股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

白と黒

2008-07-30 10:33:15 | 股関節の基礎
「白と黒」、皆さんがレントゲンを見る時のポイントです。
レントゲンを見るときの参考として下さい。


骨の中への血液循環が悪くなり、骨が栄養不足になると骨は黒く写ります。
一方、骨の栄養が十分に保たれていると骨は白く映ります。

骨が白く写るということは骨密度が高く、黒く写ると骨密度が低いということです。

いわゆる“変形が進む”とき、骨が白くなり過ぎることがあります。
この状態を“骨硬化(こつこうか)”といいます。

レントゲンで骨硬化像を悪く説明する先生もいますが、骨密度が高まるのですから基本的には悪いことではありませんね。
骨が硬化することによって、関節面が“つぶれる”ことを防ごうとしている反応です。
何も気にすることはありません。
骨に感謝してもいいと思います。


脚をかばうと骨は細く黒く写るようになります。
この状態を骨萎縮(こついしゅく:骨がやせること)と言います。

つまり、脚をかばうことは血流を悪くして骨密度を低下させるということです。
もちろん、筋委縮(きんいしゅく:筋肉がやせること)も同時に起こりますよね。


・・・ね、「脚をかばいなさい!」には問題があるでしょ?
「脚を弱くしてください!」に近い言葉なんです。

脚をかばうと、いかにも骨が長持ちしそうなんですが、実は骨密度を低下させることによって(骨の栄養失調)変形を進行させることがあるのです。

私が、筋肉を正常に戻したうえで、脚に体重をかけましょうと説明している理由を理解していただけると幸いです。
この嘘のような事実を理解していただきたいと思います。


ところで、私の腹の色は白でしょうか?黒でしょうか?

・・・答えは、10年後の私で判断して下さい。


●銀サロは股関節専門ですので6月までは禁止していたのですが、7月から宮川先生が裏メニューを開始しました。
あくまでも裏メニューですのでホームページには載せません。
宮川先生の前職のお客様からの要望もあり、フェイシャルトリートメントとアロマボディートリートメントを開始しました。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。
女性限定です。
もちろん、メインは股関節の施術です。





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大腿骨頭壊死について 3

2008-07-28 22:22:53 | 股関節の基礎
ちょっと難しいけどイメージしてみて下さい。

あなたは、右手に直径3cmで長さ40cmのまっすぐな丸い棒を持っています。

この棒の上に直径5cmの地球儀をくっつけます。
地球儀の南極部に、アロンアルファをつけて、棒の上のくっつけるのです。

しっかりくっついたら、地球儀の南極の5cm下の棒を左に45度折り曲げてください。
この棒は自由に曲がる棒です。

最後に、左手で地球儀の上(北極からカナダ辺り)をおおいます。
地球儀に屋根をかけるように覆います。

どうですか?
イメージできましたか?


説明しましょう。

棒は大腿骨、地球儀が大腿骨頭、左手が骨盤の屋根にあたる寛骨臼蓋です。
棒(大腿骨)が45度左におり曲がる部分が大天使・・・いや大転子ですね。

次に、大腿骨頭壊死で、大腿骨頭への血液循環が完全に遮断されるとどうなるかを説明します。

先にイメージした股関節の構造で、地球儀を赤道部で北半球と南半球に切って分けます。
そして、北半球を取り除いて下さい。

つまり、45度左に折れ曲がった棒の先端に、南半球しかない地球がくっつき、その上を左手が覆っているイメージです。

これが完全な大腿骨頭壊死のイメージです。


熊本のK子さんと初めてお会いしたのはもう6年前でしょうか?
K子さんは100%大腿骨頭への循環が遮断されためずらしいケースです。

現在、大腿骨頭壊死の診断を受けている患者さんは20人ほどいらっしゃいますが、100%遮断された患者さんはK子さん一人でしょう。
ほとんどの方は“大腿骨骨頭壊死”の診断を受けていても、大腿骨頭は生きています。
つまり、大腿骨頭への血液循環は減少しているものの、十分保たれているということです。

