股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

体験談 第2弾 TETSUさん 2

2006-11-28 00:40:16 | 体験談
今にして思えば退院直後からかなり無理をしていたかもしれません。一刻も早く普通の生活に戻りたいと思い、ジムや自宅で筋トレを続けましたが、とにかく筋力をつけることばかりに主眼を置いていたように思います。
ただ、一つ気になる点がありました。それは、術後、脚長差がひどく感じられるようになったことです。長さを測ってもらうと、たしかに3センチから5センチ程の差があるようでした。担当医師曰く、この手術では術後に多少の脚長差が生じることは否めないが、筋力をつけることでその差異感はほとんど解消されるとのことでした。私にはなぜ脚長差が生じるのかよく理解できませんでしたが、とにかく筋力さえつければ解消される問題なのだと理解し、前述の通り、筋トレに励んだ次第でした。
その後、この脚長差は解消されることはなく、万年腰痛の原因となりました。歩いているときは、足をのばして正しく歩くことを意識していればそれほど不都合さを感じることはありませんでしたが、立っているときは自分では両足をしっかり地につけたつもりでも、極端に言えば右足が“浮いている”ような状態になってしまいます。そのため、反対側の正常な左足への負担が大きくなり、同様に立っているときは常に腰痛を感じている状態で苦痛となっていました。
とにかく術前の生活に戻りたいという一進で筋トレに励み、術後1年程?でランニングやほぼ全力疾走(50メートル程度)までできるようになりました。
大学卒業後、東京都心の会社へ就職し、地獄の?電車通勤の日々が始まりました。前述の脚長差のせいで、立ちっぱなしでの通勤はやはりきつかったものの、若さゆえか何とか持ちこたえられたし、それ以外の面では生活にそれほど不自由もなく、仕事生活に没頭する日々が始まりました。
当初の仕事は企画系の業務であり、基本的には内勤であったのですが、顧客訪問を行ったり、時々機械設備を持ち運びしたり等、精力的に動き回ってました。また、私生活では時々テニスやスキーをしたり等、遊びまわってましたが、自分では普通の人と同じような生活ができるはずだという思い込みがあったので、疲れがあってもあまり気にすることなく生活してました。今にして思えば相当な無理をしていましたね。若かったのでそれなりに休息を取れば回復するし、それで何とかなっていただけだったと思います。
仕事は大変でしたがすごく充実感があり、完全に仕事中心の生活でした。結果、リハビリに費やす時間的・精神的余裕もなく、足には疲労だけが蓄積されていった期間でした。
手術をしたのが20歳の夏でしたが、その約9年後の29歳頃だったでしょうか、急に足の曲がり度合が悪化しだしたのを感じました。それは、勤務先企業の派遣により新潟県の大学院へ通う事になって雪国地方で生活をしていた時のことでした。その頃は、夏はキャンパスでテニスをしたり、近所にスキー場がたくさんあり、スノーボードに挑戦し始める等、相変わらず無理をした“普通の生活”を楽しんでいました。曲がりの悪化を感じるのと同時に、それほど強くはありませんでしたが、痛みや妙な違和感も覚えるようになりました。運動を控えるようにしましたが、症状の悪化が進行し出したのはまさにこの頃でした。手術を受けた病院にて最低年に1度は定期検診を受けることになっていたのですが、その頃はレントゲン上も何ら変化はなく、医師の言うこともいつもと変わらずであったため、2年程診察には行っていませんでした。
症状の悪化を感じてすぐに診察を受けてみると、レントゲン上で明らかに関節軟骨が磨り減っているようでした。つまり、以前と比べて関節の隙間がなくなってきていたのです。医師からは、このままでは軟骨が磨り減っていくは時間の問題というようなことを言われました。ショックでしたが、それでもまだ現実を受入れられない自分がるようで、まだ心のどこかで(なぜか)安心していたように思います。
大学院卒業後、職場復帰して勤務地も再び東京となりました。ちょうどその頃に結婚し、新居のある横浜市(金沢区)から東京までの遠距離通勤が始まったのですが、この遠距離通勤が重くのしかかり、疲労困憊の日々が続きました。以前から長時間立ちっぱなしの状態には耐えられなかったのですが、状態が悪化し始めていたその当時は尚更でした。少しの間、立っているだけで腰痛がひどく、悪化のスピードは速まるばかりで冬になるにつれ患部の痛みも増大していきました。
その後、通勤負担軽減のために都心近くへ引越しをする等、何とか対策を講じてきたのですが、いよいよ痛みもかなりの状態に達し、階段を上る際には手すりがないときついほどでした。特に冬場は寝床に入って体温が低下していくとジンジンと痛みが襲ってきて眠れないほどでした。


