いんですね。
ましてや、皆さんも生活の中では最低基準の活動はしていますよね。
朝ベッドから起きて、洗面所まで歩いて、歯を磨いて、食事を作って、トイレにも行きます。
仕事が無い人でも、新聞を取りに行ったり、ゴミを出したり、洗濯をしたり干したり、いすから立ったり座ったり、本を読んだり、ごろごろしたり・・・活動をしていますよね。

皆さんに注目していただきたいのは、1日の消費カロリーの70%は基礎代謝であるということです。
基礎代謝とは、先にも書きましたが生きているだけで消費するカロリーなんですよ。

そう考えると、皆さんの消費カロリーを増やすポイントは大きく3つに絞られますね。



消費カロリーの増やし方

①基礎代謝を上げる
②普通に3食食事をする。
③身体の正常な部分を使って活動量を上げる。

その中でも、特に①の効果が大きそうですね。
付け加えると、皆さんは体重を気にするあまり、逆に基礎代謝を下げているという事実も認識が必要でしょうね。

一般的に基礎代謝を上げるには筋肉を鍛えれば良いと言いますが、それだけなんでしょうか???

次回は、股関節痛があっても基礎代謝を上げることはできるのか?という重要なことについて考えてみましょう。


変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね







体重について考えてみた ③

2006-06-24 16:37:30 | 体重のこと
減量を考える前に考えなければならないことがあります。




減量の原則は健康的に行うことです。
減量でやってはいけないこと。

①食事の量を極端に減らさないこと。
 脂肪は減るかもしれませんが、筋肉も減ってしまいます。
 その結果基礎代謝が低下して、痩せにくい身体になるからです。

②食事の回数を減らさないこと
 回数を減らさないことが重要と言うよりも、腹ペコ状態を続けないことが重要です。朝食をいっぱい食べて、昼食と夜食を極端に減らすことも一緒ですね。
人間は腹ペコ状態が続いているところに食事を取ると、脂肪を蓄えようとするからです。
極端な例がリバウンド太りですよね。

③脂の取り過ぎを控える。
 1日の摂取カロリーの1/4くらいは取ってもいいのですが、それ以上は・・・。
 
④無理な減量
 減量によって身体を壊しては本末転倒です。
 体調を崩したらすぐに減量を行うことは止めた方がいいですね。

⑤個人差を考える(情報に惑わされない)
 太ることに関しては、遺伝要素35%、環境要素65%と言われています。
ある減量法がある人には有効でも、自分にとっては逆効果のこともあるでしょう。
いままでいろんなことで“個人差”について訴えてきましたが、減量についても同様です。
多くの情報に惑わされるずに、減量に関しても人間の身体の本質を勉強して、いろいろな情報があふれていても“ぶれない”自分を確立していただきたいと思います。



私はほとんど肉を食べません。肉を食べることはできますが嫌いだからです。
野菜とシーフードを取ります。このことは、比較的良いことかなと勝手に思ってます。
私は昼食をとらないことが多いです。良い事だとは思っていません。
施術予約が11:00から16:00くらいまで集中していることが多く、この間に食事を取る時間を入れていません。
食事時間を入れてもいいのですが、施術中に自分が眠くなり良い施術ができないのです。
私の身体は、空腹時のほうが良い施術ができるのです。
しかし、あまり空腹だとつらいこともあるので、最近は軽くつまめるような食べ物を準備しておき、こまめにお腹に入れるようにしています。
そうしだしてから、体重が減りつつあります。

7年ほど前、正月休みに体重が5kg増えた年がありました。
例年と同じように過ごしたつもりが、その年に限って5kg増えてしまったのです。
私の身体はその頃から基礎代謝量が減ってしまったのかな・・?と考えています。
その頃“脂抜き”をやったことがありました。
脂物を一切食べないのです。
私の身体は、この方法で3kgが減量できます。
しかし、続けているうちに無性に脂物が食べたくなり、気がつくと脂物ばかり食べているのです・・・結局リバウンド太り・・・。

