しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

一月並みの寒い朝

2010-03-31 07:44:53 | Weblog
'10/3/30(火)
晴れ 北よりの風 max 15.7℃ 80% min -4.1℃ 19%

 ここ10日間くらいぐずついた寒い日が続いていたが、締めくくりは今朝の強い霜。朝6時過ぎに畑に行く。畑の様子は1月のようだ。キャベツ、レタスなどはなんとか大丈夫。ミニダイコンは凍ったようにも見えるが大丈夫そう。問題はスイートコーン。夕方再度見るとかなり凍結したようだ。トンネルの間は5センチ以上の霜柱が立っている。トンネルの中に不織布いれれば良かったのだが、、、。ここまで温度が下がるとは思わなかった。スイートコーンの処は畑の一番寒いところでおそらく氷点下6度以下になっていると思われる。この冷え込みはポリ不フィルムでは防ぎきれない。かなり播き直しとなるだろう。
 午前中はキウイの棚直しの続き。ブルーベリー棚に向かって伸びた新梢を紐を縛り、反対側に誘引する。
 午後はレタスの定植の続き。グリーンリーフ、サラダ菜、半結球レタスを定植。防虫ネットトンネルをつくり、ボロの不織布を長い篠竹の杭で固定してネットの上から被覆する。ブロッコリーなどのトンネルも防寒ポリをかけなおす。
 明日もきっと同じくらい冷え込むだろう。平年並みに早く戻ってもらわないと生育が遅れるし、葉物のとう立ちの危険もある。

小雪まじりの一日

2010-03-30 07:29:57 | Weblog
'10/3/29(月)
曇り時々雨か小雪、夕方雪 北東の風 温度湿度未計測

 寒く雨も降っているので午前中は部屋の納戸の整理をする。こわれたオーディオ類を粗大ゴミに出すため外に運ぶ。20年以上前の音楽用パソコンも処分する。フロッピーディスクを使用するパソコンは今の容量からするとおもちゃ以下かもしれない。
 午後雨は降っていないので畑に出て、キウイの棚直しの続きをする。傾いた棚をトラクターで引き起こしパイプを立てているとみぞれが、降り出す。やむなく中断する。小屋にある傷んだ里芋やキウイの小さいものを外に運び出す。
 風はやや強いので更科のベタ掛けが剥がれていないか、ヴィーノを連れて様子を見に行く。
 夜は雪が降り出す。桜の時期に雪が降るのは8年位前にあった。風呂上りに外を見ると月が出ていた。これは冷え込み晩霜の条件がそろってしまった。急いで畑に行き、ハウスの温床の温度を上げて、防寒をしっかりする。月明かりが薄っすら雪に反射した明るい。そとに定植したレタスなどはこれ以上手を打つことはできない。ずれた不織布やポリを直して帰る。すでに雪が降ったポリはガリガリと凍っている。気温は10時半で-1.6度。朝はさらに数度下がるだろう。
 作物の耐寒力に期待して家に戻る。

アースデイマーケットちば開催、茄子の鉢上げ

2010-03-29 15:46:57 | Weblog
'10/3/28(日)
曇り 北風 max 9.3℃ 77% min 3.8℃ 48%

 アースデイマーケットちばの開催日。出店はしないが会場設営には行く。朝、薄日が差してきたのでハウスやトンネルを見回るなど行くのが遅れる。美香に送ってもらい9時過ぎに会場入り。竹テントを手伝う。今回は東京からルヴァンナチュールさんが出店。オーガニックワインの美味しいのが揃っていて、マーケットで一緒になるとワインを買わせてもらう。
 帰る前にルクールさんに立ち寄る。忙しそうな雰囲気が開店前の店内から窺える。バスで帰宅。お昼は持ち帰ったシンパカフェさんのお弁当を食べる。大豆ミートのチリソース丼。
 レタスの定植を予定していたが、気温が4度台と低く中止する。ハウス内で苗の鉢上げをする。バナナピーマンと千両茄子を全部で360本くらい。
 夜はマーケットで買ったワインを開ける。セパージュはあまり見かけないシャルドネとルーサンヌ。シャルドネは白ワインとしては単一品種として扱われることが多い。酸味が少なくぼたっと重いシャルドネは好みではないがこれはなかなか美味しい。オーガニックワインの良いところは沢山飲んでも頭が痛くならないこと。
 明日も天気は回復しなさそうだ。