えっ、えっ、それからどうなったの?・・・TETSUさん 3 につづく

体験談 第2弾 TETSUさん 1

2006-11-27 01:12:19 | 体験談
体験談 第2弾です。
もう5年以上お付き合いのあるTETSUさん(男性)の体験談です。
天丼をおごりながらお願いしました。


私の変形性股関節症(以下、変股症)発症の原因は、生まれつきの股関節脱臼にあります。
そのため、生後3ヶ月で手術を受け、しばらくはギプスをつけた生活をしていたものの(むろん本人はその頃のことは全く覚えてません)、その後は生活には何ら不自由はなく、小学生から高校に至るまで野球やサッカー、ラグビー等、様々なスポーツを楽しんできました。
ところが、高校生時になってから時折腰痛が生じるようになり、おそらく先天股脱の影響ではないかと思われたこともあって、一度専門医にその後の経過も含めて診てもらおうということで変股症の治療で著名な医師のもとを訪れました。
幼児期のことは私自身は全く覚えていませんので、母によると、幼児期に通っていた病院の医師より「経過は非常に良好であり、今後の生活に問題はないと思われるが、将来的には何らかの影響が出てくるかもしれない」と言われていたそうです(当時は大阪に住んでおり、大阪の大学病院へ通院していたらしい)。
そういう経緯もあったので、軽い気持ちで久しぶりに診察してもらうことにしました。
神奈川県内のK病院で、レントゲン検診及び筋力や曲がり度合い等の検査の結果、臼蓋形成不全による変形性股関節症という診断が下りました。ただ、その時点では前期症状で状態は非常に良いとのこと。
ただし、将来的には症状が悪化することは避けられないので、今の良い状態のうちになるべく早期に手術をした方がよいと強く勧められました。
当時は、股関節自体に痛みや不自由さはほとんどなく、多少の腰痛はあったものの生活自体にも全く不自由さを感じていなかったため、手術を受けるということに全く現実味がありませんでした。
しかし、いずれ悪化するなら(学生時の)時間的に自由なうちにやってもよいかなという考えや、有名な専門医の勧めということのみを判断材料として、大学生になったら手術を受けるという決断をしました。
今にして思えば、その決断に至るまでの自分自身に非常に後悔をしています。手術を受けることの是非ではなく、その決断をするための病気に対する情報収集や理解を怠っていたことに対してです。自分がきちんとこの病気や手術に対する理解をした上での決断であれば、後悔することもなかったと思いますが、その当時まで自分が健常者として実際に何一つ不自由のない生活をしていたこともあって、その後の生活が一変することなど全く想像もできなかったため、そうした努力が欠けていました。
また、医師より状態の良い時期に手術をしてしまえば、自骨で一生もつと言われたこともあり、とにかく早いうちにその手術を受けてしまえば、その後苦しまないで済むのだなという安易な考えにとらわれ、疑うこともしませんでした。
長期間(約3ヶ月)の入院が必要であったため、大学生1年時の夏休みを利用してとにもかくにも手術を受けることになりました。
手術名は「臼蓋回転骨切術」で、関節をいわば“屋根”となって支える臼蓋部分を“つぎ足す”ような手術です。大腿骨頭の受け皿となる部分(面積)が少なかったため、それを増やすというものでした。
術後1週間程は仰向けのまま完全に寝たきりの生活を強いられましたが、この間が一番辛く苦しいものでした。
1週間後に足をマットに固定し、体勢を横向きへ変えてもらった時の爽快感は忘れられません。4週間寝たきりの安静期間が過ぎると、今度は車椅子の生活が始まりましたが、一時とはいえ、まさか自分が車椅子での生活を送るとは夢にも思っていませんでした。
動けるようになった喜び勇んで車椅子で病院の周辺へ外出したりしましたが、入院していた病院の周辺はのどかな自然にあふれて環境もよく、散歩をするにはうってつけでした。
車椅子の後は、両松葉杖、片松葉杖というように、徐々に足に体重をかけていくというリハビリ・プログラムになっていました。術後は自分の足がただの棒のように感じ、全く力を入れることもできず、両手で持ち上げて動かしていました。
それが懸命なリハビリ努力により、自力で足を動かしたり、体重をかけて立てるようになっていく様は、自分でも驚きでした。
理学療法士(PT)の先生方のお陰で入院時のリハビリメニューも順調に消化し、何とかほぼ予定通りに退院することができましたが、このときも私はこのままリハビリ努力を続け、筋力が回復すればまた術前とほぼ同じような生活を送ることができるものと信じて疑いもしませんでしたし、楽観的であったように思います。実際、担当医師は遊び程度であればスキーやテニス等のスポーツも可能と言っていましたし、身体を動かすことが何よりも好きな私はその言葉を信じてリハビリ、とりわけ筋力トレーニングに邁進しました。


