股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

選択肢が。

2010-01-30 09:52:47 | 診療のこと
●近々“銀サロ倶楽部”にt下記の詳細を載せる予定です。
 ○4月4日に川崎市溝の口で講演会を行います。
   主催は“きらら”で、私が講演を行います。
 ○5月か6月には大阪で講演会を行います。
   主催は銀サロで、私が講演を行います。
 ○4月13日にはゴルフに行きます。
   主催は銀サロで、私もプレーします。

●近々、正社員を募集します。
次期、銀サロ院長候補です。
淡々と仕事を継続できる、やさしい先生を募集します。
条件がハッキリしましたら、ホームページにアップさせていただきます。
宜しくお願い致します。






私は洗濯が上手で、“洗濯師”と呼ばれてはいます。

うそです。




選択肢。

治療の選択肢。


現在銀サロには次のような方々に通って頂いています。

1、股関節の手術は絶対しない方。
2、手術はしたくないが、いずれしなければいけないかと考えている方。
3、これから手術をするので、その前に筋肉を正常化させたい方。
4、手術後の経過が思わしくない方。
5、自骨で手術したが、自骨での股関節を長持ちさせたい方。
6、人工関節の手術をしたが、再置換を避けたい方。
7、人工関節の再置換をしているが、3度目の再置換を避けたい方。
8、変形性股関節症以外の病気により股関節症状が出ている方。
9、股関節患者さんのご紹介のあった、股関節以外の症状をお持ちの方。


患者さんにはひとり一人治療に関する“要望”があります。

要望が多岐にわたるのであれば、治療者側はそれぞれにあった多くの選択肢を準備していなければなりません。

そして、それを患者さんが選択できれば理想です。


私は医師ではありませんので、レントゲンは撮れません、注射はできません、手術はできません。

ですので、注射や手術に関する情報は多く持っていて、その都度紹介しています。


多くの要望に対して、選択肢が手術しかないというのはどう考えてもおかしいです。


皆さんもそう思いませんか?



病院で、『私は手術をしない方針です。』と言った時、『じゃぁ、もう来ないでください。』と言われた方が何人かいます。


それでいいのでしょうか?


鉄則は“お客様本位”であること。
病院も施術所も患者様本位にならないといけませんね。



“上から目線”ではなく“下から目線”です。



銀サロの目指すところでありんす。





変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ
















動かしながら診ているもの

2010-01-28 21:52:54 | 股関節の基礎
●霧島のヒーラーさんに会って来ました。
気を使わず話しやすい普通の女性でしたが、本物でした。
興味のある方はこちらをご覧ください。
みてもらいたい方は、質問を具体的に考えておいた方がいいと思いました。
霧島ではいろんな事がありました。
香港からも来ていただきました。
広東語でしゃべろうとしましたが、日本人でした。





皆さんの施術前に、『痛みの状態はいかがでしたか?』なんて聞きながら、皆さんの脚を持って股関節を動かすことがあります。


その時に、関節可動域(股関節が動く範囲)を調べているように見えると思います。


『平和な正月でしたか?』とか、世間話もしながら漠然と動かしているように見えると思います。


実はその時には、次の3点を診ています。

1、軟骨の滑らかさ(関節の動きがスムースかどうか)
2、筋肉の抵抗感(どの筋肉が突っ張っているか)
3、皆さんの身体の反応(痛みを感じる時は微妙に力が入りますよね)

軟骨の役割は、関節の動きに滑らかさを出すことです。
『軟骨が無い』と言われている方のほとんどは、動かしてみると軟骨があるのがわかります。


動かした時にスムースに動くんです(摩擦係数が小さい)。
軟骨の有無は、1方向だけのレントゲンじゃわかりませんからね。



筋肉の抵抗感や、痛みの状態にて今日の施術のポイントを探っているのです。
抵抗感や痛みを感じている部分にある筋肉を中心に施術するようにしています。


『アバター3D、見ましたか?』なんて、世間話を続けながら、股関節の状態を把握するのには時間がかかりました。


若いころは、話に夢中になることがありましたね。


今も若いんですが、何年も続けていると、いろんな“技”が身に付くものです。


まだまだ“技”を身につけますよ!


