七月一日

今朝は、雨がひどく降った。

朝の通勤で、前に車がいると、変なスピードとか、急に曲がったりとか、神経を使う。

その点、前に、何も車がいないと楽だ。

そんなこんなで、今日も、出勤。

クラスのAくん。

朝、寝坊をして朝ごはんを食べてこれなかったという。

聞いていくと、いつもは、自分が先に起きて、その後、お母さんを起こして、朝ごはんを作ってもらうのだとか。

それが、今日は、７時だったので、その儀式をしなかったようだ。

お母さんが、朝、起きられないくらい疲れているのかと思い、

「工場の給食作りの仕事、忙しいの？」と聞いたら、

「それは、そのときだけ。指名がなかったから。」と。

母子家庭のそのお母さんは、仕事が安定していない。

バスガイドをしていたときも。

デリヘルも。

一応、準要保護家庭だ。

母一人、子一人の不憫な家族だ。

その子が、この先、ちゃんと成人していくことを祈る。