みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「もったいない」嘉田県政始動/ハンゲショウ半夏生&カサブランカも9輪に。

2006-07-21 19:59:15 | 花/美しいもの
まずは
一期一会のクリックを

雨の中、「む・しネット」スタッフ会から帰ってくると
カサブランカが9輪ひらいていました。

ことばはいらない。

カサブランカのうつくしさを愛でてくださいね。


  



  



  

雨に咲くカサブランカは、
ちょっともったいないかな。

『もったいない』といえば滋賀県知事に当選した嘉田由紀子さん。
18日に京都精華大で、最後の特別講義。
研究者生活とお別れして、いよいよ初登庁。

-----------------------------------------------------------------------
     始動「もったいない県政」<上>(中日新聞 2006.7.19)
 職員は県民に目を

知事選で身につけた黄緑色の上着を羽織り、理想の県政について語る嘉田氏=京都市の京都精華大で「もったいない」と訴えて知事選で初当選を果たした嘉田由紀子氏(56)が20日、県庁に初登庁し、“嘉田県政”がスタートする。新幹線新駅の凍結などの公約に対し、県政の混乱を危惧(きぐ)する声もある中、嘉田氏や県議会などの「いま」を追った。 
 環境社会学の研究者として、教壇に立ってきた京都精華大(京都市左京区)で、18日にあった特別講義。知事選で身に付けていた黄緑色の上着姿の嘉田氏は、自らが理想とする県政を語った。「これまでの秘書課を、県民サービス課に変える。職員は知事ではなく、県民に目を向けて欲しい」
 新幹線新駅やダムの建設凍結など大型公共事業の見直しとともに、「県民に視点を置いた」県庁に向け、今秋にも大規模な組織改編を実施する考えだ。「この黄緑色は、きょうが最後。初登庁の時は、がらっと知事色に変わります」。選挙中も掲げた「対話でつなぐ県政」の実現に強い意気込みを示した。
 最初の関門となるのは、26日開会の県議会定例会。明確な支援が期待できる県議はわずか数人という状況で、嘉田氏は知事選後、約半数の県議と「あいさつ程度」の面会をし、本番に向けた“地ならし”を続けてきた。難しい局面も予想されるが、本人は「楽観も、悲観もしていない」と、獲得した21万7000票の民意を背景に冷静さを崩さない。
 嘉田氏は改革を求めた民意にどう答えるのか。県職員の一人は「(嘉田氏の)マニフェストに基づいてあらゆる想定をして、できるだけの準備は整えている」と180度変わる県政の大転換に備える。一方、嘉田氏と接触した県の幹部は「県民の意思は大規模事業の見直しだという思いは持っているのだろう。ただ、県側の経過や言い分をまず聞いてみようという姿勢を感じた」と語る。
 嘉田氏自身も「職員が納得いかないことをトップダウンでやるつもりはない」と現実的な路線を選択する姿勢をみせる。注目される副知事人事も「継続、安定しながら、改革の方向へ導ける」人材を登用する考えだ。
 大学での特別講義。嘉田氏は最後にこう付け加えた。「選挙で勇気を持って『嘉田由紀子』と書いてくれた方々には、私を選んだ責任もある。一人一人が知事になったつもりで支えて欲しい」。民意と現実のはざまで、どこまで改革を進められるか。138万県民の未来が、嘉田氏の手腕に託されている。
(宇佐美尚、本安幸則)
===========================================================================

  
リップギャル(マンデビラ)白

=============================================================================
始動「もったいない県政」<下>(中日新聞 2006.7.20)
議会、全面対決は回避?

 嘉田氏の当選を受けて会派の方針を協議する自民党・湖翔クラブの県議。当面、議会と知事の全面対決は避けられそうだ=5日午後、県庁で「『凍結』という県民の審判を厳粛に受け止める。新知事の具体的な提言を受けて対応をしていきたい」。知事選を終えた8日、野洲市内で民主党の川端達夫県連代表はこう語った。これまで党が推し進めてきた新幹線新駅の建設方針転換を表明した瞬間だった。
 選挙中、民主党の中には「心の中は嘉田氏支持。だが、組織人としては動けない。板挟み状態だ」と話す県議もいた。こうした党内に残る新幹線新駅に否定的な考えを民意が後押しをする形になった。県議会の民主系会派・県民ネットワークもこの方針に従い、「個別の政策は是々非々で対応する」と嘉田由紀子氏(56)に一定の歩み寄りをみせる。
 県議会最大勢力の自民党・湖翔クラブも、所信表明を聞いて対応を決めることで一致しており、とりあえずは「様子見」の構え。黒川治会長が「県民にプラスになる政策まですべて拒絶するわけではない」と述べるなど、当初予想された知事と議会の全面対決の構図には否定的だ。
 26日に開会する県議会。自民県議は「新幹線やダム、教育、行財政改革などの姿勢は聞くことになるだろう」とし、会派の政務調査会で31日の代表質問に向けた準備を進めている。民主側も「従来のように政策全般を聞くというよりも、選挙で争点となった分野が中心」とし、新幹線新駅への対応などを中心に嘉田氏の政治姿勢をただす方針だ。
 一方、県の職員には戸惑いの声もある。ある幹部は「マニフェストを読む限り、現実的に対応できない部分がある。議会で質問されても、答弁書が書けない」とこぼす。別の幹部も同じ不安を抱え、「とりあえず7月定例会は『検討しています』とか、『細部を詰めてます』で乗り切れるかもしれない。それでも9月議会でそんな答弁はできない」と頭を抱える。
 知事選で嘉田氏を明確に支援した県議は社民、自民、無所属の3人だけ。議会内に心情的な支援者はいるものの、「少数与党」の状態に変わりはない。社民党県連幹部は「嘉田氏を支える。しかし、たった3人ではどうしようもない。仲間を確保するのは社民党、嘉田氏の共通の課題だ」と指摘した。
 20日に知事に就任する嘉田氏は「県議会の皆さんに学ばせていただきたい」と議会とも「対話」の姿勢で臨む考えを表明し、当選後、県議へのあいさつ回りを続けてきた。その低姿勢の一方で、「来年の春には(県議の)選挙もありますから」とも発言。民意を背景にした、したたかさものぞかせている。
 (宇佐美尚、本安幸則)
---------------------------------------------------------------------


