風花舞う日

早朝、意を決めて、厄払いに一人で行ってきた。

家からだと車で、３０分くらいの神社だ。

日曜日の８時台は、道路もすいている。

風花も舞っている。寒い。

なんとか駐車場にたどり着く。

玉砂利の参道を掃き掃除している神主さんがいた。

挨拶をする。

階段を上っていくと、「御祈祷控室」という建物があった。

真新しい建物で、木の香りがした。

受付に白い上衣、水色の袴姿の男性がいた。

お祓いをしたいというと、方法を教えてくれた。

その人の両方の手が真っ赤だった。ついさっきまで、冷たいものを触っていたか

寒い所にいたような感じだ。

用紙に記入して会計をする。

しばし、待つ。

私の他にも男性が１人みえた。

本堂に導かれる。

これまた寒い。何の暖房もない板の間だ。

厚着をしてきてよかった。

神主さんが、祝詞をおごそかにあげてくださる。１０分間くらいかな。

最後に榊を供える。

帰りに、名前を書いたお札とお神酒をいただく。

帰宅して、早速、神棚がないので、目より高いところ・・・本棚に置く。

どうか１年、災いが起こりませぬようお守りください。