◉関西の皆さんにお知らせがございます。
皆さんにはさらにご迷惑をおかけしますが、新大阪店の場所をさらに移転することにしました。
現在、もう少し小さな駅で、もっとわかりやすい場所の店舗に絞り込んでいます。
2月の初めには大阪に出かけ決められると思いますので、少々お待ちください。
子供の頃から慣れ親しんでいた新大阪駅を離れるのはさみしいのですが、駅が大き過ぎて場所がわからない方が多かったです。
新しい場所が決定するまでは、今までどおりサンクチュアリ新大阪になります。
スタッフより確認のメールをいたしますが、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
松本正彦
変形性股関節症 の英訳はOsteoarthritis of the Hip Jointです。
このOsteoarthritis of the Hip Jointをわかりやすく直訳すると「股関節炎」です。
ところが、和訳では「変形性股関節症」になるのです。
この和訳のせいで、本来なら「炎症」(股関節関節包)が主体で考えられるべき病気が、どうしても「変形」(骨や軟骨)が主体で考えられる病気になってしまったのです。
股関節痛の原因のおおもとは主に股関節関節包内の炎症です。
では、炎症の原因はなんでしょうか?
考えられる原因を列記してみます。
1、股関節、および股関節周囲のケガ
骨折や軟骨を痛めるような大きなケガ(事故など、骨や軟骨には炎症は起きません。)、スポーツや生活上で靭帯を痛める股関節捻挫、筋肉の一部が切れる肉離れ(開脚ストレッチをしていてプチッなど)、関節唇(関節包の一部と考えて良い)の損傷などいろいろありますね。
問診を詳しく行うと、結構このような原因が多いです。
2、炎症性の股関節疾患
ペルテス病、骨頭壊死、慢性関節リウマチ、Osteoarthritesなど、意外と原因は不明かも。
炎症は関節包などの軟部組織に起こります。
3、手術
股関節は人体の深いところにありますから、いくら傷が小さくても、軟部組織の切開部には必ず炎症が起こります。
また、股関節は人体の深い部分にあるので、炎症があっても炎症の確認が非常に困難な関節なのです。
4、感染症
細菌やウイルス感染ですね、これは人工関節でない人にも起こる可能性はありますね。
これは主に関節包内に起こります。
大まかな原因はこれくらいでしょうか。
筋肉はこれらの原因で起こった炎症の影響を強く受けます。
ここで注目していただきたいのは、手術による炎症です。
股関節は人体の奥深くにありますので、股関節に炎症が起きても腫れや熱感を感じにくい関節です。
一方、膝関節は人体の浅い部分にありますので、触ることによって炎症がわかりやすい関節です。
人工膝関節手術後の患者さんをみていると、膝関節表面の熱感が半年くらい続く方もいらっしゃいます。
このような方には、膝関節や周辺への強い刺激は加えないと考えるのが一般的です。
筋トレはもちろん、深圧も炎症の強い場所には細心の注意が必要です。
↓こういう考え方が一般的でしょう↓
『手術の前には、手術後の動けない期間のことを考えて筋力をつけておきましょう。
また、手術後はどんどん筋力をつけましょう。』
手術の前は筋肉性や炎症性の痛みが強い場合が多いです。
なかなか筋トレができませんし、筋肉がさらに硬くなる可能性がありますね。
手術の後は、股関節に必ず起こる炎症と、炎症の影響を受ける筋肉の短縮があるので、筋トレは危険性が伴いますね。
心配なのは、深部にある股関節の炎症の高まりと内出血です。
手術後、炎症がおさまるのには甘くみても4~5週間かかるでしょう。
(手術後4~5週間といえば、最近の人工股関節手術後の患者さんはすでに病院を退院している頃になりますね‥‥!)
この期間は、炎症を収めることが重要になります。
この期間は、私共は基本的に深圧は行いません。
炎症が収まれば、痛みも出にくくなりよく動けるようになりますので、それからでも筋力はどんどんついてきます。
股関節の手術の目的は主に痛みの緩和ですが、手術後の股関節の状態を良い状態に保ち、股関節を長持ちさせることこそが重要だと思うのです。
炎症のある股関節に、筋トレという刺激を加えることによって、股関節が長持ちしなくなることを心配しているのです。
私は、人工関節術後患者さんのお尻を何人も押してきて、びっくりするような深層筋の硬さの患者さんを多くみてきました。
この硬い筋肉は、股関節に加わる衝撃をうまく吸収できません。
ということは衝撃が大きく股関節に加わってしまうのです。
基本をよく理解して、焦らないこと。
筋力の低下は、後になっても取り返せること。
そして、お尻の奥の深層筋を柔らかく維持すること。
股関節を長持ちさせるためには重要なことだと私は思います。
新大阪講演会の詳細
群馬だけでなく、栃木、長野、新潟、埼玉の方もお待ちしています!
■高崎・加藤先生のホームページ
関西の方、お待ちしています!
■松本深圧院新大阪のホームページです!
北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
■名古屋・早川先生のホームページ
もちろん、銀座でも皆様を待ちしています!
■銀座店のホームページです!
