股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

大転子高位

2009-02-27 01:22:43 | 股関節の基礎
このブログを書いている時、TBSラジオから八神純子の「みずいろの雨」が流れてきた。
1978年の曲だって・・・懐かしかった。
良い曲だった。
けど、石川ひとみの「まちぶせ」にはおよばない!

僕は、そう叫びたい!
古いかぁ?




福島での話。

その方は病院で「大腿骨頭壊死」、別の病院では「ペルテス病」と診断され、まだ若いので手術はしませんが長時間歩いてはいけない、○○○はいちゃいけない、△△△はしちゃいけない・・・と言われていました。
今後軟骨が減ってくるとも言われていました。(占い師?)


レントゲンをお持ちでしたので見せていただきました。


そのレントゲンを思い出して書いてみます。


大転子が大腿骨頭より高い位置にありました。
この状態を大転子高位と言います。




正常な股関節像を思い出して下さい。



確かに上の図では大腿骨頭が扁平になっていて、大腿骨頭壊死に見えなくもありません。
ペルテス病と言われてもわからなくもないのですが・・・。

軟骨がまったく正常なんです。
経過が子供の頃からで、痛くて歩けなかったことが無かったんです。
大腿骨頭壊死もペルテス病も、はっきりと覚えているくらい痛い時期や歩行障害の時期があるものです。

この方は、最近までゴルフをしたり、毎日40分の歩行をしていたんです。
大腿骨頭は、形は正常ではありませんが、肝心の股関節面は綺麗だし、大腿骨頭のラインや色(白い色)が非常にきれいなんです。

股関節のレントゲンを見る時に重要なことは、関節面です。
全体の形に惑わされてはいけません。
なんだかんだ言っても、股関節を動かす時に動く部分は関節面です。


関節面とはここのことです。



もちろん、最も大事な事は、骨や関節の画像ではなく、全体の総合能力ですね。




この方は、お尻の横の中が、“重い”ような痛いような症状があったので、病院に行ったようです。

中殿筋・小殿筋を中心に施術すると、関節可動域が広がりました。
施術後、走ってもらうと、それはそれは素早く走っていました。

大腿骨頭壊死やペルテス病では、ここまで速く走ることは困難です。

この方がもう少し年上だったら、手術という事になったかも知れませんが、私はこのような方は正常範囲だと考えています。

赤ちゃんの頃から、骨がこのような形なのです。
経過を問診するとわかります。


確かに、かなりの無理はききにくいかもしれませんが、歩いたり走ったりは可能です。

小殿筋をほぐせれば、何をしても良いです。
ただ、骨が正常な形ではないのは事実で、そのために疲れがたまりやすいので、定期的に疲れをとる目的で筋肉をほぐして下さいと助言しました。


おそらく、このような方は意外と多く、手術を受けている方もいるのでしょうね。


人間としての総合力を診て欲しい!
僕は、そう叫びたい!






変形性股関節症を怖がらないでね








手術後・・・助かった!