お楽しみに!




変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ







軟骨は擦り減らないんだよ! 2

2010-01-24 03:09:29 | 股関節の基礎
●風邪かと思いきや花粉症だ。
霧島には杉の木が多いからだけど、こんな症状は初めてじゃ!
タオル片手にあと3日頑張ります。皆さんもお気をつけ下さい。


もともと人間の軟骨は擦り減りません。

だた、人工軟骨だけは擦り減ります。
人工関節の人工軟骨は生きていません。
ですから、すり減るんです。
このことは事実です。



しか~し、だからと言って、どのくらい長持ちするのかというのを“運”や“偶然”だけにゆだねていいのでしょうか?



ゆだねるのも1つの生き方です。



自分の力で、自分の人工関節を長持ちさせるという選択肢はありますのでご安心ください!



人工関節のすり減りは防げます。

人工関節患者さんの人工関節の長持ち期間に個人差が大きいのは、筋肉の状態の差によるものです。



そう、そこで活躍するのが“衝撃吸収力”です。

靴の中に入れた衝撃吸収製品のような“小さな衝撃吸収力”の話ではありません。

人体最大の“衝撃吸収力”をほこる、“筋肉の収縮力”の話です。


筋力の収縮力、特にお尻周りの筋力の収縮力が大きいほど人工軟骨のすり減りは防げます。

じゃぁ、筋トレしなくっちゃ・・・と考えているから病院では『筋トレしなさい。』と指導されているのでしょうね。


しかし、そう単純なものではありませんよね?


股関節痛がある時は、いくら鍛えられた筋肉でも力が出せないのです。
だって、本来なら十分強く収縮できるのに、収縮しようとすると痛いから筋力が出せないんだもん。


『あたし、もっと筋力が出せる筋肉になりたい。』筋肉ちゃんの叫びです。


筋肉が強い収縮力が出せない時の原因は、筋・筋膜症候群という筋肉の病気が原因です。
この病気も治せる病気です。
筋肉を柔らかくほぐしてあげればいいのです。
自分の努力だけでもかなり治せる方もいます。
でも、そんな指導もなく、放っておかれたら、筋肉だってどんどん痛みを出しますよ!


いけまへん!


まずは筋肉を正常な筋肉に戻してあげること。(股関節痛を軽減させること)
次に、痛みの少ない状態で生活をすること。

これが人工軟骨長持ちの基本中の基本。


無理がきくように感じてきたら、積極的な筋トレもできるようになりますよ。


人工関節への衝撃が十分吸収できている人は、人工関節が長持ちしま。
だって、衝撃がしっかり吸収されるから、人工関節に負担がかからなくなるんだもん、ね。


手術前の痛み、手術自体の後遺症・・・これが筋肉の病気の原因です。





おもしろいでしょ?


変形性股関節症って、骨の病気だと思うでしょ?

軟骨に関しては軟骨軟化症という軟骨の病気があり、筋肉には筋・筋膜症候群という病気があるんです。

厳密に言うと、骨の病気といっても血流障害がおおもとの原因ですので、血管にも何らかの病気があるかもしれませんね。


血管が狭くなって、骨に十分栄養がいかなくなると、骨頭壊死や骨の変形がおきるのです。


このように、変形性股関節症とは言うけど、実は血管、筋肉、軟骨などの病気が引き金になっているんです。
そして、これらの病気はある程度防げるのです。


そう、放っておかないで防ごうとすれば。


血管も、筋肉も、軟骨もレントゲンには写らないんです。(軟骨は“隙間”という形で写っているようには見えますが、軟骨自体は写らない。)



さぁ、人工関節を積極的に長持ちさせましょう!!





変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ


軟骨は擦り減らないんだよ!

2010-01-22 05:59:48 | 股関節の基礎
●は~るばる来たでか~ごしんむぁ~。
あ~なと食べたい、さ~け茶づけ~!

昨夜、鹿児島空港から霧島に着きました。

霧島は寒いです!



