しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

2色のズッキーニ

2009-05-30 21:03:38 | Weblog
'09/5/26(火)
曇り時々晴れ 風弱い 温度未計測

 さつま芋の準備があるので、更科にトラクターを持って行きしばらくそこに置いておくことにする。昨日は5時前から収穫したが、今日は少し遅れる。豆の収穫を美香にしてもらっている間に、トラクターで更科に向かう。トラクターにシートをかけて野菜を収穫して帰る。小屋で配達の調整を、残りのトマト定植の時間を作るため急ぐ。収穫したズッキーニの中に、面白いものがあった。半分緑で半分黄色のツートンカラー。まだらのものは良く見るがこれほどくっきりと分かれているのも珍しい。中もくっきり色が分かれていた。一本で2度美味しい。
 配達に出る前にトマトの定植を150本済ませる。帰ってから明日の準備として取り置きのズッキーの袋摘めをする。明日は天気が良さそうだ。

トマト2回目の定植

2009-05-30 06:29:27 | Weblog
'09/5/25(月)
雨のち曇り午後晴れ 温度計超不調 風弱い

 小雨は次第に止む。一雨ごとに畑に生え始めた草が緑の絨毯のように広がっていく。特に里芋畑は広く、メヒシバやアカザが伸び始める。管理機で中耕すればよいだが、この時期作業に他に待ったなしが多く、優先順位が低いのでいつも初期除草が手遅れになる。午前中は宅配の準備をする。
 午後はAさんとSさんといっしょにインゲンの支柱立て、青茄子の定植、トマト2回目の定植をする。インゲンはネットを張らず竹支柱だけに這わせる。トマトはサンティオと自家採取のアロイトマトを250本植える。後150本は明日に残す。活着するまではポリトンネルをする予定だ。土が乾いたままマルチをしたので、植え穴はかなり乾いた状態。いくらトマトとはいえ根が張るまでは、マルチの上から少し灌水しておくことにする。 

 

祝!アースディマーケット千ちば開催

2009-05-28 19:55:52 | Weblog
'09/5/24(日)
雨夕方曇り 風弱い 温度未計測

 定期開催するアースデイマーケットちばの記念すべき初回日を迎える。出発準備を整えるため小屋に行こうとすると、雨が降り始める。遠雷も聞こえ始める。雨天時のキボール開催が決定との連絡を受け、懸念であった竹テント設営がなくなり、用意していた補修用の道具入れを見つめ、少し気が抜ける。
 会場へは車で15分程度。到着はかなり最後の方だった。すでにスタッフの方が大勢集まっている。
 担当分けされたスタッフの方に荷物の運びを手伝ってもらう。自分で荷物を運ばないマーケットは初めてである。
 雨にもかかわらず人出は良いほうだと思った。何より会場の雰囲気が、とても初回とは思えないいい感じの空気に包まれていた。これは想定の範囲外でとても気持ちが良かった。途中インタビューなどをカメラの前で受けたが、あまり上手く受け答えができていない自分が情けない。
 夜は打ち上げの宴が近くの居酒屋で行われた。
 アースデイマーケットちばの立ち上げに参加しているものとして、無事スタートができて一安心。マーケットを千葉でと言う思いを持ち始めて約3年。人の出会いと熱い協力により実現に至った。
 今日はサポータースタッフのいきいきとした活躍ぶりに、逆に元気をいただいてしまいました。
 このマーケットに関わる人は、人のために、自分がしてもらうと嬉しいと思える行動を自然にふるまえる思いやりあふれる大人、そんな人間が群れている感じだった。
 いくら安心安全な有機野菜を作り、販売しようとしても、そこに関わる人が信頼できる人でなければ、それはただの商品でしかなくなる。
 作り手の想いと、食べる人の必要性や楽しみが重なって、人ならではの生きるための食が生まれる。
 マーケットを単に野菜や加工品の販売という場にとどまらず、海、里山、空気、水、街、健康、芸術、、、、アースデイマーケットちばという点から線になりどこかで勝手に繋がり、広がってもらいたい。
 それがオーガニックなコミュニティマーケット開催の求めるところではないかと思う。

あんのう芋

2009-05-27 20:41:00 | Weblog
'09/5/23(土)
曇りのち晴れ 南よりの風 温度計不調

 朝一であんのう芋の苗をさす。100本。マルチにだいたい30センチの間隔で穴を開けていく。竹の先を斜めに切ったものを使う。乾いているのジョウロで植え穴に水を少しだけかけて回る。さつま芋はあと紅東とパープルスイートロードを作る予定。紅東は自家苗も用意している。
 収穫調整している時、アースデイマーケットちばのIさんがサポーターの方をつれて竹テントの補修用の部材を取りにくる。購入必要な紐などの説明をする。
 出荷が終ると、ズッキーニの2回目、万願寺甘唐辛子、自家採取の青茄子、米茄子の定植をする。
 日がかげってきてから、明日のアースデイマーケットちばの野菜を収穫する。天気が悪そうなので収穫量を加減する。夜9時過ぎまで調整を小屋の中でおこなう。