2009-02-25 04:56:57 | 人工関節のこと
福島での話。

その方は、人工関節の手術を受けていました。
手術以前は、子供の頃から股関節の症状があり、下を向いて歩くことが多かったようです。

手術に関して色々な情報を集めて、人工関節手術後8日で退院できる病院を選んだようです。

しかし、手術後の経過が悪かったのです。

精神的に落ち込み、うつ状態になったようです。


かつて、情報をいろいろと調べている時、人工関節患者さんのブログに「銀サロに行ってきました!」と書かれた記事があり、このブログを見たようなんです。

そして、このブログのブックマークの「南福島整体院」を見て『近くにも先生がいるんだ・・・』と思い、この情報を頭の片隅に置いていたようなんです。


人工関節手術後の落ち込んでいる時に、この情報を思い出し、南福島整体院の大内先生の施術を受けたようなんです。

その後は順調に回復して、私が初めてお会いした時には、すっかり良くなっていました。

施術中に、その方の「今は幸せです!」という言葉を聞いた時、目の奥が熱くなりました。

人工関節のブログを書いていた方に感謝、このブログを見てくれたことに感謝、大内先生に感謝、情報を信じてくれたその患者さんに感謝です。

本当にうれしかった。

何より、その患者さんが胸を張ってしっかり前を向いて歩いている姿がうれしかった。
助かってよかったです。


最近は、人工関節手術後の入院期間が短くなりました。
手術法も進歩しています。
手術後の経過が非常に良い人もいるのですが、手術後に経過の悪い人も確実にいます。
もちろん、レントゲン上は手術は大成功なんですよ。
レントゲンに写らない筋肉に異常が多い場合がほとんどなんです。

このようなケースの場合、時間が経てば回復するものでもありません。
誰かが、何かの方法で手助けしないと・・・。
このような場合、筋肉は病気ですから筋力トレーニングは危険性があります。


思い切って臨んだ手術。
手術後の経過が悪い場合は、ぜひご相談下さい。
手術後の経過が悪い方が周りにいらっしゃったら、ぜひご紹介下さい。


「手術をして良かった。」という言葉が聞きたいです。




変形性股関節症を怖がらないでね




福島から帰る

2009-02-24 12:16:00 | Weblog
昨夜福島から帰りました。

福島駅に泊まり、南福島駅前の『南福島整体院』をお借りして施術を行って来ました。

1日目と3日目に雪が降りましたが、多くの方に来ていただきました。
ありがとうございました。
感謝いたします。

福島で、うれしかったことなんだけど、考えさせられることがいくつかありましたので、次回と次々回に報告したいと思います。


1日目の夜と、2日目の夜、南福島駅から福島駅に帰る時に、両日共仙台の方とご一緒しました。
小さな駅舎で、自動改札機が無く、埼玉を通る“八高線”の駅を思い出しました。

寒い中、小さな駅舎の中で電車が来るまで仙台の方と話をしている時間が、旅行気分で楽しかったです。


2日目の朝、起きたら私の許可なくすでに電車が発車している時間でした。

「やっちまったなぁ~」

次の電車まで1時間あり、それに乗ると施術に間に合わないので、急いで必死に走りました。
タクシーでね。

『南福島駅前の南福島整体院までお願いします。』

しばらく走ったら、運転手さんが
『ここかな? その何とか園というのは・・・』

というので見たら、確かに南福島駅の近くだったのですが、そこのは『中華料理 京華園』と書かれていました。

何とか園ではなく、整体院と言ったんだけどねぇ・・・。


夜はいつもの通り、ホテルに引きこもり状態。

観光はまったくしませんでしたが、タクシーの中から見た向こうの山の雪景色が綺麗だった。

磐越西線という路線の風景が綺麗だと聞いたので、いつか乗ってみたいと思った。



できれば、また行きたいと思うのですが、その前に仙台に行きたいと思う僕であった。




らっこちゃんは、なぜらっこちゃんなのか!

2009-02-21 01:01:35 | 楽な生活
今、釧路川で発見されたラッコの「くーちゃん」が人気らしい。

ラッコはアイヌ語。
あまり知られていないが、アイヌ語ではラクコとも言う。

銀サロのらっこちゃんも、実はらくこちゃん。
楽な股関節を目指すための道具だから、楽股(らくこ)ちゃん。

でも、らくこちゃんでは、読みにくいし可愛くないから、らっこちゃん。

“らっこちゃん”は2008年12月に商標が登録されました。


これは、私のマイらっこちゃんです。


     ≪正面≫



    ≪側面≫




ネットでラッコの写真を探し、可愛く書こうとしたけど、無表情になってしまいがっくりちゃんになってしまった、マイらっこちゃんです。

毎晩、右の肩甲骨と背中をほぐしています。
これをやると、肩のうずく痛みが無くなるのです!


