くらげほのぼの日和

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御堂筋殺人事件 /内田康夫

2009年06月01日 23時59分40秒 |  -本
我が大阪人にとって身近な地名がいっぱいでてくる作品です。
時代背景としては、花博のころなので、もうかなり古いわけです。御堂筋パレードとかもうないもんなぁ、小さいとき連れて行ってもらった光景とかでてきて懐かしい。
でもほかの部分はそんなに大きくかわっていないかんじはします。
でももしかしたら、大阪にいる企業がもっと元気だったころじゃないのかなぁ、今ではほとんどの会社の本社機能が東京にいっちゃったもんね。
なんかそんなことを思いながら読ませてもらいました。

話としては、テレビとかでもお馴染みの浅見さんがでてきます。
でもなぞを解いていくのに、ご都合よく浅見さん主体で話がすすんでいくので、っていわば王道な推理小説なんですけど、わたしはあんまり好きじゃないかもしれません。
しかも、この作品の終わり方が(ネタバレ注意)犯人の自白って。そーんな推理小説の終わりかたってありますかぃな。(と思わず大阪弁)
ちょっとなぁ・・・・ってかんじでした。