夜6時以降何も食べない・・・幸田来未には有効かもしれませんが、危険がいっぱいです。

皆さん、やってはいけないことを理解して、減量の本質を理解しましょうね・・・その本質について次回から迫ってみたいと思っています。
変形性股関節症の方の諸事情を考えた上での本質にさまれればと思います・・・わくわく。
もったいぶってます。

皆さんに適する減量の本質が理解できて・・・少しの努力が重なった時・・・減量は皆さんの手中に・・・むふふ・・・うぷぷ・・・。
ただし、活動量が極端に少ない方、BMIが25以上の方のみですよ!!!
現在減量が必要でない方は、ふぅ~んだけでいいです。



変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね







体重について考えてみた ②

2006-06-23 16:34:49 | 体重のこと
先日の福岡の方、椎間板ヘルニアで手術を迫られていましたが、神経症状が無かったので、『今、手術はするべきではない。』と言いました。
筋肉の状態は重症でしたが、症状の改善は明らかに見られました。
患者さんにも自覚的に効果がわかりました。
骨盤体操と坐骨神経のストレッチを指導し、1週間後に再施術予定です。
手術を避けられると言いのですが・・・頑張ろうっと。


人間の関節にとって重要なことは、体重と○○の関係です。
その○○とは筋力です。
これまた個人差が大きいのですが・・・。
ある人には減量が必要ですが、ある人には減量は必要ないのです。
変形性股関節症患者さんは、一律体重を減らさないといけないと言うのは非科学的です。
どれだけ多くの方が、不必要な減量に励んでいることか・・・。
「また食べちゃった・・・」と落ち込んでいることか。

現在痛みが少なく、結構動ける方は筋力はしっかりしています。
それが人間の法則なのです。
こういう方は多少標準をオーバーしていても問題ないでしょう。

体重が除々に増える場合、それを支えている脚の筋力も除々に強くなるのです。
太ると筋力が強くなるんですよ・・・知ってました?
答えは簡単、重くなった身体を支える筋肉に負担がかかり筋力トレーニングになるからです。

痛みがあって動けない場合、または脚をかばっている場合、減量は必要なように見えます。
それはたしかですが、この場合、痛みを取ることが優先になりますね。
筋肉をほぐして、痛みが軽減すると動けるようになりますので、自然に筋力はつきます。

皆さんが一番気をつけないといけないことは、急激に太ることを避けることですね。
除々に太ることは怖くないことは先に説明しましたが、急激に太った場合、筋力がつくのが追いつかないのです。
したがってこのときに痛みが出ることがあります。
体重が増えると、股関節にかかる力が増えて変形が進行すると言う単純なメカニズムではないと言うことをご理解ください。

意外と減量は必要ないかもしれませんね。
私は減量法について詳しくはわかりません。
難しいですよね。
ある人に有効な方法が、他の人にも有効とは限らないし。
ただ、食べない減量法は良くないように思います。
リバウンドを起こし、逆に太ってしまいそうですね。

次回は、減量の本質に迫ってみたいと思います。
あまり参考にはならないかもしれませんが・・・。

減量は全ての人に必要ではない!


変形性股関節症を怖がらないでね








体重について考えてみた ①

2006-06-22 10:15:48 | 体重のこと
触れたくないが触れずにおれないシリーズ、第1弾です。
ただし、ダイエット法についてはあまり触れません。
皆さんのほうが良くご存知でしょう。

第一弾は皆さんの体重が標準の範囲にあるのかどうかということについて考えてみたいと思います。

BMI(Body Mass Index)・・皆さんご存知の方も多いと思います。
現在世界的にもっとも用いられているであろう、“肥満度テスト”です。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

計算上の注意点は身長をメートルで計算することです。
私の場合、体重70Kg、身長1.9m(190cm)・・・間違いました、1.7m(170cm)です。
したがって BMI=70÷1.7÷1.7=24.2 です。

