しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

葉菜類豊富になる

2020-11-27 20:24:31 | Weblog
'20/11/27(金)
曇り一時晴れ 北よりの風

11月は暖かい日が多かった。
そのせいか葉菜類は生育が進んで、
採れるものが多くなっている。
セットの品目に余裕が出てくる。
秋の一番良い時期といえる。
台風被害が無いと
こんなに違うのかとあらためて思う。



人参は7~8割の葉が黒葉枯れ病とヨトウ発生で無くなっていたが、
ようやく新しい葉が伸びてきた。
少しづつ大きくなってきているが
一時的に生育が止まっているので
形の悪いものが多くなっているかもしれない。



明日以降は寒波が南下するので
カリフラワーなどは
たたんだ不織布を戻して被覆しなくてはならない。

霜に弱いカリフラワーやレタスなどは霜に弱い。
収穫が終えるまでは軽い霜程度の冷え込みでいてほしい。



硬化病のヨトウムシ多い人参畑

2020-11-03 21:35:25 | Weblog

'20/11/3(火)文化の日
雨のち曇り 北よりの風

大根はサルハムシやネキリムシの被害が少なく生育している。
生育は若干遅れ気味で、この先に寒波到来が早くなると
十分肥大しないのではないかという心配がある。





そら豆は発芽してきた。
定植はまだ先になりそうだ。



今年の人参はいっそう残念な感じになっている。
黒葉枯れの他に葉の食害が多いと思っていた。
虫の姿を確認できずにいたが
枯れた葉と茎が目立つようになってきたら
虫の死骸がたくさん現れてきた。







調べるとどうやら昆虫病原糸状菌による硬化病で死んだヨトウムシらしい。



ちょっとびっくりするぐらい数が多い。
どうりで随分葉がくわれて茎だけになっている人参が多い。
そのうえ葉枯れで見るも無残。

今まで害虫はアゲハチョウの幼虫くらいだったが
これほどヨトウにやられるとは、、、。
アゲハの幼虫は硬化病にはかかりにくいのか
いまだに葉を食べている。



だがどうして一斉にヨトウムシが病気にかかったのだろうか。
黒葉枯れのカビを食べたからか、
枯れ落ちた葉が多いので、VS34の微生物資材を蒔いたせいか、
よくわからない。



3年に渡り冬人参は不調。
春夏人参のほうがよくできるようになってしまった。

この先少し新葉が伸びてきて
人参が太ることを期待したい、、。










人参に黒葉枯れ病広がる

2020-10-23 06:52:08 | Weblog

'20/10/23(金)
曇り 北よりの風

曇りや雨続きの10月。
とうとう人参の黒葉枯れ病が
広がってしまった、、、。



太陽熱処理や肥料はボカシと気を使ったのだが、
一気に圃場全体に。
太くぷりぷりな人参は
期待できない。
細いものが主体になるだろう。

病気はここ2年前くらいから。
人参は発芽すれば
ほぼ成功と考えていたが、
この畑の場合そうでもないらしい。

来年は潅水の都合があるが
大きく圃場を移動しようと思う。

新しい鉄塔の畑の
葉物類は順調。
虫も少ない。
一部アブラムシがでているとこもあるが
サルハムシがいないのが
本当に助かる。



台風対策で大根、ネギ土寄せ

2020-09-23 08:19:26 | Weblog
'20/9/22(火) 

曇り 北よりの風

台風が近づいている、、、。
コースが去年の被害のあった台風と似ているのが気になる。

ハウス横の小さな一角に肥料を入れて耕運。



台風の風対策で大根の土寄せ。
これは三角ホーで寄せる。

ネギも折れないように深く土寄せする。
これは研修Kさんが管理機で。
他の畑のネギは鍬で寄せる。



昨日蒔き忘れた
コールラビをセルに播種。

新しい畑の遮光ネットを回収する。

人参の間引き。
始めてまもなく雨で中止。






レタス定植1回目、これはアライグマの足跡か?