トレーニングに邁進してどうなったの?・・・TETSUさん2につづく


ご存知だとは思いますが、私のホームページには、ブックマークにある「LE SALON GINZA」をクリックしてくださいね。
LE SALON GINZAは「ル・サロン・ギンザ」と読みます。つまりギンザサロン、銀サロです。よろしくお願いいたいます。

踏み返し

2006-11-24 21:51:55 | 歩行のこと
昨日電車で足を踏まれたので踏み返した。
その『踏み返し』のことではない。

今日は靴の話です。
皆さんの裸足の足を見てください。
歩くときに、足が全て地面から離れる少し前に足の指が床についていて、踵が床から離れている瞬間があります。
この動きを『踏み返し』と言います。
正常歩行には必要な動きです。
皆さんが靴を選ぶとき、または、短い方の脚の靴底を厚くするときに、この『踏み返し』ができる靴かどうかを判定してください。
靴底を厚くしたために、踏み返しができなくなっている靴を履いている方が時々います。
これでは正常歩行ができません。
したがって、そのことによる痛みが出る可能性もあります。

人間の正常歩行にとって重要な踏み返し。
靴を選ぶときの重要な条件です。
皆さんの靴は大丈夫ですか?



変形性股関節症を怖がらないでね




【INFORMATION】

もうお気づきの方もいると思います。
ホームページが仮開設しました。
今後まだまだ書き足していきますので、温かく育ててください。
よろしくお願い致します。

大阪出張について
予約された方には近日中に最終確認メールを送らせていただきますね。
よろしくお願い致します。

筋力強化への近道

2006-11-23 20:23:27 | トレーニングのこと
このブログでは何度か触れていることですが、皆さんの常識をぶち壊すようなお話です。

皆さんの脚が細くなりやすいということは事実ですね。
変形性股関節症になると脚が細くなるのではありません。
変形性股関節症でも両脚の太さがしっかりと左右差のない方がいます。
変形がいわゆる“末期”であっても両脚の太さがしっかりしていて左右差のない方もいます。
脚をかばうから脚が細くなるだけでしたね?
では、なぜ脚をかばうのですか?

1、体重をかけると軟骨が減るから?
2、痛いから
3、体重をかけるのが怖いから

1、は、うそですね。
体重をかけても、筋肉がしっかりと股関節を締め付けて衝撃を吸収してくれれば、骨や軟骨には体重はかからないんです。
結構筋力が弱い人でも、筋肉が正常な働きをすれば衝撃は吸収してくれるんですね。
病院の先生も知ってますよね?
ですから、その吸収力を高めるために『トレーニングをしなさい』と言っているんですよね?
体重をかけたら軟骨が減るのであれば、マラソン選手はいくら軟骨があっても足りませんね。
ですから、1、はうそなんですね。
それどころか、1、のように考えてしまうと、見る見るうちに筋肉も骨も痩せてしまうんですね。
2、は事実ですね。
ほとんどの方は、痛いから脚をかばうんですね。
なぜ痛いんですか?
軟骨が磨り減っているから?
うそですね、軟骨には神経がないんですから。
軟骨は痛みを感じないものなんです。
痛みを感じないものが磨り減って痛いですか?
皆さんの爪にも神経がありませんね、髪の毛にも神経はありませんね。
爪をこすり合わせるだけでなく、切ってしまっても痛いですか?
髪と髪がこすり合わさるだけでなく、切っても痛いですか?
爪切りや髪きりに恐怖心がありますか?

痛いのはほとんどの場合、筋肉が病気だからですね。
ですから、痛みを取ることを考えないといけないんですね。
それには筋肉をほぐすことが最有効なんですね。

3、は、もう少しこのブログを読みこなしてみてくださいね。
そんなに怖い病気ではないはずですよ。

つまり、脚をかばわないことが筋力強化への近道なんですね。
脚をかばってきた人でも遅くはありません。
痛みを取って脚に体重をかけましょう。
病気の股関節、病気の筋肉に、おもりを付けたトレーニングは本当に効果があるのですか?
効果のある人はいます。
しかし、多くの方は危険性を秘めているのです。
私の患者さんに20歳代の血気盛んな頃に筋力トレーニングをガンガンやったという男性がいます。
しかし、筋力がついた実感はなかったそうです。太くならないんですね。
日常生活でかばっていたんでしょうね。
脚をかばうことによる筋力低下をトレーニングだけでは絶対カバーできません。
脚をかばわないというのは、最高の筋力低下予防法なんですね。

体重をかけて普通に生活すること。
こんな簡単なことが筋力トレーニングの近道だったんですね。

もちろん、脚の太さに左右差がなく、筋肉の手入れが行き届き筋肉が正常に近い常態であれば少しくらい負荷の強いトレーニングは有効ですよ。

変形性股関節症の“常識”には意外と非常識なことも多いのです。




変形性股関節症を怖がらないでね



夢で終わるのか!