もともと人間の軟骨は擦り減りません。
臼蓋形成不全があっても、軟骨が減ることなく過ごしているお年寄りもいます。

ただ、人工軟骨だけは擦り減ります。





テレビでも雑誌でも病院でも“軟骨のすり減りには・・・”“軟骨のすり減りが・・・”という言葉を使いますね。



プロの方も皆さんも、もう“軟骨のすり減り”という表現を使うことはやめましょうね。


軟骨は、軟骨軟化症という病気になるから少なくなっていくだけです。
わかりやすく書くと、軟骨が栄養不足になるから軟骨細胞が少なくなっているだけです。


軟骨軟化症は治る病気です。
軟骨軟化症は治せる病気です。

早めに治せば、どんどん減るのを防げるのに・・・『痛くなったらまた来てください。』と言って放っておかれるからどんどん少なくなるんです。


いけまへん!



軟骨軟化症は、筋肉が縮んで大腿骨頭が骨盤に強く押しつけられている状態が長期間続くと起こります。
この時の軟骨は2つの骨で強く押しつぶされて、関節液の中に含まれている栄養を吸い取ることができないんです。
だから、こんな時はサプリメントなんか効果ないでしょう。


『あたしを早く楽にして!』軟骨ちゃんの叫びです。


筋肉を緩めてあげて、関節を緩めれば、皆さんが歩く時のスポンジ効果で軟骨は元気になります。
こんな時は、サプリメントは効果を発揮するでしょう。



軟骨も生きているんです。
栄養も酸素も必要としています。




人工関節の人工軟骨は生きていません。
ですから、すり減るんです。
このことは事実です。



しか~し、ご安心ください!

人工関節のすり減りも防げるのです!



つづく







変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ


朝起きた時にわかるもの

2010-01-18 12:09:36 | 筋肉の話
●ブログ『銀サロ倶楽部』ができました。
一番目の記事は、矢野先生の講演会です。
主催は銀サロではないのですが、みんなで一緒に押しかけようという魂胆です。
講演会の前にお茶でもしようという魂胆です。

ブログ『銀サロ倶楽部』  ※銀サロとはル・サロン・ギンザのニックネームです。

●お陰様で1月の鹿児島、2月の高松の予約はいっぱいになりました。
四国には患者さんが4人しかいない上に、香川県にはひとりも患者さんがいないのに香川に行くことには不安がありました。
意外と岡山の方々からの予約も多く、お陰様でいっぱいになりました。
あとは、結果を出すだけです。
高松でも肩の力を抜いて結果を出しますね!





朝起きた時にわかるのは、“身体の疲労度”

日中起きている時は、動くので身体の循環は良くなり身体は温まっています。
ところが、寝ている時はほとんど身体を動かさないので、身体は冷えて筋肉も硬めです。


身体が疲れている時は、朝いろんなところが痛いんです。


それは私も一緒です。

朝起きた時に、身体の疲労部位がはっきりするので、その状態を覚えておきます。


時間のある時に、その部位をらっこちゃんでほぐすんです。


今朝は、親指の付け根の筋肉の集まり“母指球”でした。
今はちょっと腱鞘炎気味です。
ほとんど年中腱鞘炎なんだけど、今日はひどかったな。


肩が疲れている時なんかは、寝違えを起こしていますね。
腰が疲れている時には、腰が痛いよね。

顔が疲れている時は、顔が悪いよね・・・これはいっつもでした。


皆さんも、朝起きた時の状態を観察してみましょう。

そこが、皆さんの一番悪いところかもしれません。

それなら、そこを中心にほぐしてみましょうか。


自分の身体の観察。

結構大事かも!




変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ













無意識の管理

2010-01-16 14:04:31 | 股関節の基礎
●今週の日曜日に“股関節患者さんのための安心・安全ピラティス”の仮撮影を行います。
●らっこちゃん2号は、現在業者に作成を依頼しています。
 近々完成予定!
●本は原稿用紙270枚を書きあげて、現在読み返し中。
近々、皆さんに原稿用紙2枚くらいの『体験談』をお願いする予定です。
是非私に!という方がいらっしゃいましたら、遠慮なくワード文章にて送りつけて下さい。
 (内容は◉子供の頃からの簡単な経過 ◉深圧施術前の状態  ◉深圧をどのように知ったのか ◉現状 )
最終的には出版社の判断になりますが、載せたいと思います。
問題は、出版社がこの本を気に入ってくれるか・・・・ですけどね。