2020-09-17 06:57:05 | Weblog

'20/9/15(火) 

晴れのち曇り 東よりの風

冬野菜予定地でまで未施肥のところがある。
堆肥や鶏糞などを散布する。

そのあと昼までにOさん宅から
もみ殻を畑に運搬。

午後はレタスとチコリの半分を定植。
苗が軟弱に育ってしまった、、、、。
定植できたが、今後の気温の上昇や日差しが心配。
暑くなる日が今週あるようだ。
その時は遮光を施す予定。



植え付けるマルチに何者かの足跡。
この畑近辺も餌を与えられている野良猫が多く、
生分解マルチの上を歩き回り穴をあけているが、
猫とは大きさも方たちも違う。
しっかり5本の爪がみえるので
アライグマではないかと思う。



新しく借りた畑も猫とアライグマが歩き回っているようだ、、、、。

施肥部分を耕耘、マルチを一本張る。




苗に潅水遮光したらすぐに雨になる。

2020-09-10 18:07:26 | Weblog
'20/9/10(木) 

晴れ一時雨のち曇り 南よりの風

苗の定植はキャベツやブロッコリー、白菜などは
ほぼ終える。
あとはレタスやチコリ、播き直しの品目など。
ここ数日の真並みの猛暑に
植えた苗は耐えてくれるのだろうか、、。
今は育苗ハウスの空きスペースが増えてきた。



これからは露地の葉物播種や玉ねぎ、にんにくの植え付けや
畑の片づけなどが待っている。

日差しが強くなり、気温が上がる。
昨日植えたカボロネロと芽キャベツのトンネルに
潅水と遮光ネットを施したら
雨となる、、、。
すぐ止むと思ったらまあまあ長く降る。



わずかにあるトマトの収穫は中断。

昨日から続いていた、
作業小屋の子猫問題で疲れていたので、
帰宅して休む。
美香は用事で出かけたが、
私はとにかく何もしないで、
ギターなど触ったりして
体を休める。








ピースオクラ

2020-08-15 16:43:37 | Weblog
'20/8/1(土) 

晴れ 南よりの風

猛暑が続く、、、。
先日は夕立で強い雨の期待があったが
草を濡らす程度の傘要らずの小雨。

午前中は配達の収穫調整。
昨日から研修Kさんはお盆休みを取ってもらっているので
2人での作業。

野菜は全体的に収量は落ちる一方。
きゅうり、トマト、ナスが来週はどうなるか、、。
茄子は梅雨明け後、葉数が増えてきて花も咲き始めた。
少しは上向く可能性があるが、
きゅうりは終わるだろう。
トマトも厳しい感じ。

茄子の潅水続き。

午後は太陽熱処理していない人参畝の除草を予定していたが、
あまりの暑さに断念して、農業資材店に行く。
その間美香はやめておけばよいのに草取りをしたようだ!

苗に水やり。
キャベツ類は今のところはほぼ順調。
しかし暑くて白菜やレタスを播く気になれない。
あまり遅れて蒔くとちゃんと結球しないので
来週早々にも蒔こうとおもう。

いったん気温が下がるまで自宅に戻る。

最近の面白い野菜。

ピースオクラとフック付きオクラ





カタツムリオクラ


綺麗に半分だけ赤くなるパプリカ。



フックはよくあるが、これは結構しっかりとした深いフック。
ピースオクラは初めて発見。
オクラでくっついて成っているのは珍しいと個人的には思う。














人参発芽早い、秋冬野菜育苗開始、やはりアライグマがいる

2020-08-02 07:07:08 | Weblog

'20/8/1(土) 

晴れ 南よりの風

ようやく梅雨明けした。
1か月以上曇や雨の日が続き、
夏野菜は悲鳴を上げ始めている。
病気や成りが止まり、この先の出荷が
ちゃんと出来るか不安。

キュウリは終盤。


茄子は葉が落ちている畝がある。



先週の日曜日雨の合間を縫って
人参の播種を始めた。

太陽熱処理のポリの間の通路や
穴が開いていたところに雨水が入って
固く落ち込んだところがあるので
一度耕耘しようと決めて
トラクターを走らせた。
予定地の斜面の下のほうで
トラクターが土にぬかり、通路に脱出できなくなる。
幸い前輪は通路に出ていたので
後輪の周りを掘って、何とか脱出することができた。