2006-11-21 22:28:51 | 私のこと
私は変形性股関節症患者さんのため一生働きます。

この10月に会社を設立しました。
1人でやっていますので、個人事業でもよかったのです。
しかし株式会社にしました。
覚悟ですね、決意ですね。

これから変形性股関節症に関することから、関連事業を広げていきますよ。
テーマは『社会に役立つ差別化された価値』

股関節専門サロンを主要都市に展開しますよ。
皆さんが通える様に。
施術者、患者さんへの教育を行います。
施術を教えたり、股関節の講演会もやりますよ。
そして、股関節専門サロンの簡易低価格版を全国に展開しますよ。
ゆっくりと、質は落とさず。
これからも、こだわりは質の高さです。
もっと多くの方が通えるように。ここでは、他の病気の方々もみますし、腰痛肩こりの方も見ます。
本も書きまくりますよ。
整形外科も運営したいですね。
そうすると多くの場所で、皆さんが脚を気にせず働ける場所が作れますので、雇用も発生しそうですよ。
近々できるホームページでも訴え続けていきます。

もちろん私独りではできませんよ。
私にはそんな能力ありませんから。
お金もありませんよ。
しかし、私の周りには、信頼できる素晴らしいブレインが数人います。
それはそれは素晴らしい能力を持った人達です。
この人たちのことを考えに入れていくと、いろいろなことができそうです。

夢で終わるのか!

社会の流れがある方向に向かっています。
高齢化社会、医療保険制度の限界、医療従事者過剰傾向・・全てが私たちの夢をかなえやすい方向に流れている様に感じます。

夢で終わるのか!

その第一歩はパワーを付けること。
このブログのパワーを付けることです。
皆さんが3人の人にこのブログを伝える、その3人が他の3人にと・・・怪しくなってきたか・・・このくらいにしておきます。

夜な夜な作戦会議は続いています。
乞うご期待!

皆さんのご協力をよろしくお願い致します。

夢で終わらせない!



変形性股関節症を怖がらないでね





※ホームページが今週末仮オープンします。
LE SALON GINZAの空き情報を載せることだけは、もう少し時間がかかります。
オープンしましたら、ご意見ご要望をお願いしますね。
皆さんの役に立つようなホームページに育てていきますね。





骨に穴かい!

2006-11-20 22:38:34 | 股関節の基礎
骨のう胞という骨の中に穴があくような現象があります。
『この穴がつぶれると大変です。』な~んて間違った説明をする先生がいるようです。

確かに骨に穴があくようなレントゲン像がありますね。
実際穴はあいています。
しかし、穴の周りは強くなっていてつぶれることはありません。
これは私の想像ではなく、日本でも有名な整形外科医のコメントです。

穴があく原因は循環障害です。
骨は血管からの血液によって栄養を受けています。
この血液の循環が不足すると、ところどころに穴があくんですね。

この穴はふさがります。
筋肉をほぐして、硬い筋肉による血管の圧迫が取れると循環はよくなります。
そうすると血液が骨の中に多く流れて修復するんですね。
骨の修復力ってすごいでしょ。

先生方も知っていますよね。
骨にあく穴がふさがっている人がいるということを。

私の患者さんにも穴がふさがった人は多くいます。
まず、筋肉をよくほぐして、股関節周囲の循環をよくする事。
筋肉がほぐれ、痛みが少なくなったら脚に体重をかけること。
この2点が骨の穴を修復する手段です。
骨の栄養だけではなく“骨に体重をかけると、骨の新しい細胞が作られる”と言う事実も重要なのです。
骨の細胞は、骨に体重をかけないと再生されないのです。
逆に言うと、脚をかばうと骨は確実に痩せてしまうんですね。
誰が考えても常識的な事実です。

長い間脚をかばって、弱くなった骨に人工関節のような硬い異物を入れることが正しいのかどうか・・・?

これから人工関節をお考えの方、すでに人工関節が入っているかた、大変重要な考え方だと思います。

皆さん知っていますか?
人工関節側を軸足としている方々の(反対脚は悪いのですが手術していない人)人工関節が長持ちしていると言う事実を。
体重をかけるから人工関節がだめになると言う迷信は捨て去りましょう。
ただし、筋肉の状態が正常に近いと言う条件付です。

人工関節置換後に筋肉をほぐさないで生活していると、5~6年もするとお尻の筋肉が非常に硬くなっている方がいます。
こういう方は、体重をかけると筋肉に痛みを感じる方がいます。
このような場合は、脚をかばっても良いのですが、すぐに筋肉を正常化させてくださいね。
そして、筋肉が正常化して痛みが無くなれば、堂々と脚に体重をかけてください・・・人工関節の入っている骨を強くするために。

真実は何か?ゆっくり考えてみてくださいね。


変形性股関節症を怖がらないでね


 

骨にトゲかい!