ところで、谷汲ユリ園に行ったときに、
杉林の下に、めずらしい白い花の群生を見つけた、
と思ったら、花じゃなくて、白い葉っぱだった。
葉っぱの上のほうがペンキを塗ったように白くなる。

ハンゲショウ(ドクダミ科ハンゲショウ属)
  

  

原色牧野植物大図鑑をしらべたら、
なんと、ドクダミとともに、1ページ目に載っていた。


ハンゲショウ(カタシログサ)
本州から琉球、および朝鮮、中国、フィリピンの暖帯から亜熱帯に分布。
水辺に生える多年草。特有な臭気がある。高さ60~100cm。
葉は長さ8~15cm。花は初夏から夏。
和名は、半夏生(夏至から11日目)の頃に白い葉をつけるからいい、
また葉の半分が白いから半分化粧の意。漢名三白草。
属名は、トカゲと尾のギリシャ名で花序をいう。

  

なーるほど!

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中
嘉田さんを応援したいあなた

クリックしてね。



コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこが問題なの?45冊?のジェンダー関連本たち/福井県・焚書坑儒事件

2006-07-20 10:36:17 | 「ジェンダー図書排除」事件
まずは
一期一会のクリックを

カサブランカの花が7個に増えていた。
つぼみを数えたら、全部で28個もある。
植えっぱなしだと年々花が小さくなるそうだけど、
みんな咲いたら壮観だろうな。


今日も一日、雨のようだから、
昨日に続いて、情報公開ででてきた公文書を分析。

生活学習館の備品の分厚い「図書台帳」から、
排除されたと報道されている書籍などを特定した。

報道された新聞を全部読んだんだけど、
書名が特定されてるのは「世界日報」だけ。

------------------------------------------------------------
サンデー世界日報4月30日号より抜粋
県側は過激図書を排除 県センターの150冊対象に
過激な内容の書籍を含む約150冊が排除された福井県生活学習館(男女共同参画センターに相当)=福井市

 県の方では、第二次男女共同参画基本計画を受け、福井県生活学習館(男女共同参画センターに相当)にある図書の見直しが起きている。
 同館には、県の男女共同参画推進課がおかれ、年間を通じてさまざまな研修や講演会などが実施される。一階の書籍コーナーには二千冊余りの書籍がある。
 近藤推進員は、そこに置いてあった『ジェンダーを科学する―男女共同参画社会を実現するために』(松本伊瑳子・金子篤子編)を手にしたところ、その過激な内容に驚きを覚えたという。・・・・・・・・・・  (略)  ・・・・・・・・・・近藤推進員は、この宇野課長の回答にショックを受ける一方、同学習館にどのような図書が置かれているのか一日がかりで調査。
 その結果、ジェンダーフリーを掲げるものが九冊、「男でもなく女でもなく」「専業主婦が消える日」「優しい去勢のために」「完全離婚マニュアル」など、およそ男女共同参画とは無縁の書物が多数あることに気付き、その必要性が非常に疑問視される書籍リストを作成。県議会議員や地元紙などに問題提起してきた。
 こうした中で今年三月、この種の書物、約百五十冊が同センターの書棚から排除されたのである(別表参照)。過激なフェミニスト、上野千鶴子・東大教授の本では、『スカートの下の劇場』など十冊が排除本とされた。
 宇野前課長(現在、総務部企画幹)は、本紙の取材に対して「政府の基本計画改定で、男女共同参画が目指す方向がより明確になった。それを受けての措置」と述べ、「今後も県民の声に耳を傾けながら柔軟に対応したい」と語った。
 本家明美・男女共同参画推進課長は「宇野課長(当時)から排除するように指示があった。排除した本は、一般の人の目に留まらない倉庫のようなところにある」としている。
・・・・・・・・・・・・・ (以下略) ・・・・・・・・・・・・・・・・

============================================================

(サンデー世界日報2006.5.15より抜粋)
福井男女参画センター 過激な図書150冊排除
揺れる県生活学習館
 ・・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・・・・・・
 県の男女共同参画になじまない過激な内容として150冊の書籍が排除された福井県生活学習館=福井市 男女共同参画センターに相当する福井県の生活学習館(ユー・アイふくい)の情報コーナーには二千数百冊の書籍がある。そのうち、ジェンダーフリーを掲げるもの九冊、「男でもなく女でもなく」「専業主婦が消える日」「優しい去勢のために」「完全離婚マニュアル」など、およそ男女共同参画とは無縁の書物、約百五十冊が開架から撤去され、現在、内容が検討されている。
 その判断材料となる書籍リストを提出した近藤實・福井県男女共同参画推進員は、きっかけを次のように語る。
 まず、同館にある図書『ジェンダーを科学する-男女共同参画社会を実現するために』(松本伊瑳子・金子篤子編)を手にしたところ、その過激な内容に驚きを覚えた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・・・・・・・
  過激なフェミニスト、上野千鶴子東大教授の本は『スカートの下の劇場』など十数冊が排除されている。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・・・・・ これに対して、今大地敦賀市議が十一日、抗議の記者会見を開くなど、フェミニストは巻き返しに懸命。これらの図書購入代金を三十万円と計算し、西川知事ほか県職員に連帯して金三十万円を返還するか、図書を直ちに本来の管理状態に復帰させるよう、監査請求している。・・・・・・・・・・・・・・・・・ (以下略) ・・・・・・・・・・・・・・
 ---------------------------------------------------

以上の記事の内容から、
名指しされている本を図書台帳から探した。
この作業、メチャ疲れました。



結果は、150冊のうち、以下の45冊。

えーっ、とわたしの愛読書ばかりだ。
半分以上は本棚に並んでる。
ということは、いい本ばっかり(笑)。
いったいこの本たちのどこが問題なの?