肥満度基準ですが・・・

 BMI  25~30未満 肥満1度
     30~35未満 肥満2度
     35~40未満 肥満3度
     40以上     肥満4度

つまり25以下は標準に入ります。
私の場合24.2ですのでギリギリガールズの仲間入りですね。
皆さんはいかがですか?
BMI=22くらいが理想ですが、ここで言いたい事は、25以下の人は、一応標準の範囲であり痩せようと思うこと自体が犯罪になります、と言うことです。
神経質になる必要はありません。
『太る=変形進む』という単純なものではないことは、皆さんもうおわかりですよね。
しかし、病院では一律に『体重を落としてください』と言います。
結構やせている人にも言うんですよね。
やせることにも危険性は多いんですよ。
筋肉まで痩せてしまうことと、基礎代謝が低下してしまうことです。
これは、痩せようとすることが痩せにくい体質をつくっていると言う事です。
確かにやせる必要のある方もいますが、その根拠が必要なのです。
先生はただ『体重を落としてください』と言うだけですから簡単ですが・・・皆さんはこの言葉によってどれだけ悩み、怖さを持つか・・・。

「私は・・・肥満度2だわ!」・・・・?

BMIを紹介しておきながら・・・ですが、皆さんの場合はもっと考えなければいけないことがあるのです。
体重に関する本質についての説明をします。
キログラムだけでは表せないある重要なことがあります。

体重と○○の関係が最も重要なのです。
その○○について次回説明することにします。
もったいぶってます。

変形性股関節症を怖がらないでね
体重を怖がらないで下さいね






坐骨神経痛?

2006-06-20 12:25:51 | 施術のこと
鹿児島から帰りました。
多くの患者さんに温かく迎えられ、楽しい4日間でした。
実質3日間でのべ26人の施術をしてきました。
意外と今日は元気です。
今朝、福岡から電話があり、神奈川にいる息子さんを診て欲しいということです。
鹿児島に来られていた福岡の方の知り合いの方でした。
椎間板ヘルニアで手術をせまられているとのことでした。
どこが痛いかはわかりませんが・・・神経の症状がなければ手術は止めるつもりです。
皆さんにも良くあるのですが、坐骨神経痛に似た痛みは意外と筋肉に原因があるのです。立ち上がるときに痛みを出しやすい筋肉ですね。
おそらくこの筋肉に異常があるのではないかと考えています。
今夜の施術予定です・・・どうなることでしょう。
お母様も福岡からお見えになるようです。
手術を避けられると良いのですが・・・。


先日、某大企業の役員の方が施術を希望されてきました。
変形性股関節症ではありませんでしたが、「腰の椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」と病院では言われていました。
少し歩くとお尻からももの裏にかけての痛みが走り、屈伸をするとまた歩けるようになるとのことでした。

そのような患者さんの場合、まず神経症状を確認するのが診察の基本です。



脚の神経症状の診方
(神経を役割で分類すると、運動神経と知覚神経に分かれます)

①足の先にしびれはないか?また、触った感じ(触覚)に異常はないか?を調べます。(足の親指と人差し指の間を軽くなでてみる)
これは神経麻痺のうち知覚麻痺を調べる方法です。
神経の麻痺は必ず先っぽから出ると決まっています。ですから足の先を調べるのです。
②足の親指の筋力は低下していないか。
これは神経麻痺のうち運動麻痺を調べる方法です。
③膝を伸ばした状態で脚がどれだけ上に挙がるか。(他動的)
神経に圧迫があると、脚を挙げたときに激痛が出るため脚が上がらなくなるのです。

この神経症状が無い限り手術をすることは避けた方がよいと考えています。
神経症状とは、ヘルニアが神経を圧迫していると言うことです。
ヘルニア(軟骨)自体には神経がありませんので痛む事はほとんどありません。
ヘルニアが問題であるのではなく、ヘルニアが神経を圧迫していることが問題なのです。

この患者さんには神経症状はありませんでした。
触診の結果、ハムストリングスというももの裏の筋肉に異常な圧痛がありました。
ハムストリングスをしつこく肘でほぐすと、痛みは徐々に軽くなり、最後の方はまったく圧痛がなくなりました。

帰りの歩行状態では「うそみたいに楽になり、普通に歩けます。」と言うことでした。
簡単に言うと、脚がかなり疲れていたようでした。

腰やお尻に痛みがあると、方程式のように“椎間板ヘルニア”とか“坐骨神経痛”と言う診断がつけられる傾向があります。
しかし、その本質を触診にて突き止めないといけないと思います。
股関節に限らず、このような傾向があるのです。
本質を突き止めていただきたいものです。

