股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

お待たせいたしました。

2008-05-28 22:43:49 | 楽な生活
DVD『股関節長持ち術』のネット販売の準備に時間がかかりすぎました。
皆さんからの予約を受けるのは銀サロですが、発送は川崎のきららとなるので、皆さんにご迷惑をおかけしないように、打ち合わせを重ねていました。

今夜からホームページより購入ができます。
中身も一部見れるんですよ。

銀行振り込み確認後の発送形式なんです。
送料は別途となりますが、宜しくお願い致します。


手術をしている方、手術をしていない方関係なく、自分の股関節を長持ちさせる考え方と、自宅での股関節ケアーについてまとめてみました。

今までの考え方とは違う部分も多いですが、一般的な常識の範囲で新しい考え方をまとめてみました。

一家に一枚。


宜しくお願い致します。




尾てい骨痛症候群

2008-05-27 02:32:34 | 施術のこと
大阪に来ると子供の頃、天王寺駅でうどんを食べた事を思い出す。
今でいう“立ち食い”だったと思う。
『庶民の味も知っておかなければいけません。』とじいやに言われイヤイヤ食べさせられた記憶がある。
あの時と似た味が銀座にもある。
東銀座の“なか卯”のうどん。
最近イヤイヤだが、しょっちゅう食べている。



“尾てい骨痛”症候群なんて名前は正式にはないが、大阪に“尾てい骨痛”を訴える方がいます。
とにかく座ると痛くなり、立つ時も痛かったらしい。
“尾てい骨痛”は、病院ではなかなか相手にされず、痛みで悩んでいる方が多いらしい。
尾骨の左右の筋肉をほぐしてあげると、症状は改善する。
結構しっかり押す。
肘でも押した。
解剖図でみると、そこにあるのは大殿筋。

尾てい骨痛は尾骨の左右の大殿筋の施術で改善するケースがあるのは事実。
問題は、大殿筋に痛みがでる原因は何なのかということ。

おそらく尾骨に炎症が起きて、痛みが大殿筋まで広がるのではないか?
ではなぜ尾骨に炎症が起きるのか?

ケガの後遺症、骨盤を後ろに倒した座り方、出産時の尾骨への刺激、尾骨の形(奇形まではいかないが)、スポーツ障害・・・などが原因ではないだろうか?


もう少し突き詰めてみたい。


今回の大阪も遠くから近くから多くの方に来ていただきました。
新しい方が多かった。
ありがとうございました。

まだ一日あるけど、今夜帰ったら東銀座のなか卯へ行こうっと。
イヤイヤなんだけど。



変形性股関節症を怖がらないでね







“らっこちゃん”のこと 2

2008-05-24 02:45:19 | 楽な生活
私が今までブログで書いてきた“股関節痛の自己管理”を考えたとき、股関節周囲の筋肉をほぐせる道具があればいいな・・・・といつも考えていました。

いろいろな形をデザインした。

しかし、あるものは中殿筋には適するがももや腸腰筋には適さない。
またあるものは、深部殿筋をほぐすのには適するが中殿筋には適さない。

いろいろな形をデザインした。

ある事柄を深く考え続けていると、ある時神様が脳の中に入ってくるときがある。
・・・その時は来た。

去年の夏頃だっただろうか。
『お前は肘を使って押しているのだから、お前の肘の先端の形でいいじゃん!』
神は言った。

早速、メルサを曲がって銀座伊東屋に走った。

紙ねんどを買った。
紙ねんどで円柱を作り、そこに右肘を押し付けた。

大きな穴ができた円柱の紙ねんど。
乾くのを待って、滑らかにモデリングした。
その穴にまたまた紙ねんどを詰め込んで、乾くのを待ちとりだすと肘の形が出来上がった。
そう、オーストラリアのエアーズロックを少し高くした形。
エアーズロックかぁ・・・なつかしい・・・行ったことないけど!

これがらっこちゃんの原型。
自分の身体で試すとなかなか良かった。

あとは、これを樹脂で作れれば良かったが、専門業者では安くは作れないことが判明。
50個作って1個2万円以上じゃね~。

嵐のリーダー、大野君がこの手のことに詳しいので、大野君に聞こうとしたが、聞かなかった・・・聞こうとしなかった。

友達に頼んだら、どうにかできるよって言うので、試作を依頼した。
・・・色を付けると8000円、白だと5000円。

できる限り安くしたかったので、人件費込みで5000円となった。
材料が意外と高いからしかたないかなぁ・・・。

近々、5000円で売り出そうとは思うが、なんせ一つひとつ手作りなもんで・・・。
らっこちゃん増殖中です・・・が、やや時間はかかりそう。

私は田舎では“まっこちゃん”と呼ばれていました。
らっこちゃんとは関係ないけど。
松本式 らっこちゃん(楽股ちゃん)、よろしくお願い致します。

貝をおなかに乗せてたたけません!
泳げません!



変形性股関節症を怖がらないでね












“らっこちゃん”のこと

2008-05-22 22:46:58 | 楽な生活
DVDの中では、ちょこっと出演している“らっこちゃん”

漢字では股関節を楽にするという意味で“楽股ちゃん”。

皆さんが自宅で股関節周囲筋をほぐせるように構想2年、製作試行錯誤1年を経てやっと完成に近づきました。

製作業者を探しまくって山梨、大阪・・・どこでも無理だと断られました。
工業用品ではないし、形がいびつなので安くは作れないと・・・。

型を作って樹脂を流し込む形だと非常、非常~に高価なものになってしまうし・・・。


しかし、ついに比較的安価で作ってもらえる人を捜しあて、試作を繰り返しました。

2年前からいろいろな形のほぐし道具を考えていました。

わかりやすく言うと“中山式 快癒器”の股関節版。
特にお尻の横の中殿筋と小殿筋をほぐのには持ってこいこい、こ~いです。
松本式 らっこちゃん!

・・・なんかしまりの無い名前ですが、試験段階では非常に好評です。
股関節周りどころか、背中や足裏や・・・どこにもぴったり。

私も肩甲骨の上を徹底的にほぐして、今夜大阪にやってきました。
(肩甲骨にある棘下筋が疲れると肩が痛くて押せなくなるのです)

大阪には“マイ・らっこちゃん”も持参しています。

大量生産ができず、ひとつ一つ手作りで原材料もやや高くなりましたが、どうにか
できました。

らっこちゃんは、オーストラリアにある、エアーズロックに似ています。
その形の由来は・・・次回。

近々、その全貌が明らかに。

なんか、しまりの無い終わり方ですが。


大阪にて



変形性股関節症を怖がらないでね









お知らせ

2008-05-21 03:19:19 | 私のこと
●今週大阪です。DVDをいくつか持っていきますので、よろしければどうぞ。

●来月後半は鹿児島です。只今調整中です。宜しくお願い致します。

●6月2日から沖縄に行ってます。
6月4日に2人の施術が可能です。
ご都合のつく方はホームページからお問い合わせください。


佐藤、宮川がブログを始めました。
内容は股関節のこと、銀座のあの店のこと、アロマのこと、松本への文句・・・などなどだと思います。
股関節以外のことも好き勝手に書いていくと思います。
お時間のある時にどうぞ。

●DVD『股関節長持ち術』の紹介がホームページに間もなく出ます。
自分で言うのもなんですが、わかりやすい内容です。
股関節を長持ちさせようと考えている患者さんだけでなく、施術のプロの方々にも見ていただければと思います。
一部中身が見れるようにしました。
よろしければお買い求めください。
内容
①理論編
1、股関節を長持ちさせるためには
2、股関節への衝撃吸収力とは
3、筋肉が筋力を発揮する条件
4、筋力を発揮できない条件
5、股関節への衝撃を吸収するには
6、股関節を長持ちさせる方法
②実践編
1-A 筋肉ほぐし(一人ほぐしと二人ほぐし)
  B 骨盤体操
  C 患側荷重法
2 楽しくできる実践法 チェアーダンス

いつになく真面目な私が見れるでしょう。
緊張しながら5時間くらいしゃべりましたが、編集のプロが上手で、66分にまとめてくれました。
もちろん、注文も出来ます。
よろしくお願い致します。












脚長差の常識の非常識

2008-05-19 13:10:42 | 歩行のこと
《脚長差が3cm以内なら歩行への影響は少ない》

多くの教科書にも載っている一般的常識です。

エビデンス(証拠、根拠)と言ってもいいですね。
多くの研究で実証されて“一般的”となっている考え方ともいえます。
研究上は確かにそうかもしれない。


しかし、3cmのアンバランスは何処で調整されるのだろうか?


骨盤?・・・ということは骨盤を挙げる働きのある腰方形筋?
腰方形筋は腰にあるから・・・・脚長差があると腰痛が起きるんじゃないの?

脚長差があるとき、長い脚の膝関節は歩くたびに屈伸運動をすることになる・・・だから長いほうの脚の膝が痛くなるんじゃないの?

腰にアンバランスが出ると、肩もアンバランスになるんじゃないの?


『歩行への影響が少ない』=『体への影響が無い』ではない。


基本的には左右の脚のアンバランスはできるだけ少ないほうが良いはず。
できる限り補高を検討したほうが良いのではないだろうか?
たとえ脚長差が1cmくらいでも。
私は以前『補高をして痛みが出たら補高をやめたほうが良い』と書きましたが、本来はその場合も続けたほうが良いと思っています。
しかし、痛みをすぐにとって補高を継続できるように状態を見てくれる人がいればの話。
そういう人がいないときは、痛みが強くなり苦しむだけということもありえるので
『補高をして痛みが出たら補高をやめたほうが良い』と書きました。
補高をしたほうが日常生活で痛みの出る確率は低下するでしょうね。


徐々に補高に慣れていただきたいと考えています。

全身のアンバランスを少なくするために。
体が楽になるために。
心が楽になるために。




変形性股関節症を怖がらないでね















深圧マルアール

2008-05-16 01:32:04 | 私のこと
『深圧』が特許庁に商標登録されました。

これからは『深圧』の後ろに(マルアール・・・Registered trademarkの頭文字のR)
をつけることができるようになりました。

深圧は、“股関節の施術法”という意味ではありません。
皆さんの全身にあり、レントゲンや血液検査では異常が見つけられない“筋肉の施術法”の1つです。
深圧の特徴は股関節周囲にも多い深層筋までをほぐせることです。

“筋肉の施術法”、同様な施術法としては、『マイオセラピー』『トリガーポイント療法』『ディープティッシュセラピー』『インナーマッスルセラピー』『プレート療法』『筋・筋膜伸張法』などがあります。
それぞれの言葉で検索をしてみると多くの情報が得られるでしょう。

テレビという分野において『AQUOS』『BRAVIA』『VIERA』というブランドがあるのと似ています。
『深圧』は筋肉の治療方法の1つのブランド名です。
基本的に理論はほぼ同じですが、方法が異なるのです。

私のブログ以外で筋肉の施術に関する勉強をしたい方は、こちらこちらを参考にしてみてはいかがでしょうか?
筋肉の病気を治療するには注射、筋肉を押す、筋肉を伸ばすことが有効です。
皆さんもご存知の方は多いと思いますが、石川県の加茂先生は、主に注射で治療されています。
私は肘や指で筋を押しています。

銀座に来る前は、原宿でSPA(スパ:美を目的とするエステではなく、健康を目的とした施設)のスタッフに教えることもしていました。
1996年から始めたこの施術法は、2002年から深圧と呼ぶようになり、2004年の国際SPA会議でも『深圧』を発表した。
このときは筋を押す『深圧』では無く、『深圧』のセルライト除去トリートメントへの応用について発表しています。(ホホバオイル使用)
しかし、私はセルライト除去トリートメントは行なったことがありません。
当時の原宿LE SALON ORIENTの仲間が開発・実践して、某SPA施設だけで指導・実践していました。

なになに、『セルライト除去・・・』?・・・ムムムム。

現LE SALON GINZA スタッフの宮川はそのSPAのスタッフでしたので、現在では宮川しかできません。
宮川は現在股関節の施術のみですので、『セルライト除去・・・』は行っていません。
今後もアロマセラピーなどは行っても『セルライト除去・・・』は行わないと思います。


そんな『深圧』の商標は、施術分類だけでなく教育分類でも登録しています。
施術時のデータも蓄積されつつありますし、教科書も完成しています。
もう少しスタッフが増えてきたら施術だけでなく教育・研究にも力を入れて全国の方々のお役に立ちたいと考えています。






今後とも宜しくお願いいたします。

LE SALON GINZA 
松本、宮川、佐藤(最近、定岡投手に似ていると噂の)







変形性股関節症を怖がらないでね








様々な経過 5

2008-05-14 02:27:16 | 施術のこと
このシリーズでは、“変形”とよばれて悪者扱いされる骨の形態変化は、“修復”としても考えられるのではないかということを考えてみました。

