しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

ボカシの温度が下がる

2018-01-29 08:10:51 | Weblog

'18/1/28(日)

晴れ 北よりの風

ボカシを作り始めて1週間ほどたつ。
積む高さを上げると、温度が上がりすぎる。
低くしてみると大丈夫かなとおもうほど温度が上がらなくなる。
微生物の気持ちになるのはなかなか難しい。

夜間気温が氷点下で冷え込むので保温で不織布を被覆すると
50度以上になってしまう。

結局温度が上がり過ぎないように切り返して低く積むと
乾いてきて温度が上がらなくなってきた。

昨日は朝切り返しの時、アンモニア臭が少し出るようになった。
以前作っていた時よりは随分マシだ。
あの頃は匂いがひどかった。
水分が多すぎたのだろう。

今朝はアンモニア臭はほとんど無いが、
水分が抜けてきて、さらっとしてきた。
もうこれ以上温度は上がらないと見て
あかきん投入することした。
昨日から厚手のブルーシートを何枚かしいて広げたので
切り返しは楽になる。

ブロッコリー畑は粉砕して堆肥を入れ耕運する。
スイートコーンを予定する。

午後は温床の保温の敷物にする
断熱材や小屋修理のパネコートを買出しに出る。

水道の蛇口の鉄管が
つなぎ目で水漏れしている。
凍結で白いパッキンのテープがはみ出していた。
修理しなくては、、、。











ボカシの温度調整

2018-01-26 07:49:13 | Weblog
'18/1/25(木)

晴れ 北よりの風

ボカシは夜中50度を少し超えるくらいまで
温度が上がっていたことがことが記録でわかった。

朝方に冷え込みで畑に行ったときは48度。
この冷え込みでも温度は上がりすぎてしまう。

菌のコロニーが白く固まりになっているものが
表面に見られる。

早速切り返しをする。
切り返し直後は温度が少し下がるが
すぐに上昇し始める。

切り返しで温度を長い時間下げることはできない。
山の高さを低くして放熱させるしかない。
これ以上高くするとあっというまに50度を超えそうだ。

高さを調節して40度前後をキープできるようにする。
しかし山の中心と端では温度に差が出る。



夕方5時半で気温は1度。
夜の冷え込みが厳しいので
不織布をかけておく。
そのときは42度近くになっていた。

この山の高さで明日まで温度が保てるか、、、、。


ボカシ最初の切り替えし

2018-01-25 07:53:22 | Weblog

'18/1/24(水)

晴れ 西よりの風

葉ダニが増えてしまったベビーリーフは片付ける。
モアで粉砕して、トラクターで耕運してダニごと土に鋤き込む。

出来たスペースに厚めのポリを敷いて
ボカシの切り替えし場所を確保する。

雪対策で片側にはがしておいた葉物トンネルの不織布を元に戻す。

種の在庫チェック。
発芽試験したいものは別にしておく。

午後はボカシの温度が上がってきたので切り返しをする。
研修Sさんが持ってきていたデジタル温度計を借りているがとても見やすい。



温度は40度を少し超える。

朝28度辺りだったので4時間で12度くらい上がった。
ハウスの温度も高くなったので勢いがついたのだろうか。



スコップを入れると軽く湯気が上がる。
刺激臭や腐敗集はなく、外からハウスに入ると
ほんのりと甘酸っぱいような匂いを感じる。

依然作った時より水分は少なめなので
幾分さらっとしている。
握るとまだ固まりになる。

ばしょによって固まらない部分があるので
そこだけ水を足す。

切り返し後はハウスの温度が下がりだしたのも影響してか
温度の上がりはしばらくの間ほぼ止まる。

雪積もるが早く消える

2018-01-24 07:36:53 | Weblog

'18/1/23(火)

曇りのち晴れ 南よりの風

前日午後から降り始めた雪は
夜の9時ごろまで降り続く。
夜中まで降り続くかと思ったが
意外と早く止み、積雪もさほどではなかった。

畑は一面雪。



すずは興奮したように走り回る。



ボカシの温度を確認。
まだ温度が上がる気配はなし。



特に畑でやることはなく、
自宅で大豆の選別などをする。

南風が強まる。
日差しもあって雪解けが早く進む。
数日は雪が残ると覚悟していたが
夕方にはほとんど消えた。



前日に準備しておいた
先週休みの隔週のお客さんに配達。
道路は今朝の雪はほとんど残ってなく
普通に走れて良かった。





ボカシ肥料作り

2018-01-22 17:54:06 | Weblog
'18/1/21(日)

