股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

屈曲拘縮との闘い! 4

2011-02-27 08:30:10 | 股関節の基礎
●福岡二日市温泉での施術3日目の朝、快晴です。
明日は2月28日、月末ですね。
いよいよ明後日3月1日午前11時~の予定で高崎の加藤先生と銀座の田山先生の4月分~の予約受付が開始になります。
(ホームページ変更作業の遅れなどで、若干トラブルが生じる可能性もありますが、スムースに行えるように準備を進めています)


それに先立ちまして
■高崎の加藤先生のホームページができました。

■銀座サロのホームページは、3月1日から一部変わります。
■私達のグループのホームページも3月1日から一部変わります。

また、今までどおり、
■吉祥寺の大原先生のホームページ
■名古屋の早川先生のホームページもよろしくお願いいたします。

以上、5つのホームページは、お気に入りに登録して、パソコンの画面にも貼り付けてくださいね。
















股関節の屈曲拘縮(くっきょくこうしゅく)について説明しています。


股関節に屈曲拘縮がある方々の立ち方です。↓

股関節が曲がりやすいので、同時に膝関節も曲がっています。


この立ち方から、膝関節と股関節を伸ばして立とうとするとこうなります↓


ちょっと絵がうまくないのですが、股関節と股関節を伸ばすと以下の状態になります。
●体幹前傾(身体が前に傾く)
●腰椎前湾(腰の骨が反る)
●骨盤前傾(骨盤が前に傾く)
●いわゆる“でっちり”

つまり、屈曲拘縮=体幹前傾=腰椎前湾=骨盤前傾=でっちりとなる可能性があるのです。


上記●の4項目を改善するためにも屈曲拘縮と闘っているのです。









今回は関節唇インピンジメントの説明と改善方法について説明します。


数日前、屈曲拘縮の4つ目の原因、“関節唇のインピンジメント”についてずっと考えていました。


ダウンタウンのまっちゃんで有名になった股関節の関節唇(かんせつしん)。
この関節唇が股関節の大腿骨と骨盤側の寛骨臼に挟まれる事を“股関節関節唇のインピンジメント”と呼んでいます。


わかり易く説明すると、関節の袋(関節包)の一部が骨からはがれて、壁紙が壁からはがれるような状態になり、股関節の隙間にはまりこむようなイメージです。


関節唇インピンジメントは、ある動作をしようとした時、急に起こることが多いです。
急に股関節が伸びなくなるのです。(屈曲拘縮)



そうなるとどのように対応するのか・・・・

●神奈川リハビリテーション病院の勝又先生は「引っ張るといいよ。」とおっしゃいます。
●埼玉医科大学にいらした二宮先生は、他の先生と2人で患者さんの足をひっぱていました。
●ある患者さんはしゃがんでお尻を振ると治ることがありますと言います。

私もそうしてみました。
しかし、全く改善した例はありませんでした。



どうしたらいいのだろう・・・どうレポ(Peposition:整腹)すればいいのだろうと考えていたのが先日のことです。
レポという言葉は柔道整復師はよく使うのですが、骨折や脱臼を元の位置に戻すという意味です。



関節唇のインピンジメントには、まずレポが必要なのです。



そう考えていた2月7日のことでした。
股関節に“関節が脱臼している感覚”の方が初診で来られました。
この日は田山先生も銀サロに来ていました。
最後のほうは宮川先生もいました。


私は問診を続けながら、違和感のある部分の筋肉の施術を始めていました。
筋肉だけで問題は解決するだろうと考えて施術に入ったのですが、違和感は改善しませんでした。

更に問診を続けていると、「私の感覚では、一度脱臼した骨が小さな穴にはまりこむんです。私は一度その穴から脱臼した骨を引き出して元の位置に戻そうとします。そして、上手く戻ったら、股関節周りや膝の痛みが全くなくなるのです。」と患者さんが説明したのです。


“これは、関節唇の股関節への挟み込みだよ。”・・・天の声。
その時ピ~ンときました。


その時点から、この患者さんが普段どのような方法で直しているのかを聞きつつ患者さんとの奮闘が始まりました。


この患者さんの方法は、患者さんが股関節を曲げながら私がその大腿骨に抵抗をかけると「入りそう入りそう、もう少しで入りそうです。」と言いだしました。

患者さんは、“脱臼した骨が小さな穴から抜けて元の位置に入りそう”という意味での“入りそう”という表現をしていましたが、私の中では、関節の間から関節唇が“抜けそう”と言う意味だと感じました。


