股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

今、はやりの四股と開脚

2017-02-24 16:27:33 | トレーニングのこと
1週間のご無沙汰です。
フライデー松本です。

昨夜から西の方に来ています。
今日の記事は、股関節痛の原因となりやすいケガの話です。
今日も大阪店で、ケガの後遺症らしい方を診ました。
プロが正しいと思いながらもケガをさせることはあります。
誤用症候群(misuse syndrome)と呼ばれています。
皆さんも多くの情報の選択にはお気をつけ下さい。






世の中には股関節に関する多くの情報が流れています。
その情報の中には、股関節が正常だけど股関節周囲に違和感がある方向けの情報も多いです。
その一方、股関節に障害がある方向けの情報もあります。

皆さんが股関節に関する情報に触れた時、その情報の多くは『股関節が正常な方』向けに発信されていると考えた方が安全です。

股関節が正常ではない方が、股関節が正常な方向けに発信された体操などを行うと、場合によっては直後から歩けなくなることもあるでしょう。



最近、AMAZONのホームページを見ていると『四股』とか『開脚』関連の本をよく目にします。

どちらの言葉も、皆さんにとっては非常に危険性をはらんだ言葉です。
勿論、皆さんの中には十分対応できる能力を持った方もいるでしょうが、ほとんどの方には危険です。


その理由は、『四股』も『開脚』も股関節の可動域を広い範囲で使うことを強要される運動だからです。


股関節に異常があると、筋肉や靭帯、関節包が硬くなり、結果的に関節可動域が狭くなろうとします。
その狭まった可動域を『四股』や『開脚』でストレッチをすれば改善しそうに思います。
ところが、おおもとの股関節に異常がある場合は、そのストレッチの範囲が大き過ぎるので、ケガにつながってしまうことがあるのです。

股関節捻挫
股関節内転筋損傷

このような損傷が考えられます。



ある番組で『開脚』のストレッチを行っていたそうです。
その中で、森三中というお笑いグループの大島さんは、『開脚』運動を行うことを避けていたそうです。

私はその番組を見ていないのですが、ある患者さんが教えてくれました。

ネットで調べるとこちらに載っていました。⇒ここです


この中で『森三中の大島さんは生まれつき股関節が弱いので不参加』と書かれていました。

この行為は正解だったと思います。

大島さんは、生まれつき股関節が弱いということが分かっていたから避けられましたが、股関節に異常があっても生まれつき股関節が弱いということを知らない方も多いです。



『四股』や『開脚』の運動を専門的に書くと、四股は股関節に屈曲(まげる)・外転(ひらく)・外旋(外側にまわす)の運動が強要されます。
その中でも、特に外転は正常範囲以上の動きを強要されます。

一方、開脚に関しては股関節に屈曲・外転の運動が強要されます。
その中でも外転は正常以上の動きを強要されてしまうのです。


一見、ストレッチだから筋肉等には有効と思えるのですが、股関節の動く範囲(可動域:かどういき)が広すぎるのです。


そんなわけで、私は皆さんに今はやりの『四股』や『開脚』はお勧めできません。



皆さんも股関節に関する情報の選択にはお気を付けください。

疑問があるときは私共にどんどん質問してください。

転倒することと同じ結果となるケガだけは避けて頂きたいと思うのです。






■このブログのブックマークには多くのブログやホームページを紹介してきました。
その数が増えて煩雑になっているように感じており、2月末をもちまして当院のスタッフブログと契約先ホームページだけを残して、他のブログとホームページは削除させて頂きます。
現在皆さんが定期的に読んだり見たりしているブログやホームページについては、今後皆さん各自で管理して頂けると助かります。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。







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また、どんどん見学に来てください。
スタッフ一同、お待ちしています。











筋肉痛ともみ返し 【筋肉と筋膜】

2017-02-17 05:15:10 | 筋肉の話
1週間のご無沙汰です。
フライデー松本です。
2月9日から軽い花粉症になっています。
鼻の症状が主ですが、頭痛も出ています。
私の場合、いつも2週間程で改善するのですが、今回はどうでしょうか?
皆さんの花粉症はいかがですか?
まだまだインフルエンザが流行っています。
感染症にお気を付けください。
春はもうそこまで来ています。