レタスの定植始める、ミツバチが来訪

2010-03-29 07:54:13 | Weblog
'10/3/27(土)
曇り時々晴れ 南から北風 max 15.6℃ 84% min2.0℃ 31%

 苗の定植。午前中はキャベツ。トラクターで整地してから、管理機でベット、マルチがけをする。去年不足気味だったので、今年は少し作付けを増やした。トンネルに防虫ネットをほどこす。
 陽が出ると暖かいが、風は南風なのに冷たく感じる。陰ると肌寒い。陽の出る時間帯にはミツバチが菜の花に飛んでくる。このところの寒さでほとんど見かけなかった。暖かい時間は短い。体を花粉まみれにして忙しく飛び回る。瓜科の作物の開花の時にもたくさん飛来してもらいたい。
 午後はレタスの定植を始める。全体の1/3で3種類目の途中で終る。このまま晴れて朝を迎えると放射冷却で氷点下になる。曇りの予報だが風でずれたトンネルの防寒用古ポリを直しておく。

定植したキャベツやカリフラワーの晩霜対策

2010-03-26 19:33:11 | Weblog
'10/3/26(金)
曇り一時晴れ 北から東よりの風

 2日間続いた雨はやっと上がるが、空はどんよりとしたまま。土はかなり水を含んでいて重いが、定植したキャベツなどに防虫ネットをかけることにする。重い土が鍬にまとわり付いてやりずらくいつもよりは時間がかかる。
 午後、Sさんと美香はピーマンとパプリカの鉢上げをする。その間に防虫ネットをかけたキャベツやブロッコリーに霜対策用の古ポリを集める。夜の間だけ被覆して霜害を防ぐため。
 鉢上げのあとは更科の様子を見に行く。ベタがけやトンネルは問題なし。一部みただけにかぎり葉物は順調に発芽しているようだ。
 帰ってから霜よけポリを被せ所々風に飛ばされないように止める。朝晩のかけはずしが楽なようにごく簡単に止める。ポリがすぐずれてしまうような風が吹いているときは霜は降りないことがおおい。
 ストーブの割ってある薪が尽きてしまった。薪小屋の中のほうにある、ごく乾燥した細めの木を切り、斧で割る。チェーンソーで切っていると黄色いおがくずが出てくる木があった。レモンイエローのおがくずは湿った土の上で際立つ。なんという名前の木か分からないが気の断面はやはり綺麗な黄色をしていた。

胡瓜やズッキーニの鉢上げ、衣服整理

2010-03-26 07:42:33 | Weblog
'10/3/25(木)
冷雨 北よりの風 温度湿度未計測

 昨日からの雨は今日一日降り続く。ハウスでラジオを聴きながら鉢上げをする。
 ズッキーニの残りと1作目の胡瓜、パプリカを1箱。胡瓜は大きめのセルトレイに播いてあるが、本葉が出始めると一気に徒長が始まる。伸びすぎないうちに移植する。
 美香が衣服の整理をしていて、クローゼットに入れる引き出しを買いに出る。着ない服はリサイクルショップに持っていく。
 10数年前とは生活スタイルが激変。年間の大半を作業着で過ごす。洗濯しやすくシワになりにくい服がよい。

トマトとズッキーニ苗の鉢上げ

2010-03-24 20:35:11 | Weblog
'10/3/24(水)
雨一時みぞれ 北風 max11.1℃ 88% min 3.7℃(17:00) 67%

 朝から冷たい雨。しかも気温は上がるどころか下がっていく。昨日定植したキャベツなどはいきなり冷たい雨にあたってしまった。こんな日はハウスの中の仕事しかない。ちょうど鉢上げする頃合いの苗が増えてきた。培養土を外から運び、ふるいにかける。
 まずトマトを4種。発芽率は9割以上あり予定の苗が確保できそうなので一安心。サンマルツァーノ苗が比較的多い。2回目の播種苗の兼ね合いでどういう定植数にするか思案する。
 ラジオで視聴者の情報として、幕張辺りで雨にみぞれが混じっているとの会話が耳に入る。ハウスの天井を眺めると雨とははっきりと異なる粒上の固形がゆっくり滑り落ちてゆくのが見えた。温度計を見ると3度台。真冬並み。春は寒暖の変化が激しい。
 トマトの次はズッキーニ。これも発芽率は良好。歯医者に行くため100本ほど残して帰宅。
 美香は喉が痛く調子が悪い。ハウスの仕事とはいえ、体が冷え切る。生姜がたっぷり入ったスープスパゲッティを食べ温まる。