この患者さんの感覚では、骨が関節から脱臼した感覚で来られました。
違和感があったのです。
実際、脱臼をしたままだと歩けないので、脱臼はあり得ない話です。

患者さんは股関節を曲げる、私はその脚が曲がらない様に抵抗をかける・・・・お帰りになる頃に患者さんは

「入った感じです。違和感はとれました。股関節を伸展できます。」

と言ってアキレス腱を伸ばすように股関節を伸展したポーズを見せてくれました。


この方は、度々このような症状になるので人工関節の手術を希望されていましたが、ある事情でこの方の大腿骨に湾曲変形がありました。
特別注文の人工関節を使っても手術は難しそうで、リスクがかなり高そうでしたので、股関節内視鏡手術の専門家を紹介し、その先生の意見を求めるように助言して終了いたしました。


今後、明らかに股関節関節唇インピンジメント症状の方を見る時は、引っ張るだけでなく、いろんな方法でレポを試みればいいのだと感じ、私達の良い経験となりました。


患者さんとの股関節の屈曲拘縮に対する闘いのなかで、筋肉の施術でも変化が見られない方が何人かいらっしゃいます。
このような方々も、もしかしたら股関節関節唇のインピンジメントがあるのではないかという視点で臨もうと決意しました!








変形性股関節症を怖がらないでね






●第7回『深圧実技研修&独立開業セミナー』開催のお知らせ●
日時:4月29日(祝)、30日(土) 午前10時~午後7時まで
場所:東京銀座LE SALON GINZA
募集人数:あと1人となりました。
詳細はLE SALON GINZAホームページをご覧ください。
3月15日を締め切りとさせていただきます。
お申し込みは、こちらから願いいたします。





屈曲拘縮との闘い! 3

2011-02-24 14:18:57 | 股関節の基礎
吉祥寺に便利な方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ

関西方面、北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
名古屋・早川先生のホームページ



●今夜福岡に飛びます!飛びます!



ぱんくんさんは、現在50歳代後半の女性です。
両側の臼蓋形成不全症の診断を受けています。
子供の頃先天性股関節脱臼を経験していました。
レントゲン上で右股関節は「亜脱臼で末期の末期」と説明されたようです。

4年前の2月に某病院で人工関節の手術しかないと言われていました。

この時の診察で、ご夫婦共に医師の言動に強い怒りを感じたため、その後病院に行っていませんので、私はレントゲン写真を見たことがありません。

病院の受診後、ネットで情報を集めまくっているうちに、銀サロの事を知って来られました。


4年前の春のことでした。



銀サロ初診時には、T字杖をついて来られました。
ぱんくんさんの訴えは右股関節痛でしたが、検査上の問題点は左右の屈曲拘縮でした。


屈曲拘縮は、右10度、左5度でした。

伸展の関節可動域という言葉に置き換えるますと、右-10度(マイナス10度)、左-5度(マイナス5度)でした。
仰向きに寝ることは困難で、うつぶせ寝も痛みの為出来ませんでした。


初回の施術後には小走りが出来ましたので、骨には大きな問題は無いと確信しました。
骨の予測から、骨に変形はあっても既に修復が終わった安定期で“経過は長そう”と思われました。
経過が長いと、骨は意外と安定していますが、関節包や靭帯や筋肉という、レントゲンに写らない軟部組織は骨とは逆に悪く(硬く)なっている場合が多いのです。



この時から屈曲拘縮との戦いが始まりました。



まず解決しなければならない右股関節痛は徐々に改善し、杖ははずれ、1年後には海で潜れるようになりました。

2年前、スポーツクラブのトレーナーに“お尻の筋肉をしめて下さい”と言われましたが、お尻の筋肉を強く収縮させる感覚は全くありませんでした。

この頃の屈曲拘縮は、右5度、左0度まで改善していました。
(股関節伸展の関節可動域という言葉に置き換えると、股関節伸展可動域は右-5度、左0度でした。)
屈曲拘縮0度とは、こんな感じ↓ ですが、これ以上足を後ろには動かせない状態を言います。




