しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

茄子の圃場片付け

2014-02-27 09:10:44 | Weblog
'14/2/26(水) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ 南西から西よりの風

先日の朝日新聞の千葉版に有機農家の高柳さんや内田さん、流通の喜屋武さんらの記事が掲載されていた。
放射能と食に関するシリーズ。
有機野菜がいまほど注目されていない時代から、
長年作り続けてきた高柳さんと内田さんの言葉は重く響く。
今内田さんや高柳さんを含め、千葉で出荷制限のある野菜はない。
しかし千葉市では原木椎茸が未だ出荷制限がある。
少なからず影響はあるのだ。
有機農産物であるのに、
「安全ですというと嘘をついている気がする」と内田さん。
やりきれない気持ちになる。

誰かが、原子力発電は安全に使えば問題ないという考えを持つなら
廃炉や事故後すぐ人の手で安全に片付け、放射性廃棄物も人が安全に手で触れる物に処理できるような技術が可能になってからだろう。
事故後の原子炉の中がどうなっているのか、いまだに見ることすら出来ない現状では
そんな技術の実現など、お話にならないと思う人も多いだろう。

作業はブルーベリーの剪定続き。
堆肥施肥、耕運。
茄子の支柱、残渣片付け。
残渣はすこし根こぶが見られるので根ごと焼却する。

そろそろ温床の準備を急がねば、、、。





春の陽気のなかブルーベリー剪定、畑の準備続く

2014-02-26 08:23:41 | Weblog
'14/2/25(火) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ 南西から西よりの風

久々に日中暖かくなる。
春の予感のする、霞んだ空からの日差しが暖かい。
ずっと2月になっても1月の冷え込みを引きずっていた。

作付け準備に本腰を入れないといけないのだが、
なかなか心身を動かすエンジンがアイドリング状態。

美香は終日ブルーベリーの剪定。
天気が良いが、午前中は種の発注と剪定。
午後は堆肥散布と耕運の続き。

ブルーベリーは木の幹に虫が入り込み枯れる枝、
原因不明の樹勢の落ち込み、
などで木の本数や枝の量は減少が見られる。
もともと株間が狭かったので、少し少ない方が良いのかも。


雪で潰れたハウスがあちこちで

2014-02-19 08:29:19 | Weblog
'14/2/17(火) max ---℃ --% min ---℃ --%
曇りのち晴れ 北よりの風

畑の雪はほとんど融ける。
今残っているところは、林の影など日当たりがわるいところ。
こういう畑は冬作には向かない。
しかし猛暑の夏は涼しくてよいかというとそれは別で
陽の高さが違うので、変わらず暑い畑になる。

更科の畑2号にじゃが芋を作付け準備。
午前中に施肥。
午後うないにトラクターでむかう。
気の毒なことに雪で潰れたハウスが5棟くらいあった。
メロンなどをつくるかなり大きな鉄骨ハウス、
丈夫そうな40メートルはありそうなパイプハウスなど。

北風に向かう帰り道、体が芯から冷える。


まだ雪残る

2014-02-18 18:34:27 | Weblog
'14/2/16(日) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ 北よりの風強い

久々に晴れる。
晴れて風があるので、雪はどんどん融ける。
朝と夕方では、地面が露出した面積が随分違う。
八街方面では雪は畑に無いとの話を聞く。
少ししか離れていない地域で降雪量の差が随分あり、
千葉市は多かったようだ。

まだブルーベリー畑の下は雪。
剪定で立つ足が冷たい。



雪残りイマイチやる気起こらず

2014-02-15 18:55:09 | Weblog
'14/2/15(土) max ---℃ --% min ---℃ --%
雨のち曇り 南よりの風強い

深夜は雪がかなり降っていたが、
朝は窓を叩く雨の音で目覚める。

南よりのかぜに変わっている。

ぐちゃぐちゃとカキ氷が融けたような雪。
畑はまだ10~15センチくらいの積雪が残っている。

暖かい南風が雪面で冷やされるのか、理屈はわからないが
畑の広いところで、水蒸気が雪から上がり風に舞い
まるで気嵐のよう。
普通は冷たい空気に触れた、暖かい川の水などから水蒸気が立ち上がるの

