嫌な感じ

今日、話し合いがあった。

８人ほど、老若男女。

その中で、５０代が４人。私もその中の一人。

若手は、発言しないので、厚かましい私は自分の意見を話す。

支離滅裂になっていると自覚しつつ、自分の疑問点と意見を３分ほど語った。

すると、隣にいた５０代の私より年上の男の職員が、

強い口調で、否定し、私のことを「何、馬鹿なこと言ってんだ。」と言わんばかりだった。

その人とは同じ時期に勤めて４年目になるが、結構、こういうことがある。

初年度の初対面の印象も、良くなかった。

つっけんどんで、わからないことを聞いてもあまり親切に教えてもらった記憶がない。

でも、ある教科のオーソリティなので、みんな一目おく存在だ。

そのとき、嫌な感じだと思った。

話し合いが進行していく中で、５０代の美人女性の指導が良かったと褒める男の職員がいた。

その男は、常々、その美人にちやほやしている。

さらに、さっきのつっけんどんの男も、美人女性を評価するような発言をした。

内心、なるほど、万民に愛される美人は、得だなあと思った。

美人な上に、可愛げがあり、いつも笑顔だ。

男からしたら、たまらなく魅力的だろう。

アイドル的な人だ。

結局、私のへこんだ気持ちの上に、美人女性のほめそやしに嫉妬も覚え、読後感の悪い小説でも読んだ感じだった。

職場で、否定されるのは、辛い経験だ。

そうなると、その人を憎むし、しいては、その職場自体をも憎みたくなる。

更には、その美人女性さえも、疎ましく思い始める自分がいる。

人間とは、負の連鎖で、マイナスになると、どんどん、どん底まで落ちる。

今日は厄日だったようだ。