上野さん関連の16冊は、所蔵のすべてみたいだから、
まさに現代版「焚書坑儒」(ふんしょこうじゅ)だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼『世界日報』掲載リスト-21冊(生活学習館・図書台帳より)

『男でもなく女でもなく』蔦森樹/勁草書房
『「主人」ということば』福田真弓/明石書店
『優しい去勢のために』松浦理英子/筑摩書房
『私の「女性学」講座 ジェンダーと制度』小松満貴子/ミネルヴァ書房
『私の目を見て』バーバラ・マクドナルト/原柳舎
『ちょっと変じゃない?』青木やよい/小峰書店
『結婚はバクチである』福島瑞穂/大和書房
『スカートの下の劇場』上野千鶴子/河出書房新社
『装置としての性支配』江原由美子/勁草書房
『男性解体新書』村瀬幸治/大修館書店
『なにが女性の主要な敵なのか』クリスティーフ・デルフィ
『フェミニズムはどこへ行ったのか』山下悦子/大和書房
『母性ファシズム』上野千鶴子他/学陽書房
『少し立ち止まって、男たち』東京女性財団
『売買春解体新書』上野千鶴子×宮台真司/つげ書房新書
『学校をジェンダー・フリーに』亀田温子/明石書店
『性の絵本』5冊 山本直英/大月書店

▼他で指摘されている書籍(『世界日報』本文記事他)-4冊

『結婚帝国 女の岐れ道』
  上野千鶴子・信田さよ子/講談社/2004(福井県議会議事録より)
『ジェンダーを科学する―男女共同参画社会を実現するために―』
  松本伊瑳子・金子篤子編/ナカニシヤ出版/2004
『完全離婚マニュアル』岡野厚子/ビジネス社/1994
『専業主婦が消える日』山田昌弘

▼ジェンダーフリーをかかげる本-9冊(生活学習館・図書台帳より)

『ジェンダーフリーの絵本1~こんなのへんかな? 』 村瀬幸浩/大月書店
『ジェンダーフリーの絵本2~生きるってすてき』橋本紀子 /大月書店
『ジェンダーフリーの絵本3~働くってたのしい』 朴木佳緒留/大月書店
『ジェンダーフリーの絵本4~女と男、これまで、これから』/中嶋みさき 大月書店
『シングル単位の社会論~ジェンダーフリーな社会へ』伊田広行/世界思想社
『シングル単位の恋愛・家族論~ジェンダーフリーな社会へ』伊田広行/世界思想社
『男女平等の本~ノルウェー・ジェンダーフリー教育用テキスト』
  インゲル・ヨハンネ・アルネセン/男女平等の本を出版する会
『ジェンダーフリー教育~フェミニズムを学校に』
  小川真知子・森陽子・女性学研究会/明石書店
『ジェンダーフリーは止まらない』上野千鶴子/松香堂

▼上野千鶴子さん関連の本?-16冊(生活学習館・図書台帳より)

『結婚帝国 女の岐れ道』上野千鶴子・信田さよ子/講談社/2004
『女遊び』上野千鶴子/学陽書房/1988
『女という快楽』上野千鶴子/勁草書房/1986
『主婦論争を読む1』上野千鶴子編/勁草書房/1982
『主婦論争を読む2』上野千鶴子編/勁草書房/1982
『接近遭遇』上野千鶴子対談集/勁草書房/1988
『あ・な・た・た・ち』上野千鶴子・高畑早苗/NHK出版/1995
『近代家族の成立と終焉』上野千鶴子/岩波書店/1994
『スカートの下の劇場』上野千鶴子/河出書房新社/1989
『セクシュアリティの社会学(現代社会学10)』
  井上俊・上野千鶴子・大澤真幸・見田宗介・吉見 俊哉編集委員/岩波書店/1996
『〈私〉探しゲーム』上野千鶴子/筑摩書房/1987
『資本制と家事労働』上野千鶴子/海鳴社/1986
『ジェンダーフリーは止まらない』上野千鶴子・辛淑玉/松香堂書店/2002
『爆談トーク』上野千鶴子・樋口恵子/松香堂書店/1990
『売買春解体新書』上野千鶴子×宮台真司/つげ書房新書/1999
『母性ファシズム』加納実紀代編/学陽書房/1995

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸:(7/23記事より)
福井県生活学習館の図書の備品台帳から、
さらに上野さんの本を6冊見つけた。
ということは、合計22冊になって、
世界日報記事の10数冊より多くなってしまうんだけど・・・・・
---------------------------------------------
『きっと変えられる性差別語』三省堂
『女は世界を救えるか』勁草書房
『90年代のアダムとイブ』日本放送協会出版
『恋愛テクロジー ニューフェミニストレビュー1』学陽書房
『色と欲』小学館
『リプロダクツヘルスと環境』工作社
-----------------------------------------------
タイトルにフェミニズムやジェンダーがついたものを入れると
100冊以上になる。ゴチャゴチャ考えてるより、
福井県に墨塗り書籍リストをすっきりと全部公開してもらうのが
やっぱりイチバンの近道みたいですね。