正常では、股関節伸展可動域は20度ですが、この時の右側伸展の股関節伸展可動域は-5度で、良い方の左側でさえ伸展可動域は0度でした。



つまり、この時も歩く時に脚が後ろ伸びにくい状態でした。



その後も右ハムストリングスに時々痛みが出るものの、夏は海に潜り、冬は温泉に行けるようになり、1年前には1時間程度歩けるようになりました。


昨年2010年9月21日のカルテには、“信号待ちをして歩こうとした時、右股関節がカクッとした”という記載があります。


この後の施術から、施術プログラムを1つ追加しました。
この頃やっと発見された“裏股関節”の施術です。


2010年10月からのぱんくんさんの変化は、私にとって凄い変化でした。


歩行が非常に安定してきて、悪い症状の訴えはその後ほとんどなくなりました。
お尻を締める感覚がはっきりわかるようになってきました。

股関節伸展の可動域は、右10度、左15度まで改善してきました。
初診時との比較では、右で20度、左も20度の改善がみられています。

4年間でたったの20度です。
ちょっとずつ股関節の関節包と靭帯が柔らかくなってくれたようです。
しかし、この20度は筋力には大きな影響を与えました。


今年の2月のことでした。
うつみみどりカチンカチン体操を始めました。」
そう言って、腹筋に力を入れてお尻の筋肉をしっかり収縮させた姿を見せてくれました。

うれしかったです。
今までの経過を思うと、何となく不思議な感覚でした。


この日、「お腹とお尻に力を入れて歩けるようになったので楽です。」と言ってお帰りになりました。


最近は上を向いて寝ることも楽になりました。



もう少し“裏股関節”施術の発見が早ければよかったのかな・・・と思っています。
(“裏股関節”の施術法は2010年11月の深圧研修会より実技内容に追加)

今思うと、この発見もうつみみどりのカチンカチン体操も、ちょうどタイミング良く始められたように思います。


今後は、歩行が楽になるような筋肉がついてきますので、股関節伸展の関節可動域がもう少し改善すれば、バッチグ~ではないかと考えています。


両側の股関節伸展角度を共に20度まで改善させたいです。


そうなれば、一生手術の必要はない!
そうなれば、一生銀サロも必要ない!・・・・・・・・・あれれ~・・・でも、良いことだよね。








変形性股関節症を怖がらないでね






●第7回『深圧実技研修&独立開業セミナー』開催のお知らせ●
日時:4月29日(祝)、30日(土) 午前10時~午後7時まで
場所:東京銀座LE SALON GINZA
募集人数:あと1人となりました。
詳細はLE SALON GINZAホームページをご覧ください。
3月15日を締め切りとさせていただきます。
お申し込みは、こちらから願いいたします。
















屈曲拘縮との闘い! 2

2011-02-20 20:00:00 | 股関節の基礎
●第7回『深圧実技研修&独立開業セミナー』開催のお知らせ●
日時:4月29日(祝)、30日(土) 午前10時~午後7時まで
場所:東京銀座LE SALON GINZA
募集人数:あと1人となりました。
詳細はLE SALON GINZAホームページをご覧ください。
3月15日を締め切りとさせていただきます。
お申し込みは、こちらから願いいたします。




高崎の加藤先生の施術場所が決まりました!
自分のことのようにワクワクします。
私も4年半前に銀座に場所を決めた時は不安もありましたがワクワクしてました。
4月1日開院です!
3月1日から予約開始します。(銀座の田山先生も同日から予約を開始します。)

吉祥寺の大原先生名古屋の早川先生同様、2人の理学療法士・高崎の加藤先生、銀座の田山先生をよろしくお願いいたします。









皆さん、教科書の75ページを開いてください↓





そこには、私が筋力よりも関節可動域を重要視している理由を書きました。

また、その中でも屈曲拘縮を重要視していますので、85ページにはその改善方法も載せました。



・・・そんなわけで、皆さんの屈曲拘縮と日々闘っているのです。



屈曲拘縮が徐々に改善してくると非常に歩きやすくなります。
余計な筋力を使わなくなり、使うべき筋肉が楽に使えるようになるからです。



今回は屈曲拘縮の原因を簡単に考えてみます。

次回の記事では、ある患者さんの屈曲拘縮との4年間の闘いを書いてみようと思います。
その後の記事では、非常に特殊な屈曲拘縮例について説明したいと思います。
そして、最後に現在私が担当している患者さんの股関節伸展角度調査を発表しようと思います。




屈曲拘縮の原因

1、股関節関節包の硬化
2、股関節関節靭帯の硬化
3、股関節関連筋の硬化
4、股関節関節唇のインピンジメント


3、は簡単に言うと腸腰筋の短縮です。
しかし、これは教科書的であって、実はもっと様々な筋肉が影響しています。
3、のみが原因の時は深圧で比較的短期に解決します。

4、に関しては、もしかしたら一瞬で解決できるかもしれません。(次の次の記事で説明します。)


