しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

栗のペーストつくる

2015-02-27 07:06:49 | Weblog
'15/2/26(木)  
雨り 風弱い

朝から弱い雨。一日降り続く。
作業は休み。

氷温で保存してあった栗を蒸す。
スプーンで実の中を出して、フードプロセッサーにかける。



30%の糖分を加えて煮る。熟成しているので栗自体の糖度が上がっている。
結構時間がかかる、、。

瓶詰めする。
残りは冷凍。

去年栗の木は日陰の原因になる枝をかなり切ったので
今年の終了は少ないだろう。

成形外科、ホームセンター。

温床資材で安く良いものを見つける。







ほうれん草はヒヨドリに

2015-02-26 08:56:43 | Weblog
'15/2/25(水)  
曇り 風弱い

ここ数日間朝の冷え込みは弱く霜降はない。

暖かくなり小さかったほうれん草が大きくなるかもと期待していたが
ヒヨドリについばまれて葉先がぼろぼろだ。

不織布を掛けた畝はほうれん草があることに気付かないようだ。



温床の準備をするが、電熱マットの上を平らにして
水はけを良くして、水溜りができないようにしたい。
マットの上に乗せる何か良い資材がないか検討中。

ブルーベリーの剪定は後半に入っている。
今年は美香が全部剪定するかも。



午後平和幼稚園の農園ではじゃが芋植え付けの準備。

Sさんくる。
畑に堆肥のしと耕運。

日曜日は千葉市内の割烹駿河で行われる
IBA IBA marche
なるものに参加する。
野菜が少ないのでジャムやピーナッツペーストなども並べる予定。
夜はブルーベリージャムを仕込む。












人参、大根などの圃場準備、ズッキーニロマネスコ

2015-02-25 08:20:03 | Weblog

'15/2/24(火)  
曇り 風弱い

昨日は4月上旬の気温。
暑くなり畑で重ね着を脱皮した。
久々にヴィーノを畑に連れて行った。





温床の準備途中まで。

人参、ミニ大根、蕪類の圃場に施肥と耕運機。

少しずつ頭が作付けモードに切り替わりつつある。
身体はまだ肩の痛みが続き、動きに制限があるが、、、。

郵送の種が届き始める。
今年は縞模様のズッキーニを復活させる。



何年か前に作ったが、成りが悪かった。
フランスの種だった。
今回はロマネスコという品種。
ズッキーニは丸いのより長いもののほうが料理に使いやすい。

スギ花粉が飛び始める。
杉に囲まれているような場所なので直に花粉が降りかかる。
鮮度抜群。
私は飛び始める頃だけに目のふちが痒くなる。










アブラナ科野菜とう立ちの季節に入る

2015-02-23 07:59:24 | Weblog
'15/2/21(土)  
晴れ 風弱い

じゃが芋予定地に施肥。



フェンネルを植えた部分は一部うなわないで残しておく。
春には芽が出てきて収穫できる。

畑やハウスに残っている野菜を収穫。
明日はアースデイマーケットちばに出店する。

アブラナ科の野菜はそろそろとう立ちの季節。



花芽がぐーっと伸びてくる。
野菜も植物、花を咲かせて種を実らせるまでが本来の姿。



葉の緑色が、少し青みがかってくるとその予兆だ。
夜間の冷え込みが弱くなると、一気に花畑化していく。

野菜として収穫でできなくなるが、花芽が採れる。
花開く前の花芽は美味しい。





堆肥搬入

2015-02-20 08:11:20 | Weblog

'15/2/19(木)  
晴れ時々曇り 北よりの風

自宅はバルコニー工事。

植物質堆肥搬入。
ダンプで3台。

ハウスの温床準備のため葉物後を草など刈均す。
イタリアンパセリはアブラムシが付いてしまった。
苗などに移るのを防ぐため刈り取る。
冬でも蟻が活動していて、全体に広がってしまった。
根が残っているのでしばらくしたら出てくるだろう。