「世界日報(日本)」とは・・・・

世界日報で「排除した」と名指しされてる本が
ほんとに「蔵書リスト」にあるかどうかの検証をしたんだけど、
1冊見つからなかっただけで、記事の信憑性は高い。
(「ニューフェミニズムレビュー6」の『母性ファシズム』は、
加納実紀代編なんだけどね。)

ということは、つまり、
「墨塗りされた150冊の一部公開文書」と同じものを、
世界日報が入手している、ということ。
それもこんな真っ黒じゃなくて、クリアな状態で、ね。



これってフェアじゃないよね。
福井県は、わたしたちや他のマスコミには非公開にして、
「世界日報」だけに「150冊の書籍リスト」見せたのか、
そうじゃなきゃ、
近藤推進員本人が「世界日報」に持ち込んだ、ってことでしょ。
ひょっとしたら、近藤さんと「世界日報」はお仲間だったりして・・・・・

いずれにしても、
男女共同参画をすすめるはずの福井県生活学習館は
非公開理由に「公にすることにより、個人の権利利益を害するおそれがあるため」
「公にすることにより、事業を営む個人の権利、
競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるため」
としてるけど、
「個人(著者)の権利利益を守る」どころか、
ジェンダーバッシングしてる人たちの権利利益をまもってるとしか思えない。

福井県は、
なぜ「世界日報」だけが非公開情報を持ってるのか、
なぜリストに従って150冊の本を排除したのか、
なぜ150冊の書籍リストを公開できないのか、
市民と、著者・編集者と、全国の読者に対して、
説明責任を果たすべきだと思う。

  

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中
真っ黒な図書リストに怒りのあなた

クリックしてね。

コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い妖精カサブランカが咲きました!

2006-07-19 13:56:48 | 花/美しいもの
まずは
一期一会のクリックを

大雨から一夜明けて、今年もカサブランカが咲きました。


清楚で、優雅で、妖精のような純白の大輪のユリ。
大好きなカサブランカが咲くと、
花はやっぱり白が最高、って思ってしまう。

  

数えるとつぼみが20個以上あります。
これから、次々に咲いてくれると思うとうれしい。

カサブランカの15の花と美しい仲間たち(05.7.26)



日が照り始めると、芳香が広がります。
うっとりと近づきすぎて、
花粉がつくと、ぜったい取れないので要注意(笑)。

  

   

庭の隅に咲くモントブレチア(アヤメ科)。
「檜扇水仙」(ひおうぎずいせん)ともいう。
このはなも好きな花です。

 

  

  

カンナの花も、夏の陽に燃えるようです。


写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中
カサブランカが好きなあなた

クリックしてね。

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェンダー関連本排除の経過/福井県・焚書坑儒事件の公文書(申出書および県の回答)

2006-07-18 22:05:48 | 「ジェンダー図書排除」事件
まずは
一期一会のクリックを

土用うなぎにはちょっぴり早いけど、
「櫃まぶし(ひつまぶし)」に惹かれて鰻を頼んだ。
頼んでから、うなぎ、あんまり好きじゃないのに気づいた。
まあまあ美味しかった・・・・残したけど(笑)。
  

名古屋市美術館で開催中の
「ニキ・ド・サンファル展」は今年2度目。
特別上映の93分のニキの映画がとってもよかった。
  
何度でも来たくなる「ニキ・ド・サンファル展」は、
8月15日までです。

シンポが終わってから、遊んでばかりなので、
今日はまじめに仕事をした。

といっても、福井県・焚書坑儒事件の公文書の解析。
集中してたら、アタマがシビレテしまって(笑)、
ブログを書こうと思ってもその気にならない。
とりあえず、メモ代わりに書いとこう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジェンダー関連本排除の経過を知りたいと
公開請求して、出てきた公文書は404枚。
そのうち、肝心なものは10枚ほど。
福井県男女共同参画推進条例の苦情申立と
県の公式回答に関するものは、たった2枚。



それでも、新聞報道と公文書から事実は浮き彫りになる。
報道によるとこれらの文書はすべて、
男女共同参画政策を推進する立場で知事に委嘱された、
近藤實・男女共同参画推進員(氏名は公開)の手による。

【報道されていること+担当課の聞き取りで判明した事実経過】
【プラス公文書による事実】
 昨年11月、福井県生活学習館で企画に携わっている近藤・男女共同参画推進員は、ある日、同学習館で一冊の本を手に取り、その過激さに驚き、家族解体まで目指す本を県の予算で運営する生活学習館に置くのは理解できないとして「福井県男女共同参画条例」第九条に基づき、西川一誠知事あてに苦情申出書を提出。同書を含め幾つかの過激な図書の排除を要請した。

 11月1日付け「苦情申出書(申出人の住所氏名非公開)
申出(苦情)の具体的内容:福井県生活学習館におかれている図書の中に、男女共同参画の推進に不適切と思われる図書が多くあるので、今後図書の購入に当たっては、十分な配慮をお願いしたい。また、現在あるすべての図書について、内容を確認し、不適切なものは排除していただくよう強く要望します。以下、3冊の本について、具体的にその理由を述べます。・・・・・(以下、非公開)・・・・・。


 県男女参画・県民活動課の宇野真理子課長(当時)は 「男女共同参画に関する考え方についてはさまざまなものがあり、それらに関する情報の提供は学習するうえで必要である」と書面で回答し、要請を却下。