だが。

作業小屋の中は、トタンの継ぎ目などから水が染み出し、
雨が降ったように濡れていた。
屋根に雪が残っているので、雨水がスムーズに流れていかないのだ。
割っておいた薪も濡れる、、、。

キウイが年末の凍結で傷みが進む。
ほとんど廃棄となるだろう。
大きな冷蔵庫がなければ、安定して保管はむずかしい。
外がマイナス8度以下になれば、掘っ立て小屋の中もおなじくらいになり
分厚い発泡の箱にいれていても、凍結する。
かといって、暖かいところにおいておくと、一気に追熟してしまう。
冷蔵庫を高いお金で購入するほど、収量のあるわけではないので
今季はできれば摘果をして、収量を減らし、大粒果実を増やし、
年始くらいには出荷しきる方向にもっていきたい。

作付けする品種の検討。
固定種、在来種で種取しながら作る品目を増やしたいが
採種という一手間が管理作業すらままならない状況の中
どこまで出来るのか、、、。

来週資材の発注するためのリスト。

いまいち気分がのらない。
雪が融けないとなにも手につかない。

ブルーベリー剪定しようにも足元が氷水に浸かった状態では
冷たくて集中できないので長時間は無理。
今日はやめよう。

2週間以上立ち寄っていない更科の畑を見に行く。
じゃが芋なんとなく予定していた畑はまだ雪。

玉ねぎのトンネルは雪の重みでぺちゃんこにトンネル枠が折れている。
ここで細いトンネル枠の弱さがでる。







千葉は再び終日雪が降る。

2014-02-12 17:56:49 | Weblog
'14/2/11(火) max ---℃ --% min ---℃ --%
雪 北よりの風

朝起きると外が白い、、。
雪が降っていた。
予想外の雪。
東京は降っていないようで、千葉県だけらしい。
ふわふわともうすでに10センチは積もっている。
外に出しっぱなしのトラクターの雪を払いのけシートをかける。
積もりながらも融けてはいるようだが
これで雪どけがさらに遠のく。

麹がこうざき自然塾さんからF通運で届く。
雪のせいか予定到着からかなり遅れていて、配達希望日をかってに書き変えている。

夕方まで雪は続く。
配達の味噌用大豆の準備を急ぐ。


枇杷の枝が雪折れ

2014-02-11 09:38:25 | Weblog
'14/2/10(月) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ時々曇り 北よりの風

畑に積もった雪は若干融けてはいるのだが、
見た目はあまり変化が無いように感じる。

雪の重みで枇杷琵琶の枝が折れてしまった。
太い幹が折れている。
葉が茂っているので、雪折れしやすいのだろう。
今年はやっと花が沢山咲いていて、
収穫の期待大だったのに、、、、。
売っている枇杷は大きくても水っぽくて味がしないが、
自家用の木で採れるものは小さいが甘く美味しいのだ。

通路をふさいでいた折れて垂れた枝を切り、軽トラックを小屋から移動。
途中雪にはまり、トラクターで引きだす。

大豆をとうみにかける。
麹はもうすぐ届くらしいが、雪で運送が滞っているらしい。
ヤマトのドライバーとは昨日今日話しをしたので、それ以外の運送会社だろう。
薪割り。
ブルーベリーの剪定。
夕方になると雪の上で足が冷たくなる。
雪に埋まった株もとのイラガ蛹取りができない。


千葉にしては大雪

2014-02-10 09:16:31 | Weblog
'14/2/9(日) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ時々曇り 北よりの風

