股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

『股関節専門です!』

2008-03-29 10:57:20 | 施術のこと
銀サロは股関節専門です。
股関節を専門としている施術所は少なそうですね。

“専門”というと問題点もあります。

“専門”以外の症状は診れません!
“専門”部分だけを診てしまい、人間の全体が診えなくなる!・・・という問題です。

あらゆる症状を学び、あらゆる症状に対応できて、そこから専門化していくのが理想でしょう。
また、心も含めた人間全体のバランスまで広い視野で診れることが理想でしょう。

銀サロでは足先らか頭までの症状に対応できるよう指導しています。
例えば頭痛、めまい、顎関節症、肩こり、五十肩、腱鞘炎、腰痛、膝痛、足首周りの痛み、足底筋膜炎・・・などなど。
股関節以外の症状に対しても、どこにも負けないレベルを目指しています。

股関節でお悩みで、さらに股関節以外の症状をお持ちの場合も、遠慮なくおっしゃってくださいね。
他の症状に対しても『痛みを残して帰すな!』です。


限界はあるかもしれない。
しかし・・・・

どのような症状にも対応できること。
人間全体のバランスも診れること。


銀サロの掟です。

松本の命令です。





変形性股関節症を怖がらないでね


今、目の前にいる人の今ある痛みを取れ!

2008-03-27 02:54:19 | 施術のこと
股関節痛のため病院や整骨院や整体院に行く。

それは股関節痛を楽にしてほしいからである。

歯が痛くなったら楽にしてほしくて歯医者に行く。
結構楽にしてくれる。
その場で治療することなく『あなたの痛みは虫歯です。痛くなったらまた来てください。』では許されない。
診断を聞きたいのではない、痛みを楽にしてほしい。


治療者は、今、目の前にいる股関節痛に悩む方の痛みを、今すべて取る努力が必要です。


限界はあるかもしれない。
しかし・・・・

『痛みを残したまま帰すな!』

銀サロの掟です。

松本の命令です。



変形性股関節症を怖がらないでね




お知らせいろいろ

2008-03-25 05:39:44 | 私のこと
●4月18日からの札幌出張に2人分の空きがあります。
 お申し込みはホームページからどうぞ。

●4月1日から“銀サロ”は、松本と佐藤が担当します。
宮川は“銀サロⅡ”に移り(となりの部屋です)、股関節の他に新しい施術を始めます。

●5月から“銀サロⅢ”が始まる予定です。
股関節の施術歴7年の先生が担当しますが、主には腰、膝、肩、原因不明の症状でお悩みの方の施術を始めます。
ご家族や、友達でお困りの方がいらっしゃいましたらご紹介ください。
5月ころに詳しく書きますね。

●おかげさまでこのブログも2年以上続きました。
そのため記事数が多く、新しく読み始める方はどこから読んだらよいのか戸惑うかも知れません。
初めての方は、一番初めの『診療の間違い』と前回までの『常識の非常識シリーズ』から読んでいただければと考えています。


常識の非常識シリーズ 11

2008-03-25 04:38:14 | 股関節の基礎
『変形性股関節症は怖い病気です』

・・・全く怖くない病気ではないことは十分承知しています。

しかし、『進行性だからどんどん悪化していくんだ。』
    『脚を着くたびに軟骨が減って骨が壊れていくんだ。』
    『いつか歩けなくなるんだ。』

・・・という“古い常識”に心が支配されることによって、怖さをどんどん膨らまし過ぎている方が多いと思います。

そう感じてきたことがこのブログ『股関節痛は怖くない!』を始めた動機のひとつでした。

数年前のある患者さんの言葉も動機のひとつでした。

「股関節に関する記事や本を読めば読むほど落ち込むんですよね。」


余計な怖さを持つことは、心身症を起こして股関節痛を悪化されることもあるし、脚に体重をかけることができなくなり、心身が閉じ込められるように感じます。

私が言っている“常識の非常識”には間違いもあるかもしれませんが、多くの患者さんが私に教えてくれた情報からまとまってきた考え方です。

「こんな貴重な情報をタダで公開するのはもったいない。」と言われることもあります。
しかし、“常識の非常識”的な考え方が、皆さんに届く機会がほとんどないので、どんどん公開していきたいのです。

私はいつかこの世からいなくなりますが、この病気で怖さを感じる方は未来永劫生まれてくるのです。

私は、この考え方と施術法を未来永劫引き継いでくれる後継者をどんどん育てると共に、まずはこの考え方をブログを通して皆さんに伝えて行きたい!・・・ゴホッ、ゴホゴホゴホ。

皆さんも広めてね!
1人が3人に広めて、さらにその3人が別の3人に伝え、さらに・・・そう、名付けて“銀サロねずみ算作戦”、よろしくお願いいたします。



常識に惑わされてはダメダメダメ!


