コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

『僕の小規模な生活』

2008-03-13 15:43:46 | アンティークディーラーの日常

『故郷は遠くにありて想うもの・・・』


私の故郷って?

もちろん、日本です、日本人ですから(笑) はい。

もっと言うと『東京』。さらに言うと、一番長く住んだ『大塚』というところ。

今、仕事の関係でちょっと戻ってきています。まだまだ、寒いですぅ~。寒冷地仕様の車があると思いますが、私の体は、すっかり『酷暑地仕様』。アリゾナのす・さ・ま・じ・い・暑さ(最高気温45度とか!!)に対応できるように・・・笑。おかげで、30度くらいまでは、クーラー無しでも平気!!

25年前の大塚は、東京の中でも、ほんとうにのんびりした街でした。コンビニも1~2店しかなく、生活者の居住の為の場所でした。

現在、コンビニの数は、10店舗以上になり、企業の数も増え、高いビルも増え、実家の窓から見る事ができたサンシャイン60の景色を見ることはもはや出来なくなってしまいました。

そんな東京にあって、コンビニは、都市生活者の『癒しの場所』?それは夜暗くなってから感じる。

同じコンビニに昼間訪れても、いわゆる買い物する場所なのだが、夜は特別。外が暗い分、店内の明るさが際立つし、同じ店内にいる他のお客さんの生活風景を想像してしまう・・・。

都心に近ければ近いほど、夜型生活者を普通に見かけるようになる。

20年程前、コンビニで深夜のバイトをしてました。時間は、夜10時から朝の9時まで。で、深夜、終電はとうに終わっているであろう午前3時過ぎなどでもお客さんがちらほらとやってきて、

『この人は、どんな仕事をしてるんだろう・・・?』

と漠然と思うことがちらほら。

そしてマンガ。

ふと手にした『マンガ』から癒しを得る事が少なくない。理由はわからないけれど。

まだ、『オタク』などという言葉が存在しない時代、『マンガ』は良くないと言われた時代があった。社会人が電車の中で『マンガ』を読むのは体裁が悪いと言われていた。でも、最近は、なんとなく、そんな『マンガ』を支持する人々の気持ちが少しずつわかってきたような・・・。

夜、『マンガ』雑誌のページをペラペラとめくってみると、都市生活者の疲れを和らげる、癒される光景を思い浮かべる。

すぐに読んでしまうのがもったいないような気持ち。ちょっとした、ちっぽけではあるけれど、疲れた体にじわぁ~っとしみ込んでくるようなマンガ。

アメリカではオリジナルのマンガ文化は皆無に近いが、日本の有名なマンガ『ナルト』や『ワンピース』などが英語翻訳され、大手ブックチェーンの一角を賑わせていて、それらの熱狂的なファンも多い。改めて、日本のマンガの力強さを感じる。十分な競争力を持った、グローバルに通用する商品であり、誇るべき文化。

各セリフを追っていくと、確かにストーリーは把握できるものの、そのストーリーの社会的背景などを、日本の非居住者が想像する事は難しい。ましてや、マンガからじわっとした癒し効果を得る事など無理だろう。残念だけど。。。


福満しげゆき先生の『僕の小規模な生活』。オススメです!!


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コメント
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