しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

豆仕事

2008-03-24 15:49:33 | Weblog
'08/3/23(日) 
晴れ 風弱い 温度max21.4℃ min -1.2℃

夜の放射冷却で氷点下の冷え込み。これからしばらくは定植した苗などがあるとこんな晴れた朝の気温が気になる。しかしすぐ暖かくなり、菜の花にミツバチが飛び始める。足に花粉団子をつけて重そうだ。
 絹サヤエンドウとスナップエンドウ、グリーンピースのてを立てるために大きくなりすぎた草だけを仮払い機で刈り取る。この頃の草はホトケノザ、ナズナ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウなど。トマトに2~3回使用した竹支柱を立てて、豆の上に一枚だけ張る。今年は収穫しずらい合掌し立てはやめる。途中で昼になる。家に戻る時、忘れ物を取りに、教室サポート係のNさんと高橋さんがやってきた。ついでに作業を手伝ってくれるらしい。
 食後、二人には自家採取の万願寺甘唐辛子と青唐辛子を蒔いてもらう。胡瓜ネットが予想はしていたが、中途半端なところで終ってしまい、新しいものを使うのももったいないので、竹の先をネット代わりにする。というより農場を始めた頃は、竹の先だけを使っててを立てていたので、竹の代わりにネットといったほうがいいのかもしれない。しかし本数を確保するのがむずかしいのと、収穫がやりづらくなることもあるのでしばらくやっていなかった。終ってからはそら豆の追肥を中耕。管理機をNさんにも動かしてもらう。Nさんと高橋さんがお帰りになったあとは、キウイの剪定。残りは支柱が傾いたオス木の片側だけを残すだけとなった。これは支柱の補強のときに直してからやることにする。もうそろそろ芽が動き出すので急がねば、、、。

有機農業教室2回目

2008-03-24 15:18:24 | Weblog
'08/3/22(土)
快晴 南東の風 温度未計測

 農業教室2回目はさわやかな春の日差しにあふれる。一昨日まではかなりの雨が降ったので、畑の耕運などは今朝に持ち越していた。降ってすぐにトラクターのロータリーをかけると、土はゴロゴロと固まりになってしまう。少し霜が降りたので融けるのを待ってからうなう。美香とマルチを張るベッドに線を引いておく。普段はおおざっぱにやり、これほどは丁寧な仕事はしない。しかし管理機で高畝を作るときはちゃんとラインを引いてやったほうがきれいにできるので、めんどうがらずに丁寧な仕事をしようと思う。美香が一通りの準備の確認を済ますと、結婚披露宴出席のため帰宅する。畑をウロウロしていると受講生の方やフォトシンセシス号が到着。軽く打ち合わせをして、講義を開始。
 午前中は大根、スイートコーンの播種のための、マルチ張り。去年の分解マルチで実演してみせるのだが、あまりにもろくなりすぎていて、やり方の見本を見せるには厳しい状況だった。実習にはあたらしいキエマルを使ってもらった。本当はクワを使ってのマルチがけをゆっくりやってもらうはずだったが、あまりにもろいマルチを破れをみてしまったためか、手で土をかける流れになってしまった。
 食事を挟んで、播種、ベタ掛け、トンネル張りまで行う。風が無いのを想定して、5組で行う人数割りだったが、案の定少し風がでてきた。トンネル掛けをしないと心地よく感じる風も、ポリをばたばたと揺らす。風が吹いてきたら臨機応変にもっと大きく人数分けをしてやったほうが良いと思った。ともあれ風があった割りには大きなゆがみも無く張れたと思う。これ以上の風を1人で作業したこともあり、さすがに泣きが入った記憶がよみがえる。
 休憩を挟んで、トマトや茄子の育苗箱での播種をハウス内で行う。少し時間が押してしまい、作業の細かい注意の説明が十分でなかったのが反省すべき点。
 教室の皆さんが帰った後、ポリや紐の回収をする。日暮れてきたが、葉物の予定ほ場を耕運しておきたかったのでライトをつけてトラクターを走らせる。この頃は日も長くなり、日没前に寒さに負けてそそくさ帰ることも少なくなった。とはいえ畑の低い方はしんしんと冷えてくる。明日朝ははかなり寒くなりそうだ。