ブルーベリー、キウイ剪定。

遅れていた男爵の種芋届く。

午後Sさん。

アスパラ後の防草シートなど片付け。
アスパラの畝の土の中は
ものすごく太いヤブガラシの根が縦横無人に走っている。

麹第一弾がこうざき自然熟さんから届く。








春夏野菜の種発注

2015-02-18 08:19:40 | Weblog

'15/2/17(火)  
曇り時々雨 北から西の風

雨で畑の作業は無し。

美香は確定申告の書類仕上げでパソコン仕事。

促成栽培気味にトンネル資材を使い春野菜を育てていて
通年出荷している有機農家も多い中
うちはまだこれから種まきの温床でも作ろうかというところ。

ゆるやかな谷状の南向き斜面の私の畑は盆地のようで、
春でも夜間冷気が溜まり、恐ろしく冷え込む。
あまり早い作付けは霜降がきつく失敗してしまうことが多い。

とはいえそろそろ種を準備しなくては、、、。

朝早く駿河の女将が野菜を受け取りに来訪。

在庫の種の点呼。

ハイ次は小松菜さぁ~ん居ますね~


などと明るく在庫確認する余裕はないほど作業小屋の軒下は寒い。
急いで紙に書き出し自宅に戻る。

種苗メーカーや自然農法種、輸入種など必要なもの、作付けやめるもの
などチェックして発注。

更科の畑がない分、うまくある畑でまわしていく必要がある。
遠くに行かない分、管理作業などが充実させることができるかもしれない。



アスパラガス断念

2015-02-16 07:47:49 | Weblog
'15/2/15(日)  
晴れ 北から西の強風

小屋の近くに植えたアプリコットが数年前に
1本枯れた。
台木だけが生き残り芽を伸ばしていた。
何を台木にしているのかまったく分からなかったが
今年花が咲いた。



どうやら梅の仲間らしい。
しかし咲くのが早くもう半分くらい開いている。

アスパラガスを少々作っていたが、今年で作るのはやめる。
理由は夏から秋の除草が間に合わないからだ。
夏に草に覆われて手のつけようがなく枯れる。

数百本という数でたいした本数ではないが、
他の出荷作物との除草の優先順位が常に低くなってしまう。
なにせ春の一時しか収穫できないのだ。
春夏秋冬の草に対応しなくてはならない。

防草シートを畝間に広げたり
春先はこまめに除草していたが草の勢いにはかなわない。
オオマツヨイグサ、ヤブガラシ、スギナ、メヒシバ、、、、。

枯れた草からフラワーネットを撤去。



明日は草を処理する。

北海道の兄はアスパラガスを有機栽培で今年から出荷するようだ。






つかの間の春の陽気

2015-02-13 07:46:24 | Weblog
'15/2/12(木)  
晴れ 北よりまたは南よりの風

冬型の気圧配置がゆるみ春を予感してしまう陽気。

春は景色が霞む。
空の色は冬のクリアーな青ではなく
透明度が低いガラス越しに見たような、ぼんやりした青。
また明日から寒くなる。
つかの間の春の陽気。



美香はブルーベリー剪定。

久々に五十肩治療で整形外科に行く。

レーザーなどの器具をあてて、シップを処方してもらう。

キウイ剪定、薪割り。

レストラン出荷の準備。

2月のカレンダーはちょうど1週間の段が
4段にすっぽり収まる。
日曜から始まり、土曜で終わる。

、、、なんか2月の短さを視覚的に感じる。
暖かくなる前に色々済ませておかなくては、、、。




更科畑最後の耕運作業

2015-02-12 08:07:02 | Weblog
'15/2/11(水) 建国記念の日 
晴れ 北よりの風

更科に借りている畑は、今日耕運して返却。
10年くらい借りていたが、ここ数年、震災後あたりから
作付けの頻度がへっていた。
草を生やしている期間が多くなり、近隣にあまり良い印象ではなかったはずだ。

耕運しながらここでの色々な出来事を思い出す。



借りてすぐ植えた南瓜が300本ほどが1個も実らなかったこと。

連れてきていたヴィーノが行方不明になり3日間捜し歩いたこと。

本や雑誌の取材。

農業教室。

捨てられていたずずが美香の走る軽トラックを必死に追いかけてきたこと。

鹿島川沿いの畑は、田植え前の田んぼの水に映る
周囲の風景がきれいだった。

てなことを思っているうちに昼を大幅にすぎてしまう。
ちょうどきていた地主さん親子にご挨拶する。

何度もトラクターで走った田んぼの道も走り収め。



離れた畑は天候を見ながら作業のタイミングを計らなければならない。
他品目ゆえに、沢山の作付け適期を、日々の出荷の合間に合わせる。

今日しかないという更科の作業日が、悪天候だと作付けのリズムが狂う。
待っていると草が生えたりして、一からやり直しになる。

手間の多い作物は遠いところでの作付けは敬遠してしまうのだ。
そうなると全体の畑の作割が偏ってくる。

作業従事者が少ない農家の他品目栽培は
畑が近いほうが断然まわしやすい。

久々にお客さんのOさん来訪。

剪定、支柱の片付けなど。




畑耕運開始

2015-02-11 07:47:21 | Weblog
'15/2/10(火) 
晴れ 北よりの風

今日と明日くらいが寒さの底となるのだろうか。
今季2~3番目くらいの厳しい冷え込みとなる。

畑に野菜を受け取りに来る方数件。

美香はブルーベリーの剪定続ける。
品種が変わりブルークロップ。
クロップは根元からのシュートがそれほど沢山は出ないが
樹勢が強い品種。
しかし去年私の剪定が弱く、成らせ過ぎた。
勢いが少しないようだ。

畑の作付け準備開始。

去年は雪で覆われていて作業できなかったが、
今年は耕運ができる。
植物質堆肥を十数トン注文する。
畑に十分なだけの量を自作するのは今の作業環境では無理。
今までの自家堆肥は必要な量の数分の一しか作れなかった。
費用は自作よりはかかるがやむを得ない。

午後Sさん。
茄子ピーマンあと地を片付け、残渣は焼却。