2006-11-18 02:52:16 | 股関節の基礎
股関節の骨に骨棘(骨のトゲと書いてコツキョクと読みます)ができることがあります。
骨のトゲというと痛そうですね、何かに刺さりそうで。

よくできる場所は決まっています。
寛骨臼蓋にできやすいです。
どういう風にできるかと言うと、いわゆる“屋根”が浅い人の屋根を深くするようにできるんですね。
正面から撮ったレントゲンで見ると、屋根が外側に伸びて確かに棘のように見えるんですね。
『この棘が筋肉に刺さって痛いんですよ。』な~んてバカな説明をする先生もいるようなんです。

私は骨棘について貴重な経験をしたことがあります。
2年前の雪の降る山梨でのことでした。
私は鹿児島の患者さんとある先生の診察を受けに行きました。(私は付き添いの弟という役で)
その先生は、レントゲンにて臼蓋にできた骨棘を下から撮ったのです。
このようなレントゲンの撮り方は初めての経験でしたが、非常に重要なレントゲンの撮り方だと感じました。

皆さん想像してください。
野球帽のツバの部分があります。
横から見ると棘状に見えますが、下から見ると面積も広く棘には見えないでしょう?
その患者さんの骨棘は、野球帽のツバのような面積の広い見事な屋根として再生された骨棘でした。
つまり、屋根が浅いから骨が自分で考えて屋根を作るんですね。
残念ながらこの修正は、一般的には“変形”と言われ悪者扱いされるんですね。
“骨棘”と言うネーミングも悪いですね、誰が名前を付けたんでしょうねぇ。
もしも“骨修正”とでも名づけていたら、考え方も変わったでしょうね。

屋根ができるまでは痛みが出る場合があるのですが、屋根ができてしまうと股関節は安定するために痛みは少なくなります。
事実、この患者さんの場合、左脚を痛がっていましたが、屋根がしっかりできてからは右脚を痛がり、左脚は痛がらなくなりました。
右脚はまだ骨棘の屋根ができていませんでした。
だから現在右脚が痛いことがあるんですね。
右脚にも骨棘ができると考えています。
そうするとこの患者さんは両脚ともに手術をする必要がなくなるかも知れませんね。
皆さん、骨の修復力ってすごいんですよ!

この先生は患者さんに言いました。
『左には立派な屋根ができたね、もう手術は必要ないですよ。』



変形性股関節症を怖がらないでね






見えなくても見えるんです!

2006-11-16 17:11:00 | 診療のこと
私は28年前から8年間、整形外科病院に勤務していました。
柔道整復師としていわゆる“ほねつぎ”をしていました。
骨折患者さんの骨折を、手術をしないで治していました。
その時に先輩に言われていたことは「まっちゃん、骨折患者さんが来たら、レントゲンを撮る前に骨折部をやさしく触診しなさい。その結果、骨折のレントゲン像を自分の頭で想像してからレントゲン室でレントゲンを撮ってもらいなさい。」ということでした。
このようなトレーニングを積んでいると、レントゲンを撮る前に骨折像がはっきり想像できる様になりました。

皆さんの骨の状態も、レントゲンを見なくてもだいたい想像できるもんなんです。
まずは、脚長差ですね。変形の程度は脚の長さの差として出るんです。
ですから、メジャーで計るんですね。
骨盤の傾斜の影響を取り除くために、骨盤の一部である上前腸骨棘から内果(ないか=内くるぶし)までを計るんです。専門的には棘果長(きょくかちょう)と言います。
次に脚の太さですね。ほとんどの場合かばっている方の脚が細くなります。
これは筋肉が痩せているということです。筋肉が痩せる(筋萎縮:きんいしゅく)と、確実に骨も痩せます(骨萎縮:こついしゅく)。
骨が痩せると、レントゲンでは黒っぽく写りますので、そのような想像はつきます。
あとは関節の動き具合や、脚全体の形を総合するとほぼ骨や軟骨の形が想像できるのです。

ですから、私の施術にはレントゲン写真は必要不可欠ではありません。
骨をいじる施術ではありませんし。

それよりももっと、もっともっと重要な患者さんの情報があります。
股関節の炎症の状態や、歩行の状態、痛みの具体的な場所、筋力の状態などです。

やっぱり触診や視診って重要ですよね。
レントゲンは見なくとも見えるものなんです。
また、私にはレントゲンでは見えないものも見えるんです。


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手術によって失われるものもあるのです。

2006-11-15 10:31:31 | 手術のこと
最近来られた患者さん。
年齢は70歳、人工関節の手術を勧められていた。
精神的に落ち込み、活動に消極的だった。

