福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

四季2018(6)温暖化、なのに秋田の冬は今後寒くなっていくのか

2018年03月21日 05時51分50秒 | 季節の話題
 なぜ、偏西風が蛇行したのだろうか?このことと温暖化はどのような関連があるのだろうか。ちょっと資料を読んでみた。
 
 偏西風が蛇行には温暖化による北極海の海氷面積の減少が関係しているらしい。
 北極の海氷面積は、春から解け始め、9月に最も減少、冬に再び増加する。夏に海氷が少ないと、秋になって気温が下がり始めても、氷が少ない状態が続く。11月ごろの晩秋になると、大気気温が下がる一方、海氷が減ると海洋温度と大気の温度差が大きくなってシベリア上空に高気圧が発生。それに押されてユーラシア大陸の上空で偏西風が南へ蛇行、日本へ流れ込む・・と言う。

 今冬は、米国東部や欧州にも寒波が押し寄せた。ワシントンでは年末年始の最高気温は零下となり、ポーランドやチェコ、ルーマニアなど東欧でも数十人が凍死したと伝えられた。東欧の低温、米東部の寒波も偏西風の南下関係があるらしい。

 宇宙からの観測で、北極海全体の海氷面積は90年代以降、増減を繰り返しながら、減少する傾向だという。
 国連気侯変動に関する政府間パネルの報告書では、北極海の海氷が今後増加していく可能性は低い、との見方強い。ということは今後秋田の冬は寒くなるのか??

 雪害の中で多いのは、雪下ろしによる事故で、毎年数10人~100人が犠牲になり、多くが高齢者である。高齢者はより若かった時の経験を忘れられなくて妙な自信を持っている。だから黙って一人で屋根に上る。命綱やヘルメットも持たない。高齢者は筋力、平衡感覚の衰えから体勢を崩した場合に戻せずにそのまま落ちてしまう。
 地域によっては若手が手伝っているが、若手といえども安全な作業では無い。

 それにしても豪雪地域でなんで屋根の形を整え、命綱をつける構造にするなどの工夫した住宅を作らないのだろうか?地域の建築家の怠慢でないか?

 雪が降る前も、降らなくなってからも結構寒気が居座っていて寒い。
 この一週間ほどは春らしい日差しと暖かな気温が得られている。秋田では路上の雪はほぼ消えた。東京でも桜の開花宣言がでた。来週中には満開となるらしい。

 雪が消えると園芸や畑が始まる。マネージャーの家内はやる気満々であるが、作業係の私の体力・気力は減退しつつある。春を迎える喜びは大きいが、ストレスも始まる。
 今年はどう折り合いをつけるか、思案中である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする