股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

私が整骨院をやめたわけ

2007-02-28 02:13:21 | 施術のこと
私も整骨院をやっている時期がありました。
患者さんは1日50人~80人でした。
大変忙しかったように思います。

整骨院は制限はあるものの保険が使えるんですよね。
保険が使えると良い様に思いますが、私の考えは逆でした。
患者さん1人あたりの収入が低いので、結果的に数をこなさないといけない状況となり、施術の質を保つことは不可能でした。
ある意味可能なのですが、どうしても時間が少なくストレスが溜まったんです。

当時から、遠くより患者さんがみえていました。
鹿児島からも来ていただいていました。
鹿児島からの患者さんを10分や15分の施術で帰せますか?
中途半端な施術で帰せますか?
ストレスたまリンでした。

保険制度の下では質の高い診療には限界もあります。
量ではなく質を大事にしたくて整骨院をやめました。
さらに、社会の動向の問題も大きかったです。

現在は医療費削減傾向の社会です。
その反面、整骨院を開業でき柔道整復師の養成学校がどんどん増えているのです。

これはあくまで私見ですが、このままでは整骨院の世界には夢は持てないと感じたことも事実です。
私はもっと大きな、もっと夢のある仕事をしたいのです。

柔道整復師の先生方の多くには、理学療法士には無い独立開業欲があります。
理学療法士には“理学療法士としての開業権”がありませんので、もともと独立開業など考えないからです。

そういう意味では、私と一緒に夢を追いかけられるのは柔道整復師の先生方のほうが可能性が高いのではないでしょうか?
もちろん指圧師やマッサージ師の方も大歓迎です。

ぜひ一緒に勉強しながら、一緒に人助けがしたいですね。

そんなきっかけの第1弾として、2007年6月10日(日曜)に、有料講習会(短期コース:1日)を開きます。
プロがプロに教える講習会です。
解剖学と整形外科学を学んで施術経験が1年以上あることが条件です、国家資格の有無は問いません。
ご希望される先生はHPよりお問い合わせください。

ここで学んだ先生方を、皆さんにブログやHPでご紹介していきますね。
そうすればここで学んだ先生にとっても、皆さんにとっても、もちろん私にとってもメリットめりめりですからね。
皆さんの近所の先生が来られるといいですね。

定員は4人だけです。
10回行えば40人、100回行えば400人。
皆さんの股関節痛を取れる先生を増やしますよ!!!
その中から、私の後を継いでくれる先生がきっと現れます。

いよいよmark先生増殖作戦の開始です。
平行してムフフ計画も進行中です(企業秘密
平行して本も書き始めています。



変形性股関節症を怖がらないでね




ミスってしまいました。
昨日の記事を削除してしまいました・・・ガクッ!
昨日の記事のうえに今日の記事を書いてしまい、昨日の記事を消してしまった!
誰か復元して・・・!
ちゃんと薬剤師のことを書き加えたのに・・・膝カックン!

ごめんなさい。

ペイン・コントロール 3

2007-02-24 20:45:06 | 痛みのこと
前回のブログのように私は痛みを自己管理しています。

皆さんにもできるかもしれません。
皆さんが自己管理しやすいように、施術後には皆さんの問題となっている筋肉名をお知らせするように努めています。
しかし、痛みの原因筋はすぐに特定できる場合と、なかなか特定できない場合があります。
この作業がなかなか難しいんです。
時には悩んでしまうこともあります。

奈良にはシャンパンのビンでコントロールしているお姉さんがいて、静岡には自分の身体を知ろうとカイロの学校に通い自己管理に努めているお姉さんもいます。
京都には年に360日近くプールに通うことで自己管理しているお姉さんがいて、鹿児島には寝る前に1時間ストレッチするお姉さんがいます。

中山式快癒器やマッサージ器でコントロールしているお姉さん達も多いです。

『安心』3月号に、やはり理学療法士の先生が自宅での自己管理について書かれています。
プレート療法の自宅版です。
非常に参考になりますので、手に入る方は見てください。
お尻の奥が痛む方にはお勧めです。

もちろん私もお手伝いいたしますので、一緒に頑張りましょう!

股関節痛なんて怖くないもんね~




明日は2週間ぶりに休みです、うれぴ~。



変形性股関節症を怖がらないでね





ペイン・コントロール 2

2007-02-23 00:22:58 | 痛みのこと
2年前位から右の肩鎖関節(けんさかんせつ)が時々痛いんですよね。
鎖骨の一番外側にある関節で、スキーで転んだときや柔道で肩から落ちたりすると痛めやすい関節なんです。
でも最近やっているスポーツはゴルフと麻雀?くらいだから身に覚えがないんですよね。
いろんな筋肉をほぐしたんですけど、1年ほど前に原因筋がわかりました。
それは大胸筋でした。胸にあるマッチョぴくぴく筋です。

私は肘を使ってかなり強く押す(50Kgくらいの圧)ことが多く、その時に大胸筋で腕を支えているんでしょうね。
ある時、私が床に寝た状態で家族に胸を踏んでもらいました。
踵でかなりの体重をかけて・・・肋骨が折れない程度にね。
そしたら肩鎖関節部の痛みが出ないどころか、次の日絶好調だったんですね。

その日から大胸筋のケアーは欠かさず行っています。
そうすると絶好調なんです。

もひとつ、1日8~9時間押す日があると、右わき腹の奥が痛くなることがあります。先日の名古屋最終日にそうなりました。
この痛みはお手のものです。
骨盤体操をやると一発でよくなります。

私はこうやってペイン・コントロールしています。

皆さんにもできマッスル




変形性股関節症を怖がらないでね





ペイン・コントロール

2007-02-21 00:08:08 | 痛みのこと
ペイン・コントロール。
痛み(ペイン)の管理(コントロール)のことです。
私の仕事のひとつです。

私は皆さんの股関節周囲の痛みを管理する手伝いをさせていただいています。
しかし、私も皆さんの日常生活までは管理できません。
ですから、皆さん自身が痛みの自己管理(セルフ・コントロール)を行う必要がありますね。
つまり、私と皆さんが協力し合い痛みを管理しています。(痛みを管理することが股関節の長持ちにつながります。)

最近、皆さんの病気に対する知識力がかなり向上してきました。
皆さんこのブログで勉強して、自分の力で痛みを管理する能力が高まっているのです。

これは凄いことだと思います。
非常にうれしいです。

特になかなか施術を受けることのできない遠方の方は、私が次に来るまでの間、自己管理に勤めている方が多いです。

寝る前の長時間のストレッチ、ヒール・コンタクトの徹底、自分で筋肉をほぐす工夫、私が指導したメニューを徹底して行う、近所で筋肉を押してくれる先生を見つける、家族の方がしっかり筋肉を押してくれる・・・などの工夫をしています。

仮に、私がすごい施術をしたとしても、自己管理があまりにも悪いと効果の持続は望めないでしょう。

そういう意味で、最近の皆さんの病気に対する知識の向上に驚いているのです。

素晴らしい。

昨日までの静岡・名古屋出張でもそう感じたことが多くありましたので、徐々にその内容について報告させていただきますね。

皆さん、一緒に頑張りましょう!


変形性股関節症を怖がらないでね








ヒール・コンタクト 2

2007-02-16 15:05:23 | 痛みのこと
やっぱりヒールコンタクトは重要です!
ヒール・コンタクトの重要性については昨年の5月2日に説明しました。

その後大きな反響をいただきました。
人間は歩くときに踵から地面につくもの、そのようにできているんだと言う当たり前のようで非常に重要なことです。

「踵から着くことを意識しています。」と言う方の歩行をみると、やはりつま先から接地しているということが何回かありました。
皆さんもっともっと意識してください。

踵から地面につくとお尻の筋肉が使えるので、ももの前面に痛みが出にくくなります。
筋力低下も起こりにくくなります。

先日の新患さん、私の施術の予約を取った頃は股関節痛のために精神的にも落ち込んでいた様です。
しかし、ブログを読んでヒール・コンタクトを意識して行っているうちに痛みが改善し、次に悪い方の脚に体重をかける練習をしたそうです。
最初はぐらぐらしていた様ですが、徐々にしっかり片足立ちができるようになって、歩行がしっかりできるようになったようです。
そして初診の日。
既に股関節痛は無く、しっかり歩いて来られました。
私もやることが無いので、90分の予定を60分に短縮して、全体をほぐして、次回は4ヵ月後の予約としました。
私のところに、始めてきた頃にはほぼ正常歩行に近い状態になっていたのです。

改めてヒール・コンタクトの重要性を再確認させられました。

患者さんには個人差があります。
すべての方がそうなることはありませんが、ヒール・コンタクトを意識して、さらに脚に体重をかけることを意識するだけで股関節機能がかなり改善される方はいるのです。

重要なことは、ブログで勉強して「松ちゃんなんかに頼らなくても、自力で問題を解決してやる!」と言うくらいの思いを持ってみることではないでしょうか?

すっっごい経験でした。


変形性股関節症を怖がらないでね




【INFORMATION】
本日最終に近い新幹線で静岡と名古屋に行ってきます。
帰りは2月20日の最終の新幹線になりそうですね。
初めての施術場所です。
頑張りまちゅ




風邪はひきましぇん!

2007-02-14 00:05:48 | 施術のこと
私は風邪をひきません。
な~んでだ?・・・・・・・・・。

答えは、人工関節の手術をしている患者さんの感染予防で~す。

患者さんは手術後病院で、「感染に気をつけてください。」と説明を受けているからで~す。
人工関節の手術をしている患者さんの感染の確率は非常に低いですが、私は風邪をひきましぇん!

対策は手洗いと免疫力向上です。
最近は青汁、エキナセア、ジンジャーの免疫トリオにこっています。
湿度も重要ですので、加湿器も買いました!
有楽町駅前の無印良品でね。

これもプロとしての仕事のひとつなんです!(腕を組んで右斜め上方を見ながら・・・。)


変形性股関節症を怖がらないでね




変態は必要です!

2007-02-12 10:54:36 | 私のこと
私は変態です。
言葉が悪いですね。

私は変わり者です。
過去に年収1000万円前後の職場を3回辞めています。
安定を好まないわけではありませんが、金銭欲、名誉欲と言うのが欠落しているのかもしれません。

第一優先は“やりがい”なんですね。“いきがい”かも知れません。

人生の目標は以前から変わっていません。
目標に向かって前に進みたいんです。
安定して名誉があっても、前に進めないと楽しくないんです。

楽しさだけで仕事をしてはいけませんが、目標に向かいたいんです。

患者さんの立場に立った環境を作りたいのです。
現在の社会では、変わり者でないとできないかもしれません。

私の仕事は、安定や名誉があると安心して仕事ができる人には向いていません。
もちろん将来的な大きな安定は目指しています。
それまで苦労してでも夢と言うか目標に向かって突っ走れる人をパートナーにしたい。
そんな変わり者の方、募集中です。
現在の安定を志向される方は募集していません。
なかなかいないかもしれません。
しかし、絶対いるんです。

現在、手術をするけれども保存療法を中心に考えている整形外科医は存在します。
おそらく、医学界の中では“変わり者”と考えられているでしょう。

いわゆる正統派の先生は多くいます。
しかし、個人差のある患者さん達が抱える様々な要望にこたえられる選択肢を準備する変わり者も必要なんです。
もう少し変わり者が増えてもいいように思います。

変わり者だけど良い子、良い子。


変形性股関節症を怖がらないでね






変形は必要です!

2007-02-10 06:23:54 | 股関節の基礎
変形の話の前に、昨日お会いした先生の感想。
一言『すごい人だった。』
この先生は患者さんの立場に立って、患者さんの気持ちを理解できる先生です。
将来患者さんに慕われる素晴らしい先生になります。
100%間違いありません。
こんな先生と一緒に仕事がしたいと思った。


“変形”・・・いい言葉ではありませんね。
いったい誰が名づけたのでしょうか?
以前も触れましたが、変形性股関節症の英語名のなかには“変形性”と言う言葉もなければ“進行性”なんて言葉がないのに、日本語になると“変形性”股関節症となり、「この病気は進行性です。」となってしまう。
誰が決めたんでしょうね?
進行を止める努力をせず、なぜ進行性と言い切れるのでしょうね。
研究結果ですか?
研究の被研者(実験された人=被検者)はどんな人を選んだんでしょうね?

変形は修復です。

骨は必要な部分には出るけど、不必要な部分の骨は無くなると言う特徴を持ってます。
骨折で曲がってくっついた骨が、何年かすると真っ直ぐなることはご存知でしょう。

必要だから形を変えるのです。
そして皆さんの関節を安定させようとするのです。

人工関節の場合も、自分の骨で人工物を安定させるために骨は修復を行います。

その修復は、骨に体重をかけると起きやすくなります。
体重をかけると骨の再生力が上がるからです。

痛みを取る努力をして、脚に体重をかけることが人間として理想の形だと思うんです。

皆さんの股関節を安定させるために変形、つまり“修復”は必要なんですね。

最近そのように説明される整形外科の先生が何人か出てきていますね。

変形は“修復”と考えて良い子ちゃん扱いしてあげてくださいね。
良い子、良い子・・・。


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今日の出来事

2007-02-09 07:55:55 | 私のこと
今日はこれから整形外科の先生に会います。
例によって患者さんの診察にくっついて。
ただ、今回は目的が違います。
私の夢は、現在行っている筋肉の施術を全国に広げることと、筋肉の病気による痛みも理解できる整形外科の先生と一緒に仕事をすることです。
全ては皆さんの痛みをコントロールできる体制を作るためです。

その先生にこのブログを読んでいただくようにお願いします。
患者さんに評判の良い先生なんですよ。
私より若いようなんです。
楽しみ。


今日は「う。」さんの手術日です。
脚長差が大きいので、手術後の筋肉、神経、血管の異常を少なくし、手術後の経過が良くなるように去年の12月から施術をしてきました。
3ヵ月後に「う。」さんの予約を取っています。
エレベーターを降りて笑顔で綺麗に歩いてくるのを楽しみにしています。


じゃ、行ってきます。
帰ったら6人の施術で~す。


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腰痛の思い出

2007-02-08 00:22:51 | 私のこと
2001年の8月のことです。
飛行機で鹿児島に向かっていて、鹿児島空港についたら立てなくなりました。

腰の異常な痛みのためでした。
当時をご存知の方もいるでしょう。

その半年前から時々痛みがあったのですが、無理をして仕事をしていました。

鹿児島でやってしまいました。
そう言いながらも、翌週フィリピンのセブ島に行ってしまいました。

私の腰の第5番目の軟骨はありません。
骨と骨がくっついています。
どうも子供の頃からの奇形のようです。
でっかいヘルニアもあります。
当時は明らかに炎症が起きていました。
咳をするのに命がけでした。

炎症にはステロイド。
1度だけでいいからステロイド。
腰にステロイド注射を打ってくれる先生を捜し求めました。
以前勤務していた病院の院長先生は、私が20歳代の頃1度だけステロイド注射をしてくださいました。
ひどい炎症性の腰痛が一発で治りました。(過去に間隔を5年くらい空けて2度行いました。)
病院では「原因はヘルニアです」と言うので、レーザー手術も希望しましたが、「もう手遅れでできません。」と言われました。

2ヶ月は全く仕事ができませでした。
レストランで食事をすると、帰りには立てませんでした。激痛でした。
原因が炎症なので、筋肉をほぐしても少し軽くなる程度でした。
その痛みは丸3年間続きました。
結果的に何も治療はしませんでした。

現在は全く痛みはありません。
毎日患者さんを7時間押しています。
不思議でしょ?

皆さんの中にも、筋肉が原因だけでなく、股関節に炎症がある方もいるでしょうね。
意外と確率は低いですが。
このような方は、筋肉の治療で痛みがなくなってもすぐに元に戻る方もいます。

しかし、関節の炎症は改善するのです。自然治癒力です。
1回だけのステロイドという手段もあります。
筋肉をほぐして関節への負担を減らすことは、炎症の改善につながります。
膝に溜まった水が、筋肉の治療だけで無くなったケースを多く経験しました。
私も皆さんの不安やイライラはよく理解できます。
改善を信じて頑張ってください!


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FLIPSTICK

2007-02-06 15:04:24 | 楽な生活
フリップスティックと読みます。
先日東京のうさうささんが実物を持ってきて見せてくれました。
まずはここを見てください。

うさうささんは、ライブコンサートを聴きに行くときに使っているようです。

本日、旅行に行くときに必要と思われた患者さんが来られましたので、紹介しました。
これで旅行の不安が小さくなったようです。

使い方によっては便利な優れものではないでしょうか?

うさうささん、ありがとう!

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2007-02-05 09:59:05 | 私のこと
人には長所と短所がありますね。
私なんかブログ上はしっかりしていて行け行けドンドンおやじに見えるかもしれませんが、実は人見知りは激しいは、度胸がないは、気は短いは、腰痛肩こりはあるは、眉毛がへの字で途中で切れてるは、天パーで髪はくるくるするは、鼻に骨はないは、歯はぼろぼろだは、首は痛いは、腕は痛いは、脚はだるいは、歩いていると股関節が痛くなるは、脚は長過ぎるは、しゃべりが下手だは、朝は目が腫れるは、頭痛がしょっちゅうするは、右の薬指が伸びないは、巻き爪だは、子供の頃から坐骨神経痛だは・・・・数え切れないくらいの短所があります。

しかし、いろんなところが痛いから人の痛みがわかるし、天パーだからまつげがクルッとしていて可愛いし、人見知りのところが謙虚に見えるし、変な眉毛が優しそうに見えるし・・・結構長所にもなるんですね。

そう考えると、人には短所なんてないのかもしれませんね。

私の短所は・・・と考える心が最大の短所なのかもしれません。

人間に完璧な人なんていないし、完璧だとつまらないように思います。

自分は総合点が高いんだ!
素晴らしいところがいっぱいあるんだと思って生きていけると良いことがいっぱい起きそうに思います。

今日も頭痛と腕が痛いなぁ・・・ありがたいありがたい。


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遅れていると思ってた!

