ひさびさに推理小説読みました。
母に「なんか面白いのんない?」ってきいたときに、ほぃって差し出されたもの。←直前まで読んでいたらしい
なかにし礼ってよくきいたことあるからてっきり、タレントさんかと思っていましたがそうではないんですねぇ。
作詞家さん、小説家さんなんだ。わたしははじめて作品を読みました。
このエントリーを書くために、wikipediaで一同人となりをしらべたんですが、ご本人が戦後、本土へ引き上げてこれてたらしく、そのような経験が今回の作品に影響をしているようです。
なので舞台は、いまよりもちょっと古い。
1970年代くらいが舞台かしら???
でも時代的にそのあたりの興味の強いわたしとしては、十分興味をひかれました。
歴史の授業で戦後のこととかあんまり教えてもらってなかったりするわけですが、
敗戦したんだもん。負けたんだもん・・・ってかんじの、そのころの世の中の苦労とかがわかるわけです。
そうだよね、戦争孤児もいっぱいいただろうし。ちゃんと教えられてないから知らない、気がつかないふりをしていた?歴史の一部がこういうのとかであらわにされるわけです。
こういうこともちゃんと知っておかないとあかんよね・・・・・
そう思うわけなんです。
なので、そういう混乱や激動の舞台のなかで、そうしないと生きていけなかった辛さと悲しさとたくましさに心うばわれます。
まぁ、そういうわけでわたしは途中で犯人がわかってしまったわけですが、その行動とかにちょっと無理のあるものや、登場人物の心理描写に若干理解のできない箇所とかがでてくるのですが、それでもただの推理小説以上で面白かったです。
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