変形性股関節症を怖がらないでね



“立ち上がる”について考えてみた ②

2006-06-15 12:48:53 | 股関節の基礎
皆さん、座っている時に筋肉はどうなっていると思いますか?
座ると言うことは、股関節と膝関節を曲げているということですので、股関節、膝関節に関する筋肉のほとんどは緩んでる状態です。
また、体重を支えている状態ではないので、筋肉には力は入っていません。

長時間座っていて、立ち上がろうとする時、その筋肉はどうなるでしょうか?
緩んで力を抜いていた筋肉は、急に伸ばされて急に力を入れて身体を支えないといけないのです。

正常で柔軟性のある筋肉には何の問題も無いことです。
しかし、病気になっている筋肉には大変なことで、すぐの対応ができないのです。
しばらく痛くて動けないのです。しかし、立った後、しばらくじっと立っていると徐々に痛みが消え動きも出てくるものです。
立ち上がった時の痛みと動きの悪さはの原因は、前回指摘した股関節周囲の組織への圧迫と、筋肉が病気の状態だからと考えるのが自然でしょうね。

立ち上がりのときの痛みがひどく、仕事ができない方がいました。
仕事をしていて、通勤時間の長い方でした。
当時私は埼玉で、患者さんは神奈川県でしたので、1ヶ月仕事を休んで毎週月曜日に2回の施術を1ヶ月行いました。

その症状は無くなりました。
その後、5年間その症状は出ていません。
原因はももの裏のハムストリングスという筋肉の病気でした。
ハムストリングスは、座っている時に緩んでいます。
ハムストリングスは、基本的には膝関節に関する筋肉ですが、坐骨にくっついている筋肉ですので、股関節にも関係します。

立ち上がる時に痛む方は、イライラしないで対応を考えてください。
ハムストリングスや腸腰筋をほぐして下さいね。

変形性股関節症を怖がらないでね



今夜の最終便で鹿児島に行ってきます。
来週の月曜までPCはいじれませんね。FOMAの電波も届かないところです。
みなさん、お元気で。良い週末を

“立ち上がる”について考えてみた ①

2006-06-13 19:30:24 | 股関節の基礎
「しっかりおじぎをして、脚に体重をかけてから立ち上がってください。」
この言葉は、理学療法士が立ち上がり訓練時に患者さんにかける言葉です。
この言葉の意味は、立ち上がる時にはおじぎをすることによって前方へ重心移動すると立ち上がりやすいですよ・・・ということです。
何?何?、ナヌ?ナヌ?・・・“おじぎ”??・・・股関節の曲がりが要求される動作ですね。
つまり、股関節の屈曲角度が悪い人は立ち上がりにくいのです。
ですから、前回の椅子の高さを考えないといけなくなってくるのです。

40cmという高さが普通の椅子の高さです。
これが50cmになると実に楽に立ち上がれます。
50cmの椅子は、座っているのも楽だし、立ち上がるのも楽にできるのです。
この場合の“楽”は、皆さんにとって重要な“楽”だと思います。

実は、トイレの便器の便座も高くする方法はあります。
調べてみてください。
専用の自助具(生活の中で、自分を助けてくれる道具)もあると思います。

皆さんが考えなければならないことの一つに、自助具を使うと言う考え方があります。
基本的な考え方はこうです・・・



自助具を考える時

①まずは、自分の身体の機能や能力を改善することを考えます。
②自分の身体の機能や能力が改善するように努力をします。
③自分の体の機能や能力の改善に限界を感じた時は、周りの環境を変えることを考えます。
④基本的に安全であることが前提です。

 ③の時に考えるのが自助具です。
 杖や手すりなども広い意味では自助具ですね。

例えば、箸をもてない人用の箸とか、爪を切れない人用の爪きりとか、靴下を履けない人用の道具とか・・・いろいろあります。
ベッド上安静で、動きがとれない時のマジックハンドとか・・・・経験ある人も多いと思います。