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常識の非常識シリーズ 10

2008-03-23 13:25:52 | 股関節の基礎
●4月6日の講演会はまだ空きがあるようです。
 『股関節を長持ちさせる方法』というお話をします。
 お時間のある方はこちらまでどうぞ。
●佐藤先生が順天堂大学医学部附属順天堂医院を退職いたしました。
 4月からいよいよ本格始動でしす。
●次女が“ムササビ”に似た美術大学に決まりました。ついでに書きました。 



『股関節痛の原因は股関節の炎症です』

かなりうそです。
骨や軟骨の変形によって股関節内に炎症が起こっているという説明もあります。
しかし、股関節の炎症の証拠がないと炎症があるとは言えません。

股関節の炎症を証明する手段の一つは、股関節を触診して股関節の圧痛(股関節を押したときの痛み)を確認することです。
皆さんも自分の股関節を触って圧痛と熱感を確認してくださいね。
炎症があれば安静が必要ですし、脚をかばうことは必要ですね。
炎症がなければ・・・痛みの原因は筋肉である可能性が高くなります。

触診なくして『炎症ですね』とは言えない。
診察の基本です。
皆さんも自分の股関節を触ってみてください。


股関節痛の主な原因である筋肉の痛みは炎症性ではありません。
“阻血(そけつ)性”といって循環が悪いための痛みです。
だから温めると痛みが和らぐのです。

筋肉をほぐして血液循環を良くして痛みを和らげる。
痛みが和らいだら・・・脚に体重をかけて骨と筋肉を強くしましょう!
そして・・・股関節への衝撃を吸収して股関節を長持ちさせましょう!


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常識の非常識シリーズ 9

2008-03-19 06:32:28 | 股関節の基礎
●今日は『股関節長持ち術』というDVDの撮影に行ってきます。
お化粧も済ませました・・・エヘェ。



『トレーニングしないと、骨がだんだん悪化する。』
     『トレーニングをしないと、筋力がどんどん低下する。』

変形性股関節症は、筋力がどんどん低下していく病気ではありません。


主に、股関節痛が原因で脚をかばうので、かばった分だけ筋力は低下します。
しかし、日常生活さえ行えるとそれ以上筋力は低下しません。

逆に、股関節痛が改善すると脚をかばわなくなるので、それだけで筋力はつきます。

筋肉や骨にとって一番怖いのは“寝たきり”になることです。
寝たきりでは体に重力がかからないからです。
全く起き上がらない生活が続くと、筋力は一気に低下し骨密度も一気に低下します。

『運動をしないと1日に数%筋力が低下する』というのは、寝たきりやギプス固定などで動くことができないときの話です。


『私は動く量が少ないから、寝たきりに近い。』と思っている方も多いでしょうが、脚に体重をかけることがあれば筋力は低下しません。
トイレまで歩く、家事をする・・・十分でしょう。

『でも加齢もあるし・・・』
加齢はだれにでもあることですね、加齢まで心配してもねぇ・・・。

私が股関節痛の施術をしているのは、股関節痛が改善すると、骨や筋肉に重力がかけられるようになり、股関節が長持ちするからなんです。

『骨が・・・』『筋力が・・・』という“呪い”から少しでも解放されるといいですね。



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常識の非常識シリーズ 8

2008-03-17 10:25:25 | 股関節の基礎
●4月18日~21日まで札幌に施術に行きますが、まだまだ空きがございます。
ご希望の方はホームページよりお問い合わせください。



『トレーニングしないと、骨がだんだん悪化する。』
     『トレーニングをしないと、筋力がどんどん低下する。』

そう思っている人が実に多いように感じます。

これはほとんどうっそで~す。

そう思い込んでいる方は、『あ~今日もトレーニングやらなかった・・・』とか『トレーニングやらなきゃ、やらなきゃ、やらなきゃ・・・』となってしまい、自分の心を追い込んでしまうというか、落ち込んでしまっている方が多い様に感じます。

そう感じている人は私だけでしょうか?