検査をしてみると、関節の動きはほぼ正常。
股関節に強い炎症は見られず。
歩行はほぼ正常。
痛みは大腿筋膜張筋と大腿四頭筋に軽度の痛み。

私は患者さんに言いました。

『絶対に手術する必要はありません。こんな良い状態の股関節が手術をしたら不便になります。状態の悪い筋肉は私が治しますので、好きなことをドンドンしてください!』
私がここまで言い切るのも珍しいのですが、さすがに頭に来ました。
何を根拠に『手術をしなさい。』と言ったのか?
この方が手術をしたら、確実に股関節の動きが悪くなります。
現在110度曲がっている股関節は、90度くらいになる確率が強いのです。

総合的に考えると、こんなに良い状態の股関節であり、股関節の動きが悪くなるのがわかっていて、なぜ手術をしなければいけないのか!
なぜ、患者さんの気持ちを落ち込ませなければいけないのか!

私はこの患者さんに何度も言いました。『痛みの“たち”は悪くありません。ちょっとくらいの痛みなんか全く気にせず、旅行でも何でも出かけてくださいね。』


いま、この患者さんは何事にも積極的になりました。



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「手術後が楽しみ!」

2006-11-14 00:03:46 | 人工関節のこと
昨日、来年2月に人工関節の手術が決まっている40歳の方がみえた。
来る前のメールのやり取りで彼女の考え方は理解していたつもりだった。
『手術後が楽しみ!』という印象だった。

問診を行うと、いくつかの病院を受診して自分で病院を決めていた。
私は彼女の現在の悩みを聞きだし、カルテに書いた。
手術に臨むにあたって、病院の選択、筋力の現状に悩みを持っていた。
病院の選択は正しいと思った。
ただ、入院期間が非常に短いことで有名な病院だったので、『入院中は頑張らないこと』と助言した。
6週間は無理をしないでほしいと助言した。

触診をすると、術前にしては筋肉の状態が良かった。
筋肉を押した痛みが少なかった。
彼女が心配していた筋力も、左右差はあったものの患側でも十分あった。
非常に質のいい筋肉だった。
歩行時の横揺れもなく、歩行スビードも速かった。
関節可動域も比較的良好だった。

唯一の大きな問題点は脚長差。
4~5cm短かった。
手術をすると、術側が3~5cmくらい延ばされそうだった。
骨が延びるということは、筋肉も神経も血管も伸びる。
そう考えると、手術までに筋肉、神経、血管の柔軟性を出させる必要がある。
手術後の重度のむくみ、引っ張られることによる筋肉痛、神経麻痺を防ぐためである。

施術をしながら彼女の考え方を聞いた。
手術に対する恐怖心や不安感、人工関節に対する不安感は全くといって良いほど無く、手術後の歩容の改善をすごく楽しみにしていた。
むしろ、手術や人工関節に対して不安や恐怖心を抱くことが理解できない、40代の自由な活動を得ることが、彼女には最優先だった。

私は手術前後の注意点ばかり話をした。
彼女の生き方とゆるぎない決意を尊重した。

手術に臨むまでに、あと5時間をかけて内転筋、深層外旋六筋、小殿筋、中殿筋の柔軟性を出させ、坐骨神経の伸張をしっかり行い、手術後の経過が順調に運ぶような準備をする、ということを彼女に話して終了とした。

このような考え方の方もいます。
他にも同じ考えの方はいます。

とにかく人工関節にして生活を楽にする。
人工関節がだめになったら入れ替えればいい。
ということで2回目の人工関節の手術をして9年目という方もいる。
主治医からは『10年しかもたない。』と言われている。
私が施術を始めて5年、来年末で手術後10年になる。
このような方の人工関節も長持ちをさせたいと思うのだ。

昨日の彼女の術前術後のケアーを責任を持って行いたい。
術後、彼女が杖なしできれいに歩けるように・・・絶対にする!
術後、彼女が笑顔で歩いている姿を早く見たいと思った。
(ブログに書かせていただくことは、本人の許可をいただきました。)


変形性股関節症を怖がらないでね



ジンジャー情報

2006-11-13 13:53:16 | 体重のこと
最近ジンジャーに関する優れもの商品を手に入れました。
『生活の木』で販売してるボトルグリーン「ジンジャー&レモングラスコーディアル」ノンアルコールシロップなる商品。
水やお湯で薄めて飲む生姜ですね。

これがなかなかうまくて、飲んだあと体が熱くなります。
個人差はあるかも知れませんが、試してみてはいかがでしょうか?

目的は、以前書きましたよう基礎代謝をあげることで、体重増加を防ごうということと、免疫力を上げようということです。
体温が低い人には良いのではないでしょうか?