このらっこちゃんは、股関節周りをほぐせる道具はないものだろうか・・・と長年考えてきた結果作ることができたオリジナル股関節周りほぐし機です。

自宅で、股関節周りの筋肉をほぐすという“お手入れ”をすることは非常に重要だと考えています。


らっこちゃんの形は、ラッコをまねて作ったものではありません。
肘を曲げた時の、私の肘の先端の形です。
股関節周りをいつも肘で押しているので、肘の形がピッタリンコチャンチャリンコなのです。



自画自賛ですが、股関節周りを自宅でほぐすには最高だと思います!


さぁ、音楽に合わせて、レッツぐりぐり!
ここに扱い方が出ています


福島まで来てこんなことをしているまっこちゃんでした。
外は雪が降り始めて、真っ白です・・・。





変形性股関節症を怖がらないでね






“筋肉の病気”の症状

2009-02-19 02:30:05 | 股関節の基礎
筋肉のも病気がある。
レントゲンには写らない。
  

筋肉が病気になると、筋肉は縮んで硬くなります。

筋肉が縮んで硬くなった状態は、一般的には“こり”と呼ばれていますね。
こりの強い状態を筋肉の病気と考えていただいて結構です。

筋肉が病気になると、筋肉の両端が引っ張られて痛みを出したり、筋肉の硬い部分に痛みが出やすくなります。

股関節に関する筋肉の両端は股関節の周り、膝の周り、腰のまわりにありますので、股関節周りだけでなく、膝や腰のまわりも痛くなることがあるのです。


縮んで硬くなった筋肉の硬さは、循環障害の原因になります。
硬さが血管やリンパを圧迫するからです。
この“循環障害”が筋肉の病気の究極的な症状なのです。


私は肩こりとめまいの関係や自律神経異常と、筋肉の病気の関係をこのブログでも書いて来ました。


最近、東京脳神経センターの松井先生が、首のコリとめまい、自律神経障害の関係について発表しています。

めまいも自律神経障害も“原因不明”とされることがほとんどですね。
原因が筋肉であるとするならば、筋肉の病気がレントゲンや他の検査で異常が出ない以上、骨の変形が原因とされたり、“原因不明”とされるんですね。

筋肉は股関節周りには22個、全身には300種類650個あると言われています。

全ての筋肉に病気が起きる可能性はあるけど、検査上は異常が出ない。
唯一、触診では筋肉の異常を見つけることはできるかもしれません。


筋肉の病気が原因で、いろんな病気〔アキレス腱炎、腱鞘炎、膝痛、腰痛、肩こり、顎関節症、めまい、頭痛・・・・〕が出るものです。


銀サロは、股関節専門です。
しかし、全身の症状にも対応できます。

色々とご相談下さい。



今後は、『腰痛、肩こり、膝痛など全身の症状が専門です。もちろん、股関節にも対応できます。』というブランド(ほぐし屋 まっちゃん・・・みたいな)も作りたいと考えています。


筋肉が全てではない。

もちろん、骨や靭帯や神経も診れないといけないけど、筋肉も診れるということの重要性をつくづく感じる・・・まっちゃん50歳の春。

ハァ~ポックン、ポックン・と。





変形性股関節症を怖がらないでね






脚が短くなるわけ

2009-02-17 03:56:07 | 股関節の基礎
骨が変形することによって、脚が短くなることがあります。
その状態を説明しましょう。



①正常股関節の模式図
モデルは私です。
この素晴らしいモデルを使って、簡単に説明しましょう。



これは私が、「ピコピコピッピッピ~」と言いながら、体と首を45度左に傾けた状態です。
近年、身体が硬くなっているので、きついポーズです。

頭の上にある骨が骨盤の骨(寛骨)です。
頭と骨盤の間の隙間が軟骨です。

股関節はももにある大腿骨と骨盤(寛骨)によってつくられた関節です。
大腿骨には体・首(頚)・頭があります。
大腿骨体部、大腿骨頚部、大腿骨骨頭部といいます。


そこに4本の線を引いてみました。

 A 骨盤の一番下を通るライン(股関節の屋根のライン)
 B 大腿骨頭の一番上を通るライン
 C 大転子の上端(○印)を通るライン 
 D 小転子の中央(●印)を通るライン