白菜ができる

2009-05-27 05:28:43 | Weblog
'09/5/22(金)
曇り時々晴れ 南よりの風強い 温度未計測

 早朝から各畑を周り、野菜を収穫。ミニ白菜を初めて春播きしたものが、なかなかよい出来となる。春は苗が作りやすいが、生育中のアブラムシなどの虫害がしんぱいだった。今年は豆や雑草などに激しくアブラムシが付いたが、葉物や瓜類などにはほとんど発生していない。なんとも不思議である。
 の美香が配達する地域が増えるので、車に同乗してまわる。夏は特に早い時間帯にはお客さんが留守のことが多いので、どうしても遅くなる。

綱渡りの作業

2009-05-26 21:08:48 | Weblog
'09/5/21(木)
晴れ 南風弱い 温度計不調

 朝から宅配の準備に追われる。軽トラックで畑を走り収穫しまくる。野菜はズッキーニや玉ねぎが収穫でき始めて、品目揃えるのが少し楽になる。
 午後はAさんがトマトの誘引、Sさんはトマトの仮留めしていた雨よけのポリを展張してくれる。トマト仕事はまかせて、あんのう芋のマルチを張っておく。
 収穫出荷が始まると、野菜の管理作業がどうしても後回しになる。農作業はいつも綱渡り状態。その綱が危うく切れそうになると、お手伝いの方がスーッと来て切れそうな綱を直していってくれる。本当に周りの人々に支えられていることに感謝する。
 

トマトパイプのポリ張り

2009-05-23 06:21:12 | Weblog
'09/5/20(水)
晴れ 南東の風少し強い 温度計不調

 朝4時からトマトの雨よけパイプにポリを張る。無風の朝だと一人でも楽にかけられる。約50メートルのパイプに幅270センチ0.05のポリフィルムを広げて乗せる。両脇を引き、サイドをスプリングで仮止めしておく。約1時間強で終えて帰る。帰る頃に風がそよぐ。
 食後美香は宅配の準備、私は終日野菜苗の定植に向けたベット作りとマルチかけをする。昼過ぎに風が強くなり、仮止めしていたポリが一部が剥がれて鯉のぼりのようになびいていしまった。ちぎれてしまう前に、かなり慌てて直す。
 船橋のフレンチの料理人Sさんが久々に来訪。来年は独立する予定でいるとのこと。頑張ってもらいたい。
 夜はMさん夫婦が、自宅にホームページ作成の相談をしにこられる。忙しい私達を気遣ってくれて、野菜料理とお酒を持参してくれる。お酒は寺田本家の醍醐のしずく。これは日本酒を越えたお米のワインだ。どぶろくのような僅かな酸味と米を飲んでいるような自然な旨さ。ホームページの話もそこそこに楽しい酒宴となってしまった。

慌しい5月

2009-05-22 22:55:48 | Weblog
'09/5/19(火)
曇り 風弱い 温度未計測

 配達の収穫調整を午前中で終らせる。今日の内容は、ミニ大根、蕪、青梗菜、ロメインレタス、ルッコラ、マスタード、ラディッシュ、絹さやエンドウ、水菜、ミニ青梗菜、新玉ねぎ、ズッキーニなど。
 Sさんがトマトの雨よけパイプ作りを進めてくれる。午後は一緒にやり、あとはポリを張るだけに仕上げる。
 配達のあとにズッキーニ2回目のベットを管理機で作る。苗が待ったなしの状態のになっているので定植をなるべく早く終えたい。収穫と販売、作付け管理が立て込むこの5月は、もっとも慌しく忙しく感じる。

初夏の陽気

2009-05-20 05:36:21 | Weblog
'09/5/18(月)
晴れ 南風 温度max32.1℃ min18.6℃

 5月も後半に入り、日差しが強く南風だと気温がぐんぐんあがり、初夏の陽気になる。8時を過ぎると収穫する野菜はとたんに萎れだす。すぐに小屋に運び、水洗いして保管しておく。
 午前中は宅配の調整をする。Aさんは人参のスギナ抜きを終らせてくれる。夏人参が救われた。しかしピッコロ人参は発芽後土の中のなにものかに食われ、随分欠株がでてしまった。
 Sさんはトマトのトンネルを撤去してくれる。強い日光を浴びてトマトが気持ち良さそうである。その後支柱を差して、ポリを被覆するための直管やビニペットなどを準備する。まずは直感をパイプの中央に通す。
 日暮れまで美香は支柱をマイカー線で結び、私はパイプにビニペットを取り付ける。
 今週の雨の前に雨よけを完成させたい。

雨の日曜日

2009-05-19 19:53:04 | Weblog
'09/5/17(日)
雨時々曇り 風弱い 温度未計測

 雨の日曜日、だからといって特に何かあるというのではなく、雨の中配達のための収穫があるというだけ。調整を終えて、美香が配達にでる。
 午後はたいして畑仕事が出来ないと思うと、心身ともに弛緩してくる。Oさんが近々ある野菜のシンプル料理教室の打ち合わせに来る。小一時間話し合いをする。
 日本料理宮本さんが仕入れに来る前にハンマーナイフで畑の草を粉砕する。エンジンの調子が今一で予定の半分を終えたところでやめる。
 こんな日は早く寝て明日に備えることにする。