興味のある方はここを見てくださいね。

飲んで見たい方は・・・銀座で飲めるかも・・よ。


変形性股関節症を怖がらないでね





広島流

2006-11-11 01:48:04 | 施術のこと
11月3日から5日まで広島に行ってきました。
広島の出張形式は独特な形になりました。

ブログにコメントをいただいた患者さんが探してくれた、広島市内のカイロプラクティックの先生の施術所で施術を行いました。
ここの院長の広島のM先生のご協力により、13人の施術が行えました。
広島のM先生は私を受け入れ、学ぶ姿勢がしっかりしていて、自分の施術日を休みにしてまで協力していただきました。

広島のM先生とは時間はあまり取れなかったのですが、お互いの施術の仕方を体験したり、意見を交換したりできました。
非常によく勉強している先生で、私は安心して患者さんを紹介できる先生でした。

私が施術した患者さんの多くは、広島のM先生の患者さんでもあります。
今後は広島のM先生が中心となり患者さんを診て、銀座のM先生が時々広島に出かけて施術をするという形になるでしょう・・・か?

中国・四国地方の方々は広島のM先生を紹介いたしますので、私までご連絡いただくか、ここから直接アクセスしてください。
広島のM先生のお人柄を知りたい方はここを覗いてみてください。

すでにこのブログから数人の患者さんが施術に行っているのですが、皆さん症状が劇的に改善していました。
非常にレベルの高い技術と知識を持った先生ですので、皆さんも試す価値大有りですよ。
私は、お世辞ではこんなこと書きませんよ。

ひとつの理想形かもしれません。
これが広島流じゃけ!(『じゃけ』のアクセントが難しい・・・)


変形性股関節症を怖がらないでね





【INFORMATION】

まもなくホームページができるのだ。
予約の空き時間を常時載せます。
ホームページから予約をとることはやめました。
ダブルブッキングの危険性と皆さんの個人情報が公開される危険性から回避するためです。
スワニーのウォーキングバッグも注文できるのだ。
地図も入れたのだ。
できたら、ちょこっと覗いてみてください。
まだ充実していません、充実させるのはあなたとあなた、そして、パソコンの前のあなたのアイデアです。



脱臼防止システムズ 4

2006-11-09 08:30:57 | 股関節の基礎
レントゲンには写らない脱臼防止システムについて説明してきました。
筋肉と靭帯が皆さんの股関節を守ってくれていることを忘れないでください。

一方、靭帯と筋肉が悪さをすることも忘れないでくださいね。
筋肉は病気になることもありますし、関節の動きが悪くなる原因はほとんどが靭帯と筋肉の短縮が原因です。

今回は人工的股関節脱臼防止システムについて簡単に触れ、脱臼に関するレントゲンの見方を説明しましょう。

人工的脱臼予防システム。別名骨盤バンドです。
大転子の位置に巻くと、大腿骨が外側にずれるような動きを抑えることが可能で、筋肉の負担を和らげることができるでしょう。
従って、長い時間歩ける可能性が高くなります。

また、骨盤バンドによる筋肉の圧迫により、殿部の筋力が出やすくなりますので、腰が楽になります。
私も腰痛がひどい頃は使っていました。
骨盤バンドを巻くと、夕方に出るはずの腰の疲労が出ないのです。
このような工夫も必要かもしれませんね。

レントゲンを見るときは、大腿骨頭の内側と骨盤の間の隙間を見るようにします。
大腿骨頭が外側にずれると、この隙間が大きくなります。
5~7mm位の隙間なら正常でしょうね。
この隙間が10mmとか15mmになるということは、外側にずれているということですね。
これは人工関節には当てはまりません。

皆さんはレントゲンしか見ていません。
骨や軟骨だけに目をとらわれがちですが、写っていないところで靭帯や筋肉が頑張ってくれていることを忘れないでくださいね。
靭帯と筋肉を信頼してあげてください。


変形性股関節症を怖がらないでね




  

脱臼防止システムズ 3

2006-11-07 21:17:09 | 股関節の基礎
前回、脱臼予防システムとしての股関節に関する筋名を22列記しました。
お尻の奥にある“深層外旋六筋”、つまり内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋・梨状筋は筋の走行が横方向ですので、大腿骨の脱臼にはかなり大きな役割があります。
しかし、その他の多くの筋肉は筋肉の走行が縦です。
つまり、筋肉のある位置が床に垂直に近いのです。

これらの筋肉は、普段は柔らかい状態で、皆さんが脚に体重をかけた瞬間に強く収縮し、脱臼予防や衝撃の吸収に役立っているのですが、これらの筋肉が病気になると、痛みと共に筋肉が縮んでしまい軟骨をすり減らす方向に働いてしまうことがあるのです。
筋肉が病気になると、これらの筋肉は普段硬く、皆さんが脚に体重をかけた瞬間に筋力が出にくく、脱臼予防や衝撃吸収ができなくなり
皆さんの体重が筋肉によって吸収されることなく骨や軟骨に直接かかりやすくなるのです。
これが股関節が長持ちしない理由です。