股関節の幅はラインAとラインDの幅になります。
軟骨の厚さはラインAとラインBの幅になります。 



②正常股関節図


  ①の図をちょっとカッコウつけて書いた図ですね。




③一般的な変形を起こした股関節


ちょっと屋根が伸びて、大腿骨頭が少し扁平になっています。
注目していただきたいのは、○印と●印です。

変形とは○と●を結んだ線より上で起こる現象です。
この線より下はまったく正常で、この線より下の脚の長さは全く変わりません。




④正常股関節(②)と変形の起きた股関節(③)を並べてみました。


●印の位置に注目してください。
正常な股関節の●印を通るラインDは、変形を起こした股関節の図ではどこを通っていますか?

右側の変形をおこした股関節図でラインDと●印のずれが、脚が短くなったという証拠になります。
このずれ幅が、正確な脚長差です。
股関節の幅(ラインAとラインDの幅)の短縮が脚が短くなる原因の一つなのです。

皆さんがレントゲンを見る時は、レントゲンに写る骨盤の位置を左右同じ高さにしてから、●印の小転子の位置見比べてみると、脚長差があるかどうかがわかるでしょう。




⑤大転子高位変形の図


患者さんの中に意外と多く見られる図です。
大腿骨頭より、大転子(○印)の位置の方が高い方のケースです。

患者さんの歴史を調べると、このような形に変形をしたのは子供の頃だということがわかります。
気づくか気づかないかの差はありますが、子供の頃から脚の長さに差があった方がほとんどです。

つまり、この変形はもう進行はしません。
子供(赤ちゃんの頃)の頃に、すでに変形は修復し終わっていて、安定してしまっている股関節です。
その結果として、左右の脚の長さには2cmくらい差は出ています。

脚長差はありますが、走れる方が多く、無理のききやすい方が多いですね。







モデルで、ずっと身体を傾けていたので疲れた。

今日はここまで!
バッ~ハ~ハ~イ!(ケ~ロヨ~ン)




変形性股関節症を怖がらないでね











温存療法

2009-02-11 08:37:19 | 診療のこと
3年前は長女の国家試験の発表にドキドキしたな。
1年前は次女の大学入試試験の発表にドキドキしたな。

今年、受験生がいらっしゃる皆さん、あと少しです!
風邪をひかず頑張ってください!




一般的に“温存療法”とは、手術をしないで、他の手段で股関節の機能を維持、改善させる方法・・・と考えられているようですね。
“保存療法”という方もいますね。


私が行っているのは、“維持療法(Maintenance Therapy)”ですね。

“維持”“お手入れ”“メンテナンス”という言葉を、英語に翻訳すると“Maintenance”。
メインテナンス・・・そうざんす。


“維持療法”の中には“温存療法”も含まれています。
私共の維持療法は手術をしている人も、していない人も、痛みを軽減させて現状の股関節を維持させようと考えているところが、純粋な“温存療法”ではない点です。

人工関節の手術を受けている方も、股関節をできるだけ長期間維持しないといけませんもんね。
RAOの手術を受けている方も、できるだけ長期間維持しないといけませんもんね。

手術を受けていない方は、運が良ければ、骨の状態を改善させようとも考えていますが、基本はメインテナンス・・・そうざんす。



雑誌『安心』2007年10月号に、富士温泉病院の矢野先生が投稿をしています。
矢野先生は数少ない“温存”療法(+維持改善療法)を行っている整形外科医です。
その経歴を見ると股関節専門の超エリート先生ですね。
その先生が今は、温存療法主義です。


『安心』には、骨が改善した例をレントゲン写真とともに載せていました。


私も骨が改善することは何例も見てきていますが、全ての方に見られることではありません。

個人差が大きいのですね。



かなりの方の骨の状態は維持できると考えています。

しかし、難しいのは骨が維持できていたり、骨が改善しているのに痛みが改善しないケースもあるんです。
このようなケースでは、筋肉をほぐしすと一時的には改善するのですが、持続しません。
・・・難しいケースです。

股関節の袋の中に炎症があるのでしょうね。
いろんなタイプの方がいますので、このような方も中にはいます。


じゃ、このような方は手術しかないのか???