キャベツ、スティックブロッコリー、ロマネスコ、など定植

2010-03-23 18:50:15 | Weblog
'10/3/23(火)
曇り 北東の風 max 17.9℃ 84% min 5.3℃ 46%

 キャベツやブロッコリーの苗の根がセルトレイの中で巻き始めた。子葉が黄色く変色始める。早く定植しなくてはならないサイン。明日以降は雨が続く予報が出ている。寒い雨の日が続くが霜が降りるほどではないだろうから、出来る限り畑に定植する。
 トラクターで整地してから管理機でベットを作り、マルチを張る。スティックブロッコリー、ロマネスコ、紫カリフラワー、ミニカリフラワー、ミニキャベツと続いて植える。午後はSさんが数時間ヘルプしてくれる。
 管理機の爪をとめるピンが折れたのか、ベットを作るのに土を飛ばしている時爪が脱落してしまった。部品を手配しなくてはならなくなった。農機具屋さんは近くにないので面倒。
 ミニキャベツを450本ほど残して日暮れで作業終了。予定していた定植の圃場が微妙に足りない。2回目のスティックブロッコリーをどこかに作らねば、、、。残った苗は補稙用に取っておく。
 明日からは畑仕事ができなさそうだが、残った苗やレタスを早めに畑に植えてあげたい。
 

夏人参、ポワロー播種と休憩所修理

2010-03-23 07:27:09 | Weblog
'10/3/22(月)
晴れ 北から東よりの風 max 20.0℃ 51% min 1.6℃ 17%

 暴風で壊れた休憩所を午前中かけて直す。鉄パイプを組み、車のジャッキで屋根全体をあげる。最初鉄パイプの位地が悪くうまく屋根が上がらないので場所を移動する。角材の柱が動くようになったらそっとブロックの穴の上にもってくる。ジャッキを下げて支柱をブロックに納める。支柱が穴から抜けて本来より高い位置にある地面に乗っかっているので、支える鉄パイプの下もジャッキが下がった時のため穴を掘っておく。
 使った鉄パイプを追加して組み補強する。2×6材でも多少補強。屋根のトタンはかさ釘の打ち付ける数が足りなかったので追加する。
 柱の下敷きで壊れたテーブル台とベンチも直す。
 午後から更科の剥がれてちぎれたベタ掛けの不織布を張り直す。風の被害の後始末にはかなりの時間を要する予定外の作業となる。一部葉物は発芽始まる。
 その後は春播き夏人参、ピッコロ人参、ポワロー、九条葱、韮、下仁田ネギの播種。あらかじめ除草してあるベットに播種機で播く。葱や韮は苗で育成のあと移植する。すべて不織布で覆い発芽を促す。
 日暮れまで明日の定植作業の準備で、畑の耕運。

暴風の爪あと

2010-03-21 19:58:28 | Weblog
'10/3/21 春分の日
雨のち晴れ 南西の暴風 夕方北よりの風強い max 25.4℃ 92% min 12.6℃ 22%

 激しい風と雨が気になりで朝方の睡眠不十分。夕べの酒が頭に集中して残っている感じがして頭が痛く目覚めが悪い。カッパを着て畑に様子を見に行く。ミニ大根のトンネルだけが見事に吹っ飛ばされていた。他は大丈夫だった。
 小屋の休憩東屋が風で浮き上がり、柱がブロックから抜ける。一つの柱はテーブル板に乗っかっている。千葉市で最大38.1メートルの風が記録されたらしい。頭が痛い上にどうやって直すかこの状況を考えるとで頭痛の上乗せになってしまう。
 更科の葉物のベタ掛けは一部剥がれたがこの風でよく残った。
 午後からはミニダイコンのトンネル作りなおし。杭やマイカー線、巨大なヘビのように横たわる50メートルのポリ。ちぎれたベタ掛けを片付ける。傷んだものや発芽していないところを追い播きする。まだ西風がけっこう強く、ばたつくポリをなだめながら展張する。
 更科の様子をもう一度見にいく。ベタ掛けの直しは風がおさまるであろう明日以降行う。
 夕方ホームセンターに東屋修理のための単管などを買いに行く。