しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

トマト雨よけポリを撤去する

2009-08-31 08:20:23 | Weblog
'09/8/30(日)
曇りのち雨 北よりの風 温度未計測

 台風の刺激か前線の影響で雨が降り出す。どうやら台風は千葉を直撃しそうだ。今日はトマトの雨避けポリを外すことにする。そのままだとパイプごと吹き飛ばされるかもしれない。そうするとパイプは最悪の場合次に使うことが出来なってしまう。
 スプリングを外し、50メートルのポリを引き寄せたたむ。濡れているのでかなり重い。
 外にだしてある胡瓜やズッキーニの苗を軒下にいれ、育苗ハウスの苗に雨だれが吹き込んで土がえぐれないようにさらにネットをかけておく。同時にハウスバンドをかけて補強する。
 風雨で落果するかもしれないので採れるだけトマトは採っておく。この辺りの田んぼは稲刈り直前、風雨が激しいと倒伏してしまう稲もあるのではないかと思う。
 小屋とハウスを閉めて帰宅する。

台風が発生

2009-08-30 18:31:27 | Weblog
'09/8/29(土)
晴れ 南よりの風 温度未計測

 太平洋の南の海上に台風が発生した。どうやら関東に近づいてくる気配。台風はフィリピンの方で発生してややしばらくしてから東日本にやってくるものだとばかり思っていた。
 近海でいきなり発生して2~3日後には上陸なんて、心と畑の準備が整わない。いずれにしろ明日は畑の台風対策をしなくてはならない。
 作業は更科の春の葉物とじゃが芋の後をハンマーナイフで草の粉砕とトラクターで耕運。美香は人参の除草をする。
 春の葉物後は小麦を作ろうかと考えている。パンの小麦は自給してみたい。

更科の畑草刈

2009-08-29 19:28:26 | Weblog
'09/8/28(金)
晴れ 南風 温度未計測

 配達がないのですぐに作業に入る。更科の鹿島川沿いの畑の草刈をする。道路沿いの一部は2~3メートルにものびた野生化した菊芋やセイタカアワダチ草が緑の壁を作っている。刈り払機でなぎ倒すと風景ががらっと変わり広く感じる。茄子の支柱を挿しピーマンにとりかかる頃、暑さ我慢の限界に達して小屋に戻る。
 午後は野菜の栽培と販売を手がける業者がアポなしで来訪。少し話を伺い、パンフレットを頂く。これを読んでいろいろ思うところはあるが、ちゃんとした有機農産物を作り続けるということはそんなに簡単にできるものではないということ、それを理解して食べてくれる人が簡単には増えてはいかないということ。農の技術や斬新さで農業や食の未来は築けない。真っ当につくる地域や国の農産物を食し誇りに思う消費者と農民の気持ちが食のあり方を方向づけると考える。私にはいまのところこつこつと地道に活動するしかない。
 夕方は人参の草取りをする。
 そろそろ秋のズッキーニの鉢上げをしなくてはならない。まだ定植する畑も準備がととのっていないのだが、、、。

花オクラ

2009-08-29 06:33:44 | Weblog
'09/8/27(木)
晴れ 北よりの風 温度未計測

 追い播きした人参の発芽状況を確かめる。発芽はほぼ予想していたどうりで一安心。あとは生育が先のものに早く追いついてもらいたい。元肥は少なめなので除草していない所を済ませてから追肥をする予定。
 もらった種で今年初めて花オクラを作っている。食べるとた柔らかくふわっとしている。今年は数が少ないので販売するほどではないが、今後売るとすれば鮮度保持がむずかしいので売り方を工夫しなくてはならないだろう。
 作業は草の粉砕とトラクター耕運をする。
 午後はセルトレイへの種まき黒キャベツ、晩生のキャベツ、白菜など。小さな秋専用育苗ハウスはこれでいっぱいになる。

ツバメの旅立ち

2009-08-28 07:02:38 | Weblog
'09/8/26(水)
晴れ 風弱い 温度未計測

 美香は発送の準備をする。畑の施肥、ハンマーナイフかけ、耕耘など定植や播種にむけた畑作りを急ぐ。広げてあった防草シートをマルチのダンボール芯を使って片付ける。1本の長さ50メートルあるので丁寧に巻くと結構時間がかかる。ふと上を見上げると電線にツバメが多数止まっている。周りにも飛び交う姿が見られ随分集まっている。その止まっている様子がまるで五線紙の音符のよう。入れ替わり止ったり飛び立ったりしてしばらくの間そこいた。もうすぐこの辺りから旅立つ季節なのだろうか。餌場であった広い畑を名残惜しそうに眺めているようにも見えた。やがて一斉にどこかに飛び去っていった。
 午後千葉市に最近オープンしたらしいピッツェリアのスタッフが来訪。アースデイマーケットの実行委員のSさんのご友人ということで紹介を受けた。南イタリアの料理と石釜もピッツアを提供しているとのこと。近いうちに是非味わってみたい。