股関節を自己管理するのは良いけど、無意識の時には自己管理できませんね。

具体的には寝ている時には、脚の位置を自己管理することができないということです。



人間の関節には“良肢位:りょうしい”というのがあることは以前書きましたね。


寝ている時には、股関節を少し緩めた角度(軽く曲げた角度)で寝れると良いんですけどね。

私は寝像が悪く、腰が痛かった時には、朝起きた時に腰が痛くて寝像の悪さを恨んだものです。


皆さんの中には、朝起きた時に痛みを感じる方が実に多いのです。


無意識に寝ている時の股関節の位置を、朝まで自己管理できると、朝起きた時の痛みが変わるのではないかと考えています。

そして、その変化は、日常生活での痛みにも良い効果を与えるように思うのです。


腰が痛かった頃からの夢、寝返りのできる膝下枕の作成。
どんな格好になろうが、膝の下から動かない。
どんなときにも
ひざ裏にらっこ。


皆さんの股関節にも効果があるのではないかと考えています。



株式会社高田ベッド製作所という会社があります。

この会社の治療用ベッドが好きで、整骨院時代、お台場のヴィーナスフォート時代、原宿時代には高田ベッド社製のベッドを使っていた。

今は皆さんが上を向いて寝て施術をする時に、膝下に入れている“半円枕”は2種類とも高田ベッド社製です。


皆さんが楽に眠れて、寝返りもうてる膝下に入れる枕、人呼んで“らっこまくら”を、株式会社高田ベッドさんの協力のもとで、試作に入れそうになりました。


設計図は出来ています。
近々、担当者と話をする予定です。


試作品ができたら、まず自分で使ってみるんだ!



ず~と頭の中には案があったんですが、やっと頭から抜け出せそうです。

脚を伸ばしたまま寝ていると、朝つらいもんね。


皆さんの朝の痛みも解決できると思うんです、はい。





変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ









でんぐり返り

2010-01-12 18:12:23 | 筋肉の話
●2月6日、7日大阪開催の『深圧実技研修&開業支援セミナー』受講希望者を募集しています。
詳しくは、こちらをご覧ください!(1月15日締切、締切迫る!)

●次女が成人しました。
父ちゃんは朝暗いうちからちょっとだけ頑張りました。
親としての役割が少し終わったような気がします。

●2月12日の高松での施術に空きがございます。
 午後5時~と午後6時半からです。
 高松での施術ご希望の方はここからお問い合わせください。






“でんぐり返り”


何のことですか?


漢字では“殿ぐり返り”、私が勝手に作った造語です。



“腓返り”、これ何と読むかご存知ですか?


ヒント
ふくらはぎにある筋肉を腓腹筋(ひふくきん)と言います。
また、ふくらはぎには腓骨筋(ひこつきん)という筋肉があり、腓骨という骨があります。
かといって、“腓返り”を“ひがえり”とは読みません。



そうです、“腓返り”は“こむらがえり”と読みます。
つまり、ふくらはぎの筋肉がつって痛みを出してしまうことを言います。

皆さんにも、腓返りの経験があるのではないでしょうか?


私は、ハンドボールをやっていましたが、後半になるとよくふくらはぎがつっていました。
ゴルフでも、最終ホールに近づくとふくらはぎがつりやすくなりました。


腓返りもバカにできません。

夏の暑い日にゴルフをしている時、ふくらはぎがつってしまい、それを治そうとすると、今度は脛(すね)の筋肉がつってしまい、またそれを治そうとするとふくらはぎがつってしまうということがありました。

それはそれは痛くて、歩けなくなりました。

この時には、なんと、キャディーさんが常備している塗り薬で解決し、後半のプレーができました。
さすが、キャディーさんです。


先日、銀座を歩いていると急にお尻の横の筋肉がつって歩くと痛いので立ち止まってしまいました。
この時は、不幸にもキャディーさんがいなかったので、塗り薬を塗ることはできませんでしたが、脚をぶらぶらさせたり、お尻の横をたたいたりしているうちに歩けるようになりました。


もしも、銀座のど真ん中で、ズボンをおろして塗り薬を塗っている絵を想像すると・・・ん~寒い!