秋雨の時はよくぬかるんだ場所で
何回もこんなことがあったが、
梅雨時期にこうなるのは初めて。
雨量が例年より多いことが実感できた。

強い雨が降るようなので
たたかれないように
不織布を張っておいた。



程よい湿りと気温で
人参の発芽は早かった。
紫人参や後から蒔いた白人参などはまだ発芽していない。

配達準備の後
美香はトマトの脇芽整理など。
ブルーベリーや梅雨の雨などで
作業できなかった期間が長かったので
かなり木は暴れている様子。



各所耕耘。

秋冬野菜の苗つくり開始。
今日は
ミニカリフラワー2種。

スイカに巡らせた電気柵の線が
草に触れていたので
いったん通電を止めていた。
するとちゃっかり何個か
食われていた。



アライグマだろう。
やはり周囲を徘徊しているようだ。
お隣の家庭菜園のトウモロコシは
ほとんど食べられてしまったそうだ。
梨や桃も被害が出ているとのこと。






梅雨の嵐で作業中断

2020-07-08 19:15:14 | Weblog
雨 南よりの風

先週に見た週間予報の晴れマークは消え
しばらく梅雨が続く予想にいつの間にか変わっていた。
今年の梅雨は風が強いのがいつもの年と違う。

朝から雨は降らなかったので、
新たに借りた畑を
美香が耕運しに行く。
草が出始めていて、
先日メヒシバなどしつこい草だけ刈っておいた。

キュウリなどを収穫。

VS科工の営業のTさんが研修のKさんに会うため来訪。
いろいろな説明を受けていたようだ。

Sさんがきて一緒にじゃがいも収穫。
晴れ間もちらほら見えて、午前中めいっぱいできるね、と話していた矢先に
突然天候が急変、雨になる。中断。

止んだので再開。
すぐまた降り出す。
台風が来たかのような嵐になる。
トマトの雨よけパイプがいつ飛んでもおかしくないくらい強く吹き荒れる。
トマトを植えた場所が畑の西の端で
周りの木々に近いせいか
被害はなかった。
千葉市で30メートル近い風が吹いたようだ。
大丈夫だったのが不思議なくらいだ。

あきらめて今日の作業はなしにする。
梅雨時は思うように作業がすすまず、ストレスが溜まりそうだ。

畑の野菜はキャベツなど春野菜は終わり、
キュウリ、ナス、トマトなど夏野菜が主体になる。



パプリカ、ピーマンがたくさん採れだす。





小さ目のセロリが採れている。
作型を春播きにしたら
なんとか収穫に至った。
秋冬採りは真夏に生育させるのがむずかしく
いままで作れたことがなかった。
梅雨明けまでに収穫を終える予定だ。


スイートコーンコーンは電気柵でアライグマ被害なし

2020-06-20 06:26:00 | Weblog
'20/6/19(金) 

雨 北よりの風

先週から梅雨入り。
今日は終日やや冷たい雨が降り続く。

トマトは少し葉カビが出てくる。

出荷品目はレタス、葉物が終わりになり、
茄子、ピーマン、インゲンなどが採れ始める。
茄子の1作目は病気っぽい感じで、
あまり多くの収量は望めそうにない。
2作目のほうは今のところ健全。

前日から採り置いた野菜を調整。
雨脚が弱まった11時頃から
スイートコーン、オカヒジキ、キュウリなどを収穫。



スイートコーンは電気柵の効果で
アライグマの被害はない。
箱ワナを設置しているが
いるような気配はない。
アワノメイガの食害は多い。
毎日、チェックしているが
それでも3割ほどはどこかを食害されている。

午後は美香が雨の中ブルーベリー収穫。

発送の野菜を仕上げて翌日のブルーベリー箱詰め。