この春から『婦人公論』で、ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長の上野千鶴子さんの、
「上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える」の対談シリーズがはじまっています。
第一回のゲストは高村薫さんでした。
『婦人公論』上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変えるー村薫/『驚きの介護民俗学』(六車由実)
期待の第二回のゲストは、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん。
昨年の3・11の東日本大震災と原発事故をテーマにしているとのことで早く読みたいのですが、
ここ数日、庭仕事が忙しくてまだ買っていないので
さっそく買ってきて読もうと思います。
インターネット選挙のインタビューにも登場していらっしゃいます。
上野 千鶴子氏 One Voice Campaign インターネット選挙運動解禁へ
インターネットは「情報の民主主義」のツール
私のような還暦すぎた人間でも、今やiPadは手放せない。インターネットがこれだけ普及した時代に、これを政治の世界に持ち込まないということは本当に遅れているというか、既得権益を守りたい抵抗勢力じゃないかっていう気がするくらいです。
インターネットというのは、「情報の民主主義」のツールですよね。選挙っていうのは「私たちが主権者だ」っていう、国民主権、つまり民主主義の実践の現場です。その現場に、情報の民主主義のツールであるインターネットを使わないなんて考えられません。
絶対に次の選挙では、ネット選挙を解禁してほしいと思います。
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昨日の朝日新聞beの回答者も上野千鶴子さんでした。
月末は『婦人公論』も発行されるし、【悩みのるつぼ】もあるし、
で、記事は上野千鶴子さん尽くしです(笑)。
2012.5.26 朝日新聞be
おまけ
ウィメンズアクションネットワーク(WAN)サイトの「ちづこのブログ」も読みごたえがあっておもしろいですよ。
以前は「とぎどき」でしたが、最近は「毎週更新」されているみたいでうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとう
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記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
「上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える」の対談シリーズがはじまっています。
第一回のゲストは高村薫さんでした。
『婦人公論』上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変えるー村薫/『驚きの介護民俗学』(六車由実)
期待の第二回のゲストは、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん。
昨年の3・11の東日本大震災と原発事故をテーマにしているとのことで早く読みたいのですが、
ここ数日、庭仕事が忙しくてまだ買っていないので
さっそく買ってきて読もうと思います。
婦人公論 2012年6月22日号(6月7日発売) 注目記事 上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える 2 ゲスト 瀬戸内寂聴 3・11の東日本大震災は、男性が中心となって築いてきた 日本社会の脆弱さを露呈するものとなりました。 この国を建て直すには、女性の力が必要です。本シリーズは、 上野千鶴子さんをナビゲーターに、各分野で活躍する 女性の知を集め、新しいニッポンの航路を示していきます 死の意味がほしい 好評連載第2回の対談相手は、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん。震災直後から被災地へ慰問に駆けつけた瀬戸内さんは、そこに東北人の気質を見たそうです。傷ついた人々を前に、私たちは何ができるのか。戦争と原発の責任、宗教の役割を考えました もっと要求していい 上野 今はすっかりお元気ですが、去年の震災の時は、瀬戸内さん、けがで寝ておられたそうですね。 瀬戸内 背骨の圧迫骨折で半年間寝ていて、ベッドの上で「葬式はどうしようか」と考えていた矢先の3月11日でした。あの惨状をテレビで見て、あまりの辛さに、もし1年前に死んでいたらこれを見ないですんだのにと思ったものです。でも、今は見ておいてよかったと思っています。 (『婦人公論』2012年6月22日号より一部抜粋) |
インターネット選挙のインタビューにも登場していらっしゃいます。
上野 千鶴子氏 One Voice Campaign インターネット選挙運動解禁へ
インターネットは「情報の民主主義」のツール
私のような還暦すぎた人間でも、今やiPadは手放せない。インターネットがこれだけ普及した時代に、これを政治の世界に持ち込まないということは本当に遅れているというか、既得権益を守りたい抵抗勢力じゃないかっていう気がするくらいです。
インターネットというのは、「情報の民主主義」のツールですよね。選挙っていうのは「私たちが主権者だ」っていう、国民主権、つまり民主主義の実践の現場です。その現場に、情報の民主主義のツールであるインターネットを使わないなんて考えられません。
絶対に次の選挙では、ネット選挙を解禁してほしいと思います。
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本文中の写真をクリックすると拡大します。
昨日の朝日新聞beの回答者も上野千鶴子さんでした。
月末は『婦人公論』も発行されるし、【悩みのるつぼ】もあるし、
で、記事は上野千鶴子さん尽くしです(笑)。
2012.5.26 朝日新聞be
【悩みのるつぼ】「婚外恋愛」はごまかし言葉 相談者: 学生 19歳 2012.5.26 朝日新聞be 19歳学生です。「婚外恋愛」についてお聞きします。 この四文字は「不倫」の遠回しな言い方、背徳行為に対する罪悪感や妙な美意識から生み出された逃げ口上に過ぎませんが、肯定的に捉える人々がいることに疑問を感じます。 結婚という制度・契約に何か乙女チックな幻想を抱いているわけではありません。しかし契約は契約。配偶者とうまくいっていなかったり、疲れたりして違う相手で気分転換をしたいことがあっても、一つの関係を清算してから次にとりかかるのが、恋愛のみならず人間関係でのルールではないでしょうか。 一つの家庭を持って愛する責任や家族を守る義務を負いながら、大したリスクを背負いあうことの無い誰かとの非日常を楽しむ。恋愛や結婚からの観点ではなく、人間の行為として鑑みてみると背筋の凍る思いです。 モラルというと陳腐に聞こえますが、法律も学校で教わった道徳も関係無い、グレーゾーンが広く深くてわかり難い、それでも踏み越えてはならない一線を引く努力から、今の人間は逃避していませんか。私の両親は、私や姉妹が成人したら楽しい老後を満喫する、と話しますが、「不倫だけはやめてね」と言っておきました。「するならちゃんと離婚するか相手に伝えてよ」と。「婚外恋愛」に肯定的な意見を持っていらっしゃる方に回答をお願いしたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 守れない契約はそもそも不自由 回答者:社会学者・上野千鶴子 「婚外恋愛に肯定的な意見を持っている」と思われたらしい上野に、ご質問がまわってきました。若々しい怒りと潔癖さが伝わります。あなたの怒りは、もっともです。契約したのに、その契約を平気で破るおとなたちに、あなたの怒りは向かっているのですね。 近代社会では結婚は成人した市民同士の契約です。そのなかには相互の扶養義務のほかにセックスを契約者以外としない、という項目が含まれています。契約外の第三者とセックスしたら契約破棄(離婚)の理由になる、そして相手に損害賠償請求できるという法的根拠があることから、この契約が結婚契約に含まれることがわかります。だからわたしは結婚をこう定義しています。 「たった1人の異性に排他的かつ独占的に自分の身体を性的に使用する権利を生涯にわたって譲渡すること」 この契約、守れますか? 既婚者のなかには、契約違反を平気でしている人たちもいますし、最初から守れないものとタカをくくって契約を結んでいるひとも多いようです。あなたはこれが許せないのですね? まったく同感です。少なくともわたしは、こういう契約はおそろしくて結べません。約束しても守れそうもないので、いちども約束しないできました。なんてバカ正直なんでしょうね(笑)。 こういう守れない契約を社会の基礎として成立した近代社会ってヘン、て思いますか? この謎を解きたかったらジェンダー研究へどうぞ。 ところで契約違反かどうかを判定する「一線」て、何でしょうか。配偶者以外の異性と一緒にお茶するのはOK?食事は?キスは?ベッドインは?セックスに恋愛感情が伴っていなければ許せる?それともセックス抜きで恋愛感情が伴う方が許せない?そのつど配偶者に許可を得たり、報告しなくちゃいけない?……許す許さないと、他人の感情と行動に権利があると思えるなんて、なんと不自由な契約でしょうねえ。聞けば聞くほど守れそうもなくなります。 はい、契約違反した人たちには、すべからく契約を解消していただきましょう。それがあなたの納得する解決ですから。 そもそもセックスの相手をおクニに登録して契約を結ぶ必要なんてない、と思いませんか? そうすれば「婚外恋愛」も「不倫」もなくなります。登録は親子関係だけでじゅうぶん。これがあなたの問いに対する根本的な解決です。 題字・イラスト きたむらさとし |
おまけ
ウィメンズアクションネットワーク(WAN)サイトの「ちづこのブログ」も読みごたえがあっておもしろいですよ。
以前は「とぎどき」でしたが、最近は「毎週更新」されているみたいでうれしいです。
何が裁かれたのか? 木嶋佳苗裁判 ちづこのブログNo.26 (2012年05月19日 WAN上野千鶴子web研究室) 北原みのりさんの新刊『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』(朝日新聞出版、2012年)が届きました。〆切りのある原稿をぶんなげて、一気読みしてしまいました。おかげで睡眠不足。 木嶋佳苗になぜ興味を持ったの?と訊かれて、北原さんは「全く全く全く、わからなかったから」と書きます。 ・・・・・(以下略)・・・・ 続きは、WAN「ちづこのブログ」でご覧ください |
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