それも一つの選択肢です。


このようなケースの痛みの場合、痛みをとるために今までは股関節内にステロイド注射をしてくれそうな整形外科医を紹介していました。

しかし、整形外科では無理ですね。

あとは、ペインクリニックしかないかなと考えています。

ある整形外科の先生にも相談はする予定ですが、ペインクリニックに直接行って、先生に相談してみようと考えています。
ついでに、私の腰の相談もするんだけど・・・。

私は薬が好きではありません、ましてステロイドなんか好きなわけがありません。

しかし、私自身の経験としてかなり有効な治療法もありますので、利用価値はあると考えています。


このような難しいケースの患者さんを診ている時に、いつも頭に浮かぶことがあります。


それは、『数年前に股関節痛が強くて手術を勧められたけど、手術をしなかったら今は全く痛くないんです。』という患者さんの言葉です。

私は、手術をしなくてもしつこい痛みもいつかは骨の改善(骨の変形はあるが骨の質が改善)と共に無くなると考えています。
しかし、その痛みがいつ無くなるのか・・・それはわからないのです。


長期期間痛みを抱えたままの人生が精神的につらそうに感じる患者さんには、手術の話をする事もあります。
しかし、絶対手術をしたくないという方には、できる限り多くの手段を準備してあげたいと考えています。


上に書いた、ある整形外科の先生の返事とペインクリニックの先生のコメントが得られましたらお知らせします。




変形性股関節症を怖がらないでね














フランチャイズ計画

2009-02-09 10:54:47 | 私のこと
以前からこのブログに書いてきたことなんだけど・・・。
去年の会社の会議でも話したことなんだけど・・・・・。


全国に深圧で股関節の施術ができる先生がいればいいんだけど・・・。


そう考えると、銀サロの直営だけでは何年かかるかわからないなぁ。
私はあと43年生きるけど、全国には無理だな・・・。


だから、近いうちにフランチャイズ展開をして、深圧のできる先生を増やそうと考えていました。


各都道府県に最低1店舗。


ゆっくりでいいから、質を下げないで増えるといいよね。
皆さんが困った時にすぐに行けるところに・・・。


近いうちに・・と考えていたが、急にフランチャイズ第1店舗ができることになった。


佐藤先生が3月1日に独立開業します。


急な報告になり申し訳ございません。
なかなか施術場所が決まらなかったのです。

ある意味残念なんだけど、場所は銀座なんですが。


突然の報告になってしまいましたが、皆さんにはできる限りご迷惑をおかけしない形でまとまりそうです。


詳しくは、佐藤先生のブログで、佐藤先生の言葉で説明させます。


フランチャイズ第1店舗の形が整いましたら、徐々に、ゆっくりと2店舗目の育成にかかりたいと思っています。
もちろん直営店も増やします。

これから開業を考えている先生、すでに開業をされている先生で、股関節専門に興味のある方、深圧に興味のある方、ご協力お願い致します。
全ての先生が銀サロのホームページから予約を取れるようにして、ブログでコマーシャルします!
もちろん、そのためにも本を書きます!


フランチャイズでは、本部だけが儲けて加盟店が苦労するという形では長続きしませんね。
加盟店と共に栄えないといけませんね。

共栄。

また、加盟店を増やそうとして、施術の質を落とすことはもっといけませんね。


簡単にはフランチャイズを認可しないつもりです。
いくら技術と知識があっても、患者さんが通いにくい場所の店、段差が多い場所の店、硬く冷たいベッドを使っている店、長い靴べらも用意していない店・・・なんて認めませんよぉ。
患者さんの評判が悪かったら契約も打ち切ります。


“全ては患者様の為に”
そんな店を作ります!


