午後、定例の観劇会に行く。
小雨が降っていて、若干肌寒い天気だったので、長袖のパーカーを羽織っていく。
怪談 牡丹灯籠は、落語家の三遊亭円朝が高座で口演するというものだ。
あらすじは、書くと長くなるのでやめるが、男女の情愛、金、恨み、裏切りなどなど。そして、江戸時代のことゆえ、
切られて切って、殺伐として世相。昨今も、刃物沙汰事件があるが、もっと頻繁にあったのだろう。
おどろおどろしい牡丹灯籠、火の玉、悲鳴、雷鳴とまさにホラーそのものだった。
昔の人も怪談が好きだったのだろうか?
源次郎が、平左衛門の亡霊に出会い、絶命してしまうシーンは、映画などの映像だったら、CGとかで演出するのだろうが、舞台では、特殊な透明のシート、泡のようなもので、この世とあの世を混在する不思議な演出をしていた。
外国でやったらウケそうだと思った。