しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

取材の日

2008-03-11 21:22:00 | Weblog
'08/3/11(火)
晴れ 南風  温度max20.9℃ min-0.9℃

 ぼかしの発酵を徐々に止めるために、朝一で切返しながら広げてゆく。糸状菌がコロニーを作って白くなっている所がある。苗の水管理を済ませると、月刊誌「田舎暮らし」の隔月連載の取材でIさんがやって来る。
 ざっと打ち合わせていると、しげファーム当初から応援していただいているYさんが、一緒にやっているお蕎麦やさんのオーナーの方と来訪。ゆっくりお話できなくて申し訳なかった。ごぼうの細いのを少し掘って渡し、試食していただくことにした。
 昼食をIさんととった後は、写真の撮影。離れた畑に行ったが持っていくものをトラックに積み忘れて、少しだけ撮影して、また畑に戻るという、効率の悪い行動をしてしまう。日曜に残りの取材を行う予定で、Iさんは帰宅の途につく。
 取材後はブルーベリーの剪定を終らせる。新梢の処理が難しい品種。日暮れまでに無事終る。春の陽気だが、ちょっと日が陰るとぐっと寒くなる。これからハウスやトンネルの温度管理がいっそう大変になる。

種まきする

2008-03-11 21:09:25 | Weblog
'08/3/10(月)
雨のち夕方晴れ 風弱い  温度max12.5℃ min5.6℃

 明るくなった頃、畑に出てぼかしを切返す。量が少ないので楽勝。前作はこれの6~7倍あった。水分が少ないので、くさやのような匂いは少ない。発酵がどれだけ持続するかは様子を見てみないとわからないが、今後作る際は、水分を少なめにしたほうが良いかもしれない。仕上がり状態を参考にしようと思う。
 作業小屋に戻ってふと去年のじゃが芋に仕掛けたネズミ捕りが気になった。シートやじゃが芋をボロボロにして散らかし、箱の中にフンをため込み、やりたい放題のネズミがつかまっていた。尻尾が粘着シートにくっついて、バタバタしている。Vinoにも見せていると、尻尾がはずれそうになったので、畑の下のほうに持って行って解放す。元気なく隣の家のほうに歩いていく。
 曇った空が我慢しきれないといった感じで、雨がパラパラと降り出す。帰って朝ご飯をとった後、健康診断の結果を聞きに行く。検査した範囲ではまったく異常無し。一つも異常な箇所が無い人は、10人に1人いるかどうからしい。日頃の食べものに感謝したい。
 午前中美香は種まき。午後は私が引き継ぐ。アロイトマト、サンマルツァーノ、メニーナ、サンティオ、ハートハート、チャコ、サンチェリーゴールド、自家採種と自然農法種を取り混ぜ、育苗箱に筋蒔き。トマトは2回に分けるので、今日が第1回目。全部で800粒弱。スイカ(黒小玉、うりこ姫)、メロン(アリス)はそれぞれ50粒。これも1回目。今回は50ますのセルトレイにまいてみる。種をまいたら、それを植えるほ場の準備を始める。雨も降ったし、ここ1週間位から肥料を畑に入れ始めようと思う。