しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

今月で配達は終了、倒れたブルーベリー多し

2020-01-31 08:59:30 | Weblog
'20/1/30(木) 

晴れ 南から西よりの風弱い

昨日今日と3月から4月を感じさせる陽気。
台風や大雨以降、配達数を半減したり
インターネットのショップを休んだりして
少ない野菜をやりくして出荷制限していたが
一般の配達発送は今月でひとまず終わりにする。

ここ数年ハダニの被害が大きかったハウスの葉物は
ダニが蔓延する前になんとか収穫できたのでよかった。
蕪の肌目はきれいで食味も良いので、
問題はハダニの発生をどう無くすか、、。



ハウス内外の草などをきれいに除草した状態を
秋にむけてキープしたほうが良いようだ。
どうやら草むらに居る個体が歩いて侵入するようだ。

今年はハウス隣に蒔いた露地の葉物にもハダニがついて
収穫に至らない畝があった。
災害で野菜不足を補おうとしていただけに痛い。

ブルーベリーの剪定を美香が始めている。
台風でかなりの株が根こそぎ倒れている。
枯れている木もあるが、たいていは生きている。
支柱を使って起き上がらせる。



春作準備に本格的に入るが、まずは畑のあちこちにある
廃ポリをまとめて処分することから始めようと思う。


新たな畑、春人参は種始める。

2020-01-25 19:21:38 | Weblog
'20/1/24(金) 

曇り時々晴れ 北よりの風弱い

暖冬傾向が続く。
寒気が降りてこないので、
南岸低気圧が多く発生して、雨が多い。
冬とは思えない潤った空気や土。

新たに借りる畑に堆肥を搬入してもらうため
業者さんと置く位置など下見する。
18aほどの四角い畑。
麦を蒔いてある。



作業小屋からは車で2~3分。
2トンダンプで搬入は可能。

午後、農政センターに被災関連書類を提出。
書類に不備があり後日再提出となる。

春人参を播種始める。
マルチに前日の雨の水滴が乾かず残り、
ベチャっと土が団子状になって手に付き
スムーズに進まない。
1/3ほど終えて残りは明日。



ようやく頭の中が作付けモードになりつつあるが、
なかなか本気スイッチが入らない、、、、。


2019を振り返ってみる

2020-01-01 10:57:52 | Weblog
'19/12/31(火) 

晴れ 北よりの風弱い

風もなく穏やかな大晦日。

今年は年末という気分がない。
12月は収穫、配達、発送に追われいそがしい。
しかし出荷を制限しているので
野菜のやりくりは大変だが、なんとなく気が抜けたように
すごしているからかもしれない。
端境期前の野菜不足の感じが
秋冬ずーっと続いていて
気持ち的には落ち込んでいる。

それでも生き残った野菜で
少しずつ発送や配達を続けられたので
何もできなくなることなく
良かったと思う。
昨日が年内最後の発送など。



振り返ると
春は霜の影響をかなり受けて
茄子やピーマン、胡瓜、じゃが芋など
収穫に響いた。

その後の梅雨は長かった。
ミニトマトが実落ちして
遠くから見ると地面が黄色く染まったように見えた。

夏は去年ほどではないが
猛暑が続いた。
去年は体調を崩して病院通いしてしまったが
夏はなんとか無事乗り越える。
秋の初めはサルハムシやシンクイムシ、アブラムシの
多発に苦戦する。

秋は就農以来最悪の天候。

台風が千葉市上陸。
ハウスが損壊
育苗中の苗や植え立ての苗、発芽したての葉物など
ことごとくやられる。

ようやく蒔き直しや植え直しをしていたら2回目の台風。

そのあと離れて通過した台風の影響で
記録的な大雨。
1ヶ月分の雨が半日で降る。
畑の下半分はあっと言う間に湖。
完全にあるけるようになるのに3週間以上かかった。

その後も雨が多く畑作業は難航。
片付け作付けは出来ず、
僅かに残った野菜を収穫するにも
ぬかるんだ通路に板を敷いて
平均台の上を歩くように収穫した。

配達回数を半減、インターネットでの受注は休止などして
野菜の収量を調整した11月12月だった。

配達先や発送先のお客さんには
沢山の気遣いを頂いて、
身にしみ、ありがたかった。

さて年始は
心身共に少し休んで
頭の中を整理してから
大きく変更するであろう新たな年間の作付けのために
動こうと思う。