ジムで汗をかいて、シャワーをして帰ろうとしたら、
会員の人に、「今から羽生がやるよ。」と、暗に見ていくよう話しかけてきた。
マッサージ機のあるサロンのような所に、テレビが設置してあり
70代くらいのおばあさんたちが、数人陣取っている。
声を掛けてきた同じ年代の人はなんとテレビの真ん前に座っている。
まるで、自宅のリビングにでもいるかのようだ。
しばらくして、演技が始まった。
その間、おばあさんが、「陰陽師」とかつぶやいていた。
あとで新聞を読んだら、彼のテーマ曲なのだとか。
ジャンプをいっぱいやっていたが、私には全て同じようにみえる。
「サルコー」とか「トリブル」とか「ルッツ」とか解説者が言っても分からない。
後半、ジャンプのあと、多少よろめいたシーンがあったが、4分間の演技のあとは、彼の持つ独特な中性的な雰囲気とオーラが漂っていた。
そして、ケガからの再起というのがよけいに国民の同情をかったようだ。
国民、しいては、特に、中高年のおばさんたちが、歓声をあげて応援しているのを私は冷めた目で見ていた。
会員の人に、「今から羽生がやるよ。」と、暗に見ていくよう話しかけてきた。
マッサージ機のあるサロンのような所に、テレビが設置してあり
70代くらいのおばあさんたちが、数人陣取っている。
声を掛けてきた同じ年代の人はなんとテレビの真ん前に座っている。
まるで、自宅のリビングにでもいるかのようだ。
しばらくして、演技が始まった。
その間、おばあさんが、「陰陽師」とかつぶやいていた。
あとで新聞を読んだら、彼のテーマ曲なのだとか。
ジャンプをいっぱいやっていたが、私には全て同じようにみえる。
「サルコー」とか「トリブル」とか「ルッツ」とか解説者が言っても分からない。
後半、ジャンプのあと、多少よろめいたシーンがあったが、4分間の演技のあとは、彼の持つ独特な中性的な雰囲気とオーラが漂っていた。
そして、ケガからの再起というのがよけいに国民の同情をかったようだ。
国民、しいては、特に、中高年のおばさんたちが、歓声をあげて応援しているのを私は冷めた目で見ていた。