痛みがなくなるのは、股関節をつつむ関節包内の炎症が落ち着くからだと思います。(子供の頃に、既に変形の進行が止まっている方も多くいます。)
骨の変形は変わらないか、悪化しているのに痛みがなくなるのです。
(骨の変形と痛みは比例しませんよ!)
筋肉は股関節にかかる負担(衝撃)を吸収する役目がありますので、筋肉をほぐして正常化させることは、関節包内の炎症の改善にも効果的と考えています。


私は股関節痛の原因が100%筋肉の痛みであると考えているのではありません。
筋肉の痛み80%、関節包内の炎症20%と考えています。
股関節痛の原因が筋肉優位の方が80%、関節の炎症優位の方が20%ということです。

患者さんひとり一人について考えると、筋肉90%・炎症10%の方もいるでしょうし、筋肉10%・炎症90%の方もいるでしょう。
これも個人差の一つです。
筋肉90%・炎症10%の方は、筋肉をほぐすだけで痛みはかなり軽減し、痛みは出にくくなるでしょう。
一方、筋肉10%・炎症90%の方は良くなるにしても時間はかかるでしょう。
どちらの場合も、筋肉をほぐしてみないと判断は難しいものです。
しかし、一般的には炎症も長く続くものではないと考えています。


アメリカでのある研究報告の結果と経験からそう感じるようになりました。
この研究は変形性股関節症患者さんだけを対象とした研究ではないのですが、“痛み”のために病院を受診した患者さんが対象でしたが、85%の方の痛みの原因が筋肉の痛みという結果で、初めて読んだときは驚きました。
その頃の私にの中では、痛みの原因は骨や軟骨によるところが大きいと考えていたからです。
病院勤務時は、レントゲンを良く見ていましたからね。
このような考え方は日本ではほとんどないのですが、徐々に筋肉の施術を行う医師や理学療法士も増えてきています。(次回紹介します)

私は、骨の変形は痛い時期(関節包に炎症のある時期)を過ぎれば必ず安定した痛みの無い時期が来ると信じています。
しかし、痛いのをじっと我慢しなさい、いずれ骨は安定して痛みは取れるのだから・・・と言いたいのではありません。

“修復”によって骨は安定するが、それと引き換えに犠牲になる部分もありますし(関節の動きが悪くなる、脚の長さが短くなるなど)、痛みが継続することは心身ともにつらいですからね。

私が一番の理想と考えるのは、全く変形の無い時期から、進行を予防して、進行の無いまま一生を過ごせることです。
あくまでも理想です。

現在その段階を過ぎている方は多いと思います。


私は手術絶対反対派ではありません。
手術をするかどうかは、体の状況だけではなく、その人の生き方、家族の環境、仕事の環境、精神的な状況など様々な条件が関連すると思うからです。

『私は痛みの無い40歳代を過ごしたい』という生き方の方は、痛みがなくなるまでの5年かもしれない7年かもしれない期間、痛みを我慢するよりも、手術をしてやりたいことをやりたいと思うでしょう。
ほとんど痛みが無くても手術を選択される方もいます。
手術をした場合は、『手術してよかった。』という言葉が聞けるように全力を尽くしたいなぁ。

一方、手術をしたくない、手術ができないという生き方・環境の方もいます。
その方々には痛みが無くなる5年かもしれない7年かもしれない期間を、できる限り快適に過ごしていただきたいなぁ。

『変形性股関節症患者さん』とひとくくりに表現できますが、一人ひとりの心身の状態や、社会的環境は実に個人差が大きいですね。
診察や治療時には個人差を考えないといけませんね。


一人ひとりに合った指導がしたいなぁ。



最後に、私の腰骨が重度に変形して炎症を起こした時(2000年から5年くらい続いたかなぁ・・・)手術を希望しました。
仕事ができないくらい激痛だったから。
座るのが怖くて、くしゃみが怖かった。
でも、病院で『もう手遅れだね。』と断られて手術はしなかったけど・・・
・・・今は全く痛くないんですよね・・・人間の体は不思議です。