男女共同参画の推進に関する施策等への申出について(回答)
                   11月28日/男女参画・県民活動課長
 あなたから申し出のありました、みだしのことにつきまして、福井県男女共同参画推進条例第21条2項の規定に基づき、下記の通り回答します。
 回答内容:「(略)・・・・・生活学習館においては、男女共同参画の活動のための場の提供、男女共同参画に関する講座・研修等の開催、調査研究、情報提供を行っています。
 現在、生活学習館1階の情報ルームにおいて、男女共同参画に関する学習機会の付与のため、男女共同参画関連の書籍等を配置し、県民への閲覧・貸出を行っています。
 男女共同参画に関する考え方については様々なものがあり、それらに関する情報の提供は学習する上で必要であると認識しています。
 なお、書籍の選定に当たっては、全国の男女共同参画センターにおける推薦・紹介の状況や女性問題専門書店での取扱い状況等を参考にしており、公共施設として適切な配置に引き続き努めていきますので、申し出の書籍の配置についてご理解いただきますようお願いします。


 回答にショックを受けた近藤推進員は、さらに12月になって、意見書を各位宛に作成。総務部企画官・東村氏(当時)あてに「福井県生活学習館の図書に関する意見」(12/3付・2冊の本を指摘)を12月中に郵送。意見書は受け取った東村氏から男女参画県民活動課長(当時)に届き、県民活動課で保管していた。

 各位(差し出し人の住所氏名非公開)
 次の2冊の図書は、生活学習館生活学習館(入り口右側の受付)に置かれているもので、男女共同参画の推進のための参考図書という位置付けである。私は、県の進める男女共同参画の考えとは相容れないはずだと考え、西川知事あての苦情申出書にて排除をお願いしたが、男女参画・県民活動課長から、「男女共同参画の考えを学習する上で必要」との回答があった。(以下、非公開)
 皆様に、図書の内容の一部をお伝えし、ジェンダーという考え(思想)がどういうものであるかご理解いただくとともに、県の判断についてのご意見を仰ぎたいと考えます。(なお、以下のジェンダーについての考えは、他のジェンダー学の図書においても一般的に述べられているものです。)
・・・・・(以下、非公開)・・・・・・・・・


その後、近藤推進員は一日がかりで、「男女共同参画の趣旨にそぐわない、不適切で内容が過激な」150冊の書籍リストを作成、2006年の1~2月、生活学習館窓口に持参し、担当者に提出した。


150冊の図書リスト(6/12)

 その後も近藤推進員は撤去の申し入れを繰り返し、県議会議員や地元紙などに問題提起してきた。
 近藤推進員は「政府や自民党は、基本計画改定に基づき地方の男女共同参画センターの書籍や講師選びが適切に行われているか、もっとチェックすべきだ」と述べる。
 当初、要請を却下していた県は、3月下旬になって、「男女共同参画推進に不適切」と指摘を受けた150冊のすべてを同館の書棚から撤去した。排除の理由として、宇野真理子課長(当時)は「政府の基本計画改定で、男女共同参画が目指す方向がより明確になった。それを受けての措置」と述べ、「今後も県民の声に耳を傾けながら柔軟に対応したい」。本家明美・男女共同参画推進課長は「宇野課長(当時)から排除するように指示があった。排除した本は、一般の人の目に留まらない倉庫のようなところにある」という。 定池りゆ子館長によると「委員の意見に真摯に対応し、個人へのひぼう中傷や人権侵害、暴力的表現などの公益を著しく阻害するものがないかどうかを確認するため一時、棚から下ろし確認作業の途中だった」。
 わたしたちが抗議文を提出した5月11日には、本は事務室にあり、「中傷や人権侵害がないか、書架から移して一冊ずつ中身の確認をしており、作業を来週にも終え、問題がなければ元の書架に戻す方針」だったという。
 5月16日、150冊の書籍のチェックを終えて、すべて問題がなかったとして、本を書架に戻し一般公開を再開した。
 館長は、「これまでは他県の施設が購入している本などを参考にしていた」が「今後は、書籍購入の選定基準の設置を検討する」と話している。


検証!ジェンダー関連本の隠ぺいと精査に異義あり-1
/新聞報道から読み解く(06.5.21)


5月18日、西川一誠福井県知事は、
「関連書籍等の整備につきましては、
選定基準を設け適正に購入・配置しているところです。」

とわたしたちの抗議文に回答していますが、
県の公式回答によると「選定基準」はなかったようですね。

今回の事件については、11月28日の公式回答が
県側の意志を示した唯一の公文書です。

また、昨年の11月から、事件発覚の5月2日までの公文書は、
以上に示した「申出書」「県の回答」「県民の意見」
および「150冊の書籍リスト」以外はなにもありません。

県は、あくまで、
「善良な一県民からの意見に真しに対応した」ことにしたいようですが、
「男女共同参画推進員」は、知事から委嘱された公務員に準じるものであり、
報償費や旅費もすべて公費で支出されています。

「男女共同参画推進員」である近藤實氏の作成した文書や書籍リストは、
当然、全部公開されるべきものです。

  
モミジバゼラニューム
  
インカの百合

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中

クリックしてね。


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケアレストラン「えにし」でご馳走を食べましたの巻/尋常浅間学校in神宮寺

2006-07-17 22:08:21 | 市民運動/市民自治/政治
まずは
一期一会のクリックを

いやぁ、豪華メニューで満腹でした。
なにが?って、
昨日の松本のケアレストラン「えにし」



ケアレストラン「えにし」ってなに?って、
わたしも思ったんだけど、どうも観客は、
ひたすら空腹で過ごすシンポジウムのようです。
ところが、これが空腹どころか、
笑って泣いて、心もエネルギーも満たされた、
とってもおもしろくて、おいしい6時間でした。