皆さん、目を閉じて想像してください。(目を閉じたら読めないか・・・)
骨盤から22本のゴムがぶら下がり、大腿骨についています。
骨盤と大腿骨の間にスポンジを挟んだとしましょう。
22本のゴムがいっせいに縮んだとき、間のスポンジはどうなりますか?
大腿骨がゴムの力で骨盤方向に引き上げられてスポンジは圧迫されて薄くなりますね。
筋肉が病気の人は、このような状態で24時間過ごしているのです。

このスポンジにあたるのが軟骨です。
軟骨は長時間圧迫された状態では“軟骨軟化症”という病気を起こして、磨り減るのです。
体重をかければ磨り減るのではないのです。

筋肉を緩め、圧迫されたスポンジ(軟骨)を緩めてあげる必要があるのです。
これらの筋肉を緩めてあげると、レントゲン上軟骨が増えたかのように隙間が広がる人がいます。
このような圧迫が取れてくると、治癒力(再生力)も働きやすくなりますね。
圧迫されたままでは、治癒力は働かず破壊力ばかりになるんですね。

これは人工関節でも同様です。
股関節周囲の筋肉を緩めるということは、股関節を緩めるということなんですね。
緩むと酸素と栄養を含んだ血液の循環もよくなるんですね。

股関節脱臼予防システムとしての筋肉は、正常な時には脱臼を予防したり股関節にかかる衝撃を吸収してくれるのに、病気になると破壊力を持ってしまうんですね。
ですから筋肉のお手入れが必要なんですね。



変形性股関節症を怖がらないでね








脱臼防止システムズ 2

2006-11-05 23:32:21 | 股関節の基礎
ただいま。先ほど広島から帰りました。
広島はきれいな街でした。
広島のことはこのシリーズが終了しだい報告したいと思います。
私の友人の北口君とも会うことができました。
広島の皆さん、あっ1人愛媛でしたね、大変お世話になりました。
ありがとうございました。


人間には股関節が簡単には脱臼しない脱臼防止システムが準備されています。

股関節脱臼防止システム2は“筋肉”です。
筋肉の両端の一方が骨盤に、もう一方が大腿骨より下についている筋肉は全て脱臼防止システムのスタッフなんです。

そのような筋肉がいくつあるのでしょう?
私も数がわかりませんので、列記して数えてみましょう。

股関節を守る筋肉群

腸骨筋・大腰筋・大腿直筋・縫工筋、大腿筋膜張筋(腸脛靭帯含む)、大腿二頭筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋、内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋・大殿筋・長内転筋・大内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋・半腱様筋・半膜様筋くらいでしょうか。
私のわかる範囲でしか書いていません。まだあるかもしれませんし、厳密に言うと間違っている筋名もあるかもしれませんが、だいたい20前後の筋群ではないでしょうか?
すごい数でしょ?こんなに多くの筋肉が股関節守ってくれているんですよ・・・筋肉一つ一つのトレーニング方法がいかに未熟かお分かりでしょうか?
こんなに多くの筋肉をいっぺんに強化できるのが、片足を前に出して行う体重負荷訓練ですね・・・わかりやすくいうと片足立ち訓練ですね。
もっとわかりやすくいうと、生活の中で脚に体重をかけるということですね。

この筋肉の中でも“深層外旋六筋”と呼ばれる、内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋・梨状筋は靭帯のすぐ外側にあります(つまり深部)
この筋肉の特徴は、横に走っているということです。
人間の筋肉はほとんどが縦に走っていますが、深層六筋は骨盤から始まって横に走り大腿骨についています。
皆さんが脚を地面についた瞬間にいっせいに働いて、大腿骨を骨盤側に引き寄せて股関節が脱臼するのを防いでくれるのです(つまり股関節が安定する)

深層外旋六筋というくらいですから、人体の深いところにあり、親指で押したくらいでは届かないんですね・・・ですから私は主に肘で押してほぐしています。

このような多くの筋肉による脱臼防止システムも、残念ながらレントゲンには写らないんですね。
また、このように多くの筋肉のどれかが痛みを出すわけですから、“原因筋”を探し当てるのも大変なんですよ。
1回の施術で症状が改善しない場合もあります、何回か施術しているうちにやっと原因筋が特定できるときもあります。
患者さんが痛いという場所ではないところに、ひそかに原因筋が隠れていることもあるのです。
股関節の施術の難しさは、股関節を守る筋肉の多さと関連があるんですね。


原因筋 捜し屋MARK。



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