前回の記事では、筋肉と筋膜の関係を書きました。
筋筋膜症候群という筋肉の病気があり、その病気は筋肉自体と筋膜に痛みを出すことも説明しました。
股関節痛の多くは筋肉の病気が原因です。
何の病気にしても、病気の時は『とにかく鍛えよう』ではなく『まず治療を』と考えるのが一般的だと思うのです。
私達は深圧という方法を用いて筋肉と筋膜の痛みを取ろうとしています。


今日の記事は、運動後に起こることがある『筋肉痛』と指圧やマッサージ後に起ことがある『もみ返し』について書いてみたいと思います。

私には左脳に腫瘍があります。
一般的に腫瘍は徐々に大きくなりますが、私の脳腫瘍は周りを卵の殻のように石灰が囲んでくれて大きくならないのです。
脳内になぜ石灰が現れるのか不思議ですが、これが人の持つ治癒力なのです。
生きている限り、皆さんにも治癒力があります。



筋肉痛ともみ返し、その発生原因は異なりますが、症状はそっくりというか同じと考えられます。

体質による個人差はあるのですが、どちらも出にくい人と出やすい人がいます。
また、どちらも症状が出たとしても通常2日くらいで無くなります。

かつて、ボディービル東日本チャンピオンと一緒にトレーニングをしたことがあります。
その後、1週間筋肉痛が続いた経験があります。
かなりハードなトレーニングでした。
従って、筋肉痛にしろもみ返しにしろ酷い人でも1週間が限度だという印象があります。

筋肉痛やもみ返しというのは、筋肉や筋膜に起こる『微細損傷』と言われています。
その時、その微細損傷を治そうとして『微弱炎症』も起きます。

一方、運動中にプツッという音と共に筋肉が切れることがあります。
一般的に肉離れと呼ばれています。
この肉離れは『損傷』です。
その後、肉離れを治そうとして『炎症』が起こります。
この損傷の場合、痛みは2週間~1ヶ月続きます。

以上書いた『微細損傷』と『損傷』、『微弱炎症』と『炎症』を一緒と考えている方が多いと感じています。

私は、『微細損傷』と『微弱炎症』は正常範囲内と考えており、『損傷』と『炎症』は異常(ケガ)と考えています。

もっと極端に書くと以下のとおりです。


筋肉痛やもみ返し時に起こる『微細損傷』や『微弱炎症』は正常であり、一方肉離れなどで起こる『損傷』や『炎症』は異常である。


実際、筋力をつけるためには『微細損傷』は必要なもので、微細損傷が治る過程で超回復(24時間~48時間後)が起こり、筋肉は大きくなるのです。

また、指圧やマッサージ後のもみ返しの後も筋肉が強くなります。
この“強くなる”とは、筋肉が大きくなるのではなく、もみ返しが出ない筋肉になるという意味です。
つまり、微細損傷が起きにくい筋肉になるのです。


これが皆さんも持っている治癒力なのです。


筋肉痛がトレーニングに必要なように、治療の為にはもみ返しは必要なのです。

指圧やマッサージが国家資格として認められていることも、もみ返しが悪いものではないことが理解できるでしょう。




深圧では、筋膜と筋膜のくっつきという病状と、筋肉の中にできたこり(筋硬結)を取り除いて痛みを除去しようとします。
最近は筋膜が注目を集めていますが、筋硬結については献体の解剖で明確になっていますし、私どもの触診でも玉状で大小の筋肉の塊を確認できます。
筋肉は皮膚の奥にあり、筋膜の奥にあります。
その筋肉にも深くにある筋肉も多く存在しますし、深くにある筋肉も筋膜に包まれています。

従って、治療を目指すには深く圧をかける必要性があります。
結果的には強く押していることになり、筋膜や筋肉に『微細損傷』と『微弱炎症』を起こすことがあります。
これをもみ返しと呼んでいるわけですが、私達は結構奥にある痛みの原因を取り去ろうとしているので、治療にはどうしてももみ返しが伴うのです。