変形性股関節症は、骨がどんどん悪くなる病気ではありません。
骨が悪くなる状態(筋肉が病気のまま生活すること)では、トレーニングをすればするほど骨が悪化することはあります。
骨を守っているのは筋肉が発揮する筋力です。
筋肉が病気では、筋力がある人でも筋力を発揮できません。
つまり、筋肉が病気だと自分の持っている筋力の数%しか使えなくなってしまうのです。

これも筋力低下の一種ですが、脚をかばって筋力が落ちる筋力低下とは違う種類の筋力低下なのです。

骨や筋肉に適度に重力をかけていれば、それ以上に筋力が低下したり、骨密度が低下することはないのです。


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偉れぇ筋(えれぇすじ)

2008-03-13 13:27:40 | 私のこと
『常識の非常識シリーズ』は、最近ブログを読み始めた人にも私達の考え方がわかりやすいかなと思ってシリーズ化してみました。
もう少しシリーズは続くのですが、ここでちょっとしたニュースです。



『偉れぇ筋』・・・筋(すじ=筋肉)は偉いんです!・・・と言いたいようでしょう?

はずれ~

えれぇすじ、えれぇすじ、エレェスジー、エレスジー、エルエスジー・・・つまりLSG。

LE SALON GINZAの略なのだ。

それがどうした?

『・・・・』

最近LSGのTシャツとポロシャツを作ったから自慢したかっただけ~。

実はLSGの下に小さな文字でJ.MARKSと書かれているのですが、今年組織変更と社名変更をしました。

私は職人であって、経営者としては未熟なので、ふさわしい人に社長になってもらいました。
会社を安定させて大きくするには、その方がはるかに可能性が高いと感じています。

私はトイレ掃除とブログ担当の平社員になりました松本です。
よろしくお願いいたします。

(株)J.MARKSは私共のスタッフの頭文字なんです。

J.MARKSの業務の一つがエレェスジです。
今後ともエレェスジをよろしくお願いいたします。

4月からはLSG1、LSG2、LSG3に分かれるかもしれません。
それぞれ異なる内容の予定ですが未定です。

内容は謎のまま・・・ひねもすのたりのたりかな~、は~ポック~ン、ポック~ンっと。

常識の非常識シリーズ 7

2008-03-11 13:28:54 | 股関節の基礎
『トレーニングをしなさい』

半分うっっそ~。

筋力トレーニングとは、主に関節を動かして筋肉を鍛えることすね。

しかし、筋肉には次のような状態があるということを良く考えていただきたいと思います。
当たり前のことですが、あまりにも無視されている事実です。

筋肉の状態

1、正常
2、疲労
3、病気(筋・筋膜症候群)


骨が正常、筋肉も正常であれば、かなりの無理がききますので、積極的な筋力トレーニングはどんどん行っていいでしょうね。

骨が正常と異なっていたら?
筋肉が病気だったら?

積極的に筋力トレーニングをしてもいいのでしょうか?

筋肉が正常なら、重さも痛みも無く青信号。
筋肉の疲労は“重さ”を感じ黄信号。
筋肉の病気は“痛み”を感じ赤信号。

筋肉の状態は日々変化します。
筋肉と対話しながら運動量を管理してくださいね。

私も腰の骨に重度の変形があり、筋肉の痛みや炎症を起こしやすいので、仕事以外では無理をしないようにかなり気をつけています。
特に長時間しゃがんでいること、重いものを持つことは腰の筋肉や骨に負担がかかるので避けるようにしているんですよ。
常にベストの体調でないとこの仕事は出来ないんです。
風邪をひかないように決めているのも、そんなわけなんですよ。

マーク、そんな37歳の春、うぷぷ~・・・ゲホゲホ。


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常識の非常識シリーズ 6

2008-03-08 16:45:29 | 股関節の基礎
●佐藤先生はカナダに留学してたんだって、カッコいいですね。
『笑い過ぎた長瀬智也』があだなです・・・私が勝手につけた。
民間企業勤務の経験もあり、現在は理学療法士として仕事中。
4月から本格デビューです。
●宮川先生は1ヶ月間施術にあたり、かなり慣れてきました。
『ベッキーの姉さん』があだなです・・・これまた勝手に。
ハーフのようですが横浜生まれ横浜育ちで、犬好きな日本人です。
帝国ホテルに勤務していたことがありますので、銀座には詳しいですよ。
私は銀座のことをあまり知らないので、銀座のことは宮川先生に聞いてください。
●『年をとって顔が変わってしまった岡田准一』こと私も2人に負けないように頑張っています・・・腰が痛い・・・膝が・・・。
2人の先生の顔写真も含め、4月にはホームページで詳しく紹介をいたしますね。



『骨と骨が当たると痛い』

いかにも痛そうですねぇ。

でも、うっそ~。

股関節内の骨には神経がないんだもん。
骨の形がいくらでこぼこであっても、痛みは出ないんです。
神経がないんだもん。

そよ風に髪が揺れて、髪と髪が擦れ合ってる・・・痛そう~・・・?

