股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

お世話になりました2010!

2010-12-29 00:37:59 | 私のこと
28日で銀サロ2010年の営業を終了致しました。
皆様本年もいろいろとお世話になりました。
感謝致します。


また、このブログも多くの方々に読んでいただきありがとうございました。
このブログも来年の1月8日でまる5年になります。
実はこの1年間は“ブログの止め時”をさぐっていました。
まる5年をもって終了にしようとも考えましたが、まだ書きたいことが浮かんでくるので、まだまだ、ぼちぼち続けようと考えています。




この記事で、今年は最後の更新・・・かな?




来年のお知らせを少し


●名古屋、早川先生の広島出張のお知らせです。
期間:1月28日午後~30日まで
場所:広島県西条駅前 賀茂泉ビル内
 ※詳細・ご予約につきましては松本深圧院・名古屋のホームページよりお願いたします。


●第7回『深圧実技研修&独立開業セミナー』開催のお知らせ
日時:4月29日(祝)、30日(土) 午前10時~午後7時まで
場所:東京銀座LE SALON GINZA
募集人数:6名

詳細はLE SALON GINZAホームページをご覧ください。
全身の整形外科疾患に対する深圧実技と、開業のポイントを指導いたします。
一緒に勉強しましょう!
早い者勝ちです!


●「股関節痛は怖くない!」
まだまだ売れ残ってます。
楽天ブックス(楽天ポイント付きますよ!)やAmazonから、ぜひぜひお申し込み下さい。患者さんに安心と安全を提供できる本です。
お年玉で買ってね!
よろしくお願い致します。




来年も吉祥寺店名古屋店はもちろん、高崎店(4月開院)銀座店(4月から3人体制になります)をよろしくお願いいたします!



それではみなさん、風邪などひかず、お正月を楽しんでください!
2011年にお会いしましょう!






股関節痛は怖くない!

年の瀬

2010-12-26 22:38:31 | 私のこと
こんにちは
Mr.Tです

先日、職場から1週間、冬休みを頂きまして、ハワイに行ってきました

ハワイは私の初海外の地でもあり、実に12年ぶりで前回の記憶は、ほとんど断片的になっている状態で・・・久しぶりでした


今回の旅行の目的は『ホノルルマラソン』です

中学生の頃から、いつか出場してみたいと心に思い続けてきた大会


年齢的にも、転職をすると言うタイミング的にも今年しかないと思い、参加する事にしました

過去に2009年の東京マラソンを含めてフルマラソンは2回走った経験があったのですが、海外で走るのは初めてでした


この時期はハワイは雨期で気温は25°~20°位。スコールが結構降る天気です。

ワイキキは日を追うごとに人が増え、勿論、ランニングブームと言われている日本人も大勢きていました。


大会当日は天候に恵まれ、気持ちよく走る事が出来ました

ホノルルマラソンの特徴は、日中気温が上がってしまうため、その前になるべく多くの人をゴールさせたいという意向から夜明け前の朝5時にスタートします

ですから、走っている途中で日の出が見れるという素晴らしい眺めの中で走る事ができます

本番の起床はおのずと2時になりますが


走っている途中での沿道の声援は、どの大会に出場しても、とても温かく励まされます

最近では、この声援を受ける事が、一番の走る楽しみになっていると感じています


結果、目標タイムには7分及びませんでしたが、自己記録は更新し、無事にゴールすることが出来ました


当日の夜の街中と、翌日の帰りの飛行機は、視野に入る人々みんなが足を引きずっているので、とても面白い光景でした

今回のマラソンは、ずっと思い続けていた事が実現できて念願かなって良かったです
来年は松本先生の夢の実現に向けて、少しでもお役に立てるように努力していきたいと思います

まもなく2010年が終わります。
今年は出版パーティーに参加させて頂き、このようにブログにも登場させて頂き、そして松本先生の施術を見学させてもらうなど、少しずつル・サロンに顔を出させてもらいました。

来年4月からは、銀座で働き始めます
皆様と接点を持つ機会が多くなります
皆様からのご意見を頂きながら、成長していきたいと思っています

宜しくお願いします


「あっ!」
それと、年明け1つ目のブログで本名公開します

変形性股関節症2010

2010-12-23 10:27:11 | 股関節の基礎
忙しくしています。
最近「脚は良いんだけど・・・」と言って、背中や肩、腕の痛みを訴える方が多いです。
背中ばっかり押しているように思います。
皆さん、年末で疲れているようです。

明日はクリスマスイブですね。
子供の頃の教会を思い出します。
今日はイブイブ、年末年始はブイブイ遊びます!