しかし、もみ返しは通常最初の方だけで、徐々に出なくなります。
また、もみ返しが出た場合、その痛みが取れた3~4日後に足が軽くなっていることに気づく方が多いものです。

筋膜と筋膜のくっつきや、筋硬結の原因は突き詰めると血流の悪化です。

筋肉が押されると、筋肉内の神経からカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質が出て筋肉内の血管を広めます。
その結果、筋肉内の循環が改選してこり(筋硬結)の中にたまっている疲労物質や発痛物質が流されるので、痛みが改善して足が軽くなりやすいのです。

深圧の受け初めの方ではもみ返しが出やすく筋肉内にたまっている発痛物質の影響で押されると痛みを感じやすいです。
しかし、深圧を繰り返しているうちにもみ返しは無くなり、押されたときの痛みも無くなっていくのです。



『もみ返しは良くない。』と考えている先生方は、『微細損傷』と『損傷』、『微弱炎症』と『炎症』を一緒の現象だと考えているように感じます。
また、筋肉を押した時にカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という物質が出て筋肉内の血管を広めることについて言及していないように感じます。



勿論、もみ返しの出やすい方はいますので、その時は直圧法を控えフリクション法を多く用いたり、全体的に軽めに深圧したり、出来る限り広い面積(指より肘下の広い面で押す)での深圧に心がけたり、強さよりも回数で筋肉をほぐすようにしています。
限界はあるかもしれませんが、このことはスタッフ全員に徹底しています。




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筋肉にも病気があります。 【筋肉と筋膜】

2017-02-10 05:03:05 | 筋肉の話
一週間のご無沙汰です。
フライデー松本です。
九州―岡山から帰りました。
しばらく銀座にいます。
本日は重要なお知らせが2点ございます。

■数年前から岡山の対岸の四国高松に出張しています。
その時、岡山から来ていただく方々に「岡山に来て欲しい。」と何回も言われ続けてきました。
しかし、近い場所に2ヶ所出張することは難しくずっとお断りしてきました。
去年6月、岡山の方が「深圧の場所を提供するので来て欲しい。」と言ってくださったので、その後試験的に2回岡山で出張深圧を行ってみました。
岡山駅からは少し距離のある、岡山市北区にある岡山一宮高校の近くです。
車で来られる方には好評でした。
2月の岡山出張には四国からの方も含め多くの方が来てくださいました。
一方、3月予定の高松出張への希望者が非常に少なく、岡山の方が多くなってしまいました。
そこで、残念なのですが次回からは高松出張を中止して岡山出張に切り替えることにしました。
しばらくは高松出張と岡山出張の両方に行こうと考えていましたが、急な変更で申し訳ございません。
岡山には四国の方も来ていただいているので、四国の皆さん、今後岡山でもよろしくお願いいたします。
年頭の記事にも書きましたが、店舗にしても出張にしても、必要とされる場所を優先させたいと考えています。

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皆様、宜しくお願い致します。




筋肉にも病気があります。
一般的に知られている進行性筋ジストロフィー症や、重症筋無力症と言った難病に分類される筋肉の病気があります。
しかし、私共が対応させて頂いている筋肉の病気は、レントゲンに写らないし、血液検査でも異常が出ないので病院では見落とされている病気のことを言います。


今回は“病気”と認められていない(保険がきかない)筋肉の病気について説明します。
この病気の代表格は、肩が痛い時の“肩こり”、しかしお尻が痛い時には“尻こり”とは呼ばずに“股関節痛”と呼ばれてしまう。
また別の代表格は、腰が痛い時の“腰痛”、しかしももが痛い時にはなぜか“股関節痛”、ももの下側なら“膝関節痛”と呼ばれてしまう。
なぜか、『〇〇関節痛』となってしまう不思議。


その筋肉の病気は筋・筋膜症候群と呼ばれています。
この名前を私が好んで使う理由は、私が筋肉の病気について勉強した頃滋賀医科大学でこの名前が使われていたからです。
滋賀医科大学では、最近『筋筋膜痛症候群』と呼んでいるようです。
筋筋膜性疼痛症候群とか緊張性筋炎症候群などと呼ぶ人もいます。