問題は1、と2、です。
これは比較的時間がかかる時があります。



変形性股関節症の初期には、股関節関節包に炎症が起きます。
その時はソケイ部を触ると非常に熱い熱感を感じるはずです。
また、股関節周囲の痛みも尋常ではありません。


まずはじめに、この炎症の悪影響を受けるのが股関節関節包です。
おそらくほぼ同じ時期に、関節包と同じく股関節の深部に存在する靭帯も悪影響を受けるものと考えています。


股関節の関節包は、股関節伸展+外転+内旋位でピ~ンと張って緊張するようにできています。

この関節包がダメージを受けて硬化すると、股関節は屈曲+内転+外旋位になりやすいです。

それは、このような感じです↓






先日、ある患者さんと話をしていると、その患者さんがこう言うのです。


「この病気がわかった時期に、3人の先生にかかりました。3人の先生は『この病気は何をやっても良くならないので、何をやってもやるだけ無駄です。』と口をそろえたように言われたんです。」

その患者さんは、整体やハリ等を試したかったのですが、全てを否定されたようです。



そして、何も解決しないままで長年放置されると・・・・。(これは放置療法?・・・いかんです!)

こういう拘縮が必然的に起きてしまうのです。



患者さんの責任ではありません。
それを予防しようとしない指導者の責任かも知れません。


これは、変形性股関節症患者さんの関節包と靭帯のもつ宿命です。
予防・改善させないといけないと思うのです!



そんなわけで日々闘っているのです。


次回はこのブログに時々コメントをいただいている“ぱんくん”さんの4年間の記録をまとめてみます。


ぱんくんさんの股関節関節包や靭帯はかなり時間をかけて改善しています。





形性股関節症を怖がらないでね





屈曲拘縮との闘い! 1

2011-02-18 01:18:05 | 股関節の基礎
●第7回『深圧実技研修&独立開業セミナー』開催のお知らせです。

日時:4月29日(祝)、30日(土) 午前10時~午後7時まで
場所:東京銀座LE SALON GINZA
募集人数:2名
詳細はLE SALON GINZAホームページをご覧ください。
3月15日を締め切りとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。





変形性股関節症の治療は屈曲拘縮(くっきょくこうしゅく)との闘いだと感じることが非常に多いです。


屈曲とは股関節を曲げることです。
股関節は曲がるが、少し曲がった位置から伸びなくなった状態を屈曲拘縮と言います。
こんな感じです↓  (青印の力で押しても股関節が後ろに動きません。)




屈曲拘縮が起きると、あお向けに寝たときに脚が伸びません。(膝裏がベッドから浮く)
膝関節が伸びないように見えて、実は股関節が伸びていません。



その時、股関節と膝関節を無理やり伸ばすと腰が反る感じで床から浮きます。



従って、皆さんの股関節に屈曲拘縮があるのかどうか知りたい時は、次の2点を見ればいいのです。

1、あお向きに寝て、股関節と膝関節が床に着く。
2、その時腰が床から浮かない。


いかがでしょうか?




皆さんが歩く時に、股関節の伸展は15度~20度あると歩きやすいですね。
こんな感じでしょうか↓


この感じですと、お尻の大きな膨らみである大殿筋がしっかり働いて前に前に歩きやすくなります。


屈曲拘縮があるとこんな感じ↓



または、こんな感じです↓



股関節がある程度後ろに動かないと(伸展しないと)、大殿筋は働けません。
歩幅も小さくなります。
股関節の硬さを足首でカバーします。


この時期に“お尻に力を入れましょう!”と言っても無理です。
この時期に“歩幅を大きく歩きましょう!”と言っても無理です。



その前に股関節伸展の可動域を取り戻すこと!


実は、これが大変なんです!



これが、股関節屈曲拘縮との闘いなのです!



つづくのだ。








皆さ~ん、お待ちしています!