空腹の6時間に備えて、昼は松本でおいしい蕎麦のはずでしたが、
高速で事故渋滞、コンビニのおにぎりだけで走ること4時間。
やっと会場の「浅間温泉、神宮寺」に到着。

1時半から開店したケアレストラン「えにし」の店長は、
元朝日新聞論説委員で大学教授の大熊由紀子さん。
料理長は神宮寺住職の高橋卓志さん。
どうもおふたりが仕掛け人のようです。
(なんと全編、文字通訳付きでした)

対談形式で始まったシンポのトップバッターは、
「辞めて花実が咲くものか」の
惣万佳代子さん(「このゆびとーまれ」代表)
×岩川徹さん(元秋田県鷹巣町長)。
惣万さんと岩川さんのケアの現場のお話、
とってもおもしろかったです。
話の中身はもちろん、惣万さんの富山弁もう最高。

つづいて「市長の仕事と市民力」は、
穂坂邦夫さん(前埼玉県志木市長)×加藤ひとみさん。
ナマ穂坂さんは初めてなので期待していたのですが、
加藤さんのツッコミ不足で話が展開していかず、
ちょっともったいなかったかな。
2時間目にして居眠り・・・・・この先どうなることやら。

お次は、「待ってました」の浅野史郎さん×大熊由紀子さん。
浅野さんの追っかけで、はるばる走ってきたんですもの、
「知事よりおもろい仕事って?」どんな話になるんだろう、
居眠りしないようにしよ、と思うまでもなく、
テンポのよいおふたりの話に引き込まれ、
あっという間に1時間がすぎました。

4時間目は、
「人間辞めるのも簡単じゃない・・・・・
いまPPKは?」というテーマをめぐり、
武藤香織さん(信州大学講師)と
川田龍平さん、高橋卓志さんが鼎談。
「PPK(ピンピンコロリ)」という長野モデルに疑問を持ち、
ピンピンコロリとは死ねない障がい者や難病患者、高齢者など、
役に立たない人間は生きている価値はないのか、という
武藤香織さんの問いは重い。
川田龍平さんと高橋卓志さんとのやり取りを聴きながら、
思わず、涙があふれてきました。

  
突然ですが、関連の高橋卓志さんの本2冊。。
立岩真也さんの最新刊『希望について』(青土社/2006) 
と『不動の身体と息する機械』(医学書院/2004)

『あ・な・た・た・ち 自我からの癒し』
(上野千鶴子=文・高畑早苗=絵/NHK出版/2005)から、
上野さんの心に残る一章を紹介します。

生きるのが仕事

 しっ、静かに。起こさないようにしてください。
 さっきから、たんが喉にひっかかってひとしきり発作に苦しんだせいで、いまは疲れてぐっすりおやすみです。介護の人が慣れていないせいで、流動食をのどに流し込むのがうまくいかなかったのです。そりゃ、苦しそうにせきこんでいらっしゃいました。さっきまで呼吸もあらく、息をするのさえ大儀そうにみえのですが、ほら、いまはかすかないびきをたてて、寝入っていらっしゃいます。たとえ意志表示はできなくても、意識はおありになるのですからね。さぞ、はがゆくお苦しいことでしょう。
 そう、こんなふうに寝たきりの不随状態になってから、もう三年経つでしょうか。最初は何を言っても反応なさらないので、お医者さまは見放すところでした。あのまんま、お医者さまにまかせておけば、とうに植物状態の放置されていたことでしょう。
 でも、あなたがあきらめずに話しかけつづけたおかげで、ほら、ほんの少しだけど、表情がもどってきたでしょう? あなたがいらっしゃると、お顔がうれしさで明るむのがわかります。あなたがおかえりになる時には、お顔が曇ります。また、来るわね、とおっしゃると、涙まで浮かべていらっしゃいます。うれしい、とか、かなしい、という人間の感情をこんにも無垢にあらわす方を、わたしはほかに知りません。
 こんなふうになっても、まだ、生きるねうちがあるものでしょうか、おたずねになるのですね?
 ええ、ありますとも。
 この方のそばにいると、生きるのが一仕事、と思えるのですよ。呼吸をしたり、食べたり、排泄したり、心臓を動かしたり、そのひとつひとつが、この方にとっては一仕事なのです。そして、そのひとつひとつをいっしょうけんめい、やっていらっしゃるのがわかります。ああ、こんなにいっしょうけんめい生きている方がいる。そう、思えるだけで、この方が生きているねうちはあります。この方のそばにいると、わたしがいっしょうけんめい生きていないのが、恥ずかしくなります。そして、わたしのような者でも、生きていていいんだと、励まされる気分になるのです。
 だから、この方にはできるだけ生きていてもらいたい。わたしはそう、思っています。

 
エンディングは、
全員が丸テーブルでバトル・ロイヤル。

のっけから、進行の浅野史郎さんに、
「TさんとMさんも4時間かけて参加されてます」とご指名(ドキッ)。
「Tさんも話に加わってください」と言われてTさんは壇上に。
つぎに、予想通り、大熊由紀子さんからは
「上野千鶴子さんも会場にいらっしゃいます」。
「みどりさんも一緒にあがろうよ」と上野さんに誘われて、
3人がバトルに加わってごった煮状態に(笑)。

もちろん、観客は上野さんが加わって大喜び。
「岩川さんどうして落選なさったんですか?」という鋭い突っ込みに、
思わず、岩川さんも椅子に座りなおして、本音を語りました。
3日後の長野県知事選をにらんであえて開催したケアレストランの
デザートは、必然的に苦味の利いたエスプレッソ「政治」でした。