「変形性股関節症」は、症状が軟骨から始まる場合と、骨から始まる場合とに分けられます。


かといって、レントゲンだけでの診療は視野が狭すぎることがあります。


患者さんを人間として診て、身心全体を診ないといけないのは、医療の原則です。


しかし、最近思うのは、全体は診るが基本のレントゲンをしっかり診て治療方針を決めなければならないことがあると感じています。




木を見て森を見るです。




そこで最も重要なことは、レントゲンを見るときの思考的な姿勢です。

レントゲンが良い方向に変化することはある、これは絶対にあります。
変形は修復なんだという想いで見ることが重要です。


不思議なもので、そういう考え方を持った目で見ると、今まで見えなかったものがレントゲンの中にはっきりと見えてくるのです。
心の持ち方で見えるものも見えなくなるものです。



このようなレントゲンの診方ができるようになると、診療は変わってくるでしょう。



最近の深圧研修会では、実際にレントゲンを示しながら、レントゲンの見方を話すようにしています。

これからは、さらにその時間を増やしていこうと考えています。


レントゲンを良い方向に変えるのが、筋肉と荷重です。


筋肉を緩めて、股関節内の圧迫を取り除くこと。
筋肉を緩めて、股関節にかかる衝撃を吸収しやすい筋肉にすること。
そうなった筋肉の脚に、怖がらずに体重をかけること。



これがレントゲンを良い方向に変える基本です。


レントゲンを良い方向に変えることは、突き詰めると軟骨と骨に十分な栄養と酸素が行き渡るように、血液循環を改善することなんです。

自然治癒力を高めるのは、血液に含まれる酸素と栄養なのです。


皆さんには、死ぬまで自然治癒力が備わっています。



徐々に実行してみてください。

また、レントゲン写真をお持ちの方は是非見せてください。





話はかわりますが、慢性関節リウマチという病気があります。
整形外科分野の病気の様ですが、実は内科の病気です。

私も何人か診ていますが、基本は内科的に安定しているか方のみを診ています。


最近、変形性股関節症を内科的な考え方で治療できるのではないかと考えはじめています。
筋肉、軟骨、骨・・・もいいのですが、もう一つ別の方向から視点を変えて考えてみたいと思います。

・・・的外れかもしれません。


いくつかの治療法が浮かびます。


ひとつの方法を、愛媛県の患者さんが受けると言っていたので、受けてみた感想を聞きたいと思います。


いい情報がありましたら、来年、公開したいと思います。




変形性股関節症は、進行性ではありません!
進行を止めようと必死で治療しないで、気安く『進行性です!』と言わないでほしい。
患者さんはたまったもんじゃない!


子供の頃から既に変化が止まっている人はいる。
最近止まった人もいる。
もうすぐ止まる人もいる。


自分の治癒力をできるだけ高めて、変化がとまる日を早めようではないか!・・・内科!







変形性股関節症を怖がらないでね





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3年遅れの法則

2010-12-18 06:44:26 | 私のこと
今年もあとわずかになりましたね。
このところ、急に寒くなりました。

風邪ひいたらあかんで。




2008年1月4日のブログにこんなことが書いていました。


2008年はこんなことするぞ!・・・みたいな感じでね。

1、本を書く。
2、3人体制を安定させ、銀サロで受けられる患者数を2007年の倍にする。
3、講演会を行う。
  現在年間2~3回を予定しています。
  第1弾は4月6日(日) 川崎市にて(後日詳しく)
4、皆さんに役立つビデオとグッズの作成。(両方とも、もうかなり完成に近づいています。)
5、年末頃にはもう一人施術者を育てる。
6、施術のレベルアップ→内部研究会、外部研究会
7、盛大なオフ会(出来れば銀座で!)
8、時間の許す限りの出張


2008年には実現しなかったことも多かったですが、2010年を振り返ってみると、ほとんど達成できていました。


本が出せました。
その本の出版記念パーティーでは、盛大なオフ会ができました。
楽しかったです。

今年の講演会は、世田谷区と川崎市で行えました。

仲間が増え、深圧研修会を通して外部講師を交え、スタッフの勉強会もできるようになってきています。


現在の宮川先生、大原先生、早川先生もよく勉強しています。
来年は理学療法士が2名仲間入りすることだし、そろそろ、仲間だけでの勉強会もできそうです。
不安を抱えてひとりで始めた“銀サロ”も、皆さんのおかげで来年は仲間が6名になります。
目指すは今はやりの48名でしょうか。
GMG48。


らっこちゃんとビデオができ、らっこちゃん2号も完成しました。
らっこちゃん2号の評判もいいのです。


来年はT先生が加わり、銀座も3人体制になり、1年おきに増やして5人体制までもっていきたいと考えています。

そろそろ、公に正社員の募集も始めたいと思っています。
まずは、大阪と銀座の人材募集です。
その次は福岡、札幌、仙台です。



今年も去年も、6月は休んでいましたが、来年は毎月出張します。

2年後には、鹿児島2回、福岡2回、高松2回(松山も検討します)、大阪2回、仙台2回、札幌2回で固定しようと思います。
北陸と山陰にも行きたいのですが・・・患者さんがいなくても行くかもしれません!
札幌の初回は1人でしたからね。


鹿児島と大阪は現在より減るようにも見えますが、鹿児島は福岡に行けると考えると年4回になります。
来年春には新幹線が開通しますからね。
実際、現在でも福岡の方は鹿児島に来ていますし、鹿児島の方は福岡に来ています。


大阪は、体制を変えていきますので、少なくなるようで、実は多くなるように考えています。



もちろん、主は銀座です。





来年の初めに自分がやりたいことを全部書いてみます。


その3年後には、きっと全てが実現しています。
人はそれを“3年遅れの法則”と呼んでいます。



信じるも信じないも・・・・あなた次第です。



お楽しみに。











変形性股関節症を怖がらないでね





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様々な出会いがありました。

2010-12-15 12:30:46 | 私のこと
ご無沙汰していました、松本です。
皆さんお元気ですね!