今朝の深夜まで吹雪は続いた。
陽が上るとぽたぽたと木や屋根の雪から水滴が落ちてくる。

心配だったハウスは無事。
屋根に残った雪の厚さで降雪量がわかる。

生まれが雪国だから、このくらいでは驚きもしないが
雪に慣れていない千葉には大雪。
私は車は乗らないようにして、道の雪が融けるのを待つ。

トンネルは枠がだいぶ潰れたようだ。
夜は雨という予報をだったのだが、、、、、。
ここまでの積雪は予想以上だ。
ポリを下ろしておけばよかったが
その時はまあ大丈夫だろうと思っていた。
なにせ雨に変わるはずだったから。

畑は一面雪原。
しばらくハウス以外の野菜は収穫できない。

玄関までの通路だけ除雪。
近隣の方は、車が出せるように除雪している。
自宅前は車が通らない。
せめて歩く道でもと、トラクターを出して
道を往復し、轍をつける。

元気なのはすず。
雪に寒さを全く感じていない。

そういえば、実家で飼っている犬は、
朝マイナス10数度の雪の上で寝ていた。
恐るべき耐寒能力。
先日帰る時も、降る雪が体につもったままお座りをしていた。

消費税が上がる前に、トンネル枠を購入して補充しなくてはならない。
大型の3メートルくらいの大型枠も導入を考える。
この畑の冬は2重トンネルでなくては、
厳しい冷え込みのなか作付けするのは難しい。





母の葬儀から帰ると千葉は吹雪

2014-02-08 19:52:43 | Weblog
'14/2/8(土) max ---℃ --% min ---℃ --%
雪 北よりの風強い

母の訃報の連絡を義兄より受けたのは、2月4日
兄からすぐ帰ってきてくれと電話をもらった翌日の朝だった。

雪祭り期間中であったが、昼頃の飛行機の席が取れて
しばらく留守にするため、
薪割をして終わり次第自宅を出発しようかと思っていた矢先。
看取ったのは付き添っていた兄だけで、
親族は皆病院に向かう途中で間に合わなかった。

成田空港に向かう電車、
車窓を流れる、枯れ草色の田んぼをボーっと眺める。

千歳に義兄と叔父が迎えに来てくれていた。

仮通夜。
病院から自宅に帰り、
生きて寝ていると何も変わらないような姿の母の横で一晩過ごす。

翌日は、しばれた朝。
玄関の軒下の柱の温度計は
マイナス22.5度。
外を歩くと、雪が寒さでぎしぎしと軋む音を立てる。
鼻が息をするたびひくひくと凍りつくような感じ。

湯灌、納棺、町の寺の大きな施設で通夜。
母の兄弟親類、地元の人多く集まる。

翌日、告別式。
真言宗の住職に引導をわたされて、あの世の修行の旅に出る。

小さな箱に納まって自宅に再び帰る。
訃報から火葬までめまぐるしくことが進み
人の最期にあとに
残された者たちにあたえられた別れの時間は
心の整理をつけるには、あまりに短い。


千葉に帰った翌日の今日は
雪を連れて帰ったかのように
朝から雪が降る。
ポリトンネルに10センチくらい積もった雪を午前午後2回払い落とす。

昼頃から本降り。
予報では千葉は夕方から雨。
しかし、雨どころか吹雪いてくる。
トンネルは除雪した意味がほとんど無くなる。
夕方もうすでに20センチ以上は積っているだろう。
朝までにこの倍近くは積るかも、、、。


これだけ積もると雪融けはかなり先になりそうだ。








畑片付け続行中

2014-02-01 09:18:15 | Weblog
'14/1/31(金) max ---℃ --% min ---℃ --%
晴れ 西または北風

冷え込みが緩む日が数日続く。
やはり暖かいと作業しやすい。

畑の片付けを続行。
残渣や草などをモアで粉砕。

直菅でつくったトンネル枠置き場は
ススキが生えてしまい、どうにも使えなくなる。
菅を移動して、ススキを刈る。
すぐ横は隣地からの土砂くずれの土が溜まっている。
そろそろ隣地を使用しているスリランカ人に撤去を要請しないと、、。

胡瓜トンネルパイプのネット片付け。