最後にちょっぴりレストランの椅子に座らせてもらって、
わたしも、うれしい6時間でした。

終わった後に、岩川さんから、
「まえ会った時より10歳若がえってみちがえた」と言われました。
前はよほどひどかったのでしょうか?(笑)
心当たりは、珍しく髪をアップにしてたこと。

ということで、今日の締めは、
先日京都で見つけた、「十三や」のつげの櫛。

  

京つげぐし十三や

本つげぐしって、高値の花なんですが、
年に一度、祇園祭の数日だけ限定の値引き品。
昔、愛用していたのですが欠けてしまって、
欲しいと思っていたんです。
髪が長いので荒いのと本つげの2本を買いました。
帰ってスグ、教えてもらったとおりに、
椿油に漬けたつげ櫛で、梳かし初め。

使い勝手がいいので、アップにしてみたと言うわけです。

ほんと、たのしい一日でした。


人気ブログランキングに参加中

クリックしてね。



コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

墨塗りの150冊の書籍リスト/福井県・焚書坑儒事件の続報

2006-07-16 07:39:04 | 「ジェンダー図書排除」事件
まずは
一期一会のクリックを

外は雨。今日は松本。
前宮城県知事の浅野史郎さん、前鷹巣町長の岩川徹さん、
前志木市長の穂坂さん、「このゆびとーまれ」の惣万佳代子さん、
それに川田龍平さんも一同に会するというイベントに出かけます。

ケアレストラン「えにし」06

その前に、昨日とどいた福井県・図書排除事件に関する
公文書(書籍リスト)の一部をアップしておきます。

一部公開決定通知書


一部公開された、といっても、ご覧のように真っ黒です。

  
今回の7/7付書籍リスト
  
前回の6/12付書籍リスト

関連して、昨日は
『週刊金曜日』7/14号も届きました。
P56~57は、宮本由紀さんの
「ジェンダー問題から憲法問題になった」
「福井の書籍撤去事件」の記事。

記事のリード文は、
「現代の焚書坑儒」と言われる福井の書籍撤去事件。
事実が明らかになるにつれ、
「誤解に基づくジェンダーバッシング」の域を超え、
憲法が保障する人権を脅かす問題となっている。


記事では、わたしたちの情報公開請求にもふれている。

「第2の問題は、「排除」対象の書籍名を明らかにしないこと。今大地晴美・敦賀市議会議員ら3名による情報公開請求にも、書籍名・著者名等は非公開とする通知が6月16日にあった。非公開理由は「公にすると著者の不利益になる」(館長)というのだが、不利益になるかどうか、なぜ行政が判断するのか。現在分かっているのは『世界日報』が報じた一部だけ(表)だが、条例に基づく苦情申立という公文書なのだから、市民には知る権利があるはずだ。・・・・・」

この記事にある「条例に基づく苦情申立という公文書」は、
11月1日付けの左の文書。このなかに書籍リストは出てこない。
右は同一人が書いたとされる12/3付け「県民の意見」。
墨塗りの部分は、3冊の本について言及しているらしい。



今回、公開された150冊の「書籍リスト」は、
「時期はハッキリしないが1月ごろに届いたもの」
(男女参画・県民活動課の石原氏)ということだが、
いつ、どこで、だれから持ち込まれたかという記録は
一切ない(5枚のリストだけ届いた)という。
こういうものを、いわゆる「怪文書」という(笑)。

持ち込んだ人をかばいたいのか?
排除した本を知られたくないのか?
ごらんのとおり文書は真っ黒(6/12公開文書)。


こんな「怪文書まがい」の書籍リストを元に、
じっさいに本を排除した福井県の責任は重い。

人気ブログランキングに参加中

クリックしてね。



コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルビーのような真っ赤なトマト&黄色いコウセキウリ/140円で楽しめる墨塗り書籍リストをゲット。

2006-07-15 21:22:18 | ジェンダー/上野千鶴子
まずは
一期一会のクリックを

昼間、天井からわたしの手に落ちてきたムカデを、
思わず、ギャアッと振りはらったら、
ムカデは空を飛んでともちゃんのTシャツの中に入り、
わたしの身代わりに、ともちゃんが首を刺された。

ひたすら申し訳なくて、
毒を吸い出して、リンデロンVG軟こうを塗って、
抗ヒスタミン剤(スラジンA)を飲んで、
ドクダミの生汁と氷でシップしてたら、
なんとか痛みと腫れは治まったようだ。

そんなひどい目にあったともちゃんが、
夕方、トマトをいっぱい採ってきてくれた。

ルビーのようなまっかなトマト。



完熟して割れたのをひとつ口にいれたら、
口いっぱいに、トマトの旨みと甘みが広がった。

カボチャ(赤頭巾と?)は、今年の初物です。



俵型の黄色いコウセキウリも続々と採れはじめた。
畑はゴロゴロと足の踏み場もないらしい(嬉)。



今年も大好きなコウセキウリの季節到来です。
この時期のおやつは、ひたすらコウセキウリ。


味噌とナスは相性がいいので、
長ナスはぶつ切りにして、八丁味噌で炊いた。
  


140円で墨塗り書籍リストをゲット

話は変わりますが、

先月、21人で情報公開請求していた
書籍リストの一部公開決定通知書が届いた。

なかには、手数料の納入通知書が同封されていた。
請求は手数料50円と郵送料90円の計140円。
  

この通知書を持って、最寄の福井銀行かみずほ銀行に行って、
手数料140円を納入すると、公文書が郵送される、という。
福井銀行か?みずほ銀行?そんなの近くにはないよ。
郵便振替や振込みではだめ、ということで、
またまた遅れた福井県のお役所仕事が露呈。
交渉の結果、140円を受け取ってくれることになった。

