お庭 2011-05-10 21:09:27 | Weblog 和風建築のお庭。 先日の一人旅のとき、キヨスクで買った文庫。 「庭をつくる人」室生犀星 著 生誕120年だそうが、彼の随筆、短編小説、韻文などが収められている。 最初の、「庭をつくる人」の中に、 「石」「つくばい」「垣根」「石灯籠」など庭を構成する素材について 彼の趣味が書かれている。 何気ない庭の中にも、意図的に、石やつくばいなどが配置されていること。 確かに、京都の竜安寺など、 石庭の中に、宇宙だったり、無限の世界だったり、抽象的なものを 象徴している。 西洋の花壇式のお庭ではなく、日本式の庭は、 色のにぎやかさの追求ではなく、「静寂」「侘びさび」の追求などだろう。 « ブナ科の花粉? | トップ | えもいわれぬ »