ウリハムシ大発生

2009-08-26 20:53:29 | Weblog
'09/8/25(火)
晴れ 風弱い 温度未計測

 レタスの種まきを追加して行う。発芽が今一な品種は播種する種の数を多くしてどんどん播く。予定する本数まで近づけなくてはならない。
 畑は草を刈り、粉砕して米ぬかを撒きうなう。草刈り機を振り回していると、草の中から僅かに残っているズッキーニの葉からウリハムシが舞い上がる。今年はまだ冬瓜が元気に青青しているので、ウリハムシは大発生中だ。おそらく天敵であろうシオヤアブも飛び回っているのだが、多勢に無勢。このまま増えると来年が恐ろしい。
 午後は旭の愛農に鶏糞をいただきに出かける。途中の田んぼは稲刈り間近いのか、畦の草刈する人が多い。多古を過ぎるともうすでに稲が刈り取られた田んぼもある。
 帰るとAさんは落花生の草抜き、美香は人参の除草兼追い播きをしていた。運んできた鶏糞は早速畑に散布。量は去年より若干少なくする。
 日暮れまでハンマーナイフモアで草を粉砕する。

久々の雨

2009-08-25 07:37:33 | Weblog
'09/8/24(月)
晴れ 日中雷雨夕方晴れ 風弱い 温度未計測

 以前から予定のある宅配を数件発送。作業は畑作りを急ピッチで進める。かぼちゃとズッキーニの後を刈り払機で草刈。草丈半分で切り倒して、残りは少し量が減ってからハンマーナイフで粉砕する予定。昼まで落花生の草抜きをする。かなり暑い中機械を振り回していたので体がオーバーヒートする。
 体が動かなくなり、食後夕方まで横になる。ゴロゴロ雷が鳴り雨が降り出す。雷嫌いのヴィーノを家に入れる。さほど激しく降ることなく乾ききった畑の土が雨で落着く。非常にありがたい雨だ。
 雨が止んだあと美香は畑に行き野菜の調整を続ける。4時を過ぎてやっと起きだして涼しくなったハウスの中でニンニクを選別する。
 

アースデイちば8月の開催

2009-08-24 06:06:52 | Weblog
'09/8/23(日)
晴れ 風弱い 温度未計測

 アースデイちば開催の日。今日は8月特例で晴れではあるが、きぼーるアトリウムでの開催となる。
 朝モロヘイヤなどを採り、少し遅めに会場に着く。車寄せではボランティアの方々がホテルのドアマンのようにサーっと近づいてきて荷物を運んでくれる。こんなにしてもらってよいのだろうかと思ってしまう。
 空調のほど良く効いた室内は快適であった。
 美香を会場に残して一足先に帰宅する。帰りのバスがなかなかこなくて意外と時間がかかる。帰ってすぐトラクターで畑の耕運。残渣が多いので、2度ロータリーをかける。
 草に埋もれ始めた落花生の草抜きをすこしだけやる。

トマトから種の採取

2009-08-24 05:55:46 | Weblog
'09/8/22(土)
晴れ 風弱い 温度未計測

 ムシムシする一日、収穫のときは草からあがる湿気で不快感が増す。配達とアースデイの野菜を採る。アースデイはトマトが主体となる予定。
 確保しておいた種取り用トマトから種を取り出し、器に入れる。明日までこのまま入れておく。購入している種も入手ができないこともあるので種取りしておくことにする。
 配達の準備が終ると美香は車で出発、私は畑のハンマーナイフかけをする。美香が帰ってから、明日のアースデイの準備を8時頃までする。

夏季の配達は休止

2009-08-24 05:44:10 | Weblog
'09/8/21(金)
晴れ 東寄りから南風に 温度未計測

 夏季の野菜セットの配達は今週で休止する。野菜はなんとかセットを組めたが、自然食品店などに納品する野菜が不足した。
 配達前にトウモロコシ後に米ぬかを播きトラクターでうなう。向かいの畑のソルゴーはトラクターに付けたモアでバリバリと粉砕していた。ここ数年緑肥を使用し始めているようだ。
 向かいの畑は斜面がきついため何も植わっていないと土砂が激しく流れる。地形が変わるほど土の流失や風食があるので、緑肥が常に植わっているのは好ましいことではある。