ちょっとの間、生まれた星に帰ってました。



本当は、12月9日に大阪に着き、元気に仕事してました。

いま帰りの新幹線内です。

昨夜は関西の方々との食事会が有りました。
楽しいひとときでした。

今日は新大阪駅付近を2時間ちかく散歩しながらいろいろと考え事をしていました。

その後、人工股関節手術が終わったばかりのtomoさんの顔を見に入院先の病院に寄ってから新幹線にとび乗りました。


大阪ではKAINO心斎橋店内で施術していますが、この店は来月から梅田茶屋町に拡張移転します。

今後の施術については、患者さんでもあるKAINOオーナーより、拡張改装中のKAINOなんばタワー店の利用を勧められていますが、私は新大阪駅付近も考えていますので、新大阪を散歩しながらいろいろと見てきました。





このブログを見ると、高松だの大阪だの・・・と私が銀座にいない雰囲気をかもしていますが、主には銀座で施術をしています。

年末まで、銀座でガツンと施術します。




大阪で4カ月ぶりに9月1日の記事に書いた方を施術しました。


4ヶ月間の“効果の持続性”がどうだったのかを確認しました。

●首の動きは正常範囲でした。
●不眠症があったのが治りました。
●胃の動きが良くなり、薬を飲まなくなりました。
●呼吸が楽になりました。
●仕事のやる気が出ました。


前回の問診では、胃のことや不眠のことは何も話が出ていなかったのですが、自律神経失調症状が改善し効果が持続していました。

「いくらでも患者さんを紹介するから、大阪に店を開いてください。」と言って下さいました。

お涙ちょちょぎれました。




大阪に初めて施術に来てから4年が過ぎました。
この4年間の多くの出会いに感謝しています。
心底感謝しています。




今は銀座のスタッフを増やすことに最も重点を置いていますが、平行して大阪、札幌、福岡…のイメージを具体的にしていこうと考えています。



そんな新幹線のぞみ118号内です。
先ほど名古屋駅を過ぎました。
名古屋の早川先生、元気かな?


吉祥寺の大原先生、名古屋の早川先生の良い評判を良く耳にします。
非常にうれしいです。


銀座チームも、2人の先生に負けないように頑張ります!




可愛がってね!





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変形性股関節症と関節可動域

2010-12-06 20:53:20 | 股関節の基礎
こんにちは

Mr.Tです


変形性股関節症において関節可動域制限は、ほぼ全例に認められる主症状です

関節可動域制限が起きると関節面の荷重する(体重をかける)場所の集中化を招き、更に変形性股関節症を助長してしまい、悪循環を形成します

よって、関節荷重部の軟骨と骨に破壊が起きてしまいます


関節可動域制限は、痛みによる股関節周囲の筋肉の緊張が異常に亢進する事と、筋肉の障害で関節の動きが制限されてしまい起こる事が多いです

なかでも障害され易いと言われているのが、股関節の伸展(後ろへの動き)外転(外への動き)内旋(内側へねじる動き)が制限されます。

更に変形が進むと屈曲(前への動き)も制限されます


これらの原因の筋肉として大腿筋膜張筋(骨盤の外側)、大腿直筋(太ももの前)、長内転筋(太ももの内側)による影響が大きいと言われています。

影響とは、これらの筋肉が硬く、短くなってしまう事が多いのです


単純にイメージして股関節の周りの筋肉が硬く、短くなってしまえば関節可動域制限につながるのは、何となくイメージできそうですよね


骨で考えると、股関節は骨盤と大腿骨から構成されています。骨盤と言う大きな骨を、大腿骨と言う2本の細い棒で、骨盤の端で支えているわけですから、とても不安定なわけです

この不安定な骨を安定させるためには周りの筋肉の働きが不可欠なのです

荷重時の安定化に働く筋は腸腰筋(腰から骨盤の中を通って大腿骨につく)と内閉鎖筋(骨盤の奥深く)が重要です。

深圧では、腸腰筋は「らっこちゃん2号」で、内閉鎖筋は「裏股関節」近くにあるので、その部位を押して施術しています


また、内転筋群(太ももの内側)の筋の短縮や筋の硬さが認められる場合、逆の位置にある中殿筋(骨盤の外側)や小殿筋(中殿筋の深部)の活動を抑制してしまう悪さをします

中殿筋や小殿筋が一見悪そうに感じても、実は内転筋群を施術することで中殿筋や小殿筋が治る事もあるのです

これだから股関節は、奥が深い


ですから、関節可動域に対する施術は関節症変化を防止・改善する観点から重要な施術と言えます

深圧も関節可動域の改善は施術のポイントの大きな1つとなっています