現在股関節痛に悩んでいる方には“修復”という考え方も脳の片隅に置いていただきたいと思うんです。





変形性股関節症を怖がらないでね





様々な経過 4

2008-05-11 03:14:26 | 施術のこと
その方は、5年前からかなりの痛みがあって、筋肉をほぐしてほしいと言って来られました。
男性です。

筋肉をほぐすと、体重がしっかりかけられて、帰りは杖なしで歩けました。

しかし、筋肉の状態は持続しませんでした。

これの繰り返しでしたが、『今は股関節に炎症があるけど、いずれ取れるから頑張ってください。』という話をしながら通ってもらいました。

あまりにも夜間の痛みがつらそうな時に、『手術は考えないんですか?』と、本人の考えを確認する意味で聞いたのですが、それでも手術はしないという考えでした。

股関節の屋根が壊れ、骨盤の中に大腿骨が入り込んでいる珍しいタイプの方でした。
病院によっては『手術の時期を逃したね。』と言われてもおかしくない状態でした。


月に2回程度の通院でしたが、約10ヶ月後、急に痛みが取れ、しっかり体重がかけられるようになりました。
本人も夜間脚を縛って、痛みが出にくくなるように努力していました。
私も股関節の炎症を抑える治療のできる先生を紹介して、股関節の炎症を抑える注射治療も受けたことがありました。

痛みが取れはじめる前のレントゲンを見ると、大腿骨頭の形は実にきれいに修復され(びっくりしました!)骨盤側の骨も増殖して厚みが増していました。
しかし、修復と引き換えに関節の動きはかなり制限されています。

仕事をされているのですが、杖なしで痛みがなくできるので満足しているようです。

炎症が落ち着いたので、今後は積極的に関節の動きを改善してみようと考えています。

“修復力”はすごいものですね。



変形性股関節症を怖がらないでね








様々な経過 3

2008-05-09 20:25:05 | 施術のこと
先日初めて来られたYさん。

『過去5年間、股関節痛に苦しんだ!』
ひどいときは両方の松葉杖で歩いていたようです。
仕事もしていたようです。

手術は避けて、様々な治療を受けてきたようです。

『そろそろ、痛みが落ちついてきたので、ここの施術を受けようと思ってきました。』

・・・すごい人だな!

骨が形を変えながら修復する時期は痛みを伴う事があるのです。
修復が落ち着くと痛みがなくなることもあるのです。


“変形”は“修復”なんだよね!



変形性股関節症を怖がらないでね





様々な経過 2

2008-05-07 18:58:09 | 施術のこと
Mさん。

Mさんは1年前から月に2回のペースで通っています。
ご主人が仕事が終わってから銀座にこられるので、いつも午後8時半からの施術でした。

以前、右側の股関節痛がひどくて手術を勧められたことがあるようです。
手術をしたくないので、様々な治療を受けながら生活を制限したようです。
そのうちに右側の痛みは取れたようです。

1年前にお会いしたときは、スワニーのバッグの手すり部分に両手をついて体重を支えて、前傾姿勢でゆっくり歩いていました。
今回は左側が痛くて、ほとんど歩けなかったのですが、以前手術を勧められた右足の股関節痛はなくなり軸足となっている経験があるので、左足も手術をしないでいこうという考え方でした。

初回の施術後は、左足に全く体重がかけられませんでした。
左股関節の痛みはしつこく、かなりの痛みが取れるまで時間がかかりました。

現在、痛みはかなり取れてきて、どうにか左脚の片脚立ちができるようになってきました。
自転車に乗れる距離も徐々に増えています。

ついに、5月からは自分ひとりで銀座に来ることになりました。
昼間です。


股関節痛は改善するんだという確信を強く持っています。

人間には治癒力があるんだよな。
“変形”は“修復”でしょうね・・・つづく。



変形性股関節症を怖がらないでね









様々な経過 1

2008-05-05 01:58:23 | 施術のこと
Sさん。
Sさんは月に1~2回のペースで1年前から通っています。

10年前に左股関節痛がひどく手術を勧められました。
手術をしたくないので、生活の中で無理をしないで過ごしていたら、徐々に痛みが取れてきたようです。

1年半前に初めてお会いしたときは、右股関節痛がひどく右側にはほとんど体重がかけられない状態でした。
10年前に手術を勧められた左側には全く痛みは無く、左足が軸足になっていました。

初回の施術後に、患側に体重をかけられない方は非常に珍しいのですが、Sさんはほとんど体重をかけることができませんでした。


徐々にであったが、右側の痛みが取れてきて、8ヶ月くらいからやっと右側に全体重をかけることができるようになりました。

知り合ってから1年半、時間はかかりましたが一人で杖をつけば出掛けられるようになりました。


10年前に痛かった左足についてはどう考えればいいのでしょうか?


“変形”は“修復”だと思うけどなぁ・・・つづく



変形性股関節症を怖がらないでね