その時は、お尻の横の殿筋がつってしまったんですね。


私は1日10時間くらい立ち仕事をしているので、脚の疲労はかなりのものです。
お尻の横の小殿筋や中殿筋はいつも“ぐりぐり”していて硬くなっているのを感じています。


有名なテニスプレーヤー、錦織 圭君も試合中に腹筋がつってしまい試合を放棄したことがありましたね。


このように、人間の筋肉はどこにある筋肉でもつってしまう可能性があります。



殿筋(でんきん:お尻にある筋肉)がぐりぐりしてつってしまうことは十分起こり得ることです。


この状態を“殿ぐリ返り”と命名したわけです。


皆さんに起きやすい殿ぐり返りは、殿部の筋肉が硬くなっていて血流が悪くなって、酸素不足が限界に達した時に起こります。


それは、突然に激痛という形で現れます。
そして、その状態がしばらく続くこともあります。


病院に行くと、レントゲン写真中心の診察になりますので、骨の形の異常=激痛と考えられるでしょう。

そして、そのまま手術という可能性もあります。


しかし、実は筋肉をほぐせばすぐに解決した痛みかもしれません。


手術を行うことを否定しているのではなく、原因の追及がしっかりなされない状態で手術というのは納得がいきません。


手術の前に、痛みの原因が筋肉の可能性もあるのだから、まずは筋肉をほぐしてみて、その結果どうしても痛みが改善されなければ手術という手段を選択するというのなら十分納得できます。


こう言うケースは意外と多いかもしれません。



治療は、リスクの小さい順に行われるべきだと考えています。








変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ




“骨が綺麗”とはなんじゃらほい?

2010-01-09 03:05:15 | 股関節の基礎
今年はなかなか肩の力が抜けて良い施術ができています。
ゴルフと一緒で、力を抜けば抜くほどよく飛びます。

患者さん飛ばしてどうするんじゃ~。




同じレントゲン写真でも、見る先生によって説明が異なることは日常茶飯事です。


骨の“修復力”を考えているかいないか等の、各先生方の考え方が説明に反映されるのだと思います。


私は、レントゲンに写る軟骨や骨に関しての“正常”範囲を広く考えています。
下のレントゲン写真を見てください。






形は正常とは言えませんが、私は患者さんから診られた他のデータを総合的に判断して、“このレントゲン像は正常”と判断します。

そのように判断した理由の一つが“骨が綺麗”だと言うことです。


“骨が綺麗”とは、簡単に言うと“パッと見綺麗”と言うことなんですが、これを文章で説明することは非常に難しいです。



数多くのレントゲン写真を見ていると、レントゲン写真を見た瞬間に“骨が綺麗”だと見えるようになります。


私はもともと柔道整復師で、骨折した患者さんを手術することなく治す仕事をしていました。

この頃に、レントゲン写真を非常に詳細に見ることを学びました。

パッと見たくらいではわからないような微細な骨折を見逃さないためです。

それを診るコツは、まず第一に“骨梁:こつりょう”の流れを診ることです。

骨梁は骨の中にある海綿骨と言う骨の形を言います。

大腿骨が折れないように強化している柱のようなものです。

上の写真から骨梁を見ることができます。
右側の写真で赤い線で示しているのが骨梁の流れです。
このようなラインが“綺麗”なんです。



次に重要なのが骨の縁(ふち)が綺麗だということです。
これは上右の写真では緑(みどり)の線で表しています。
このラインが非常にきれいなんです。
修復が完了しているんです。


骨の縁と骨の中が“綺麗”だと、“パッと見綺麗”だと感じるようです。


付けくわえですが、右の写真で青色の丸の部分、左の写真で確認すると穴があるのがわかります。

この穴は、もう古い穴です。
もう修復が終わった穴です。
最近できた穴は、もっと黒く写るんです。

穴があるのは事実です。
でも何の問題も無い穴なんですよ。
絶対につぶれません!一生ね。





変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ










2006年1月8日の朝

2010-01-06 08:05:17 | 私のこと
年末年始はゆっくり休めました。
皆さんもお元気でしょうか?
本年もよろしくお願い致します。

今年は目標をたてず、肩の力を抜いてフニャフニャと自然の流れに従います。
頑張りましぇん!



●2月大阪開催の『深圧実技研修&開業支援セミナー』受講希望者を募集しています。
詳しくは、こちらをご覧ください!(1月15日締切)


松本深圧院・名古屋のホームページが一新しました!
今年は松本深圧院・大阪をつくります。






4年前、2006年1月8日の朝、いつものように当時の会社に出勤した。
東京・八丁堀だった。

当時、2005年4月に開校したシンガポールに本校を持つ学校の校長をしつつ、合間に施術をしていました。


その朝は時間があったので、何気なくパソコンをいじっていた。


そして、何気なく“ブログ”について調べていた。


ブログに関する知識はまったくなかった。
ましてや、計画的にブログを始めようなんて、まったく考えてなかった。



“ブログ”について調べているうちに、自分にでも出来そうな気になってきた。




この数年前から本は書いていた。(そう、なかなか完成しない本を・・・)
飢えていたんだと思う。
何か情報を発信したい気持ちがあったんだと思う。


そんなわけで、その日からブログを始めた。


始めたら夜も寝ず、昼寝をしながら狂ったように記事を書きまくった。
ひと通り記事を書くと、もう書く記事がなくなり、続けられるかな?と思うこともあった。


そのうち、ポツポツとコメントを頂くようになった。
そのコメントの数々に火をつけられ、どんどん記事を書き加えていった。



予想外なことが起こった。



施術の希望者が続々と出てきたんです。



当時は、それほど施術時間がなかったのですが、他の先生方に白い目で見られながらも施術時間を増やしていった。


次第に『俺は、ここに引っ込んでいたらいけないんじゃないか?』
という気持ちが湧いてきた。




以前から、私より校長にふさわしいと感じ、さそっていた女性の先生がいました。
2006年7月にその先生が学校に来てくれるというので、親会社の社長に会い、辞表を提出した。


当時、解剖学を教えていたのですが、その授業が9月いっぱいで終了となるので、9月いっぱいでその会社を退職した。


辞表を出してから、開業物件を探し始めた。


開業後の経営に不安があったので、初めのうちは安い物件だけを探していた。
そして、東京日本橋茅場町にある物件に決めた。
しかし、その後がなんとなくスッキリしなかった。


次の朝、起きたら急に“銀座!”という文字が脳内に浮かんだ。
銀座なら患者さんも来るのが楽しいだろう、自分もワクワクした。


“患者さんが通うのが楽しいだろう”その1点だけで銀座に決めた。


至急、不動産屋さんに連絡して、茅場町の物件をキャンセルし、銀座の物件をお願いした。

そして、銀座の物件で1番目に内覧したのが今の施術所があるマンションでした。
その場で、物件を決めたので他の物件は一軒も見なかった。


この頃は、もう家賃の事など考えてなかったなぁ。


まったく計画性のない、直感だけで動く男である。




そして、2006年10月1日に開業となった。
1番目の患者さんは、徳島県から来ていただいた。

不安ばっかりだった。


あれから4年が過ぎた。
結構昔のように感じるが、まだ4年なんですね。


この4年間にいろんなことがあった。


もともと遠方の出張は鹿児島だけだったけど、札幌・大阪・静岡・名古屋・広島・博多・福島にも行った。


中でも大阪は多くの府県から多くの方に来ていただいた。


仲間も増えたし、他にも先生方が育ちつつある。


人見知り引きこもり系の1人で始めたサロンも、思いも寄らぬ方向に広がりつつある。
これもひとえに、このブログを応援してくださった皆様のおかげです。
感謝いたします。



もともと本を出す為に頭の整理をしたくて始めたブログです。
本が出せたら、終わりにしようと思っていました。
今後は、本が伝えてくれるでしょう。
本が出せたらの話ですが。


でもこのブログは“宝”だから、続けるかな!



1年後、2年後、5年後、そして10年後の事はほとんど予測も出来ないが楽しみです。


皆さんも、この物語の続きをお楽しみに!






変形性股関節症を怖がらないでね




初めての方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ
名古屋・早川先生のホームページ