しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

左手で剪定

2008-03-05 21:04:37 | Weblog
'08/3/5(水) 啓蟄
晴れ 北風  温度max15.0℃ min2.6℃

 二十四節季の啓蟄を迎えるが、まだ虫が活発に動く気候ではない。乾かしているボカシにはどこから来るのか、でっかい蝿がたまに止まっている。蝿は嫌気性の発酵が進んでしまうと多くたかるようだ。乾きだすとほとんど寄ってこなくなる。
 まだ右手は力強く握れないので、左手でブルーベリーの剪定を行う。品種はデキシー。苗木の時から他の品種より一番大きいものだったので、一番株立ちが大きくなっている。このくらいの大きさになってくると、剪定のし甲斐がある。美香が草取りから帰ってきた16:00頃には30本くらい終える。
 いったん家に戻って種の準備をしてから、ハウス内で播種。半結球レタスのまき直しを、新しい種でする。一年前のものをメネミルで発芽チェックしていたのだが、土の中では発芽力が弱かったらしい。ミニカリフラワー、水茄子とまいたところで、手先が見えなくなった。他に予定していたものは明日に持ち越し。
 電熱マットの温床スペースが不足気味。今年1枚追加しようと考えたが、なんとか回せると思い、購入しなかった。やはり必要なので、明日買いに行こうと話し合う。しかし天気予報がこれからだんだん暖かくなると言っているので、購入はやめることにする。発芽したものは無加温でなんとかいけそうだ。

申告書提出

2008-03-05 20:54:14 | Weblog
'08/3/4(火)
晴れ 東よりの風 温度max16.4℃ min0.9℃

 前日の大豆の脱粒で重い棒を振回したためか。右手の指を曲げると痛くなってしまった。力仕事や細かい手作業が無理なので、この機会に税金の申告書を提出しに行く。今日は軽トラックで出かけ、100円パーキングに停めて用事を済ます。申告が済んだら、パン用の「白神こだま酵母」を買うため千葉駅北口の「おおくら」という店に寄る。美香から頼まれたバニラエクストラクトも店員さんに頼んで探してもらう。その後は修理の終わったCDプレイヤーを取りに電気屋へ。慌しく受け取って、ホームセンターで雨といの取り付け部品を買い、やっと帰宅。ハウスのボカシは乾き始める。
 午後は霜で草が浮き上がってきた畑をトラクターで鋤きこむ。右手が使えないので、ほとんど左手で操作する。冬は草など残渣の分解が進まない。暖かくなると一気に微生物が動き出し土に戻ってゆく。このところ雨がほとんど降っていないので、畑はやや渇き気味。途中久々にIさんが畑にやって来て、人参を買っていただく。トラクターをかけながら、畑の周囲を見ると、周りからのゴミが北風でたまっている。見苦しいのでゴミ袋を持って回収する。人のふりみてわがふり直せというように、自分も人の迷惑にならぬようにしなければと思う。

大豆脱粒

2008-03-05 20:44:37 | Weblog
'08/3/3(月)ひな祭り
晴れ時々曇り 風弱い  温度max18.3℃ min-1.8℃

 温床のピーマンの地温が20℃を超えていて、一安心。レタス類は発芽し始める。
 今日は大豆の脱粒作業をする。美香は草取りを続けたいようだったが、温床のあるハウスの真ん中に脱粒を待っている大豆が横たわっていて、気になっていた。苗に最深の注意を払わなければならないのに、毎日の灌水作業も大豆を気にしながらだったので、やりづらかった。
 からからに乾いた大豆のサヤを棒で叩いてからふるい、唐箕で風選するという手作業。ワイン箱2つの量をやるのに夕方までかかった。小糸はきれいなうぐいす色。タマホマレは収量が少なかったが今年まく種は確保できた。自家用の味噌と種の分をとるとほとんど残らず、販売はできそうにない。去年は機械を借りてやったので楽だった。でも仕上がりは手作業のほうがきれい。
 1日で終らそうとかなりハイペースでやっていたので、体にこたえた。マスクはしていたがそれでも埃を吸い込み、喉と鼻と目が風邪をひいたようになった。こんな日は早く寝るに限る。