・・・なんて、希望者が一人もいなかったりして・・・。


今年も開催する『深圧セミナー』では全身のあらゆる施術法を学びますが、あくまでも股関節が基本となります。
このセミナーへの参加がフランチャイズへの第一歩となります。


理学療法士、国家資格を持っている方を優先的としますが、最優先は資格ではなくやる気と患者さん思いのやさしさのある方です。




威張る先生はいりませ~ん。




そんなわけで、フランチャイズ計画が3月から始まることになりました。


博多、岡山、高松、神戸、大阪、京都、静岡、さいたま、新潟、仙台、弘前、札幌・・・・各都道府県に最低各1店舗あるといいよなぁ。


根拠もなく・・・できそうな気がしてきました。


もう少し待っててくださいね。




変形性股関節症を怖がらないでね














銀サロ効果 ~中井さんの場合~

2009-02-07 06:23:50 | 心のこと
●中井京子(仮名) 61歳。

●今までの経過
・ 生後6ヶ月で左足股関節脱臼とわかりギプス治療
・ 19歳から痛みはじめる
・ 20代で長男・次男出産
・ 30代前半で「変形性股関節症」と診断され、「50歳になったら人工股関節手術が必要」との説明を受ける
・ 仕事はピアノとエレクトーンの教師
・ 49歳で「骨がくっついたから」と手術を勧められ、杖の使用開始(手術はせず)


●58歳で松本先生のブログに出会い、即施術をお願いし現在に至っています。
今までに13回お世話になっています。


●施術直前(ア)と現在(イ)の様子 

・痛み
   以前は痛みの無い日は無く、ひどい時は安静時も痛み、激痛がおこると3・4日は安静せざるを得ない状態

  ア、時々激痛があり、あとは何とかなる程度の痛み
  イ、何かの拍子に痛みが走ることがあるが、他は痛まないのが普通となった(ハメをはずすと痛みますが)

・歩行
  ア、足は庇わないといけないと思い込んでいたので、必要以外は出歩かない・必要以上に杖を使用
  イ、杖は全く使用せず・大股・早足になり、かなり歩き回っても大丈夫
    「足が悪い」と説明しても信じてもらえないこと多し

・台所仕事
  ア、30分以上立ち続けると腰・股関節周囲に痛み出る
  イ、2時間立ちっぱなしでも全く平気


・エレクトーン演奏中
  ア、足鍵盤を患足で弾くため、激しい動きの曲は何度か痛みが走ることあり
  イ、痛みへの恐怖は全く消え、快調(?)

・足の開き具合
  ア、胡坐をかくと痛みを伴い、身体がかなり傾く
  イ、平気になり身体もまっすぐになる

・階段の上下
  ア、意識的に杖に体重をかけて上下
  イ、杖・手すりも持たずに上下
    神社などの1段が高い石段も普通に上下できる

・外出
  ア、徒歩の距離が長いと心配だった
    荷物がちょっと重くても気になった
  イ、どれだけ歩けるのか楽しみで歩いてる
    (時には調子に乗りすぎてシマッタ・・・ということもあり)


・駐車場
  ア、他にも障害者専用が空いていたら、できるだけ止めようと障害者マークを探した
  イ、どんなに空いていても一般のとこにしか止めなくなった


・レントゲン
    10年前には骨がくっついていた筈が、現在は狭いが、隙間がある
  ア、ここ数年ほぼ同じ状態
  イ、股関節部分が白くなってきた 


・気持ち
  ア、何をするにも足のことが心配で「痛みイコール病状進行」と、痛みがおこらないよう気を使ってい    た
  イ、痛みが起きても気にならなくなり、しかも翌日には回復するようになった

●銀サロ前の痛みが100点としたら、今は5点~10点です。



 他にもまだまだ良くなったことがありますが、長くなるのでここまでにしておきます。

中井さんありがとうございました。
(松本、宮川、佐藤)


変形性股関節症を怖がらないでね




首ふりヘッド

2009-02-06 13:24:54 | 楽な生活
先日銀座松屋デパート7階介護用品コーナーで不思議な爪切りを見つけた。

その名も“首ふりヘッド爪切り”

