青森2日目は、りんご畑の中にある、小さな神社の参拝からはじまりです。
都会では味わえない、素朴さが目の前にあります。
昔の、村の祭の囃子の音が聞こえてきそうです。
前日の山の中の磐座でもそうだったのですが、この神社でも、その背後に大きな存在を感じました。
平地の中にただ一つそびえ立つ「お岩木さま」こと岩木山です。
この小さな神社では、拝殿に向かうと後ろに岩木山があるのですが、目をつぶると本殿の向こうに山が見えるようです。
圧倒的な存在感を示してきます。
岩木山神社は創建されて約1200年。
神社としてはずいぶん古いですが、それより前の信仰の歴史の方がずっと長い。
その、神社以前が気になります。
日本の歴史を見ていくには、土着の人々と、彼らを征服していった人々との事情を通らずには行けません。
神社の祭神が歴史の流れの中で、変遷していくことは全く不思議ではありません。
これは日本に限ったことではありませんが。
その辺を知りたくて、社務所を訪ねました。
立派な体格をした一人の神主さんが、対応して下さいました。
岩木山という一つの山から、話は次々と日本各地につながっていきます。
この地方に縁を持った無数の人々の求心力として、この山は生き続けてきたことがよく分かりました。
いのちが流れ出してまた帰っていく、大いなる源でした。
大昔、ある特定の神の名がどうだったか、という小さな話ではなかったのです。
神主さんには、突然予告もなく現れ(予告のしようもなかったのですが)、いろいろと質問を重ねましたが、長い時間を割いて暖かいお話をたくさんいただきました。
話は岩木山にとどまらず、地球と人間、ものと心、そして未来へとつながっていきました。
「大事なものは、かたちに残っていない」
大きな力強い手で握手をしていただき、光栄でした。
ありがとうございました。
都会では味わえない、素朴さが目の前にあります。
昔の、村の祭の囃子の音が聞こえてきそうです。
前日の山の中の磐座でもそうだったのですが、この神社でも、その背後に大きな存在を感じました。
平地の中にただ一つそびえ立つ「お岩木さま」こと岩木山です。
この小さな神社では、拝殿に向かうと後ろに岩木山があるのですが、目をつぶると本殿の向こうに山が見えるようです。
圧倒的な存在感を示してきます。
岩木山神社は創建されて約1200年。
神社としてはずいぶん古いですが、それより前の信仰の歴史の方がずっと長い。
その、神社以前が気になります。
日本の歴史を見ていくには、土着の人々と、彼らを征服していった人々との事情を通らずには行けません。
神社の祭神が歴史の流れの中で、変遷していくことは全く不思議ではありません。
これは日本に限ったことではありませんが。
その辺を知りたくて、社務所を訪ねました。
立派な体格をした一人の神主さんが、対応して下さいました。
岩木山という一つの山から、話は次々と日本各地につながっていきます。
この地方に縁を持った無数の人々の求心力として、この山は生き続けてきたことがよく分かりました。
いのちが流れ出してまた帰っていく、大いなる源でした。
大昔、ある特定の神の名がどうだったか、という小さな話ではなかったのです。
神主さんには、突然予告もなく現れ(予告のしようもなかったのですが)、いろいろと質問を重ねましたが、長い時間を割いて暖かいお話をたくさんいただきました。
話は岩木山にとどまらず、地球と人間、ものと心、そして未来へとつながっていきました。
「大事なものは、かたちに残っていない」
大きな力強い手で握手をしていただき、光栄でした。
ありがとうございました。