晴れ時々曇り 北よりの風

ボカシ肥料を積み込む。

久々である。
数年ぶり、、、最後に作ったのを覚えていない。

ハウスに厚めのポリを敷く。

材料はコンパネを敷いて
その上で混ぜ合わせる。

圧搾菜種油粕
魚粉
カニガラ(カナダ産)
醗酵鶏糞
米ぬか
ゼオライト
籾殻くん炭

醗酵資材はVS34

ゼオライトとクン炭以外で約500キロ。

コンパネの上で4回に分けて混ぜ合わせる。
水分は全体の25%くらいが適当とのこと。



最初はジョウロで量りかけていたが
時間がかかる。
そこで
散水ホースの時間あたりの出る水量を量り、
タイマーを使って含ませる水の量を決めた。
少し作業が早くなる。



材料の重さの25%だとしっとりはするが
ややぱさついた感じもする。
握ると固まるが、つつくとすぐにくずれる。

あと1回戦で時間切れ、明日の収穫に入らなくてはならない。
残りは明日に行う。

不織布を何重かにかけて保温。

明日は雨から雪に変わる予報。
火曜の配達の分も収穫する。
先週配達していない隔週のお客さんだけなので
数は少ない。



籾殻クン炭つくり

2018-01-15 08:01:34 | Weblog
'18/1/14(日)

晴れ 北よりの風

全国的に強い冬型の気候が続く。
朝は冷え込み、先日は小屋の軒下でマイナス6.6になる。

何年も作っていなかったボカシ肥料を
今年久々に仕込むため
使用する籾殻クン炭を作る。



美香はブルーベリーの剪定

風もさほど強くないのでまあまあの条件。

研修Sさんの就農地を見学に行く。
ハウスや作業小屋、水道が残っている。
設備投資が軽減する。
良い畑に決まってよかった。

オクラあと地の草と残渣を焼いて耕運する。

クン炭は昼休み後に広げ、散水して消火。

明日の収穫と準備。




今年初の発送、黄色い蕪

2018-01-06 07:37:34 | Weblog

'18/1/5(金)

曇り夕方小雨 北よりの風

今年最初の発送。

12月から続く低温の影響で
野菜の生育が出荷に追いついてこない。
セットを組めるのはあと2週間位か、、、。

曇りで気温が上がらず、5度~6度で
作業小屋は底冷えがする。

南岸を通る低気圧が千葉に近ければ雪になったかもしれない。

午後はいつものように明日の収穫。

今年はぼかし発酵肥料つくりを再開してみようかと話し合う。
少しずつでも肥料を兼ねた有益な微生物群を畑に入れていかないと
土中の微生物バランスがくずれてしまうようだ。

主に飲食店向けに作った黄色い蕪。
一度畑で試食したが自宅でサラダにして食べてみる。



これは輸入種で何種類かある。
大きくなる品種を10年位前に作ったことがある。
今回は小蕪並みの大きさ。
寒さに強く、中も黄色で食感がぼそっとならなく硬め。
これは春夏には向かない、冬が美味しいと思う。
国産の品種も発売が予定されているようだ。
生育がよく揃うのだろうな。


年内最後の配達

2018-01-01 09:34:05 | Weblog
'17/12/30(土)

晴れ 北よりの風

年内最後の配達。

12月は例年より気温が低いように感じる。



秋は長雨と台風で十数年ぶりに畑が池のようになり
水がなかなか引かなかった。

害虫や線虫と思われる障害も出て
厳しい作柄となった後半戦。

野菜を購入してくれる方々に支えられて
なんとか出荷を続けられた。

毎年このような極端な気象状況が
普通になってくるのかもしれない。
それをふまえた上での野菜作りをしなくてはならない
時代になっている。

最後の配達週は線虫害を逃れた赤蕪や大蕪を入れる。
長く畑においていたので大きくなっている。
大きい物は2キロを超えていた。



年末年始はしばらく何も考えず心身を休めたいと思う。