人間の骨は、体重をかけると骨の再生力が向上します。
重力の無い宇宙船内でいくら運動しても骨の委縮(いしゅく:骨密度が低下して痩せること)が進むことは有名ですよね。

脚に体重をかけることは、一見怖いことのようですが、筋肉にとっても骨にとっても、全身のバランスにとっても良いことなんですね。
筋肉がちゃんと働くようにお手入れをしてあげてから、脚に体重をかけられたらベストですね。


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常識の非常識シリーズ 5

2008-03-06 10:01:39 | 股関節の基礎
『軟骨が減ってるから痛い』

うそで~す。

軟骨には神経がないから痛みは感じません。

髪にも神経はありません。
美容院で髪をカット・・・・痛そう~・・・?

爪にも神経はありません。
爪を鋭利は刃物で切る(爪切り)・・・痛そう~・・・?

軟骨には神経がありません。


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{/kaeru_thank/

常識の非常識シリーズ 4

2008-03-04 23:11:22 | 股関節の基礎
●宮川先生の4月と5月の予約を一時的に中止しました。
3月の予約が多くなり、3月の患者さんの次回の予約が落ち着き次第公開していきます。
3月にはもう少し空きがあります。
よろしくお願いいたします。


『杖をついて脚をかばいなさい。』

半分うそです。

股関節痛が強い時は、軟骨軟化症や筋肉の病気“筋・筋膜症候群”である可能性が高いので杖はついたほうがいいでしょう。
また、バランスが悪い時や、体が強く揺れて疲れやすい時には杖をついたほうが良いでしょう。
しかし、杖をつくことよりも良い対策があります。
筋肉が衝撃吸収できる状態に治療することです。
そうすれば、体重をかけられますし、バランスも向上するし、疲れにくくなりますからね。
筋肉が正常になるだけで筋力は向上するからです。

股関節痛がそれほどひどくないのに、“怖さ”のために杖をついている人のなかには、杖が筋力低下(脚をかばい過ぎる)の原因になっていることもあるのです。

よく考えると、『筋力を鍛えなさい』と『脚をかばいなさい』は矛盾することがあるんですね。
イヤ~ン。

脚をかばい過ぎると、片脚が細くなり、背中の筋肉や全身の筋肉にアンバランスが
生じるんですね。
イヤ~ン。

杖をつくことが悪いのではありません。
杖で脚をかばい過ぎることが良くない場合もあるのです。


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常識の非常識シリーズ 3

2008-03-03 10:33:59 | 股関節の基礎
●三月から松本・宮川・佐藤の予約を常時公開しています。
予約の空き状況は刻々と変化します。
よろしくお願いいたします。



『脚に体重をかけると軟骨が減る。』

半分うそです。

股関節周りの筋肉が縮んで大腿骨が骨盤側に強く押し付けられている状態が長く続くと“軟骨軟化症”という病気になります。
軟骨軟化症の時は、筋肉の衝撃吸収力も低下しているので、脚を地面に着いた衝撃が軟骨や骨に強くかかってしまいます。
その結果軟骨や骨がいたんでしまいます。
軟骨は長期間続く圧迫に弱いのです。
軟骨軟化症がある時は、筋肉が病気でもあるので痛みを出します。
つまり、股関節痛が強い時に脚に体重をかけると軟骨がすり減りやすいことがあります。

しかし、股関節周りの筋肉をほぐすと、筋肉の病気が改善されます。
筋肉がゆるむので、股関節内の軟骨の圧迫がなくなります。
このような時は、脚に体重をかけても筋肉の衝撃吸収力がしっかり働きますので軟骨や骨にはほとんど負荷がかかりません。
軟骨は瞬間的な圧迫には強いのです。
もちろん軟骨軟化症も改善されますので、軟骨は楽チンになるのです。


常識に惑わされてはダメダメダメ!


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