アンティーク・ディーラーを悩ませるのが商品の買い付け♪
どれだけ良いものを仕入れられるかがポイントだからです。
現在生産されていないものだけに、『売れたら必要な数だけすぐ注文』とはいかないのは承知ですが、これが出来たらどれほど楽か・・・。
ちょっと『ビジネス』とか『経営』とかかじっていれば、
『在庫を抱えない知的財産を売るビジネスモデルが良い』とか
製造業の現場のように『出来るだけ在庫を減らす』実践が必要だと分かるはずです。
アンティークの場合、まるで、この逆をいかねばならないのが辛いところ(笑)
さて、買い付けには必ず相手が存在しますので、良い関係を築き、お互いのメリットを出せるような取引が大切でしょう。
『わたしだけが良ければいい』
とか
『利益を独り占めしよう』などと思い、極限までの値引き交渉をしたとすると
→相手の利益が減る、もしくは、相手に利益が出ない
→関係が悪くなる、もしくは、ギクシャクする
→ひどいものしか紹介してこなくなる、もしくは、最悪売ってもらえなくなる。。。
当たり前の成り行きが待ってます(笑)
そもそもアメリカでは、売る側は『いつでも売ることを拒否する権利』を保持しています。
逆に、相手の言い値でばかり買っていても、販売できる価格にならない。
結果、長い目で見てお互いにメリットがあるところで落ち着くのが良策と言えそうです。
もちろん、わたしがお客様に販売するときにも当てはまります。
知り合いのアメリカにいるディーラーの中には2通りあって、
①極上品の話を持ってきてくれるが高い
②価格は安いが、良いものではない
本当は中間があたりがいいのかな・・・とも思うのですが。。。
『極上品を安く仕入れる』は理想ではありますが、現地のディーラでさえもこれを実現出来ている人は少ない。
不定期ではあるけれど、わたしにメールをくれる上記①のタイプのディーラーがいます。
過去に何度か取引しているせいか、わたしの好み(デザイン、材質、作り、色など)を『熟知』してて、いろいろと良い品を紹介してくれるマメで敏腕のディーラー。
例えば・・・
こんな綺麗なプランナーグループや
貴重なマッコブのチェア。。。
うーん、唸らせます。
だけど、高い・・・。
チェア一脚、3400ドル(34万円)。。。
でも、『高いから無理』という安直なメッセージは出しにくい。出すと、だんだん良いものが回ってこなくなります・・・。
そして、いろいろ方便さがし。
『価格は安いが、良いものではない』を紹介してくれるディーラーは多いですが、『いいものを紹介してくれる』ディーラーは少なく、紹介してくれるまでにも長い時間が必要。。。
うーん、悩みはつきず・・・。
『酒の席で接待・・・』なんて事があれば・・・♪
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