好評の吉祥寺の仲間!
吉祥寺・大原先生のホームページ









形性股関節症を怖がらないでね





股関節の可動域制限

2011-02-15 23:57:47 | 股関節の基礎
こんにちは

4月から松本先生の部屋の、隣のベッドで施術を始める事になりました、田山陽平です

もう3月1日からは4月からの予約を取り始める事となり、アッと言う間に4月1日がやって来そうです

皆様、3月1日からの予約と4月1日からの施術につきまして、よろしくお願い致します。




股関節を曲げたり、開いたり、捻じったり出来る範囲を「可動域」と言います。

股関節の骨の変形が進むと、その動きが制限され、痛みなく動かせる範囲が限られてきます

これを「関節可動域制限」と呼びます。

その原因は、大きく分けて以下の3つに分類できます。



①骨と骨がぶつかってしまう。
②骨の周りの組織が硬くなる、あるいは短くなってしまう。
③関節を動かすと痛い。



施術の初めに関節を色々な方向に動かさせてもらっています。

そして上記①~③のどれが原因なのかを我々は予測を立ててから施術を始めます

①は骨の問題なので、施術を行い直接治すことは難しいです。
しかし、骨の問題による関節可動域制限はほとんどありません。


②に対する治療を継続することで関節可動域は改善します。


③は、②が原因で痛みを生じていることが多く、②を治療することで痛みが取れる事が多いです。

ですから今回は②について考えてみます


②の組織とは何でしょう?

専門的には色々とあるのですが、可動域を制限する組織は大きく2つあります

1つは「深圧」の重要な治療ポイントとなる筋肉。そして、もう1つは靭帯です。


今回は更に突っ込んで靭帯に絞って考えてみたいと思います

股関節周囲の靭帯には種類があり、関節を補強する「補強靭帯」と、運動の制限をする「抑制靭帯」に分類されます。


靭帯は何処にあるかと言うと、筋肉と骨との間に位置します。

つまり、筋肉より更に奥深くに存在するのです。

股関節の主な靭帯は、

①腸骨大腿靭帯・・・腸骨と大腿骨についている。人の身体の中で最も強靭な靭帯。

②恥骨大腿靭帯・・・恥骨と大腿骨についている。

③坐骨大腿靭帯・・・坐骨と大腿骨についている。

です。



これら靭帯によって骨盤と大腿骨は結合されています。



「深圧」は深い組織を治療する技術であり、深部の筋肉だけでなく、筋肉同様に弛緩・緊張のある靭帯も治療対象にしています。

そのため施術中、深く圧して痛みを与えることもありますが

「今は、筋肉より深い靭帯を治療しているんだな」

と考えながら、一瞬だけ頑張って下さいね

回数を重ねるたびに、その痛みは改善されて来ますから




その痛みから、解放されましょう







準備が進んでいます!

2011-02-10 19:41:29 | 私のこと
福岡出張は滞在を1日短くしました。また、鹿児島と熊本の方からお申し込みをいただきましたので受付は終了させて頂きました。
ありがとうございました。



現在、私が施術している部屋はベッド2台体制となっています。



(部屋を暗くしているのでうまく伝わるか・・・?)



田山先生(銀座)や加藤先生(高崎)が勉強に来ています。

4月からの体制の準備が進んでいます。


3月1日より予約を受け付けさせていただきます。
その予約は、4月1日からの田山(銀座)、加藤(高崎)両先生の施術予約となります。

3月1日午前11時まで、もう少しお待ちください。


私の予約は、担当患者数が多過ぎるため、現在担当している方々の予約でいっぱいとなってしまいます。

3月からはネット上の予約からは私の名前は無くなります。


現在私の予約は6月末までで受付をストップしていますが、6月までは予約がいっぱいの状況です。
新しい方を診たいのですが、現在は全く不可能な状態です。


ご迷惑をおかけしていますが、3月受付開始の田山先生をよろしくお願い致します。

徐々に新しい方を診れる環境を作って参りますので、よろしくお願いいたします。




●私の仲間の紹介です!


吉祥寺に便利な方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ

関西方面、北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
名古屋・早川先生のホームページ







変形性股関節症を怖がらないでね


はける君

2011-02-01 17:42:00 | 楽な生活
♪あ~あ~日本のどこかに~私を待ってる人がいる~♪

百恵ちゃんと同級生の松本です。
まだ鹿児島にいますが、今朝新燃岳が大爆発したにもかかわらず、新燃岳にもっと近い村山祥子さん家に寄り、色々と教わってきました。
今は霧島からはかなり離れました。

待ってくれている人がいることは、実にありがたいことです。
九州の皆さんありがとうございました。
また来ます!




患者さんからの情報です。

靴下が履きにくい方の為の自助具、ソックスエイド、使いやすいようです。

その名もスルっとはける君

スルっとはける君(ハクゾウメディカル株式会社 http://www.hakuzo.com/)




私も実際に触ってみました。

一般的なソックスエイドよりも薄くて履きやすいように感じました。
ソックスをはかせる部分の材質が非常に良いと思いました。



これであなたも靴下が楽にスルっとはける君!






“人斬り以蔵”は、たける君。(龍馬伝より)








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評判の吉祥寺の仲間!
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これまた評判の名古屋の仲間!
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