柄が長かったのもあって購入してみた。


通常の使い方。



爪切り部の角度を変えてみた。



足の爪を切る時に、やっと届くという方の場合、首ふりヘッドで行うとちょっと切りにくいが届きやすいように思う。


銀サロ505号室にありますので見て下さい。

ネットで買うと安く手に入るんだね・・・・くやし~。


折りたたみの杖、ソックスエイド(2種類)も505号室に置きました。
ソックスエイドは504号室にもあります。

興味のある方は見て下さいね。



変形性股関節症を怖がらないでね




※報告しなければならないことがあるのですが・・・もう少しお待ちください。







柔道整復師

2009-02-03 22:20:56 | 私のこと
若い人達がホームレスになっている現状をみると、心が痛むなぁ。
目が輝いている青年がいたら「君、うちに来て勉強してみないか?」と声をかけたくなってくるね。
自分一人のことだけを考えていいのなら、すぐにでも声をかけたいと思う。
なかなかそうはいかないが、いずれはそうしたいと強く思うこの頃です。

こういう社会にだれがした。
私もあの人に靴を投げつけたい気分だ!



私は理学療法士ですが、柔道整復師の資格も持っています。

柔道整復師を英語でいうとBonesetterです。
Bone(骨)をsetする人のことです。
直訳すると“骨接ぎ師(ほねつぎし)”みたいな感じです。

開業権があります。
開業時の形態は、“ほねつぎ”か“接骨院”です。

関連法規では、接骨院かほねつぎしか看板としてあげられなかったように思います。
しかし、“整骨院”という名称も一般的に使われています。

つまり、ほねつぎ=接骨院=整骨院です。
そして、資格は国家資格の柔道整復師です。

柔道整復師には、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷に対する健康保険適応が認められています。

近年、柔道整復師の数が激増しています。
理学療法士の激増を上回る増加ぶりです。

柔道整復師も理学療法士も数年前までは入学することが困難な資格でしたが、今は定員割れする学校が出るようです。
それほど学校数が急激に増え過ぎました。

もしも、銀サロに骨が折れた人やあご・肩・子供の肘などの脱臼などの外傷の方が突然みえたとしても、骨折を治したり脱臼を治すことは技術的にはできます。
ただ、銀サロは整骨院ではないので、保険請求はできませんので、実際は病院に回さなくてはいけません。
保険請求をするには、銀サロ整骨院という名前に変えて、保健所の検査を受けないといけません。

そうしてもいいのかもしれませんが、保険では施術時間が5分や10分となってしまいますので、私達が目指すスタイルとは一致せず、今は整骨院というスタイルはとっていません。
今は・・・です。
将来的には整骨院の運営は考えています。


柔道整復師も今後開業が困難になってくるでしょう。
あまりにも増えすぎました。
医療費抑制という社会の流れもあります。

私はかつて整骨院の院長をしていました。

股関節の施術を始めると、整骨院では施術が困難になりました。
1000kmも離れたところから来て下さった患者さんを10分施術では帰せません。

整骨院とは、近所に住む患者さんがこまめに通うスタイルが基本なんですね。


今後の銀サロには柔道整復師も指圧師もあんま・鍼灸師もマッサージ師も加わってほしいと考えています。
それぞれに得意分野があり、人間を総合的に診ていくことは重要だと思っています。

今年は、理学療法士も含めて1人だけ募集したいと考えています。
そして、そのスタッフが経験を積んだらそれぞれが独立開業ができるような体制があってもいいなと考えています。
その中に、総合股関節センター(病院)、股関節専門のサロン、一般的な整体院、鍼灸治療院、整骨院という形があってもいいと思うんです。
保険適応の分野もあり、目的や価格で患者さんの選択肢が増えることはいいことだと思っています。


皆さんに出来るだけ近い街に。


独立開業に関して、皆さんに重要なお話があるのですが、まだはっきり決まらないことがあるので発表できません。

一刻も早く報告しないといけないのですが、はっきり決まりましたら、次回の記事にでも書きたいと思います。


深圧で股関節痛を施術できる先生を全国に100人くらいにしたいんだよな・・・。




変形性股関節症を怖がらないでね