自助具は、既製品がありますが、既製品を買うだけが良い訳ではありませんし、既製品も実際に使ってみないとなかなかうまく使いこなせないものです。
結構自分でいろいろ工夫をして生活を楽にしている人もいます。
そういう工夫については、皆さんの方が詳しいと思いますので、ぜひ良い工夫があればコメントしてください。
私だけではなく、このブログを読んでいる方々の参考となることでしょう。

本題に戻りますが、高さ調整のできる椅子(一種の自助具)は、皆さんにとってもご家族のとっても使いやすい椅子かもしれませんね。
楽に立ち上がるためにね。


変形性股関節症を怖がらないでね




 

“座る”について考えてみた

2006-06-12 01:36:34 | 股関節の基礎
皆さんの心温かいご支援で102回目と進んでいます。
おかげさまで、妹の熱は下がってきました。治療が継続できそうです。
ありがとうございました。

皆さんの股関節は何度曲がりますか?
しっかり答えられるように自分の身体の状態は把握したいものです。

椅子に座る、正座をするという動作には、股関節の曲がり(股関節屈曲)の角度が非常に重要です。
股関節の曲がりの角度を知らないで椅子に腰掛けることは、パンツを下ろさないでトイレで用を済ませるようなものです・・・ちょっと違うか?
でも、そんな感じです。

普通、椅子に腰掛ける時は股関節は90度曲がります。
80度の方でも座れなくはないのですが、股関節、骨盤、腰に負担がかかります。
正座はもっと股関節屈曲の角度を必要とされます。

私が言いたいことは、椅子に座れるからよいのではなく、股関節周囲に負担をかけないで座るということを考えていただきたいのです。
骨に負担がかかると言うのではなく、股関節前面の筋肉や血管・靭帯に負担がかかるのです。
皆さんは、立って脚に体重をかけることだけが股関節周囲に負担をかけると考えていませんか?
股関節屈曲角が90度以下であった場合、低い椅子や沈み込むソファーに座ることは股関節周囲の負担となります。
ですから、椅子の材質や高さ、サイズには気を配らないといけないということです。

股関節の動きが悪い方で、適さない椅子に腰掛けて「長い時間座っていると、立つ時痛いのよね。」というのは、皆さんの管理責任です。
股関節ちゃんの責任ではありません。

硬い椅子、奥行きの浅い椅子、高さの高い椅子にこだわってください。
外出時は、座面を高くするような軽い折りたたみのできるものを敷くとか工夫してください。
映画を見たかったら、映画館の椅子の上にそれを敷いてみてください。
椅子にこだわりましょう。そして、座りやすいような工夫をしましょう。
股関節を長持ちさせる為に。
自分の股関節ちゃんをいたわって、かわいがって下さいね。

変形性股関節症を怖がらないでね




人生いろいろ、術後もいろいろ。

2006-06-10 01:45:26 | 人工関節のこと
先月から某病院の内科病棟に通っています。
常々・・・健康で暮らせることのありがたさを実感します。感謝!


昨日、人工関節手術後1年以上経過している患者さんが初診でお見えになりました。
術後の経過が思わしくなく、悩んでいたようです。
病院では、例によって「手術は成功しています。あとは筋力をつけてください。」と言われているようです。

現在歩く時に、膝の外側、内股、時々お尻の上が痛いということでした。

ももの太さを測ると、4cmの差がありました。
人工にして1年以上経っているのに4cmも細い?・・・あまり無いケースです。
痛くて体重がかけられなっかたと言うことを、ももが訴えていました。
もちろん「痛いので積極的トレーニングができないんです。」と患者さんはおっしゃいました。当然です。

触診では、患者さんが痛いと言う場所に一致して筋肉の病気がみられました。
その硬さは、手術前からあるような硬さでした。
おそらく手術前に、縮んでいた筋肉が人工関節にして無理やり伸ばされたのでしょうね。