K子さんは、最初ケンケンで歩いていました。
患側(かんそく:悪い方の脚)にほとんど体重がかけられていませんでした。
痛みは、すでにほとんどなく、大腿骨頭壊死による炎症は落ち着いている状態でした。

その後、筋肉をほぐしては患側荷重を徹底的に行ってもらいました。

私は、このレントゲンでは、もう片脚立ちはできないかも知れないと・・・少し思いましたが「絶対片脚で立てる様になるから、がんばって!」と言い続けました。

人間の治癒力はすごいものです。
1年後、K子さんは肩を平行に保ち患側で楽に立てるようになりました。
鹿児島での施術でしたので、4ヶ月に1度、1度に2回の施術でした。

K子さんは保育士の仕事をしていますが、今では補高で脚長差を補いながら杖なしでしっかり歩きながら仕事ができています。
痛みはその後出ていません。
残念ながら、なくなってしまった大腿骨頭が再生することはないでしょう。
骨細胞が生きているうちに血流が戻れば改善する可能性はあるかもしれません。
しかし、それはなかなか難しいかもしれません。
半分になってしまった骨頭は、寛骨臼蓋の形に合わせて、丸みをおびてくるでしょう(修復)。

大腿骨頭には神経がありませんので、大腿骨頭が半分無くても、痛みなく歩けて仕事もできています。

しつこいですが、人間の治癒力はすごいんです。

“大腿骨頭壊死”と診断を受けていて、半年以上経っているのに痛みが出ている方の場合、痛みの原因は筋肉である可能性が高いのです!




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大腿骨頭壊死について 2

2008-07-25 03:29:16 | 股関節の基礎
名古屋に行く前からバテバテ37歳でした。
昼間の暑さは平気なのですが、夜眠れないのも一因でしたね。
少し元気になってきました。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さん気合い入れて暑さに負けないようにしましょう。


人間が骨折をした時、なかなか人工関節になることはないのですが、大腿骨の関節内骨折の場合は人工関節になる場合があります。
もともと大腿骨頭部は血液循環が乏しいところなんです。

ですから、少し血液循環が悪くなると、骨頭部に栄養不足酸素不足部分が発生するのです。


“大腿骨頭壊死”を調べると「原因不明で徐々に骨頭が壊死して、いずれは骨頭がつぶれてしまう・・・・」なんて書いています。
これだけ読むと怖い印象を持ちますね。

心筋梗塞では、命にかかわりますので血管造影をして血流の悪い血管を探し出すでしょう。
しかし、大腿骨頭壊死で血管造影を行ったというのは聞いたことがありません・・・原因不明となるのです・・・?


大腿骨頭壊死はケガや事故の後遺症、ステロイド服用後などにより血流が悪くなると起こりますが、血液循環の障害度は個人差が大きいです。
たしかに血流が10%低下すれば、すぐに血流が改善しない限り10%は骨頭が壊死に陥るでしょう。
その場合、壊死部が20%や50%になることはなく落ち着くでしょう。

大腿骨頭には神経がないので、基本的には痛みのない病気ですが、壊死を起こすときに関節の袋(関節包)に強い炎症が起きるときがあります。
炎症が起きるときは痛みがあります。
しかし、壊死が落ち着くと炎症も落ち着いて痛みが消えるのが一般的でしょう。
炎症が落ち着いた後の痛みは、筋肉性の痛みが大きいと考えられます。



心筋梗塞と同様に、血管の壁に老廃物がくっついて血管が狭くなることや、ケガなどで血管が傷ついて血流が悪くなることなどが主な原因でしょう。
また、筋肉の硬さや腫瘍などで血管が圧迫されても循環障害が起きるかもしれません。

難しいことかも知れませんが、早めに血流が改善できれば壊死は避けられるかもしれません。
大腿骨頭壊死と診断されたら血液循環を良くすることが重要だと思います。

股関節周囲の筋肉をほぐすことは、炎症による痛みの一時的な改善となり、血液循環は改善されますので、対策の一手段となるかもしれません。
もちろん、強い炎症が去った後は、炎症の後遺症としての筋肉の硬さをほぐすことは、痛みの改善のために重要です。

次回は、大腿骨頭への血流が100%遮断された方の経過と現状についての経験談について書きます。


もちろんバテバテ49歳が悪化しなければの話です。

・・・・あれれ!



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大腿骨頭壊死について 1

2008-07-15 00:29:09 | 股関節の基礎
今まで“大腿骨頭壊死”という病気について、このブログでは記事にしてきませんでした。
その理由は、個人差が大き過ぎるからです。
症状の個人差、レントゲンの個人差、診断の個人差です。
レントゲンで見て、「この画像のどこが大腿骨頭壊死?」と思う方でも診断名がつていることもあります。

しかし、最近“大腿骨頭壊死”の診断を受けた患者さんが増えてきましたので、私の考えと経験について書きたいと思いました。




皆さんが食事と呼吸をした結果、血液の中に栄養と酸素が多く含まれる仕組みになっています。
骨は、その栄養と酸素によって養われています。


心臓から出た太い動脈は腹部を下降して、左右の脚に分かれます。
左右に別れた動脈は脚に沿って下降しますが、大腿骨頭のちょっと下あたりから内側大腿回旋動脈という動脈が枝分かれして、大腿骨頭に栄養を送っています。



脳の血管が閉じて脳の一部に栄養と酸素が行き渡らなくなった状態を“脳梗塞(のうこうそく)”と言います。
心臓の血管が閉じて心臓の筋肉の一部に栄養と酸素が行き渡らなくなった状態を“心筋梗塞(しんきんこうそく)”と言います。
内側大腿回旋動脈が閉じてしまい、大腿骨頭に栄養と酸素が行き渡らなくなった状態を“大腿骨頭梗塞”・・・とは言わず、“大腿骨頭壊死”と言うのは・・・?

“壊死(えし)”、あまり良いネーミングではないように思いますね。
“死”という文字のイメージが悪過ぎますね。



このように、大腿骨頭壊死という病気は、突き詰めると大腿骨頭を養う血流の障害が原因です。

しかし、血流障害の程度が5%(血流が5%途絶える=95%は正常)であっても、血流障害の程度が100%(血流が100%途絶える)であっても診断名は“大腿骨頭壊死”となります。
これが個人差の原因です。

ここで覚えていただきたいのは、5%血流が悪くなった場合、骨密度は5%低下しますがそれ以上骨密度が低下するものではないということです。

つまり、ある期間が経つと、血流障害の程度に合わせて骨密度が決まります。
それ以上は進行しないということです。
もちろん、骨は修復を行いますので、形は多少変わるかもしれませんが、“壊死”の範囲は広がらないと考えるのが一般的です。


では、なぜ血流が障害されるのか?
血流は回復しないのか?
・・・ということについて・・・次回考えてみたいと思います。




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変形と痛み

2008-07-11 00:29:26 | 痛みのこと
股関節の変形と脚長差は比例することがあります。
つまり、変形の程度が強い方ほど、脚長差が大きくなりやすいということです。

股関節の変形と、関節可動域は反比例することがあります。
つまり、変形の程度が強いほど、関節可動域が悪くなる(狭くなる)ことがあります。

変形は修復です。
修復によって、股関節の安定性は出るのですが、脚の長さと関節の動きが犠牲になることがあるのです。


しかし、変形と痛みは比例しません。
つまり、変形の程度と痛みは関連しません。

ですから、『あなたは痛いと言いませんが、このレントゲンで見る限り痛いはずです。』
とか、『あなたは痛いと言いますが、このレントゲンで見る限り痛くないはずです。』
・・・なんてとんでもないコメントをする先生がたまにいるのです。
変形と痛みが比例すると考えている人もいるのでしょうね。

変形の程度が強いと、いかにも痛そうですね。
でも、痛くない人もいるんです。

骨と軟骨には神経が無いからです。





近々、大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)について私の考えを書きますね。





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社長よりひと言

2008-07-09 18:48:33 | 私のこと
早速ですが、社長よりコメントが届きましたので、掲載しました。
よろしくお願い致します。




“社会に役立つ差別化された価値”の提供


今年から股関節専門サロン(通称“銀サロ”)の経営のお手伝いをしています小菅(又はtetsu)と申します。
今日は、経営主体であるJ・MARKS株式会社の視点から、このビジネスについてお話したいと思っています。
これまでの変股症患者という立場ではなく、変股症“支援者”という立場からの発信でもあります。

本ブログに以前に掲載された私自身の体験記でも少々触れていますが、以前からも患者という立場を超えて、松本のビジネスに微力ながら時々お手伝いをさせていただいてきました。

銀サロをオープンしてからは、将来の事業などについて松本とあれこれ話をしてきましたが、その間、紆余曲折を経て、昨年末より新たな会社法人として銀サロの運営を開始することになりました。
これに際して、私も本格的に銀サロの運営会社、J・MARKSの経営サポートを行うことになりました。
先生と同じ志をもつ同士も集まり、今後本格的に変股症患者の支援を柱として、社会に対する新しい価値を提供する企業として成長していけるよう努力していきたいと思っています。

では、ここでこの事業のビジョン(VISION)について、その概要をお話したいと思います。
我々のビジョンは、“社会に役立つ差別化された価値”の提供です。
ちょっと抽象的かもしれません。もう少し具体的に表現するなら、医療(というか治療ですね)に対する新しい価値の提供とでもいいましょうか。
私自身は新しい形の“治癒”であると思っています。

営業的には「治療」や「医療」、「治癒」といった言葉は使えないのですが、表向きの呼称は別にして患者=お客様に対する“治癒”という価値を提供していきたいと考えています。

既存価値観からの脱却であったり、新しい治癒形態の提供であったり、お客様自身が主体的に痛みをコントロールすることへの啓蒙であったり、そんなことを目的としています。

さらに一歩踏み込んで、これをミッション(MISSION)として落とし込めば、
“関節痛・筋肉痛に対する間違った認識を正し、肉体的・精神的苦痛の除去に尽力すること”
それによって、活力のある労働力を取り戻す⇒活力のある社会づくりへ貢献したい、と本気で考えています。(ここでは敢えて変股症患者に限定しません)


で、最初に戻り、では価値の提供とは何でしょう?
私達は日常生活の経済行為(あらゆる売買取引)において、常に「価格と価値の交換」を行っています。それを意識するしないに関わらずです。

皆さんは、何かを買う際に常に支払う価格以上の価値を手に入れようとしていると思います。
例えば、この野菜ならXXX円払ってもよい、などと常に価格と価値を確認しながら何かを購入しているのではないかと思います(繰り返しますが、それを意識するしないにかかわらずです)。
その際、価値観、つまり何に価値を見出すのかの判断基準は人によって異なると思います。
私たちは、皆さんが抱える肉体的な苦痛(及びそれに伴って引き起こされる精神的苦痛)を取り除くという価値を提供することが目的です。
それを、これまでの医療とは一線を画したやり方で提供します。

それが“差別化された価値”の真意です。
苦痛と言っても、変股症患者一人ひとりをとっても千差万別でしょう。
それを一人ひとりの症状を十分に考慮した、いわば“カスタムメード”の処置をしていくことが何よりも大切であると考えています。

それに対して、お客様は対価を払います。
銀サロでの現在の価格は、私たちが提供する価値に対して十分見合うものであるとの自信のもとに設定しています。
(具体的な価格は銀サロのホームページでご確認下さいね)
一見しただけでは、高いと思う方もいらっしゃると思います。
ましてや保険の効く「医療」とは違いますので、それだけを基準にしてみれば高いのかもしれません(もちろん単純に比較できるような対象ではありません)。

ただ、最終的にそれが高いかどうかは、実際にサービス=施術を受けた方が判断すべきものと思いますし、これまで銀サロにて施術を受けて、その後も通われた方もしくは現在も通われている方々は、少なくとも価格に対する価値を十分見出していただいている方々であると信じています。

この事業は人が第一です。
私たちの資産は人が全てです。
いわば、無形資産ですね。
土地やモノなどの有形固定資産は基本的に必要ありません。

松本をはじめ、現在の他の2人のスタッフは、J・MARKSという会社にとってはかけがえのない資産であり、そしてこの資産は絶えまぬ努力によってその資産価値を“増殖”していきます。
経営の観点からすると、その努力は売上という結果に反映されて初めて実を結ぶことになるのでしょうが、いわゆる営業価値=ブランド価値を増殖しているといってもよいかもしれません。

現在は、4人で事業・組織の“幹”を育てているところですが、今後、私たちの意に賛同していただける方々がいれば、ぜひとも我々の資産の仲間入りをし、一緒にその価値を高めていただければと考えています。
それだけの土壌はできつつありますし、今後、その資産を組織として発展させ、組織=チームワークの価値(足し算ではなく掛け算によるシナジー)を存分に発揮させて個と組織の成長をはかりたいと考えています。

今後も銀サロの“思い”を、本ブログやホームページにて時々発信していきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。




私も実感しています・・・
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ジェイ・マークス

2008-07-05 03:33:38 | 私のこと
小さな株式会社の名前です。スタッフは4人です。

去年までは1人だったから、今年は4倍になった。

去年までは私が社長兼掃除係兼予約受け付け係兼受付嬢だった。

今年1月に社長をふさわしい人に代えた。
2月に宮川、4月に佐藤両先生が加わった。

ちょっと会社らしくなってきました。

今は4人体制を安定させることに必死です。
しばらくは動けませんね。



近々、社長が会社の使命などについて、ブログで熱く語りたいと言っていました。



宮川と佐藤は同じ年齢、私ははるかにはるかに年上だが、社長はちょうどその中間辺りの年齢。
なかなか良いバランスかも。
私は平社員の職人兼受付嬢です・・・イヤ~ン
宮川も佐藤も私にはないずば抜けた才能を持っています。
実は私もちょっとだけ、ずば抜けた才能を持っていると思っている。


適材適所。


徐々に徐々に徐々に会社を大きくしていきます。

1のつく日と、1の倍数の日だけアホになる私ですが、素晴らしいスタッフを揃えて行きますので、応援をお願い致します。







脚をかばって良いのか? 2

2008-07-02 23:04:50 | 股関節の基礎
脚をかばって良いのか?

正常な筋肉は、みなさんが脚を床に着いたときに股関節にかかる衝撃を吸収するということは常識です。


100歳を過ぎたお年寄りでも、骨も軟骨はしっかりしています。


股関節の構造が正常であると言うこともあるでしょうが、筋力が低下すると軟骨が減るものではないということは事実。


“正常な筋肉”というのがみそ。

筋肉にも病気がある。
筋肉が病気になると、痛みが出て筋力は出なくなる。
股関節を守っている筋力が出なくなるので骨に負担がかかる。
だから、筋肉が病気の時は脚をかばうことは良いことなんです。
しかし、脚をかばうことを長期間行うと良くないですね。

そこで必要なのは・・・筋力トレーニングではない!

“病気の筋肉”を“正常な筋肉”に治すことが先決!

筋肉が正常になったら徐々に筋力トレーニングをしても良いけど・・・。
筋肉が正常になると、痛みが軽減するので脚に体重をかけて動けるようになるから、トレーニングしなくても筋力はついてきます。

みなさんの筋力低下は、脚をかばったから起こった筋力低下ですからね。





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