この病気については、1939年にKellgrenが症例報告をしています。
1986年、Fishbainの研究では、痛みを訴えている人の85%が筋・筋膜症候群であったという報告もあります。
骨とか軟骨は痛みを出さないんですよ。
股関節に炎症があるときに、骨や軟骨が痛みを出しているように感じるだけです。
筋・筋膜症候群は炎症ではありませんので、Fishbainの報告に従うなら、股関節の炎症も確率的には非常に低いと考えられます。


筋筋膜症候群は、『筋肉』と筋肉を包む膜である『筋膜』の両方に起こる痛みの総称です。





最近は『筋膜リリース』と言う言葉が広まってきましたね。
やっと筋肉や筋膜の病気が注目される時代になってきましたね。

しかし、どうも筋膜だけにスポットライトが当たり過ぎているように感じます。

筋肉を包んでいる筋膜には痛みを感じる神経があります。
筋膜の役目は、人が動く時に筋肉と筋肉がすれて摩擦熱を生じさせないことで、非常にツルツルと滑りやすくできています。
しかし、その筋膜が病気になると、ある筋の筋膜と別の筋の筋膜がくっついてしまい痛みを出すことがあります。
そのくっつきをはがそうとするのが『筋膜リリース』です。

深圧では、筋肉に対して横方向に押すフリクション法を行うことで、筋膜リリースに対応しています。


一方、深圧ではもう一つの筋肉自体の病気(筋肉が縮んで硬くなること:筋硬結)に対しては、筋肉を垂直に押す直圧法で対応しています。
筋肉自体にも痛みを感じる神経はありますからね。


皆さんの身体には、多くの筋肉があり、その筋肉は必ず筋膜で包まれています。


この筋や筋膜に起こる病気に対する対処法は、このブログで10年以上説明していますが、病院の先生方、特に整形外科医の先生方にはほとんど認識されていません。
この病気がレントゲンに写らないこと、整形外科の先生方がそのレントゲン写真しか見ないで診察を行うことが多いことが原因です。
この病気を見つける為に重要なのは触診なのです。
最近ではエコー検査も併用されるようになっています。


皆さんが股関節周辺の痛みで病院を受診をしても、レントゲン写真等で骨や軟骨の異常を指摘され『骨や軟骨の異常=股関節周辺の痛み』と決めつけられるケースが多いです。
そう決めつけられると『治療法は手術しかありません』となってしまいますね。
股関節周囲に痛みがあって、レントゲン写真では骨も軟骨も正常なことも多いのに……?
また、骨の変形が重度でも、股関節周囲に痛みが無い方も多いのにね……?
そうやって筋肉の病気が見落とされるだけならまだしも、そんな病気の筋肉に対し筋肉に負担のかかる「運動をしてください。」と指示されることがまだまだ多いですね。


私は、手術を希望される方には病院を紹介するくらいですから手術には反対ではないのですが、手術の前にもっとやるべきことがあり、それは確実に行った方が良いと考えています。
中には手術を避けられる状態だったのに、手術をしている方も意外と多いかもしれませんね。
手術日が確定していた方が手術を回避できているケースを目の当たりにすると、そう感じてしまうのです。


皆さんの股関節痛のほとんどは筋肉や筋膜の痛みかもしれないのです。
筋肉や筋膜が病気になると、急に足が一歩も出なくなったり、立ち上がった時に股関節が伸びなかったりします。
このような症状は骨や軟骨の異常では説明がつきません。

ましてや、『日によって痛みの程度が違う』とか『歩いていると痛くなるけど、少し休むと歩ける』という現象は、骨や軟骨の異常では全く説明がつかないのです。
歩いていると骨や軟骨が傷み、ちょっと休んでいる間に骨や軟骨が修復するということでしょうか?



このような説明、皆さんはどのように感じますか?




次回は、運動をした後に出る『筋肉痛』と非常に似ている『もみ返し』について書いてみたいと思います。
もみ返しを悪者扱いする先生が非常に多いのですが、私達は『もみ返し』は良い反応だと考えています。
それは、スポーツ選手が運動の後に筋肉痛が出たからと言って、指導者が運動を止めさせることが無いことと同じ考え方です。

筋肉痛やもみ返しも筋肉や筋膜と関連しているので、次回記事にしてみたいと思うのです。






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かたまった!

2017-02-03 00:02:54 | 筋肉の話
1週間のご無沙汰です。
今日が何曜日なのかよくわからなくなっているフライデー松本です。
現在福岡の博多にいます。
昨日まで鹿児島県霧島市にいました。
霧島は標高が高いので寒いのですが、今回は雪もなく比較的良い天気でした。

本日の夜には岡山に向かい、来週には銀座に帰ります。

インフルエンザが流行っています。
私はインフルエンザにかかった記憶がないほど無縁ですが、これは免疫力の差でしょうか?
近いうちに免疫力の上げ方につても書いてみたいと思っています。

皆さん、元気にお過ごしください。



🍓ちょっと前、あるコマーシャルで「かたまった!」というセリフがありましたね。

「かたまった!」と感じる方は『私だけかも?』と思っている方も多いと思いますが、皆さんのほとんどの方にある現象です。

長時間座っていて立とうとした時、すぐに立てない、すぐに股関節が伸びない、すぐに歩き出せない‥などね。


実は私にもありました。
長時間座っていて立とうとした時腰が伸びなくなった時期があったのです。

このブログを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、私の腰は骨がひどく変形しています。

数年前には座るのが怖いほどの激痛がありました。
不思議なことに、この時の激痛は、まるで骨と骨が当たっているような感じを受けました。
実際は、骨と骨が当たっても痛くないのに、不思議な現象だと感じました。
その強い腰痛は5年ほど続きました。
しかし、10年くらい経ったら腰の骨に変形はあるものの腰痛は全くなくなりました。

この10年間は、明らかに腰の関節に炎症が有ったようです。
まるで、『炎症(関節を包む袋である関節包の炎症)が無くなると、骨や軟骨に変形があっても痛みは無くなるんだよ。』と神様が教えてくれたようでした。


腰痛は無くなったのですが、その後も長時間座っていると筋肉がかたまって、腰が伸びない現象が続きました。

一番ひどかったのは、5年ほど前に通勤で90分ほど電車に座っていて、立ち上がろうとすると腰痛と共に腰が伸びない現象があったときでした。

しばらくの間、そのような現象が続いたある日、腰を強く反ってから立ち上がるとスムースに立ち上がれることに気がつきました。
その後、腰を反ってから立つことを繰り返しているうちに、腰を反らなくてもスムースに立てるようになったのです。

その頃、普段の生活では腰痛がなくなったので10年ぶりにゴルフを再開したにもかかわらず、長時間座った時だけ「かたまった!」となっていたので、解決策が見つかった時は非常に嬉しかったのを覚えています。


私の場合、腰に強い炎症があった時に、このような解決策が見つかっていたかどうかはわかりません。
しかし、炎症がそれほど強くなければ、私の腰に解決策が見つかったように、皆さんの「かたまった!」現象にも必ず解決策があると思っています。


もしかしたら、皆さんの中にはすでに解決策を見つけた方もいるかもしれません。
もしいらっしゃいましたら、その方法を是非教えてください。
きっと他の方の参考になると思うのです。

私は腰を強く反ることで解決しました。
腰を反るとは、骨盤を前傾(前側に倒す)することです。


私の白い本にも赤い本にも骨盤体操のことは載せています。
この体操は寝てできるように書いていますが、もちろん、同じことは座っていても可能です。

まずは、骨盤をある方向に動かしてみて、立ち上がる時の「かたまった!」現象に変化がないかどうか試してみてはいかがでしょうか?


『必ず解決策はある』と信じて、是非いろんな方法にトライしてみてください。


そして、皆さんが発見した解決策を集めてみると、根本的な解決策が見えてくるかもしれません。


皆さんと一緒に解決策を明確にできたら多くの方が助かるだろうし、私も非常にうれしいです。


是非、解決策を発見して教えてください。
よろしくお願い致します。


岡山から帰った次の日は、腰痛が強かった頃にはできなかったゴルフに行ってきます!




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