そんなに大きな問題ではありません。
この縮んだ筋肉を緩めてあげれば、絶対痛みが取れて体重がかけられるようになるので、脚は太くなるはずです。

この患者さん脚を、この秋までには太くします。
太くなるとは、筋力がつくこと。
筋力がつくとは、股関節が長持ちすると言うこと。

患者さんとの二人の力で、絶対に秋までに脚を太くします!
そして「手術してよかった。」と患者さんが言えるようにしてあげたいと思います。

ちなみに、この患者さんが手術を受けた病院は、人工関節の手術では有名な病院でした。


変形性股関節症を怖がらないでね




股関節痛は怖くない!・・・は怖くない?②

2006-06-09 17:27:02 | Weblog
今年の1月8日に、パソコンをいじっていて、ブログについて調べているうちに、わけもわからないままブログを始めました。
始めた頃、1つのテーマについて書き続けることは大変だと感じました。
自分のやってきたことの整理も兼ね、少しでも変形性股関節症患者さんのお役に立てればと思い始めたブログですが、どうにか5ヶ月100回目を迎えました。
皆さんの『おめでとう』という声が・・・聞こえません!
ひとり祝賀会状態です。劇団ひとりに対抗して、祝賀ひとりです。

このブログは“股関節痛は怖くない”ことを理解していただいて、人生を楽しいものにしていただきたいという目的で5ヶ月間、100回にわたり続けてきました。
しかし、このブログによってかえって怖さが増してしまったり、戸惑ったりしている方はいませんか?
もしもその様な方々が多いようでは目的に沿っていないので、やめなければなりませんね。
私の自己満足の世界は、私の目的ではありません。

30回目の時にも同じことを書きました。
おかげさまで、最近はのぞいてくれる方々がかなり増えてきましたし、コメントも多くなりました。
しかし、その影で、かえって戸惑っている方がいるのではないかという不安が時々脳の中に発生します。

戸惑っている方がいましたら、その内容も知りたいなぁ・・とも思います。

その様な方々からのコメントもお待ちしています。


『100回おめでとう。』
「ありがとう」
『まだ続けるの?』
「たまにはつまんない事でも書きながら、続けるつもりです。」
『しつこいね~』
・・・・あぁ、ひとり芝居、これがホントの劇団ひとりかぁ?


変形性股関節症を怖がらないでね



※私には5歳下の独身の妹がいます、現在悪性の病気で長期入院しています。
彼女の具合が優れないので、しばらくはパソコンをいじる時間が減りそうです。

“流れ”を感じます!④

2006-06-08 00:00:31 | Weblog
最近、人工関節手術の入院短期化の“流れ”を感じています。
患者さんにとって、入院期間が短いということは良いと感じる人もいると思います。
一方、その後に、リハビリ目的での他院転院を希望される方もいます。

どうして短期入院となってきたのでしょう?

①手術の技術が向上したから。
②保険制度の変化に合わせたため。
③皆がそうしているから。
④やってみたら、出来そうだから。
④人間の身体が進化したから。

答えは先生が知っています。

私は、入院期間の短い病院で手術を受ける方には『入院中は一生懸命リハビリを行わないでください。』と言っています。
手術の傷口が小さくなりつつあります。
確かに手術法も進化しています。
しかし、人間の身体は進化していません。

手術後2~3日で立ったという話を聞きます。
手術で切られた股関節周囲の傷は大丈夫なのでしょうか?
不安でなりません。
中のほうの傷口が十分くっつかないうちに、立つとか歩くとかしてもいいもでしょうか?
中のほうの手術による傷が1日でくっつくと言う人間の進化があればいいのですが・・・。

私が勤務していた病院で、何人かの先生に聞きました。
「先生、中の傷はどのくらいでくっつくのですか?」
ほとんどの先生は5~6週間と教えてくださいました。
手術法の進歩によって当時とは変化があるとは思いますが、かなり短くなったとは考えられません。
内出血が心配です。
手術後の経過に支障が無ければいいのですが・・・?

手術後は傷の回復を優先させるべきです。
手術後長く使う脚ですから。
実際、頑張りすぎて内出血を起こしたと言う話を聞いたことがあります。

患者さんは手術後に頑張ってしまうようです。
おなじ部屋の皆さんが頑張っていれば、頑張ってしまいますよね・・・。
私の患者さんに、「手術後に頑張りすぎないでくださいね。」と説明して「私は怠け者だから、大丈夫ですよ。」と言った方がいました。
入院中にお見舞いに行くと、「頑張りすぎて左足が痛くなりました。」と言っていました。
そういう雰囲気が病院にはあるのでしょうか???

その患者さんのその後の経過の中で、半年くらいは明らかに違和感を訴えていました。
現在手術後2年になり、すっかり順調になりました。

入院期間の短期化には、もしかしたらそんな問題が潜んでいるかもしれません。
リハビリは手術後6週くらいから本腰を入れるか!くらいの気楽な気持ちで臨まれてはいかがでしょうか?
ちなみに、私は原則として手術後3ヶ月以上経たないと施術をしないようにしています。
手術後の経過が悪い方の中には、内出血の可能性もあるのかもしれません?
おそらく、身体が吸収してくれるとは思うので、後遺症は残らないとは思うのですが・・・出血量が多いと心配ですね。

手術後順調だった方には関係ない話ですね。
手術の前には、先生に確認しても良いと思いますよ、大切な自分の足ですからね。

入院の短期化競争のような事態が起きないように祈ります。


変形性股関節症を怖がらないでね




“流れ”を感じます!③

2006-06-06 18:26:11 | Weblog
「3時間待ちの3分診療」と言われて久しいですね。
待ち時間の間に具合の悪い患者さんも出るほどです。
私は整形外科病院、大学病院、整骨院と保険制度の下で24年間仕事をしてきました。
その中で、徐々に健康保険制度の限界を感じてきました。
医療の質の問題です。
3分~5分で何が診療できるのでしょうか?
整形外科に関しては、レントゲンを見るのが精一杯ではないでしょうか?
患者さんは置き去りです。
これでいいのでしょうか?
これでいいという方もいるでしょう。
こんなもんだと思って何の疑問も感じない方もいるでしょう。
最近では、どうせ何もしてくれないとわかっていて、仕方なく病院を受診している方が増えています。
「どうせ病院に行っても何もしてくれない。」という言葉を良く聞くようになりました。
この状況は、高齢化社会にはまずいんです。改善しなくては・・・。
おそらく現場の先生の中には、患者さんのそんな言葉に耳を傾けて、質を上げようと努力されている先生もいるでしょう。
わかっていても、どうしようもなくストレスを抱えながら仕事をしている先生もいるでしょう。
もしかしたら、そんな現状に気づかないまま、なんとなく毎日の診療を行っている先生もいるでしょうね。(こういう先生が多いように思います)
私も大学病院にいましたが、患者さんの生の声が意外と届かないものです。

本来病院は、患者様の為にあるものです。スタッフも“全ては患者様のために”と考えるべきでしょう。
しかし、現場は利益優先でスタッフの自己満足のレベルで終わっていることが多いと思います。
高齢化社会と医療費抑制が進んだ今、この傾向は益々強くなっていくでしょう。
そんな中、健康保険医療以外の代替医療の躍進が目覚ましい。
すでに西洋医学以外の医療(代替医療)の方に国民はお金をかけています。
今後益々保険医療は衰退するような“流れ”を感じています。
西洋医学には欠点があります。心と筋肉の痛みに対応ができていません。
しかし、大きな利点もあります。
代替医療は、心や筋肉の痛みを解決できる可能性が高いです。
しかし、まだまだ質の低い点や非科学的な面があります。

今後は、両者の良い点を取り入れた新しい医療の形が出来ると良いと思います。

事実、その様な“流れ”を感じることが多くなりました。
例えば病院の先生や薬剤師、看護師の中に、アロマセラピーやマイオセラピーに興味を持っている方が増えています。

このブログでも、整体の先生にかかったら、よい方向に向かっている方が現れ始めました。
私の仕事も代替医療に含まれます。
私は保険治療の限界を感じ、今は代替医療に身をおいています。

“質を高めること”医療人は儲けより、お客様のために質を高めていただきたいと思います・・・自分もね。

皆さんは、質の高い先生を選んでくださいね。
「先生は、質が高いんですか?」と聞いて・・・・聞けないね


変形性股関節症を怖がらないでね