松本深圧院グループの顔です。
■松本深圧院グループのホームページです。
変形性股関節症を怖がらないでね
皆さんにはさらにご迷惑をおかけしますが、新大阪店の場所をさらに移転することにしました。
現在、もう少し小さな駅で、もっとわかりやすい場所の店舗に絞り込んでいます。
2月の初めには大阪に出かけ決められると思いますので、少々お待ちください。
子供の頃から慣れ親しんでいた新大阪駅を離れるのはさみしいのですが、駅が大き過ぎて場所がわからない方が多かったです。
新しい場所が決定するまでは、今までどおりサンクチュアリ新大阪になります。
スタッフより確認のメールをいたしますが、お間違えの無いようよろしくお願いいたします。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
松本正彦
変形性股関節症 の英訳はOsteoarthritis of the Hip Jointです。
このOsteoarthritis of the Hip Jointをわかりやすく直訳すると「股関節炎」です。
ところが、和訳では「変形性股関節症」になるのです。
この和訳のせいで、本来なら「炎症」(股関節関節包)が主体で考えられるべき病気が、どうしても「変形」(骨や軟骨)が主体で考えられる病気になってしまったのです。
股関節痛の原因のおおもとは主に股関節関節包内の炎症です。
では、炎症の原因はなんでしょうか?
考えられる原因を列記してみます。
1、股関節、および股関節周囲のケガ
骨折や軟骨を痛めるような大きなケガ(事故など、骨や軟骨には炎症は起きません。)、スポーツや生活上で靭帯を痛める股関節捻挫、筋肉の一部が切れる肉離れ(開脚ストレッチをしていてプチッなど)、関節唇(関節包の一部と考えて良い)の損傷などいろいろありますね。
問診を詳しく行うと、結構このような原因が多いです。
2、炎症性の股関節疾患
ペルテス病、骨頭壊死、慢性関節リウマチ、Osteoarthritesなど、意外と原因は不明かも。
炎症は関節包などの軟部組織に起こります。
3、手術
股関節は人体の深いところにありますから、いくら傷が小さくても、軟部組織の切開部には必ず炎症が起こります。
また、股関節は人体の深い部分にあるので、炎症があっても炎症の確認が非常に困難な関節なのです。
4、感染症
細菌やウイルス感染ですね、これは人工関節でない人にも起こる可能性はありますね。
これは主に関節包内に起こります。
大まかな原因はこれくらいでしょうか。
筋肉はこれらの原因で起こった炎症の影響を強く受けます。
ここで注目していただきたいのは、手術による炎症です。
股関節は人体の奥深くにありますので、股関節に炎症が起きても腫れや熱感を感じにくい関節です。
一方、膝関節は人体の浅い部分にありますので、触ることによって炎症がわかりやすい関節です。
人工膝関節手術後の患者さんをみていると、膝関節表面の熱感が半年くらい続く方もいらっしゃいます。
このような方には、膝関節や周辺への強い刺激は加えないと考えるのが一般的です。
筋トレはもちろん、深圧も炎症の強い場所には細心の注意が必要です。
↓こういう考え方が一般的でしょう↓
『手術の前には、手術後の動けない期間のことを考えて筋力をつけておきましょう。
また、手術後はどんどん筋力をつけましょう。』
手術の前は筋肉性や炎症性の痛みが強い場合が多いです。
なかなか筋トレができませんし、筋肉がさらに硬くなる可能性がありますね。
手術の後は、股関節に必ず起こる炎症と、炎症の影響を受ける筋肉の短縮があるので、筋トレは危険性が伴いますね。
心配なのは、深部にある股関節の炎症の高まりと内出血です。
手術後、炎症がおさまるのには甘くみても4~5週間かかるでしょう。
(手術後4~5週間といえば、最近の人工股関節手術後の患者さんはすでに病院を退院している頃になりますね‥‥!)
この期間は、炎症を収めることが重要になります。
この期間は、私共は基本的に深圧は行いません。
炎症が収まれば、痛みも出にくくなりよく動けるようになりますので、それからでも筋力はどんどんついてきます。
股関節の手術の目的は主に痛みの緩和ですが、手術後の股関節の状態を良い状態に保ち、股関節を長持ちさせることこそが重要だと思うのです。
炎症のある股関節に、筋トレという刺激を加えることによって、股関節が長持ちしなくなることを心配しているのです。
私は、人工関節術後患者さんのお尻を何人も押してきて、びっくりするような深層筋の硬さの患者さんを多くみてきました。
この硬い筋肉は、股関節に加わる衝撃をうまく吸収できません。
ということは衝撃が大きく股関節に加わってしまうのです。
基本をよく理解して、焦らないこと。
筋力の低下は、後になっても取り返せること。
そして、お尻の奥の深層筋を柔らかく維持すること。
股関節を長持ちさせるためには重要なことだと私は思います。
新大阪講演会の詳細
群馬だけでなく、栃木、長野、新潟、埼玉の方もお待ちしています!
■高崎・加藤先生のホームページ
関西の方、お待ちしています!
■松本深圧院新大阪のホームページです!
北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
■名古屋・早川先生のホームページ
もちろん、銀座でも皆様を待ちしています!
■銀座店のホームページです!
松本深圧院グループの顔です。
■松本深圧院グループのホームページです。
変形性股関節症を怖がらないでね