2007-02-03 01:51:00 | 手術のこと
人工関節の手術後の患者さん。
卓球の全国大会に出ました。

手術後から軽度の神経症状が出ているようです。
手術直後から周りの患者さんより回復が遅れていた。
「自分は他の人より回復が遅れている。」と思い、過ごしてきた。

しかし、私からすると、確かに違和感は残るものの総合力ではかなり高い能力の持ち主だと感じていた。
その患者さんから先日「私はいまだに他の人より回復が遅れていると思っている。」
と言う言葉を耳にした。

そうなんだ・・・少し驚いた。
なかなか自信と言うのは持ちにくいものなのでしょうね。
私は他の多くの患者さんを診ているので、能力の高い方だと思っていたが・・・。

手術をしているしていないにかかわらず、患者さんが自信が持てるようにしたい。
そう感じた会話だった。

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【INFORMATION】
おかげさまで2月の静岡・名古屋、4月の大阪の予約はいっぱいとなりました。
ありがとうございました。
3月の札幌も新しい患者さんが増えています。まだ少し空きがありますので、日本全国から気合入れて申し込んでくださいね・・・なんて。
札幌旅行を兼ねてガツン・・・良いかもしれない



疲労の蓄積 3

2007-02-02 03:01:45 | 痛みのこと
私はこのブログで“疲労の蓄積”と言う言葉を使いますが、この言葉にには以下のことも含んでいるのです。

1、ケガの後遺症が元々あって、それに疲労が重なった状態。
2、股関節の炎症の後遺症が元々あって、それに疲労が重なった状態。
3、手術後前の筋疲労に、手術による筋肉のダメージが重なり、さらに筋疲労が重なった状態。
 
皆さんの股関節には炎症が起きやすいですし、股関節を捻ったり転んだりして股関節の靭帯にケガを負わすことも起きやすいですね。
ケガや炎症があると、股関節周囲の筋肉が硬くなります、ケガが治ったり炎症が治った時、筋肉の硬さだけは残ることがあるのです。
これを炎症やケガの“後遺症”と呼んでいます。
筋肉が硬い状態で動くと、その後疲労が溜まりやすくなるのです。
手術も人工的に起こす炎症状態なんですね。
したがって後遺症が起きる可能性があるのです。

個人差がありますが、様々な原因で結果的に筋肉疲労の蓄積が起きるのです。

筋肉は股関節を守って、股関節への衝撃を吸収しています。
筋肉が疲労しきって、痛みを出している状態では股関節への衝撃を吸収できなくなりますね。
このような状態を放置すると“進行”が起きるのです。

これは進行ではなく、当たり前に起きる現象なんです。
ですから、1週間以上続く痛みがあったらすぐにその痛みを取ることが重要なんです。

私はこの病気の進行を止めることはできると考えています。
痛みをすぐ取ってあげれば筋肉がちゃんと働いて、股関節への衝撃を吸収してくれるからです。

体重をかければ軟骨が減るなんていう考え方は矛盾だらけです。
それが事実ならば、私の股関節なんてとっくに軟骨がなくなっていますよ!

痛みが強いときは、軟骨や骨に負担がかかりやすいので、脚をかばって正解です。
その時に私たち治療者が考えなければならないことは「もっと痛くなったら手術をしますのでいつでも来てください。」ではなく、「今すぐその痛みを取ります!」・・・・ですよね~~~~。


変形性股関節症を怖がらないでね







お知らせ

2007-02-01 21:23:07 | Weblog
2月1日になりましたね。
本日メールを開いたら、大変なことになっていました。
現在40通ほどの予約メールが届いています。

朝から先ほどまで施術していましたのメール対応がほとんどできていませんが、必ず連絡させていただきますので、よろしくお願い致します。
皆さんすぐにでも診させていただきたいのですが、遅い時期になってしまう方もあるかも知れません。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。