もう届いたはずだけど・・・・・
ちっとも連絡がないので心配してたら、
先ほど、墨塗りリスト5枚が、無事届きました。

この話は、これからが本番です。
つ・づ・く・・・・・

人気ブログランキングに参加中
コウセキウリが好きなあなた。
 

クリックしてね。




コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーブの花たち/初物のトウモロコシと十六ササゲ

2006-07-14 20:42:39 | 花/美しいもの
  一日一善プラス10点。
まずは
一期一会のクリックを
吾亦紅(われもこう)を植えたら大きく育って、
葉の先にまるい朝露が赤く光っている。
  

庭のあちこちには、ハーブが咲いている。
ハーブの花はよく似ているし、雑草化しているので、
去年植えたんだけど名前を覚えてない。
  

  

  
うーん、去年の記事を探せばあると思うんだけど・・・・・
  

  

この花はハーブじゃないけどやっぱり名前を忘れた(笑)。
  

初物の夏野菜

こちらは名前をよく知っている初物の夏野菜いろいろ。
ルーシーコーンとカクテルE51。
とっても甘いトウモロコシ。



忙しくて山の畑に行きそびれていたら、
十六ササゲも大量にぶらさがっていました。
インゲンの仲間ですが、長いものは60センチもあり、
クセがなくやわらかくておいしいさやを食べる豆です。


若くて細いものはお浸しにして、
三尺ササゲ(華厳の滝)のごまよごし。
  
ひねたのは、お揚げと炒め煮に。
  
無農薬完熟トマトも大玉がとれはじめました。
  

じゃぁーん。

夏野菜料理のオンパレードです。

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
PS:
記事がおもしろくないと、とたんに下がるランキング。
ともちゃん、ガンバッテルね。

人気ブログランキングに参加中
これはナスの花です。


クリックしてね。





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見て食べて歩いて、夏の京都を堪能しました。

2006-07-13 21:58:49 | あそび/しゅみ
  一日一善プラス10点。
まずは
一期一会のクリックを

法然院の高畑早苗展に行く前に
京都に詳しい友人に連れられて京都を散策することに。

まずは、京都のおばんざい。
1000円で食べ放題のバイキングはお値打ち。

使う素材もこだわりでいつもは長だの列とのこと。
開店前に一番乗り。

   
腹ごしらえをして、いざ京のまち歩きに。

錦市場を端から端まで歩いて
錦天満宮でフジウツギとエビネソウを見つけた。
汗をかいたあとの、お水もおいしかった。

  

ところで、
錦市場で見つけた、
これはなんでしょう?

    
「ハモの子」と「たこの子」でした。

初めて見ました。
炊いて食べるとおいしいそうですよ。

錦市場をあとにして、腹ごなしに歩いた(笑)。
目的地は「鍵善」でのおやつ。
ここの黒蜜のくづ切りがめっぽう美味い、という。



出てきたくづ切りを見ておどろいた。
  
漆塗りの2段重ねの器に、
すずしげに葛きりが泳いでいる。
冷たくて甘くておいしい。

けっこうおなかも膨れたので、
予定よりたくさん歩くことにした。
南座・・・祇園・・・八坂神社、
うわさの一澤帆布店まで歩いてバスに乗った。

銀閣寺で降りて、
哲学の小道を歩きながら、法然院へ向かう。
歴史のありそうなひなびた山門がうつくしい。



山門を一歩はいると別世界がひろがる。
ひんやりとした空気と石畳と苔と(るなさんが好きそう)。
400年前にタイムスリップした気分。

先についていた連れが、法然院の「方丈」は、
招待者のみしか入れないという。
上野さんから届いたはがきを見せると3人まとめてOK(ホッ)。

1時間ほど高畑早苗さんの作品を見て、
トークセッションの準備ということでいったん退出。

夜ごはんまで時間があるので、近くの「よーじや」へ。
  
またまた甘党のお店でした。
  
蒸し暑い京都で、今年初めてのカキ氷。

お庭の蓮(ハス科・スイレン属)


  

  

  

6時からは、上野千鶴子さん、高畑早苗さん、
レベッカ・ジェニソンさんの、
トークセッション「Wear me! 生きのびる私・私たち」。

--ここから先は、撮影禁止です。--

夜は、イタリアンのでぃなー。
食べすぎで、おなかいっぱい胸もいっぱい。

思いがけない素敵な出会いもいっぱいあって、
とってもおいしい一日でした。


写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中
法然院のつくばいの紫陽花が涼しげだと思うあなた


クリックしてね。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都のホテルからおはようございます。

2006-07-13 07:34:31 | あそび/しゅみ
京都のホテルからおはようございます。
ホテルのパソコンから送信しています。

昨日は友人と京都の街と高畑早苗展。
歩いて、食べて、見て、
とても楽しい一日でした。

高畑早苗 京都法然院展では、
上野千鶴子さんとレベッカ・ジェニソンさんと高畑早苗さんに、
やなぎみわさんもくわわってトークセッションも最高。
そのまま夕ごはんになだれこみ、、、。

今日は名古屋でニキ展を見ることになった。
夢こそがすべて!ニキ・ド・サンファル展in名古屋

帰ったらまた報告しますね。
なれない変換なのでここまで。

ではまた。

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大。
人気ブログランキングに参加中
高畑早苗さんの絵が美しいと思うあなた


クリックしてね。


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする